’00年 9月25日 大学路イベントホール
PM7:00〜8:30
今回のライブ会場である大学路ホールは、よく雑誌社のFan
meetingにも使われている
会場です。夕方5時くらいに会場に到着したのですが、すでに中高校生のファンが会場前
に入場の列を作って並んでいました。フッと受付の横を見ると、携帯で話し中のじょんみん
が・・・。会場前にメンバーがこんなにフツーにいるなんて・・・と、内心びっくりしながら、とり
あえず、開場の時間を確認しようかな・・・と、しゃがんでたスタッフらしい人に声をかけよう
としたら、ミニョクさんでした^^;。私服だったんで、全然わからなくて・・・。(笑)
会場のキャパは250から300人くらいなのかな。受付の横の階段をちょっと下に降りてい
くと2F席の入り口があって、さらに下まで階段を降りていくと、ステージ前のフロアに行け
ます。今回、私は2Fの関係者席の方で親族や友人の人達に混じってLIVEを見ていました。
オープニングは、「太陽がいっぱい」(ハングル語表示ができないので、エムネットで使って
いる日本語タイトルにしました^^;)。いつもはステージでジェイやジョンミンが軽快な(?)ス
テップを披露しているんだけど、今回は演奏に徹してました。今回はSHOWじゃなくてLIVE
だもんね。
簡単な曲紹介をはさみながら、「Someday」「To
be with you」・・・と、4曲を続けて熱唱。
☆☆☆TALK TIME☆☆☆
初めてのLIVEなんだけど、今の気持ちはどうですか?
イス: デビューしてからこんなちゃんとしたステージをしたことがない
ので、練習する時も期待して、一生懸命練習しました。今の
気持ちは本当にいいですよ。
ミニョク: みなさん、久しぶりですね。ファン達の中にはムーンチャイルドは見かけだけだ
っていうファンもいるんですよね。僕達を紙のように取り扱う世論に言葉にでき
ないようないらだちを感じます。でも、僕達のLIVEの目的は、ファン達を楽しま
せてあげることと、ムーンチャイルド自体も「LIVEをやるんだ!」っていう認識を
広くすることなんですよ。
僕達はこのLIVEを終わっても、打ち上げしないんです。すぐ家に帰って、おいし
いラーメンやおいしい焼酎と一緒に、この夜を過ごします。とにかく、みんな楽し
んで下さい。
ジョンミン: (ジョンミンにイスがマイクを渡したとたん、ファンのすごい歓声が・・・。)
(ファンに向かって)やめて!(1人のイスファンを指さして)イスって叫ぶのをや
めて。(笑)今、僕達は船の中で監禁されてるよー。今、船の中だって想像し
てる。とても気分がいいです。僕達は見かけだけで、弾けないギターをどうし
て持ってるんだなんて言われることが多いんですよね。でも今はとにかく本当
に気分がいいし、これからもたびたびLIVEをやりたい。
ずっとやりたかったステージだけど、もう今は1集の活動も終わりの時期で、ち
ょっと物足りない感じです。僕達がまたカムバックしたら、番組よりもLIVE(歌)
をいっぱい出来るムーンチャイルドになれるように努力します。
ジェイユン: 今日のLIVEに来てくれて、本当にありがとう。先に他のメンバーが全部話し
ちゃって・・・。本当に、これからLIVEの練習を一生懸命して、口パクじゃなく
て、全部生LIVEで見せてあげられるように、がんばります。
ファン達が普段から聞きたかったことを、このステージ上で公開質問して答えても
らいます。4人とも緊張して下さいね。
イスくんは大学に進学しようとしてますけど、もしかしたら哲学科に行くんじゃない
かって思っているファンがいっぱいいますよ。
ジョンミン: 精神科じゃないかなぁ?(笑)
今、考えている学校とか学科があるか知りたいと思ってるファンが多いんだけど・・・。
イス: 僕の先輩の中で、哲学科の先輩がいるんです。聞いてみたら、哲学科は卒業して
も就職が大変でお金が稼げないようなので、哲学科より実用的な学科の方がいい
んじゃないかって思って、実用音楽科に入ろうかと思ってます。でも、実用音楽科が
僕を拒否するかもしれないけど。
ジョンミン: 去年、拒否されたんじゃないの?(笑)
イス: まじめに考えてはいるんだけど、今はどうするかまだはっきり決めてないんです。
ミニョクくんはドラム担当で、いつも後ろで黙々とドラムをたたいているけど、歌唱力
もすごいって聞いてますよ。
ミニョク: 何?
