4月1日(月)
 四月一日と書いて「わたぬき」さんという名字があるように、今日から本格的に春である。不景気なりに、会社は新入社員が入ったり、私のような職場異動組も多くいたであろう。気持ち良い快晴で、まずは良かった良かった。絶好のスクーター日和なのだが、Vinoは家でお留守番。実はそれが今日だけではなく、ひょっとするとしばらくは単なる飾り物になるかもしれない、という危機に曝されている。
 それと言うのも、今度の通勤経路の何処でスクーターを利用できるかと地図を首っ引きに検討した結果、どうやら今回はVinoは出番がなさそうだと判明したからなのだ。電車を2つ乗り継いで行った先の駅前から職場前まで、路線バスがほぼ5分おきにあるのだもの。わざわざ再び30km近い距離を走ってスクーターを持って行くメリットはない。そうすると、やはりお買い物orお散歩マシンになるのか?でも休日とか、仕事後ってあまり出歩かないような.....ミラーまわりとかサビが浮いてるから、早くキレイに磨いてはあげたいのだけど.....。
 暖かい週末があったら、とりあえず洗車して、それからゆっくりお出かけ先を考えることにするかな。どうせお散歩なら、ピッカピカになってから、気持ち良ーく走りたいもんね。Vinoも私も、ね。

4月3日(水)
 疲れた時の癒し方も多種多様にあって、アロマテラピーやらも流行っているし心惹かれるものはあるのだが、最も手っ取り早い方法として私は帰宅途中で書店に立ち寄る。疲れていて本を手に取る気力すらない時でも、本に囲まれているとだんだんと気分が落ち着いてくる。うっかりすると元気になりすぎて買い込んじゃったりするのが唯一の問題だ。
 というわけで、本日も書店をぶらぶらしていたら、『Scooter Fan』の最新号を見つけた。他の雑誌が平積みになっている上に、どういうわけだか一冊だけ載せられていたのだ。ほくほくと手に取ってみると、これがなかなか充実度高し。ビッグスクーターだけでなく、スクーター全般を幅広く取り上げてある。特集として最後の方にモペットファンの方々(とその愛車たち)が掲載されていたり、試乗モニターのレポートがあったりと、読者参加企画に近いものが多くあるのもユニークだ。近々スクーターカタログ最新版が出るらしいし、いつの間にかスクーターファン層って広がってきている?ちょっと嬉しい気分になって、家路に着いたのであった。

4月6日(土)
 我が家の春の風物詩と言えば、J氏の鈴鹿行脚。今年も金曜に仕事からいったん帰り、急いで身支度して夜行バスで旅立っていった。一人でお留守番はつまらないので、友人とお台場にでも行こうと昼から出かける。新橋でゆりかもめに乗り換えようとして、ふと目に留まった壁のポスターに『モーターサイクルショー』の表示があるではないか!とりあえず台場は後回しにして、ビッグサイトに向かう。
 ビッグサイトの西2ホールと外を使っての展示はなかなかの見ごたえあり。どうしてもスクーターとモペットに目が行くのだが、なんとVinoを生産しているはずのYAMAHAには小型スクーターの展示がない。HONDAもSUZUKIもちゃんと小型スクーター・小型バイクの展示をしているというのに、どうして!?売る気ないのか?
 PEUGEOTのモペットは『アメリ』に出てきたらしく、お洒落な乗り物として注目が集まっている...というか、集めたい、らしい。フレンチ・カフェのコーナーまで併設されていた。もっとも、あまり利用されていないようだったが。
 全体を見ての感想としては、
「やはりイタリアのバイクはデザインがいい」
という一言につきる。会場にいられたのは約2時間だったけど、いろんなバイクを(自分では乗れない大型も含めて)見ているだけでも十分に楽しかったので、来年はもうちょっと時間をかけて見てみようかな。
 帰宅してからもらってきたパンフ等をチェックしていたら、原付乗り方スクールのチラシに自分が写っているのを発見。一昨年の秋に参加した時のだ。こんなとこに使われているとは。寝不足でむくんだ顔+着膨れ状態なんだよな...見なかったことにしよう、うん。

