ナンテン(南天)

ナンテン ナンテン
シャキッとした形しているのネ! 雪をかぶったナンテンの実

科名   メギ科
      (中井猛之進博士はメギ科からナンテン科を独立させている…
      朝日新聞・「花おりおり」01.6.28)
花色   白
花径   0.6cm
果実   0.6〜0.7cmの球形(11〜12月に赤く熟する)
花期   5〜6月
樹高   2m
分布   本州(茨城)以西の日本・中国・インド
名前の由来 「難転」あるいは「成る天」とか。
         「難を転ずる」の意味から縁起木とされ、園芸種も多い。

乾燥した実から、せき止めの薬が作られるそうです。これが、「ナンテンのど飴」などになっているのでしょう。また、葉には「ナンジニン」などを含んでいるので、殺菌作用があるそうです。

そういえば、祖母や母が、重箱のお赤飯の上にナンテンの葉を乗せていたのを思い出します。単なる飾りではなかったのですね。何気ない風習が、案外、理にかなっていたということでしょう、やっている当人達には難しい理屈は分からなかったにしても・・・。