クロバナヒキオコシ(黒花引き起こし)

クロバナヒキオコシ クロバナヒキオコシ
5mmの花
花の下の黒い点はアリ(蟻)
しその葉に似ている

科名    シソ科ヤマハッカ属
生薬名   エンメイソウ(延命草)・・・ヒキオコシの全草を乾燥したものをいう。
原産地   日本
花期    8〜11月
花色    濃い紫
花径    0.5cm
草丈    50〜150cm位
名前の由来 
★「ヒキオコシ(引き起こし)」は倒れている人を引き起こす、
 つまり、起死回生の効き目がある薬草という意味。
★その昔、弘法大師が、山中で、病に苦しみ倒れていた行者に、
 この草の絞り汁を飲ませたところ、その行者はすぐに元気になったということから。
薬効・・・消化不良・腹痛・食欲不振など。

ごくごく小さな花ですが、すばらしい色と形をしています。
葉は苦いそうですが、花は甘いのか、極めて小さなアリ(蟻)が花に群がっていました。