ホトケノザ(仏の座)

ホトケノザ ホトケノザ
洟を垂らしたキツネのような?? なんとも複雑なつくりの花
ホトケノザ

科名    シソ科オドリコソウ属
分布    北海道を除く日本全土
花期    3〜6月
花径    幅:0.7cm(長さ:1cm)、
花色    紅紫色
草丈    10〜30cm
名前の由来
     ★茎の周りを取り巻く葉の様子が仏像の蓮華座(蓮座)に似ていることから。

なんと複雑で精巧な形をしている花でしょう!
実物を見れば、その美しさに驚かされること、請け合いです。
この写真の比ではありません。
是非、是非、実物を見てくださいネ。

空き地、荒地などに群生し、さらに、交通の激しい道路沿いなど、
生育条件の悪い所にも見られる、したたかな野草です。
この種は普通に咲かせる花の他に、
花を咲かせずに自ら受粉を行う閉鎖花(へいさか)を持つそうです。
したたかなんですね!

これは、春の七草の仲間ではないので、食用にはなりません。
要注意!

春の七草のひとつの「ホトケノザ」は、
「コオニタビラコ」(小鬼田平子:キク科ヤブタビラコ属)のことです。
「コオニタビラコ」の花の咲く前の若葉を食用にします。