ハコベ(繁縷)

どこでも元気なハコベ 5mmのハコベの花
どんなところでも平気で元気! (p_-) この花 5mm 
丸葉のハコベ 細長葉のハコベ
丸い葉 細長い葉

科名    ナデシコ科ハコベ属
分布    日本全土
花期    3〜9月
花径    0.5cm
花色    白
草丈    10〜20cm
花言葉   無邪気

上の写真のハコベの種類を特定するのは、私にはなかなか難しいことです。

ミドリハコベ(緑繁縷) 

在来種で、春の七草の「はこべら」と思われる。
最近は「コハコベ」に勢力を奪われつつある。

コハコベ(小繁縷)

人里のどこでも見られ、一般に「ハコベ」と呼ばれているもの。
世界中で野生化していて、日本には明治時代に帰化したと、いわれる。

ウシハコベ(牛繁縷)

コハコベに比べて、全体に大柄。
花の真ん中にある花柱の数がコハコベは3つで、ウシハコベは5つという違いがある。
牛が好んで食べる草というのが、名前の由来か?

アタシたち、”緑なすはこべは萌えず若草もしくによしなし”(島崎藤村:「千曲川旅情の歌」の一部)と、春を待ちわびる人たちに詠われる春草なのよ。

葉は若草色で柔らかく、花はチッチャイけど、リンとしていると思わない?
早春を告げるのはやっぱりアタシたちネ。

食べ方
どれも食べられるソウダ。
小鳥やウサギの餌にもなるが、もちろん、人間にもOKダッテ。
茎の先端を摘み、おひたしにすると美味しいトカ。