想のミュージカルシーンが唯一ほっとできるところかな。
「蘇る金狼」(12/15ビデオ)
 村川透監督、松田優作、風吹ジュン
「サマー・オブ・サム/Summer of Sam」(12/12ビデオ)
 スパイク・リー監督、ジョン・レグイザモ、ミラ・ソルヴィーノ
「チャーリーズ・エンジェル/Charlie's Angels」('00 12/10劇場)
 ドリュー・バリモア、キャメロン・ディアス、ルーシー・リュー、ビル・マーレー
 無駄に連発されるお色気、ワイヤーを多用したアクション、全体としては統一感ないけど一曲一曲はばっちりはまった音楽&いつもどおりのビル・マーレー。とても楽しい映画でした。
「パペットマスター2/Puppet Muster II」('90 12/7ビデオ)
 手加減知らずの新キャラ「鉄人バーベQ」登場
「バグダッド・カフェ」(12/5ビデオ)
「史上最強のボクサージャック・ジョンソン/Jack Johnson」('70 12/3ビデオ)
 マイルスが音楽を担当したドキュメンタリー、映画としては退屈です。
「ア・ホーマンス」(11/16ビデオ)
 松田優作監督・主演、石橋凌、手塚理美
「クッキー・フォーチュン」(11/14ビデオ)
 ロバート・アルトマン監督、グレン・クロース、リヴ・タイラー、ジュリアン・ムーア
「アルジャーノンに花束を/Charly」(11/4ビデオ)
 ダニエル・キースのベストセラーの映画化
「ディンゴ/Miles Davis in Dingo」('91 10/31ビデオ)
 動くマイルスを記録するための口実としての映画だと思っていたが、けっこうちゃんとした映画に仕上がっていた。オーストラリアの自然の色の鮮やかさと、マイルスの家のインテリアの鮮やかな色使いの対比が印象的だった。ジャズファンは必見。
「マルコヴィッチの穴/Being John Malkovich」('99 10/21劇場)
 スパイク・ジョーンズ監督、ジョン・キューザック、キャメロン・ディアス、キャスリーン・キーナー
「パラダイス・アーミー/Stripes」('82 10/18ビデオ)
 アイヴァン・ライトマン監督、ビル・マーレー、ハロルド・ライミス
 むかし観たときにはすごく面白いと思った記憶があるのですが、あらためて観てみるとこんなものかという印象。
「チキンハート・ブルース サギ師と娼婦と殺し屋と/Cold Feet」('89 10/15ビデオ)
 キース・キャラダイン、サリー・カークランド、トム・ウェイツ、ビル・プルマン
「Go!Go!ガジェット/Inspector Gadget」(10/8ビデオ)
 マシュー・ブロデリック、ルパート・エベレット
 無茶苦茶やっててけっこう楽しいんですが、ディズニーっぽくギリギリの線できれいなほうにとどまっちゃってるのがね。
「ミステリー・メン/Mystery Men」('99 10/2ビデオ)
 ベン・スティラー、ウィリアム・H・メイシー、クレア・フォーラニ、トム・ウェイツ
 オバカなヒーローとバカな悪役、バカばっかりが集まると・・・こういう映画大好きです。
「ゴースト・ドッグ/Ghost Dog The Way of SAMURAI」(9/24ビデオ)
「パイ/π」(9/19ビデオ)
「ラスベガスをやっつけろ」('98作品 9/12ビデオ)
 テリー・ギリアム監督、ジョニー・デップ、ベニーチオ・デル・トロ
「最終絶叫計画/Scary Movie」(9/10劇場)
 難しいことを考えずに脳みそを空っぽにして見る映画、一部ちょっと悪乗りしすぎの気もしましたがおもしろいです。いろんな元ネタがありますが「ユージュアル・サスペクツ」だけは必ず押さえてから観てください。
