雪印「紅茶紀行・キーマン」
内容量:300ml
価格:80円
種別:紅茶飲料
形態:紙パック
販売:雪印乳業株式会社

ICEにて試飲


その名前からも明らかなように、この商品はキーマンを使った紅茶です。
とはいえ、私はこれまでキーマンなる種類を、少なくとも意識して飲んだことはありませんので、そんなことを書かれても、特にどうということはありません。箱の側面にある文章を読んでみますと、キーマンとは「蘭やバラの花に似た甘い香りと、ほのかなスモーキーフレーバーが特徴」なのだそうです。
そんな事言われてもねェ。と、私は思いました。
だって、そうでしょう?スモーキーフレーバーなどといわれても、私に判るはずが無いじゃありませんか!
さらにさらに、「蘭やバラの花に似た甘い香り」ですって?でもこれは紅茶でしょう?だったら、結局、紅茶の香り以外の何物でもないはずです。
文句を言っていても仕方がありません。まずは飲んでみましょう。
と、どうでしょう。微かに花の香りがするではありませんか!
いや、一瞬確かに感じはするのです。が、その香りを認めた刹那、何やら霞のようなものが立ち込めて、嗚呼、何ということでしょう、その花を隠してしまったのです。そして霞が晴れた後には、確かにそこにあったはずの香しい花は、姿を消してしまっているのでした。
・・・とまあ、そんな感じの印象です。あの霞のような感じを「スモーキーフレーバー」とよぶようです。言われてみれば、確かに煙りっぽかったような気もします。
なんだか神仙の世界の出来事のようで、これはこれで、なかなか意趣深いものがありますね。もっとも、それがイコールで「美味しい」につながらないのは、ちょっと考え物ではありますが。
結論。興味のある方はどうぞ。


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