4月9日(火)
 日曜は仕事でGP放映を見られなかったのだが、録画はしっかりしてあるので月曜に帰ったら見ようと思っていた。なんせライブで見てきた人が家にいるので、現場ではどうだったという生コメントを聞きながら見られるのが楽しいのだ。レースにしろ、他のスポーツにしろ、やはり最初に観るポイントを解説してくれる人がいるとすんなり入っていきやすいのかもしれない。
 しかし、結果としてビデオは見られなかった。疲れていたので寝てしまったからだ。生放送での中継なので4時間半弱になるし、これまでの例から考えて、見始めると最後まで観てしまうのだ。今日は解説者の帰宅が遅かったのでまたもや見損ねた。明日は見られるだろうか。まあ、地上波放送の超ダイジェスト版だけは観てるから、どうしてもすぐ見たいってわけじゃないんだけどね。

4月10日(水)
 2002年MotoGP開幕戦、125ccのレースを観た。GPの開かれた鈴鹿のコースはシーズンオフの間に改修が行われ、一部コースが短縮されたりしているらしい。それがレースにどう影響するのかは私には全くわからなかったが、J氏にもわからないらしいので、とりあえず流して観ることにした。
 それにしても、転倒の多いレースであった。37台のバイクが走って、完走したのは19/37。ほぼ半分がリタイアしたことになる。土曜の夕方から降り続いた雨に祟られたのか。テレビ画面でもわかるほどの降りだったもんなあ。スピードが乗ったまま転倒して滑っていくマシンとライダー。ダイジェスト版でもないのに次々と連続して転んでいくのが、悲しいやら可笑しいやら。やっぱ、雨の日は危ないよ。

4月14日(日)
 やっとWGP鈴鹿を見終えた。木曜日に250ccクラスを観たのだけど、とにかく転ぶ転ぶで痛々しくなってしまい、他に出かける用事などもあり、MotoGPクラスは今日になってしまったのだ。
 で、結論。ロッシは速い。
 去年までの500ccでも速かったけど、今年の4ストロークマシン990ccでも断トツに速い。出遅れて5位スタートだったのに、気がついたらトップになってて、そのまま逃げ切ってゴール。2ストマシンと4ストマシンの差もあったんだろうけど、2ストの加藤大治郎が周回遅れにおいてかれるほど速かった。うーん、どんな速さなんだ。
 とは言うものの、実は2ストと4ストの違いがよくわかっていなかったりする。Vinoを買う時にHONDAのGiorno CREAとどちらにしようと真剣に悩んだのだけれど、違いがわからないのでデザインが好きな方にしたのだ。4ストの方が環境にやさしいらしいんだけど、速く走れてしかもエコロジカルだったら、世の流れはそちらに行くのだろうか。そのうちVinoみたいな2ストのスクーターはOld Fashionedになってしまうかも。でもエコロジカルな方がいいし、うーみゅ、悩ましいなあ。

4月16日(火)
 誕生日なので、何か面白いものはないかとプレゼント(自分用)を探しにネットサーフィンしてみる。同じ日が誕生日の幼馴染みは、「毎年とっていた誕生日休暇が、忙しくて今年はとれない!」とお嘆きであったが、結婚後初の誕生日なんだからそれくらいは我慢しなさいって感じですな。
 それはともかく。とりあえず、メッシュのライダージャケットでも買うかと見てみたが、現在のウィンドブレーカーより良さそうなものは見つからない。ついでにモペット、スクーター、カブラなども見てみるが、やはり新しいのを買うにはVinoを手放すのが大前提かもしれないと思われ、諦める。仕方ないからVinoのミラーでも磨こうと思い立ったが、夜遅くなってきたのでパス。やはり晴れた昼間にやるべきだろう。週末の晴れを祈るか。

