Temple of Dendur ( Metropolitan Museum )


2003/01/03 Temple of Dendur
デンドゥール神殿
デンドゥール神殿
 紀元前15年頃ローマ皇帝アウグストゥスがヌビアの都市に建設し、豊饒の神イシス神と当時神格化されていたヌビア首長の子息2人が奉られています。

 アメリカは、アスワン・ハイ・ダム建設により水没する運命にあったヌビア遺跡を救うために、多大な援助を行い、そのお礼として、エジプトからアメリカ国民にデンドゥール神殿が寄贈された。 一度エジプトで解体された神殿は、海を渡ってニューヨークへ運ばれた。 メトロポリタンは、神殿を復元・設置するためにガラス張りの吹き抜けの大展示ホールを新設し、現在に至る。
(『地球の歩き方 ニューヨーク』より)
デンドゥール神殿
- MEMO -
1902年、エジプトのアスワンにアスワン・ダムが建設され、上流の村や遺跡が水没しました。
1956年、ナセル大統領によりアスワン・ハイ・ダムの建設が決まり、ハイ・ダム上流のヌビア遺跡群が水没することになりました。
1960年、この危機にユネスコや世界各国によるヌビア遺跡の救済活動が始まり、これらの救済活動は14年かけて行われました。 その結果18の神殿や遺跡などが水没から免れました。

2003/01/03 Temple of Dendur
デンドゥール神殿


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