ICC
ICCの基礎知識
ICCはInternet Chess Clubの略でインターネット上でオンライン対局ができるチェスクラブです。
特徴として以下の点が挙げられます。
- 有料の会員制です(2000/04/06現在1年間$49ですがICCのサイトで確認してください)。
- ICC専用のソフトウェアBlitzIn2が必要です。これは無料で入手できます(BlitzIn2の項を参照)。
- 世界中の会員で構成されています。公用語は英語でアナウンスは全て英語です。
- 会員のレベルがICCレーティング3桁から3000超まで多様です。GM/IMの会員も多数で、コンピュータプログラムも
参加できます(通信プロトコルなどICCとのインターフェイスについては良く知りません)。
- 対局の種類がBullet(超早指し)、Blitz(早指し)、Standard(通常の長めの持ち時間の対局)の3種類に分かれていますが、
主流はBlitzでStandardは少ないです。5/0や2/12が比較的多く行われています。
- 全対局レーティング計算の対象になります。上記3種類に分けてレーティング計算がされます。通算成績も参照可能です。
このレーティングおよび通算成績の情報は対戦相手のものも見ることができますし、それどころか任意の会員の
ものを見ることができます。
- 他の対局を観戦可能です。GMやIMの対局が行われている時には観戦の案内があります。また、プロトーナメントの
ライブ中継が行われることもあります。
- 会員間のコミュニケーションの手段がたくさんあります。対局中のチャット、特定の会員へのメッセージ
(簡易版E-Mailのようなもの)、チャネルと呼ばれるコミュニティ内の同報通信などです。
- 各種イベントがたくさん行われています。トーナメント、指導対局、同時指導対局、レクチャーなどです。
多くは無料ですが、指導対局などで有料のものもあります(それでも$5程度)。
- EST(アメリカ東部時間)がICC時間です。日本とは通常14時間の時差があります(夏時間の扱いとしては
やはりサーバの時計を夏時間に合わせるのではないかと思いますが、未体験なので良く分かりません)。イベントの良く行われる
時間帯である夜は日本では翌日の朝になります。例えば水曜日の午後7時から始まるイベントは
日本では木曜日の午前9時からということになり、社会人の方は参加が難しいということになります。土日には
ICC時間で昼間のイベントもあります。
BlitzIn2
BlitzIn2はICCで対局を行うための専用ソフトウェアです。ICCのWebサイト(リンク集参照)から入手できます。
ICCは有料の会員制ですが、BlitzIn2にはゲストアカウントでログインする機能も最初から組み込まれていますので、
BlitzIn2をダウンロード後、すぐにICCに接続して対局してみることができます。
ICCに接続した直後の画面です(レイアウトは一例です)。
- 左下のウィンドウはICCからのアナウンスが表示されるコンソール画面です。上2/3にはイベントの案内が表示されています。
指導対局やトーナメントの案内が見えますね。
下から4行目にはメッセージが2通届いていることが表示されています。
コンソール画面の一番下のコマンド入力フィールドで"message"と入力すれば読むことができます。なお、ICCの
サーバ側のシステムはUNIXオペレーティングシステムを御存知の方ならなじみやすいようになっています。
SEなどの方はこのシステムにちょっと感動するかもしれません。その分一般の方にはとっつきにくいのではないかと
やや心配なのですが、多くのコマンドは手入力しなくてもBlitzIn2のメニュー操作でできるようになっています。
一番下の白い文字の部分ではGM対IMの対局が行われていることがアナウンスされています。観戦したい場合には
下線の引いてある部分の通りにコマンド入力すればOKです。
- 左上のウィンドウは対戦相手募集の広告一覧です。縦軸は広告を出した会員のレーティング、横軸は持ち時間の長さです。
点線で3つの部分に分かれていますが、これは左からBullet、Blitz、Standardの対局であることを表しています。
広告の詳細情報はグラフに表示されている小さな点の上にマウスカーソルをもっていくと表示されます。
広告を出した会員の名前と、正確なレーティングおよび持ち時間、その他条件が表示されます。
自分で広告を出したい場合には「Seek」ボタンを押して情報を入力します。
- 広告の詳細情報を見て対戦したいと思ったら小さな点をクリックします。条件さえあえば多くの場合自動的に
右側のチェスボードのウィンドウで対局が開始されます。白と黒の決定も多くの広告主は「Auto」を選択しているので
自動で決められて、すぐにチェスクロックが動き出します。開始時にはゴング(?)が鳴ります。相手をチェックメイトした
場合や相手が投了した場合には終了のゴングがなってそこで終わりです。自分が投了したい場合やドローを提案する場合には
それようのボタンを押します(この対局開始前の画面には表示されていませんが心配しないで大丈夫です)。チェスボードの
一番下にもコマンド入力フィールドがありますので、これで対戦相手と話ができます。
ICC用語
ICC特有の用語については「チェスと英語」を参照してください。