寝台特急 カシオペア 乗車記


 2010年9月10日〜11日 カシオペアに乗る!

(上野10日16時20分発)大宮10日16時45分発〜札幌11日9時32分着 (約17時間)


北海道旅行(9月10日〜14日)



どうせなら、「大宮から札幌まで、カシオペアに乗ろう」と・・・・・・。
が、計画を練り始めると、カシオペアの指定券を手に入れるのは、至難の業ということが判明!

しかし、ダメモトで、挑戦することに・・・・・・。
内心では、「99.9%ダメかな?」と弱気?



指定券の発売は、乗車日1ヶ月前の午前10時から。
チケット取りのプロが全国から端末でアクセス。
タッチの差で、明暗が決まる厳しい世界!

@JR関係の旅行社「びゅうプラザ」に、依頼。
A各駅にある「みどりの窓口」に、依頼・・・4か所。
B当日、「みどりの窓口」10時発売前に一番に並んで、勝負(?)に出る!

結果(1勝5敗)

Bの方法、東京駅「みどりの窓口」に並んだところ、「カシオペア スイート」を手に入れることができました。\(~o~)/
窓口の担当のおにいさんまで「取れました!」と、興奮気味!!

後日、指定券を持って、JTBへ他の交通機関やホテルの予約を依頼に行ったところ、担当の女性は、淡々と手続きをした後に、「よく、取れましたね〜。」ですって。


乗車料金
上野〜札幌間片道
カシオペアスイート 44,460円
(寝台料金+特急料金+運賃)
(25,490円+2,890円+16,080円)

感想
乗車前の期待感だけでも、楽しいものでした。
昔々にも、「寝台車では眠れない」と思いましたが、やっぱり今でも眠れませんでした。
翌日は、地面が揺れているように感じました。
でも、いい思い出を作ることができました。


9月10日(金)
大宮駅9番線に入るカシオペア

これは、動画で撮りました。
大宮駅の停車時間が短いので、
外観の写真は、撮れませんでした。

下の写真のブルーの機関車は、EF510形で、2010年6月25日から、カシオペア牽引デビューしたもので、501号機〜508号機の8両が、北斗星カラー(ブルー)に塗装されている。

上野⇒青森  12号車を先頭に、走る。

大宮駅 電光表示板


札幌駅到着後に、乗り換えの時間を利用して、外観を写すつもりでした。
ところが、20分の延着で、写真を撮る時間がありませんでした。

それで、
1週間後に、上野駅で写しました。
ところが、10日に乗った機関車と違います。
調べてみたら、面白いことがわかりました。

上野〜青森間の「カシオペア」と「北斗星」の電気機関車は、同じものを使っているそうです。

9月17日(金)上野駅にて

下のシルバーの機関車も、同じEF510形で、カシオペア牽引デビューは、2010年7月23日。
509号機と510号機の2両が、カシオペアカラー(銀色)に塗装されているとのこと。

車体のマーク
カシオペア ヘッドマーク

これは、EF510形510号機の電気機関車
つまり、最新型の機関車


1列車に1室しかない展望室タイプのカシオペアスイート(1号車)
下りでは、最後尾になり、見晴らしがよい。

これも、9月17日撮影


これも、9月17日撮影



これから下の写真は、9月10日〜11日乗車中に撮影したもの


木目調の廊下

ほとんど他の乗客を見かけませんでした。


カシオペアスイート
2号車3番

メゾネットタイプの2階リビングルーム

ウエルカムドリンク


2階 トイレと洗面台とシャワールーム


2階 シャワールーム


1階 寝室

向かって右側には、大きな窓があって、外がよく見える。


2階 リビングルーム

右側のモニターには、ナビを映せる。BS放送も受信可能。

補助ベッドは、この部屋に設置できる。


カシオペアスペシャル弁当

おいしゅうございました!!

予約が必要・・・・・・客室で頂けるお弁当で、3500円。

ウエルカムドリンクや持ち込みの飲み物と一緒に、時間を気にせずに、ゆっくり夕食を摂ることができました。

(なお、ダイニングカーでの食事《フランス料理》《懐石料理》は、予約・時間制で、人数に制限があります。)


青森に着いたのが、11日午前2時ごろ


ここで、青森ー函館は、青函トンネルを通るために、電気機関車を1号車の前に連結する。
つまり、今までと進行方向が逆になる。

私は、なかなか眠れなくて、11日午前2時ごろ青森に着き、機関車連結で、11日午前2時47分出発時も、時計を見ました。

平野を通り、短いトンネルをいくつも潜り、青函トンネル(世界最長53.85km)と思われるトンネルに入ったのが、11日午前3時35分ごろ〜4時12分ごろ

それから、また、平野や短いトンネルを通過・・・。

函館着11日午前5時4分ごろ。

函館⇒札幌は、上野⇒青森と同様、12号車を先頭に進む。
機関車を付け替え、出発したのが、5時10分。

この辺りでは、ズーッと眠れなくて、頭はボーッとしています。


函館から札幌まで、カシオペア絶景ポイントと言われている所がいくつもある。

しかし、青森あたりから、窓に雨粒がかかっていた。
不安は的中、トンネルを出ると、北海道は雨だった!

絶景ポイントの絶景は、雨にかすんでいた。
残念!


登別から苫小牧の間に、「社台(しゃだい)」という所があります。

車内放送で、「競走馬の牧場があります。」と言われ、あわててシャッターを押しました。
ピントが合っていませんが、馬が1頭、写っていました。

競馬で、「シャダイ***」とよく聞きますが、この辺りで競走馬の生産が行われているのですね。
札幌に近付くにつれて、雨は上がってきました。


3号車 ダイニングカーの内部を外から。
朝食準備中


朝食

スープ、ジュース、コーヒー、デザートも付いている。
予約不要  1600円


12号車のラウンジカー内部

函館⇒札幌間は、DD51形ディーゼル機関車が牽引する。

私も、2号車から延々と歩いて来て、しばらく車窓を眺めていました。


前は、DD51形ディーゼル機関車

12号車(ラウンジカー)の前に機関車が連結されるので、見晴らしはよくないが、機関車を間近に見ることができる。


札幌に到着(11日午前9時50分ごろ)
予定より20分くらい延着。


札幌駅
乗り継ぎ時間が迫っていたので、大急ぎで。


乗り継ぎの「特急スーパーカムイ」

「旭川行」10時発