すごく歌がうまいんでしょ?
ミニョク: えっ?
歌唱力がすごいのをファン達もみんな知ってますよ。2集で歌を歌う予定があるか
みんな知りたがってるんだけど。
ミニョク: 2集では歌を歌うように社長に言われたんだけど、歌いたくないんです。
イス: 実は、アルバム準備期間に、アルバムの中に入っている曲の他にいろいろな曲が
あったんですよ。そこでミニョクが歌をいっぱい歌ってたんです。残念だけど、それが
1曲も入らなくて・・・。
ミニョク: 僕はそれで歌を歌ってないんです。とにかく、僕の担当は後ろのドラムなんで、
ちゃんと見て下さい。1つのことをちゃんとやり遂げてから、他のことに挑戦する
のがいいんじゃないですか。あれもこれもいっぺんには出来ないですから。
みなさん、拍手して下さいね。
次はジェイユン。ファンにダイアリーを盗まれたせいで、気を病んでたって聞いてるけ
ど、ダイアリーは見つかりましたか?
ジェイユン: まだダイアリーは見つかってないんです。ダイアリーの中には、韓国に最初に
来た時にジョンミンやイスお兄さん達と撮った思い出の写真があるんです。そ
れと1番大切な、亡くなったお父さんの形見のネックレスもその中にあるんです。
もし、知っている人がいたら、ぜひ返して下さい。
みなさん、聞いていますか?返して下さいね。
最後にジョンミンだけど、ファンの間で、ジョンミンが浮気っぽいっていう噂があるんで
すよ。それについて、説明して下さい。
ジョンミン: 僕達のマネージャーも言ってるんだけど、世界で1番悲惨な人が僕なんだよ。
本当に彼女はいないんだってば〜〜!(ファン達に向かって)君達がそんなふう
に言うから、彼女がいるみたいに思われるんだよ。僕も僕についてのスキャンダ
ルを全部見ました。あ、スキャンダルじゃなくて・・・。とにかく、見たよ。僕は仲が
いいガールフレンドやお姉さん達がいっぱいいるんです。
イス: 話して〜!(笑)
ジョンミン: これからもずっと友達やお姉さん達とは遊ぶつもり。スキャンダルになっても。とに
かく、僕は本当に彼女がいないんです!すごく悲惨なんだけど、いないんですよー。
なんでそんな質問したの?涙が出そう・・・。
彼女がいないので、悲しくて死にたいけど・・・。このLIVEでこんな話題が出て、その
せいで彼女が出来なくて1人でいたら、彼女いない歴19年だよ〜。
ジェイユン: ジョンミンがちょっとオーバーして(興奮して)、みんなが本当はジョンミンは彼女が
いるんじゃないかって思うかもしれないけど・・・。僕もジョンミンに初めて会った時は
浮気っぽいかなって思ったけど、本当はメンバーの中で1番一途なんだよ。
さりげないジェイユンのフォローでこの質問コーナーは終わったんだけど、真相はどうなんでしょう?(笑)
今回のLIVEでは、ムーンチャイルドの曲の他に彼らがいつも雑誌のインタビューで好きなアーテイ
ストとして名前を挙げているRichard
MarxやFourplayの曲を演奏しました。
ソロコーナーの前にFourplayの”Fly・・・・”(titleが今、思い出せません^^;)を演奏したんだけど、
曲の前にイスが、「眼を閉じて聴いて下さい。空を飛ぶことを想像して。」って言ったら、横でジェイ
ユンがすかさず、「寝ないで下さいね。」って、付け加えてました。(笑)
イスのソロステージ:♪”Now&Forever”
← 「イスのコンサートに来てくれて、ありがとうございます。
ムーンチャイルドからソロデビューしました。」とファンに
向かってあいさつするイス。
イスが自分で椅子を運んで出てきたので、「イスがいすを運んでる」
って日本人ファンはみんな思ったはず。(笑)
ジェイユンのソロステージ:バイオリンによる演奏
「もう秋だから、秋にふさわしいリクエスト曲をもらおうと
思ってるんだけど・・・。みんな、一緒に歌ってくれる?」
ジェイユンがバイオリンで演奏したのは、韓国でヒット
した昔のバラード曲。
演奏の後で、ファンの子から”ピカチュ−”やってっていうリクエストがあ
