ドクダミ(毒溜)(毒痛)

ドクダミの花

本当の花は黄色い部分。
白い花びらのように見えるのは、葉が変化した「総苞片そうほうへん」
五色ドクダミ
(斑入りドクダミ)
八重ドクダミ(by亮) 八重ドクダミ

科名    ドクダミ科ドクダミ属
別名    ジュウヤク(十薬)
花期    6〜7月
分布    東アジアに自生する1属1種の宿根草
花径    長さ 2cm〜3cm
花色    黄色〔白い花びらのように見えるものは、葉が変化したもので、総苞片(そうほうへん)〕
草丈    20cm〜60cm
名前の由来 
     ★十薬・・・10種の薬効があるという意。
     ★毒痛・・・体内の毒や痛みをとる意
     ★毒溜・・・毒がたくさんある草の意
各地の方言
     ★嫁の屁(よめのへ)・犬の屁(いぬのへ)・毒草・地獄傍(じごくそば)
      疫病神(やくびょうがみ)・死人草(しびとぐさ)・ハッチョウグサ・・・・・・
     ★わくどぐさ(確か私の地方ではこう呼んでいたと記憶している)
      (「わくど」は「蝦蟇(がま)のこと」)

方言での呼び名のひどいこと!
この草の悪臭と異常なほどの繁殖力によるものらしい。

古くから、民間薬として知られている。
薬効は、腫れ物・切り傷・打撲・毒さされ・利尿剤・・・・・・・。

人間には、役に立っているのだから、もっとかわいい名前で呼んでね!!