2002 FIM世界耐久選手権シリーズ第6戦

”コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース

総合12位

S-NKクラス 3位

208LAP

応援ありがとうございました!

 

2002年鈴鹿8耐

今年もまた、昨年に続き中井さんとのコンビで、鈴鹿8耐に出場する事ができ、機会を与えてくださった(株)日本ビート工業の皆様に感謝しております。

今年の8耐は、マシンを昨年の仕様より排気量を900cc〜948ccにupしトルク、燃費の向上を狙い、昨年の8回ピットを7回ピットにし、昨年の206ラップ以上を周回し、予選では20位以内に入りスペシャルステージに残ることがチームの目標でした。

まず、金曜日の予選結果なのですが、天候に中々恵まれず予戦中にたびたび雨が降り予選総合29位、2'12.427止まりで今年もあえなく観戦側に回ってしまいました。
今年の予選は、昨年とは違い二人のタイム平均でなく、チームのベストラップが採用されるので、本当に私の力量不足で、チームの期待に応えることができず残念でした。

土曜日は、丸1日空いた状態なので、早めにピット練習、作戦ミーティングをこなし次の日の決勝に備えました。

一夜明け、決勝では、トラブルもなく順調に周回を重ねていったのですが、昨年より気温が高く序盤、私も中井さんもタイヤが、路面温度となじまず思った以上にタイムが上がらなかったこともあり、同じクラスを走るスズキ勢、ヤマハ勢にリードを許すも中盤以降よりタイヤもグリップしだし、反撃開始!クラス4、5番手を走行していましたが、頑張りの甲斐もあってクラス4位確定位置をキープ、それでも私と、中井さん、ましてやチームにとっも3位と4位では、大違い、鈴鹿8耐は終わるまでわからない、私も、4回目のラストLANでもベストを尽くし最後を走りきる中井さんにバトンタッチ、ここからがドラマの始まり、まずライダーチェンジの時は毎回タイヤ交換をするのだが、
チームも中井さんも最後のチャレンジと言うことで、タイヤ無交換の給油のみ、私は、祈るように控え室モニターで、応援をしつつ後片付け、どう考えても4位確定かなと思っていたら残り5分の所で、クラス上位を走るNo31WINS FACTORYに休憩時間不足のペナルティー、ピットストップ2分が出され、運も実力のうち?てな感じで、17秒ほどの差でクラス3位になる事ができ、チームとして2年連続表彰台に上がれ炉ことができました。

今年はでも、マシンの燃費が良く7回ピットも無事達成でき周回数でも昨年を2周多く回る208ラップ達成チームスタッフの総合力を痛感させられました。
今年も気が付いてみたらカワサキ最上位、総合12位、X−Fクラス3位と言う位置まで上り詰め、今年もまた最後まで、ねを上げずに走ってくれたBEET9R号は、良くがんばってくれました。

また、来年につながる結果をスタッフ全員と共に掴んだ結果で幕を閉じることが出来ました。本当に協力していただいた関係者の方、私個人を応援していただいたスポンサーの皆様 ご声援、ご協力ありがとうございました。

高橋 芳延  2002年8月