4月19日(金)
 今日も今日とてテレビを流しつつ遅い夕食を取っていたところ、ドラマの中で二人乗りしてるスクーターに目が行く。Vespa、しかも松田優作が乗っていたのと同じ色じゃないか?こないだのモーターサイクルショーに出ていたのは赤で、それはそれで綺麗だったんだけど、あの白はなんとも言えずいいよなあ。しかし、二人乗りできるサイズの、つまりはスピードも出せるタイプのスクーターに乗るのに、半キャップのメットは危なくないのか?しかも恋人を乗せるんなら、せめてJタイプ...と思ったんだけど、それじゃあ運転してる俳優の顔が見えないからダメなのか?うーん、難しいなあ。

4月20日(土)
 起きて寝て起きて食事して寝て起きてシャワーを浴びてのんびりしてたらもう夕方。あら?これではVinoの洗車をする時間がないじゃないか。今日は誕生日ディナーで銀座レカンに行くのだ。予約してあるから急がなくっちゃ。久しぶりにコンタクトにして化粧もしてお洒落してお出かけなのだ。
 実はスクーターに乗り始めた時に、コンタクトを常用するようにしようかと思ったことがあり、その時に作った使い捨てコンタクトレンズは重宝している。実際にはスクーターに乗る時に使ったことは一度もない。理由は簡単で、スクーターに乗るのはほぼ通勤時に限られていて、職場では眼鏡にしておかないとエアコンで目が乾燥しまくって痛くなるからなのだ。さすがに通勤10分やそこらで使い捨てにするのはもったいないから使えなかった、というわけだ。結構情けないが、そもそも予測できたのでは?現在はパソコン対策で度数を下げた眼鏡と外に出る時の眼鏡を使い分けているが、これもかけ直し忘れることが多いので、そのうち新しい方は忘れ去られるのではないだろうか。大いなる無駄遣いなのかもしれない...。

4月28日(日)
 世の中では昨日からGolden Weekに突入しており、海外や国内の旅行ラッシュがニュースになったりもしている。カレンダー通りだと間に平日を3日挟むとは言え、貴重な3連休と4連休になるはずだし、ちょっとどこかに出かけるのにもいいタイミングだと思われる。今日も今日とて天気もいいし、お出かけにはぴったりの休日だったが、日頃の疲労の蓄積と、昨夜調子に乗って空けてしまった日本酒8合(二人で、だが)が祟ってごろごろ過ごしてしまう。しかしJ氏はなんとも元気で、川口の書泉ブックドームでバイク本フェアをやっているし、上尾のライコランドにも行きたいと言う。はいはい、行ってらっしゃいな。私は留守番しててあげるから。
 2週間前に届いてから大喜びで街着にしていたPair Slopeのライダーズジャケットをやっと本来の用途で着られる嬉しさも手伝ってか、J氏はいそいそとNinjaで出かけて行った。夕方、帰ってきたと思ったら「Vino貸して」。ん?30分も立たない間に再び帰宅。あとで聞いたら「埃をかぶってしょんぼり停まってる姿があまりにも不憫だったんで乗ってあげたんだよ」とのこと。う、耳が痛い。本来のオーナーは一日中家から一歩も出ずにコミックスと文庫本と新聞を積み上げて読んで喜んでいたんだよね。すまん、Vinoよ。
 ありあわせの夕食を食べて、J氏が本日のお土産として買ってきてくれた酒井かおり著『赤土まみれのオーストラリア』(東洋出版)を読む。ワーキングホリデーでオーストラリアに行こうと思い立ち、オーストラリアならバイクで回ろうと思いついて教習所に通い、なんとか免許を取って渡豪。現地でSUZUKI DR200を購入してオーストラリアを一周する間に事件やら事故やらに多々遭遇し、ついでに生涯の伴侶にも巡り合ってしまった女性の旅行記である。軽い調子ですいすいと読み進み、あっという間に読み終えてしまった。こういうのを読むと、よし自分もと二輪免許取得の具体的プランなんぞを立て始めるのだが、どういうわけだかいまだ実践に至ったことはない。その前に埃まみれのVinoを労ってやるべきかな。反省。

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