ブルースター(オキシペタルム)

オキシペタルムの花 下の写真

オキシペタルムに実がなりました。長さ10cm、熟したらどうなるのか楽しみです。(2000・6月下旬撮影)

科名ガガイモ科ツイーディア属
学名オキシペタルム・カエルレウム
俗名(英名) ブルースター
原産地 南米の熱帯地域
草丈 60〜120cm
花色 淡青色
花径 3cm
花期 夏
オキシペタルムの実

オキシペタルムの種 左の写真

8月上旬、サヤが割れて種が出て来ました。真綿のようなつやのあるものの中に小さな黒い種がついています。

             右の写真
これが一個の種です。
細長い黒色で長い方で0.5cm位です。
綿毛の長さは4cm、広げると8cmになります。
タンポポの種と同じで、 風に飛ばされて繁殖するのでしょう。
サヤの中には豆のような種があるだろうと 思っていましたので、 思いもかけない種の形に驚いています。
オキシペタルムの種

ブラジル南部からウルグアイにかけて1種のみ自生する多年草。
蔓性で、基部は木質化する。〈「園芸植物」(山と渓谷社)から〉
 
園芸店では、「ブルースター」と呼ばれているようです。
もちろん、俗名ですが、この花の場合は、よく似合っていると思います。
じっと眺めていると、花の奥に大きな空間があるように感じられます。
引き込まれる感じです。
花の直径は3cmぐらいで、色、形とも、とてもやさしい感じです。
 
ヒョロヒョロと伸びた茎を、同居人に切られました。

5月、花が咲き始めました。
それも、たくさん枝分かれをして、昨年よりも華やかに咲いています。
茎を切ったことが、却って、幸いしたようです。(2000.5 記)