東京風景3
東京メトロ副都心線渋谷駅と東京ミッドタウンです。東京の地下鉄網は糸が絡み合ったような路線で、20年近く住んでいたにも関わらず、迷ってしまう程です。地中の中の卵はまだ未完成のようで、想像していた空間よりも小さかったです。この日は集中豪雨で東京ミッドタウンも荒れ模様でしたが、六本木ヒルズとは違ってアートな街並みとなっております。天気の良い日は疲れを癒せる場所となっており、退屈はしませんが、平日昼間のタウン内は子供を連れた女性が多いようです。和というテイストが所々に見られ落ち着いた感じの街です。
2008.11

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Kantou−旅のページ2

調布市の仙川ストリートです。これは東京郊外にある再開発による町づくりで安藤建築によるストリートです。集合住宅・店舗・美術館・地域センター・保育園と並んでおり以前の町並みとの比較をすると面白いのですが、あいにく古い町並みというか広場というかわからないので、興味がある方は美術館に入ると変貌に驚く事だと思います。美術館は小さいのですが、安藤さんの建築の良さは小さな建物で良く発見できます。まだまだ完成されていない町並みだが、今後10年、20年後が楽しみのストリートだと言えます。
2008.01

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東京湾景2 - 晴海埠頭
1980年代の晴海埠頭はそれこそ船と防波堤と汽笛しかない。夜はオレンジ色の街灯でしか照らされていない、暗い真っ黒な海と海洋倉庫地帯でした。東京へ住み始めたばかりの頃、海が好きだったのでバイクで一番南のこの場所に何度も来て癒され、慰められる場所でした。自分だけの穴場的な場所だった事もあり、人にはあまり教えなかった所でした。国会議事堂や皇居・日比谷・銀座・築地を通りすぎここにたどり着くまでの道も都会的でうれしかったのかもしれません。今は公園ができ、レインボーブリッジやお台場の風景が綺麗で、夜景スポット・デートスポットのメッカで誰もが訪れる場所になってしまい、個人的には残念ですが。その当時はカップルなど殆どいなく、ユーミンの「埠頭を渡る風」や浜田省吾の「防波堤の上」が似合う場所でした。きれいになった晴海埠頭もいいのですが、オレンジ色のこの場所が大好きで、ここから独占できる東京タワーが最高でした。
2009.07

東京湾景3
- 佃〜豊洲〜舞浜
月島界隈の佃町は佃煮ともんじゃ焼きで有名な江戸時代から続く下町です。磯の香りのするこの町は江戸っ子情緒溢れ、一方で高層マンションがそびえ立つ、今と昔が混在している不思議な光景が見られます。風鈴の似合う街です。
豊洲以南は東京湾が次々と埋め立てられ誕生している街で、何故かどの建物も同じように見えます。ここは水も緑も豊富で、いずれ22世紀の東京中心部になるのだろうと思われます。
一方、豊洲の街とは相反する東京リゾートの舞浜地区は不況知らずの場所になっており、世界に誇る、日本の観光地といえるようです。この場所もまた、大人を子供に、子供を大人にさせる不思議な場所のひとつです。
2009.06