「キカ/Kika」('93作品 9/2ビデオ)
 ペドロ・アルモドバル監督、ベロニカ・フォルケ、ピーター・コヨーテ、ヴィクトリア・アブリル
 ゴルチエの衣装に身を包んだヴィクトリア・アブリルが主役のキカだと思いこんでました。
「ファイト・クラブ/Fight Club」('99作品 8/29ビデオ)
 デビッド・フィンチャー監督、ブラッド・ピット、エドワード・ノートン、ヘレナ・ボナム・カーター
 こんな話だとは思いませんでした、やられたという感じ。
「シティ・オブ・エンジェル」(8/22ビデオ)
 ニコラス・ケイジ、メグ・ライアン
 まだ見る前にあの結末を聞いたときには、なんじゃそりゃ?と思ったけど、観てみて納得、そういう事が言いたかったのね。
「ウエディング/A Wedding」('78作品 8/15ビデオ)
 ロバート・アルトマン監督、キャロル・バーネット、ミア・ファーロー、リリアン・ギッシュ
 アルトマンの得意の群像劇、誰が誰だかわからない中、パーティーはどんどん混乱していく
「ワイルド・ワイルド・ウエスト」(8/15ビデオ)
 バリー・ソネンフェルド監督、ウィル・スミス、ケヴィン・クライン、ケネス・ブラナー、サルマ・ハエック
 MIBがありならこれもあり、悪趣味ギリギリでセーフ、いつの世も大切なのはユーモアだね。
「パペット・マスター 惨劇のパーティー」(8/9ビデオ)
 シリーズ4作目(同じく人形ホラー映画のチャッキーシリーズとおんなじですね)、新キャラはメカはいっててちょっと・・・やっぱりレトロな感じが良いんですけどね。
「ワン・ナイト・スタンド/One Night Stand」('97 8/2ビデオ)
 マイク・フィッギス監督、ウェズリー・スナイプス、ナスターシャ・キンスキー、ロバート・ダウニーjr.
 人生は短い、思い通りに生きよう。個人的にはとても好きな映画です。
「スネイク・アイズ」(7/26ビデオ)
 ブライアン・デ・パルマ監督、ニコラス・ケイジ、ゲイリー・シニーズ
「ノッキン・オン・ヘヴンズ・ドア」(7/18ビデオ)
 不治の病の二人の男が海を目指す、ちょっとコミカルなロード・ムービー
「M:I-2」(7/16劇場)
 ジョン・ウー監督、トム・クルーズ、ダグレイ・スコット、サンディ・ニュートン、ヴィング・レイムス
 ばればれのシーンやおいおいって言いたくなるシーンも多いのですが、娯楽作品としては十分以上に楽しめます、ぜひ劇場で。
「グレイスランド」('98)(7/11ビデオ)
 ハーヴェイ・カイテル、ジョナサン・シャーチ、ブリジット・フォンダ
「セレブリティ/Celebrity」('98)(7/2ビデオ)
 ウディ・アレン監督、ケネス・ブラナー、ジュディ・デイヴィス
 ウディ・アレンの映画が好きなら楽しいだろうし、そうじゃなきゃつまらない。わかりやすいね。
「ミッション・トゥ・マーズ/Mission to Mars」('00)(7/1劇場)
 ブライアン・デ・パルマ監督、ゲイリー・シニーズ、ティム・ロビンス
 何と言うか唖然とするぐらいまっすぐな映画、そんなこといわれても困っちゃうよなあ。
「アウト・オブ・タウナーズ/The Out-of-Towners」('99)(6/28劇場)
 スティーヴ・マーティン、ゴールディ・ホーン、ジョン・クリース
 いやほんと盛り上がりに欠けつまらなかったっす、出演者のファン以外は観る必要ないね、逆にいえばそれでも観るのが正しいファンの道ってもんだよ。
