マンリョウ(万両)

マンリョウの花 マンリョウの実
マンリョウの花(夏)…8mm位 マンリョウの実(冬)…6mm位

科名    ヤブコウジ科ヤブコウジ属
分布    関東以西、四国、九州、沖縄、アジア東南部
花色    白色   
実の色   赤
       黄(キミノマンリョウ・黄実の万両)
       白(シロミノマンリョウ・白実の万両)
花径    0.8cm
花期    7月頃
樹高    0.3〜1m 
名前の由来 
       ★センリョウ(千両)よりも、多くの実がつくので、万両とした説。
       ★センリョウ(千両)よりも、姿がいいからという説。

常緑小低木。晩秋に実が赤く熟し、翌年の晩春まで残る風情ある植物です。

センリョウ(千両)、マンリョウ(万両)と対にして呼ばれることが多い植物ですが、センリョウはセンリョウ科センリョウ属で、二つの間には何の類縁関係もないそうです。とは言うものの、二つの植物は、この名前のために縁起にいい植物の代表にされています。

 マンリョウとセンリョウの違い
     マンリョウ・・・葉の下に実がつく
     センリョウ・・・葉に上に実がつく

 ほかに、
     ヒャクリョウ(百両)・・・カラタチバナ(唐橘)
     ジュウリョウ(十両)・・・ヤブコウジ(藪柑子)
と呼ばれる植物もあります。