鎌倉・江ノ島の写真と記事をお知らせします(その10)


松ヶ岡東慶寺臨済宗)(6月11日)

東慶寺入り口 東慶寺山門
本堂と仏像
盛りの花菖蒲と
紫陽花
 ほたるぶくろ
 鐘楼と
 千社札
 東慶寺の美しさは春が一番、対峙する円覚寺の鐘楼から望む東慶寺の景色は素晴らしい。
 開山は北条時宗夫人覚山尼。弘安8年(1285年)開創、5世後醍醐天皇皇女用堂尼以来松ヶ岡御所と
  いわれ、明治に至るまで尼寺で、駆け込み寺または縁切り寺と言われた。
 今は前円覚寺管長釈宗演禅師を中興開山とする男僧のお寺。
 封建時代の尼寺は山門に走り込めば夫といえども手が及ばなかったという、何処かの国が大使館の門
 をくぐっても引き出されるとは大分違います。

 交通=JR北鎌倉駅下車徒歩3分

浄智寺(臨済宗円覚寺派)(6月12日)

三門 石段の続きに
中国風の鐘楼門
 
  仏殿(曇華殿) 本尊は三世佛
 (阿弥陀、釈迦、弥勒)
 過去、現在、未来の
  三相を示す
庫裡に面した庭 供養塔  
 弘安6年(1283年)北条宗政とその子師時が建立、鎌倉五山第四位の寺、延文元年(1356年)の火災
 戦国時代から江戸時代に繁栄ぶりを失い、大正12年の関東大震災で殆どが倒壊した。
 現在は三門・二階に鐘を下げた楼門や新しい仏殿の曇華殿・方丈・客殿などが伽藍を形造っている。

 交通=JR北鎌倉駅下車徒歩8分
     三門横の道を辿り葛原ガ岡神社(約2km)を経て銭洗い弁天、大仏へのハイキングコ−スが有り 
     ます。

明月院(臨済宗建長寺派)(6月12日)

 入口と総門  北条時頼公の墓
 山門への階段
 紫陽花
 山門
   紫陽花
  青と白の花に統一しており
 境内に調和しています
       枯山水の庭園
  明月庵の創建は永暦元年(1160年)平治の乱で戦死した首藤刑部大輔俊道の菩提供養として俊道の子
  が創建、その後、康元元年(1256年)北条相模守時頼公によって、この地に「最明寺」を再興した禅興寺
 の塔頭として出発したのが明月院の始まりです。
  6月の中旬、明月谷が梅雨にしっとり濡れる頃、明月院の境内は紫陽花の花で埋まると同時に人並み
  で埋まります。内苑は今は花菖蒲が満開で綺麗ですが別料金を500円徴収されます。 

 交通=JR北鎌倉駅下車徒歩15分
      シ−ズンにはJR北鎌倉駅臨時改札口を出て、人並みに続いて歩けば迷わず入り口に着きます。