「アベック・モン・マリ/avec mon mari」('98)(6/25ビデオ)
 小林宏史、板谷由夏
 邦画です、たもつに自分を重ね合わせながら見てしまいました。最後の二人の表情がよかった。
「ラン・ローラ・ラン/Lola Rennt」(')(6/19ビデオ)
 スピードとリズムちょっとでももたついたら台無しなんだけど、一気に見せた、爽快な一本。
「アイドル・ハンズ」('99)(6/12ビデオ)
 デヴォン・サワ、セス・グリーン
 ただのおバカ映画だと思ったのですが、スプラッターのほうも手を抜いてなくてちょっとキモイ。グチュってのが平気な人は暇つぶしにどうぞ
「バニシング・ポイント/Vanishing Point」('71)(6/6 ビデオ)
 疾走と静止、喧騒と静寂、現在と過去といった対比の中で車はひたすら走りつづける、彼は何を証明したいのだろう。プライマル・スクリームはこの映画にインスパイアされて同名のアルバムを作った。
「アリゾナ・ドリーム/Arizona Dream」('92)(5/30 ビデオ)
 ジョニー・デップ、ジェリー・ルイス、フェイ・ダナウェイ、リリ・テイラー、ヴィンセント・ギャロ
 かなわぬ夢を持ち、心を病みかけた人たちが出てくる、ちょっと不思議な映画、いいたいことがあるようでうまく伝わってこないのでもどかしい。
「ヘルシンキ・ナポリ オールナイトロング/Helsinki Napoli All Night Long」('87)(5/23ビデオ)
 アキの兄、ミカの監督作品ということで観たのですが、まあこんなものでしょうか。ヴェンダースとジャームッシュがゲスト出演してます。
「ユージュアル・サスペクツ/The Usual Suspects」('95)(5/15 ビデオ)
 映画館でも見たのですがもう一度。あまりに見事すぎて言葉もないけど、ちょっとずるい気もする、おすすめ。
「go」('99)(4/25 ビデオ)
 全体的にはトレスポにインスピレーションを受けた感じ、三部構成とか冒頭とラストが輪を描くとかってのは既に誰かがやっていることで、オリジナリティはほとんどないから、別に観なくたってどうってことない映画だと思う。でも、こういう風に計算された話が最後にかっちりはまるのって好きなんだよね、個人的にはマル。
「Xファイル・ザ・ムービー/The X Files」('98)(4/15 ビデオ)
 デヴィッド・ドゥカヴニー、ジリアン・アンダーソン、マーティン・ランドー
 TVシリーズを見てないと判りづらい部分もある。TVシリーズの最初はパクリネタばっかりでここまで化けるとは思わなかったんだけどね、いまさら最初から見なおす気にもなれないし。
「スモーク・シグナルズ/Smoke Signals」('98)(4/12 ビデオ)
 しみじみいい気分になれる映画。
「エネミー・オブ・アメリカ/Enemy of The State」(4/2 ビデオ)
 トニー・スコット監督、ウィル・スミス、ジョン・ボイト、ジーン・ハックマン
 何も考えずに見られる映画をと思って、ドン・シンプソン&ジェリー・ブラッカイマーコンビ製作のこれを借りてきました。やっぱすごいね、好き嫌いはあるでしょうし、後々まで残るような映画ではないけど、映画は娯楽だということを徹底するとこうなるのでしょう。
「歌劇王カルーソ/The Great Caruso」(3/19TV)
 こういうタイプの映画は見たことなかったので新鮮。ストーリーはあってないようなもので、ひたすらオペラの有名曲(もちろんテノール中心)が歌われます。ミュージカル映画の一種?
