2月に入ってから、また仕事が忙しくなり、今週末は かなり久しぶりのチェス三昧となった。
しばらく前にNew In Chessから「Sicilian Love」が 届いて、すぐに並べまくったけども、半分くらいで 止まってしまって、ほったらかし状態になり、 そしてまた昨日「How To Reassess Your Chess」が 届いて、昨日・今日ですぐに100ページほど読むという、 よくわからない中途半端な読み方になってしまっているのだが、 まあ仕方ないかな。内容的にはどちらも非常に良く、 満足している。「Sicilian Love」はSicilian限定トーナメントという 企画も面白いが、解説(多くがJeroen Piketによるもので、 たまに対局者自身の解説がある)がまた良くてためになるし、 並べていて楽しい。
今日は「How To 〜」を読みつつ、Fritz7のオンライン対局で Blitz。このFritz7のオンライン対局が結構良く(面白く)、 時間帯にもよってはあまり人がいなかったりもするけれども、 ICCよりも良いのではないかと思う面もある。 Unratedな人に負けて、(自分より強かったのに) いきなり30ポイントくらい持ってかれたのは 「おいおい」と思ったが、今日は一瞬2000を割ってもすぐに 復帰して2010〜2030で推移。まずまず満足である。
ところで、今年2000題が目標のコンビネーション問題集への 取り組みだが、1月は大きく貯金したものの、2月で貯金を使い果たして、 ほぼプラマイゼロになった。2/24今日現在、今年の累積回答問題数は318題、 年間2100題ペースである。もうちょっと頑張らなければならない。
一昨日の夜、Amazonから「The Amature's Mind」が届いた。チェスの洋書は 以前に購入したきり未読のままのものがまだ何冊も残っているのだが、 どういう訳かまた買ってしまう。多分、チェスの本は いつの間にか入手困難になることが多く、気になった本は 買っておいた方が良いという判断なのだろう。 以前購入を検討していた「Sicilian Labyrinth」は 今となってはどこを探しても売っていないし、 「Sicilian Love」も随分色々なところを探したが 先日やっとのことでNew In Chessのサイトで見つけたところである。 もちろん注文しておいた。
本が届いてからの2日間で「The Amature's Mind」を200頁読んだ。 チェスの洋書としては、史上最速のペースで読み耽った。 夢中になるほど面白い。この本は、 ストラテジーの本でもあり、読みについての本でもある。 IMである著者がアマチュアに対する指導方法として、 著者との対局中に何を考えているかを全て声に出して 説明させ、それを正していくのだが、 多くのアマチュア・プレーヤーが何を間違えるのか、 非常に参考になる。また、この本で説明されている ストラテジーの考え方自体が非常にわかりやすい。
この2日間の200頁の読書で身につけたことを武器に、 Fritz7に挑戦した。実は最初の1局を勝った後、2010のFritz7 に5連敗してしまっていた。昨年末だったら考えられない結果である。 1勝1敗を続けていたものの、どちらかというと白番・黒番を連勝する チャンスは自分にあると思っていたからである (が、2局のうち1局はミスが出て負けてしまっていたと)。 しかし、負けが込んだついでに、もうしばらく 打ちのめされてもいいから、レーティングを上げて やってみようと思った。対等なチャンスのゲームはここしばらく随分楽しんだし、 また自分より少し強くて目標となるくらいのレーティングのプレーヤーとの対戦に戻してみようと思ったのである。 そんなわけで今日は2100のFritz7との対戦である。
正直に言って、2100のFritzは強かった。明らかに2010の時よりも 強かった。最初の5局は1勝4敗。 しかし、「The Amature's Mind」の教えを少しは生かすことができたのか、 そこから巻き返して次の4局は2勝2ドロー。通算で3勝4敗2ドローだから、 大善戦と言えるだろう。もちろん、この結果が全て本のおかげだとは思っていないが、 この本で学んだことを実践しようと強く意識しながら対局していたことは 確かである。Fritzは学んだことを実際にゲームに応用してみる場としても 非常に有効である。学んだことは忘れないうちに実践してみることが大事だと思う。
