センニチコウ(千日紅)

センニチコウ センニチコウの花
【苞葉の集まりが一個の花に見える】
花径2cm
【先端に黄色に見えるのが本当の花】
花径1mm
白い花

科名    ヒユ科センニチコウ属
別名    センニチソウ(千日草)
原産地   熱帯アメリカ
花期    7〜10月
花色    紫紅、桃、白、赤、橙、黄
花径    2cm
草丈    50cm
名前の由来 
「千日紅」は、千日も紅い花を保つという意。

熱帯アメリカ原産で、日本には17世紀後半に中国経由で渡来したそうです。

江戸時代の俳諧に、名におはは 三とせはちるな 千日紅 (1676年)というのがあるそうです。当時から、観賞用に栽培され、花のもちの良さが人々の目についていたのでしょう。
でも、センニチコウは1年草です。
ひとつの花が3年も咲き続くことはありません。念のため。

丸い花序の先端に1mmくらいの黄色い花が咲きますが、小さすぎて目立ちません。
この小さい花が終わっても、丸い花序の美しさが長く残ります。
ドライフラワーにすれば、長く花色を残す花です。