「ガタカ/Gattaca」(2/20ビデオ)
 イーサン・ホーク、ユマ・サーマン、ジュード・ロウ
 遺伝子操作と差別という考えさせられるテーマ
「愛の嵐/Il Portiere di Notte(Night Porter)」('73)(2/15ビデオ)
 リリアーナ・カヴァーニ監督、ダーク・ボガード、シャーロット・ランプリング
「シャイニング/The Shining」('80)(1/30ビデオ)
 キューブリック監督、ジャック・ニコルソン、シェリー・デュバル
 スティーブン・キング版を見てみようと思い、その前に予習として再見。
「エブリバディ・ラブズ・サンシャイン/Everybody Loves Sunshine」('98)(1/25ビデオ)
 ゴールディ、デビッド・ボウイ
 結構面白かったけど、ゴールディの狂気の理由やボウイがどういう人なのかがいまいち伝わらず、理解できない部分も。最後のボウイの電話でかなりすっきりしたけど、それって反則じゃないか?
「サウス・パーク vol.1/South Park Vol.1」(1/21ビデオ)
 話題のくそガキアニメ、テレビ版の一巻目。
「バグズ・ライフ/A Bag's Life」(1/18ビデオ)
 CGの技術はすごいんだろうけど、ストーリーが陳腐過ぎていまいち楽しめない。勘違いで連れてこられて、でもがんばって困ってる人達を救っちゃうって話は「サボテン・ブラザース」を思い出した。エンディングのNG集は楽しい、アイデア勝ち。
「ブレア・ウイッチ・プロジェクト/Blair Witch Project」(1/9劇場)
 映画に入りこめなかったため全く恐怖は感じず、ひたすら主人公たちの馬鹿さ加減とうるささに腹を立てていた。関連本やオフィシャル・サイトと合わせて観れば楽しめるのでは?
「僕の戦争/How I Won The War」('67)(1/8ビデオ)
 リチャード・レスター監督、マイケル・クロフォード、ジョン・レノン、ロイ・キナー

1999

「デッドマン/Dead Man」('95)(12/28ビデオ)
 ジム・ジャームッシュ監督、ジョニー・デップ
「コン・エアー/Con Air」('97)(12/27ビデオ)
 ジェリー・ブラッカイマー製作、ニコラス・ケイジ、ジョン・キューザック、ジョン・マルコヴィッチ、スティーヴ・ブシェミ
 愛情・友情・ハッピーエンド、はらはらドキドキ、VIVA !ハリウッドです。
「ムトゥ 踊るマハラジャ/Muthu」('95)(12/26ビデオ)
 ラジニカーント、ミーナ
「スローガン/Slogan」('68)(12/14ビデオ)
 セルジュ・ゲーンスブール、ジェーン・バーキン
「ビッグ・リボウスキ/THE BIG LEBOWSKI」('98)(12/7ビデオ)
 コーエン兄弟、ジェフ・ブリッジス、ジョン・グッドマン、スティーヴ・ブシェミ
「マトリックス/Matrix」(12/2劇場)
 ウォシャウスキー兄弟、キアヌ・リーブス、ローレンス・フィッシュバーン、
「スモール・ソルジャーズ/Small Soldiers」(11/20ビデオ)
 「パペットマスター」を思い出したが、悪い人形が出てくる割にはチャッキーのような緊迫感は全くない、単純に楽しむ映画。大人には薦めません。
「ライブ・フレッシュ」(11/12ビデオ)
 ペドロ・アルモドバル監督
「ブレイド/Blade」(11/7ビデオ)
 ウェズリー・スナイプス、スティーヴン・ドーフ
「シックス・ストリング・サムライ/Six Strings Samurai」(10/30ビデオ)
 クールでポップな近未来SFアクション。ロックンロール、キング・エルビスとカンフーってすごい組み合わせ、好きです。
「ティコ・ムーン/Tykho Moon」(10/29ビデオ)