って、ちっちゃな声で「ピカチュ−」ってやってました。(笑)
アンコールは、「Delete〜A boy from the moon」のメドレー
ミニョクのソロステージ:ドラムソロ
ミニョクのソロステージは何のコメントもなかったんです。
言葉はなかったけど、「ミニョク!ミニョク!」って叫ぶ
ファンの子達の声援に、すっごくうれしそうな顔してまし
た。
←本当にすっごくうれしそうだったの。
ジョンミンのソロナンバー:ソテジの「ウルトラマン」
「甘いバラードを弾こうかと思ったんだけど・・・。私が
本当に尊敬しているテジ様の歌を歌います。」
ソテジのカムバックステージをジョンミンが得意のダンス
で再現。横のジェイユンもジョンミンの指示に従って、ソテジ
のバックバンドの人そっくりに頭を下げてずっとベースを弾い
てました。すっごく腰が辛そう。(笑)
今回のLIVEで、ジョンミンは1番声援が多かったような気がする。
ジャケットを1枚脱いだだけで、すっごい歓声でした。
ラストソングは、ビートルズの「Let it be」。ムーンチャイルドのメンバーと
会場のファンが一体となって、大合唱しました。でも、時々歌声が演奏の
音とはずれていたように感じたのは私だけ?(笑)
◎◎◎アンコール◎◎◎
2日後の9月27日がジェイユンのお誕生日なので、アンコール
の時にバースデーケーキが登場。みんなでバースデーソングを
合唱し、お祝いしました。その後で、イスがファンに宛てて書いた
手紙を朗読。BGMはジョンミンが演奏するX
Japanの「エンドレス
ラブ」。
←ペンライトをファンに向かって投げるミニョク。
ムーンチャイルドのファン達へ(イスの手紙)
1年前の今頃、今日のようなLIVEをしたいと夢みている4人の子供達がいました。でも、今、
その夢が実現しました。今の僕達の気分は、言葉では表現できないです。僕達がここまでく
るには、様々な忍耐や努力がありました。2年間の練習期間、3月15日にデビューして、そ
の後の6ヶ月間の活動・・・時には大変で疲れることもあったし、楽しいことやうれしいこともあ
りました。その間、いつも僕達4人の後ろで無償の愛と応援で支えてくれた人達、僕達がよく
ない時には忠告をしてくれて、僕達に緊張をまた取り戻してくれた人達がいます。それは、今
ここに来てくれて僕達の音楽を聴いてくれている皆さんです。皆さんがいなければ、僕達4人
がこんなステージを実現するのは不可能でした。
もうすぐ僕達の1集の活動が終って、2集の作業を始めます。これまでの6ヶ月間を振り返っ
たら、うれしかったことや後悔したことなどいろいろあるけど、そのすべてを記憶の中に折り込
んでます。ファンの皆さんの愛にこたえられるようにがんばります。新しい挑戦、新しい試みの
ためにしばらく去るけど、2集でカムバックする時は、成熟な音楽とスタイルを見せられるように
がんばります。6ヶ月間のわずかな期間だったけど、みんなの大きな期待が、どれだけ僕達の
励みになったことか・・・。2集、もっと広く考えれば、ムーンチャイルドの活動が終りを迎える日
まで、みんなに良い姿を見せられるように一生懸命がんばります。
ミニョク、ジョンミン、Jはよく口にした言葉だけど、僕イスはみんなに1度も言ってなかった言葉
があります。他の3人も一緒に言いますね。・・・愛してる。
アンコール最後の曲は「Delete」。
←ジェイユンのおなじみのポーズです。(笑)
よくやるポーズが3パターンくらいあるん
だけど、そのうちの1つ。
「Delete」はムーンチャイルドのデビュー曲でもあるし、会場も最高潮に盛り上がりました。2階席は誰も立つ人
もいなかったし、ちょっともろそうな手すりだったので立てなくて(実は私は高所恐怖症^^;)残念。私もイスの
ペットボトルの水を浴びたかったな。(笑)今回のLIVEの選曲は、すごく良かったと思います。まだデビューし
て6ヶ月で1集しか出てないので、他の人の曲が多かったけど、LIVEでこれだけできれば、かなりいい方なの
では?次回のLIVEが今から楽しみ♪