![]()
福島紅葉狩
2000年11月3日(金)
「連休には旅行に行こうね。温泉なんていいよね。ひたすらのんびりしようね。」
と、話していたのに、予約担当J氏がさぼっていたために10月末になっても行き先が決まらない。行楽シーズンの連休なんて、もうどこも泊まるとこ見つからないんじゃない?諦めて部屋掃除でもしようかな。でもせっかく二人一緒に連休なんだから、どこか行きたいよ。それじゃ、ネットで探してみようか。
そういうわけで、火曜日の深夜に突然『旅の窓口』から予約した「湯岐山荘」へ行くことになった。福島県の南の端、塙町にある湯岐温泉(ゆじまたおんせん)という辺鄙な山の中の温泉宿らしい。一泊二食付きで大人一人9000円という超破格な価格設定に不安は感じるけど、写真で見る限り綺麗で景色もよさそうだし、食事も美味しそうに見える。東京からだと片道3〜4時間だろう。普段はツーリングワゴンとは名ばかりで街中をお買い物に走らされているレガシーで走ろう。よし、決まり。
予定では正午には出かけようと思っていたのだけど、起きられるわけもなく、 午後2時にやっと家を出る。友人と会って物の受け渡しをせねばと待ち合わせた電気屋で、いきなりThinkPad
i1124を購入。店頭展示品の現品処分で割安ではあったんだけど、衝動買いですな。このところ持ち歩きマシーンが欲しい欲しいと思いつめていたのだ。やっちまったぜだわ。わはははは。
気を取り直して出発。用賀ICから首都高3号線−環状線−6号線。三郷から常磐道を2時間走り、高萩ICで降りてすっかり日が落ちて真っ暗な山中をくねくねと行く国道461−349号で約40分。正しい道を走っているのだろうかと不安になる頃、やっとのことで到着できた。
軽く一風呂浴びて、さっそくご飯だ。先付け3品、鯉の姿造り、鮎の塩焼き、野菜の天麩羅、山菜と野菜の煮付け、菊と胡瓜の酢の物、山菜鍋、うどん、茶碗蒸し、ごはん、ビール、冷酒。お腹いっぱい。疲れも手伝って、すぐに爆睡であった。
11月4日(土)
朝8時の朝食を取り、一路北上して磐梯山を目指す。正確には磐梯吾妻ラインの紅葉を目指しているのだ。私には地図上の距離と実際の走行時間の関係が把握できていないので、希望は述べるもののルート決定はJ氏が行っている。彼はこの辺りを何度かバイクで走っているので土地鑑もある程度あるのだ。
茨城街道−棚倉街道−白川IC−東北道−福島西IC−磐梯吾妻スカイライン−浄土平−猪苗代湖−会津若松IC−磐越道−東北道−白河IC−棚倉街道−茨城街道。
紅葉がすごかった。ススキも綺麗だった。
高速道路なのに街灯が全然なくて怖い。
浄土平、吾妻小富士は空気が薄くてつらかった。
さざれ石のキノコの味噌汁サービスは美味かった。
しかし。J氏がいつものツーリングのつもりでコース設定をしてしまったので、車で、しかも観光しつつだと時間が足りなーいという状態になってしまった。おかしいなあ、午後の早い時間に裏磐梯から会津に向かって出てこれるつもりだったのに。結局、郵便局でお金を下ろさねばと会津若松市内についたのが午後5時ぎりぎりで、それから湯岐に戻ったら8時過ぎ。連日、遅くなって申し訳ない。ご飯が冷めてしまいましたね。
11月5日(日)
今日はもう帰るだけだ。頑張って朝8時にまた起きて朝食を取り、紅葉で燃える山に別れを告げる。帰りは別の道を通ってみようと常磐道いわきICを目指す。結構近いか。しかし福島県て広いのね。
途中のサービスエリアで藁包みの納豆を買い、ほくほくと喜びつつ帰宅。東北方面に行くのだったら、絶対に買って帰ろうって思ってたんだ。J氏は納豆はあまり得意じゃないはずなんだけど、藁包みのやつは美味しい美味しいと食べるんだよね。確かに普段買っているのより美味しいと私も思う。なんというか、豆がほっこりしていて、味が濃厚で芳醇なのだな。
それにしても、都内に入ったらいきなり車も人も多いなあ。でも、街路灯もないとこより、こっちのが好きだと思ってしまう私は、やはり街中暮らしがとことん染み付いているのだろう。はああ。