新年最初の対局をFritz6相手に無事勝利で飾り、幸先良い スタートを切った(その後4連敗くらいしたが、最初を勝ったのが重要)。
さて、新年といえば、今年の目標を立てなくてはならない。 チェスを始めた最初の年と違って、レーティング400点アップだとか 500点アップだとかいうことは無理だが、やはり「1年前と比べてはっきり上達した」 というところまでは狙いたいものだ。個人的な意見としては、「誰が見てもはっきり上達した」というのは レーティングにして200点アップくらいだと思うので、これを目標としたい。 私の将棋歴の中でも、このくらいのレーティングの頃に1年で200点アップは できていなかったので、達成はかなり難しいと思うが、頑張れば不可能ではないという気もするので、 目標としては適当なところだと思う。もう少しはっきり目標を書いておくと、 「2002年末までにレーティング2200のFritzと互角の勝負ができるようになること」 ということにしておこう。
これを達成するための学習法に優先順位をつけるならば、
ということになる。Fritzと数多く対局することのメリットは、Fritzはこちらの簡単な コンビネーションの見落としを見逃さずに突いてくるために(人間だと見逃すことが非常に多い)、 エラーの多さについては謙虚にならざるを得ないということがある。おそらく、中盤での 簡単なコンビネーションの見落としが対Fritz敗戦の原因の第1位だと思う。 これがなくなれば即座に100ポイント上がるのではないかと思うくらいである。 だから、これがまず私にとって最重要である。これについても 「中級レベルのコンビネーションの問題集を年間2000題こなす」という 具体的な目標を立てた。200点アップを狙うにはちょっと心許ない 数字かもしれない。本来なら5000題とかいうのが本筋かもしれないが、 ちょっとそこまでできるか自信がない。2000題なら達成可能に思えるので、 これは最低のノルマとして考えよう。
ところで、今日Fritz7を入手した。まず、以前と同じく レーティングを2010に設定したのだが、その時にFritzの レーティングが2450まで設定できるようになっていたのに気が付いた。 これは非常に嬉しい。 Fritz6では2050までしか設定できず(私の場合だけかもしれない。 設定可能な範囲はその時のユーザのレーティングに依存するのかもしれない。)、今後上達したら対応できなく なってしまうのかな、と心配していた。しかし、色々トラブル (バグとかいうことではなく、使い方の問題で)があって 何度かインストールしなおしたら、なぜか上限2350に変わっていた。 ともかく、1局だけ2010のFritz7とレーティングゲームをして なんとか勝利。これまた縁起が良いではないか。
次にFritz7の目玉、ネット対局に挑戦。最初のアカウントを作って サーバに接続するところで何度か失敗。なんとかうまくいったが、 毎度のことながら、どうもユーザインターフェイスがわかりにくいと思った。
ログインしていたのは100〜150人というところ。最初に思ったのは 上級者の層が厚いということだ。初級者は少ないしうえに、中級者よりも 上級者が多いのではないかとさえ思えた。プレーヤーのリストに 国旗のアイコンが表示されるのが特徴なのだが、やはりと言うべきか、 ドイツ国旗がたくさん並んでいた(Fritz7の発売元であるChessBase社は ドイツの会社)。あと、他のプレーヤーが自分の居住地 (私は東京都民ではないが、とりあえず東京を選んでいる) から何千Km離れているかなんてのが表示されているのも目をひく。
初日の今日は5/0のブリッツで5勝1敗1ドローという好成績。 2000点台の相手に敗れたものの、1900台の相手に2勝1分けなど、 その他を負けなしで終え、暫定(だと思う)ながら レーティングは2000点台となった。運良く好成績となったが、 指してみた感じでは、1700以上の相手はみな強かった。 ICCと同じくらいのレーティングのレベルなのではないかと思う。 ともかく、こちらも縁起良くスタートすることができた。