 エンキ・ビラル監督、ヨハン・レイゼン、ジュリー・デルピー、ミシェル・ピコリ、リシャール・ボーランジェ
「テルマ&ルイーズ/Thelma&Louise」(10/29ビデオ)
 リドリー・スコット監督、スーザン・サランドン、ジーナ・デイビス、ハーベイ・カイテル、ブラッド・ピット
 女は弱く浅はかで男の助けなしでは生きていけないのか?ラストシーンはあまりにも哀しい。リドリー・スコットが監督ということで映像は美しい。
「キラー・コンドーム」(10/22ビデオ)
 NYが舞台のドイツ語の映画、主役はイタリア出身の刑事でクリーチャー・デザインはエイリアンのギーガーという、まじワケわからん映画です。
「スペース・ボール/Spaceballs」('87)(10/10ビデオ)
 メル・ブルックス監督、ビル・プルマン、リック・モラニス、ジョン・キャンディ
 SWのパロディ、いま見るとチープ過ぎて笑えない。
「ドクター・ドリトル」('92)(10/7ビデオ)
 エディ・マーフィー
「エンパイア・レコード/Empire Records」('95)(9/27ビデオ)
 リヴ・タイラー、アンソニー・ラパグリア、
 いやほんと青春ですね。
「蜘蛛女/Romeo Is Bleeding」('94)(9/20ビデオ)
 レナ・オリンおそるべし、あのゲイリー・オールドマンがかすむぐらい怖いよ。
「普通じゃない/A Life Less Ordinary」(9/13)
 キャメロン・ディアス、ユアン・マクレガー
「カリフォルニア/Karifornia」(9/6)
 ブラッド・ピット、ジュリエット・ルイス、デビッド・ドゥコブニー
「バッファロー'66/Buffalo'66」('98)(9/5 劇場)
 ヴィンセント・ギャロ、クリスティーナ・リッチ
「オースティン・パワーズ・デラックス」(8/29劇場)
 マイク・マイヤーズ、ヘザー・グラハム
「007カジノロワイヤル/Casino Royale」('67)(8/28ビデオ)
 ムチャクチャ豪華な出演者による007のパロディ。
「0061北京より愛を込めて/国産凌凌漆」('95)(8/24 ビデオ)
 チャウ・シンチー、アニタ・ユン
 すっげえ間抜けで、もしかしたらちょっとかっこいい、チャウ・シンチーのパロディー物。多分007をベースにジュラシック・パークとか、ターミネーターから頂いてる?
「ブギー・ナイツ/Boogie Nights」('97)(8/15ビデオ)
 マーク・ウォルバーグ、バート・レイノルズ、ジュリアン・ムーア
 時代の風俗・セックス・音楽を切り取った映画だと思ったが、弱さを持つ「人」が描かれている映画だった。登場人物のほとんどが劇中で泣き、こっちもほろりとした。特にラストのバート・レイノルズを追う長廻しのシーンはジーンと来る。
「カプリコン・1/CAPRICORN ONE」('77)(8/10 ビデオ)
 冷静に考えれば荒唐無稽な話だが、事実を作り変えようとする政府(巨大な組織)と個人の闘いというテーマは繰り返し描かれてきた。その警鐘には常に耳を傾けていたい。
「スター・ウォーズ エピソード1/STAR WARS EPISODE I」('99)(8/9 劇場)
 ジャージャーを殺せというサイトができる理由がよくわかった。
「ロスト・イン・スペース/Lost in Space」('98)(8/7 ビデオ)
 スティーブン・ホプキンス監督、ウィリアム・ハート、ゲイリー・オールドマン、ヘザー・グラハム
 ステレオタイプなキャラクター(だけどみんなキャラ的に弱い、あのゲイリー・オールドマンですら・・・)、どこかで見たようなシーンの連続で全くはまれなかった。SFファンでどの映画からのいただきかをあてっこしたら楽しいかも?
