キキョウ(桔梗)

キキョウのつぼみ キキョウ
星型のも、五角形の小さな紙風船のようなつぼみもかわいい!
キキョウのつぼみ 白花のキキョウ
白い花のつぼみ 白花
花びら4枚のキキョウ あれ?左の写真の花は、
花びらが4枚?

科名    キキョウ科キキョウ属
別名    アサガオ・キチコウ・アリノヒフキ・アリノヒフキグサ・オカトトキ・桔梗(漢字表記)
原産地  日本・朝鮮半島・中国東北部
花期    7〜9月
花色    青紫・白・ピンク・八重咲きや白花は園芸種
花径    4〜5cm
草丈    50cm〜100cm
名前の由来 
★「キキョウ」は、漢字表記の「桔梗」を「キチコウ」と音読みしていたことからか?

秋の七草のひとつとして古代から親しまれています。

《はぎの花 をばな葛花 なでしこの花 をみなえし また藤袴 あさがほの花》
                         万葉集(巻八・1538)山上憶良

上記の「あさがほ」は今は「キキョウ」説が定説ということです。

『新撰字鏡』(892〜900)(日本最古の字書)に「桔梗 阿佐加保 又云岡止々支」とあって、桔梗にアサガホの古名があること、また花期、七種の取合せ、その他の万葉のアサガホの歌に合致していること、これが日本在来の野の花で、朝に咲く美しい花というアサガホの名にふさわしいこと、など。・・・・・・現代のアサガオは万葉以降の渡来植物で、野に野生がなく・・・・・・。
         『万葉の植物』(松田 修著)…あさがほ(ききょう)の項より…