人生の年季
先回「特殊浴場」という用語を使ったところ、初めて聞いた、というメールを頂きました。
多分、余り的を射た表現ではないのでしょう。私もそう思います。何せ、私とて見た時には、一頃流行った「スーパー銭湯(これも凄い言葉だと思うのですが。こっちは一般的に通用する、のかな?)」の類かと思ったほどですから。
ついでに言いますと、私は、歌人・穂村弘氏の「天使には/できないことを/した後で/音を重ねて/引くプルリング」(歯磨きハノンより。「ドライ・ドライ・アイス」収録。沖積舎1992)というのを読むと、「天使には出来ないこと」というのはわかるんですが、しかしどうも「お子様(「若草物語」のジョーをもう少し幼くしたぐらいの感じの小娘とその友人)が学校で先生に他愛の無い悪戯を仕掛けて、帰りにジュースでも飲みながら、その事で大笑いしている」絵をイメージしてしてしまいます。
経験値不足っスかねぇ。



オリンピック
新体操競技の解説者の言。

「とても上手になりましたね」
・・・いや、オリンピッククラスの選手なんだから・・・

「たくさん練習したんでしょうね」
・・・いや、オリンピッククラスの選手なんだから・・・



慎吾ママ
某番組のチャートでは見事1位を獲得した慎吾ママ、いわゆる「企画モノ」だと思うのだけれど、はて、「企画モノ」が売れるというのは、音楽業界にとっては良いことなのだろうか。
「企画モノ」だからといって音楽的にまるっきりなってないというわけでもないし、何も売れるものが無いよりは、はるかに良いことなんだろうとは思う。
しかし、「企画モノ」がチャート1位というのは、やっぱり少々不健全なような気もする。
あっ、でも、かつて(今でもあるけど)の「アイドル系」なんて、そも音楽性云々ではなかったしなぁ。考えてみたら、タイアップ曲なんてのも、ある意味「企画モノ」といえなくもないか。
商業ベースなんだから「企画」がすべてか?
最近じゃあ、テレビとのタイアップでも売れないものは売れないって話(日経新聞1999年7月。何日かは忘れた。スマン)もあるけどね。
何か話がまとまらないなぁ。いつもだけど。
とにかく、だ。そう、最近の若いコ(!)はケータイにお金かけててCD買わないらしいし、MP3でゴニョゴニョゴニョ・・・というテも出てきたことだし、音楽業界ももっと頑張んないとね、って話。
SACD(だっけ?)とか言ったって、そのクオリティーで聴きたいと思わせるソースがなけりゃぁねえ。


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