「ガール6/GIRL6」('96)(8/1 ビデオ)
 スパイク・リー監督、テレサ・ランドル、イザイア・ワシントン
「クラッシュ/Crash」('96)(7/24 ビデオ)
 デビッド・クローネンバーグ監督、ジェームス・スペイダー、ホリー・ハンター、
 この世界はちょっとわからん、クローネンバーグの問題作。カンヌ映画祭審査員特別賞。
「レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ/Leningrad Cowboys Go America」('89)(7/23 ビデオ)
 アキ・カウリスマキ監督、マッティ・ペロンパー、
 カウリスマキのオフ・ビートなロードムービー。舞台はアメリカなんだけどカウリスマキが撮ると知らない国に見える。ジャームッシュが出演、「ミステリー・トレイン」のメンフィスや「ダウン・バイ・ロー」の沼地みたいなシーンが登場。
「オースティン・パワーズ・デラックス」(7/22 試写会)
 マイク・マイヤーズ、ヘザー・グラハム
 SWを撃破した噂のおバカ映画。もうオープニング・シーンから笑いっぱなしです。ヘザー・グラハムはキャラ的に薄いけど、まっすぐな足はムチャす・きれいだしタイプだから許す。前作ではカメオ出演場面をアメリカ公開時にカットされてしまったロブ・ロウもがんばってます。実は全く似てないミニ・ミーも笑える。9月公開予定。
「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲/Batman&Robin」('97)(7/18 ビデオ)
 ジョエル・シューマッカー監督 ジョージ・クルーニー、アーノルド・シュワルツェネッガー、クリス・オドネル
 ジョージ・クルーニーはフェロモンだし過ぎで、ブルース・ウェインの癒しようのない心の傷からでる影が全くない。あれじゃタダのヒーローじゃないか。やっぱりティム・バートン&マイケル・キートンのコンビが最高。
「ドゥーム・ジェネレーション/The Doom Generation」('94)(7/12 ビデオ)
 グレッグ・アラキ監督、ジェームズ・デュバル、ローズ・マクガワン、ジョナサン・シャーチ
 ジェネレーションXムービーというので観たんだけど、さっぱりわからん。ちょっと現実離れしているところはリンチやバロウズのできそこないという感じ。ポップでどこかチープな映画。
「バウンド/Bound」('96)(7/4 ビデオ)
 ウォシャウスキー兄弟監督、ジェニファー・ティリー、ジーナ・ガーション
 先の読めない展開、ジーナ・ガーションたまらんです。
「ドアーズ/The Doors」('91)(7/3 ビデオ)
 オリバー・ストーン監督、ヴァル・キルマー、メグ・ライアン、カイル・マクラクラン
「カクテル/Cocktail」('88)(6/28 ビデオ)
 トム・クルーズ、ブライアン・ブラウン、エリザベス・シュー
 こういう映画はリアルタイムで見ないとね。若き日のジーナ・ガーションを見ることができたのは収穫。
「リアリティ・バイツ/Reality Bites」('94)(6/21 ビデオ)
 ベン・スティラー監督、ウィノナ・ライダー、イーサン・ホーク
 なんかとっても心のツボにはまったみたいで痛かった。価値観が多様化し、既存のレールが決して未来を保証しないことを知った今、僕らは何を選び何を捨てるのだろう?
「レニー・ブルース/Lenny」('74)(6/14 ビデオ)
 ボブ・フォッシー監督、ダスティン・ホフマン、ヴァレリー・ペリン(カンヌ女優演技賞)
コメディアン、レニー・ブルースの伝記映画。「ラリー・フリント」を観た時も感じたんだけど、時間も空間も違う場所に生きていると、彼らが戦っていた権力・法・道徳,その背後にある宗教といったものが理解できないから、映画自体も十分に理解できない。もうすこし勉強しないとね。
「ジュ・テーム・モア・ノン・プリュ/JE T'AIME MOI NON PLUS」('75)(6/5 ビデオ)
 セルジュ・ゲンズブール監督、ジェーン・バーキン
 男の子みたいな女とホモの男の一瞬の恋。ジェーン・バーキンはやっぱムチャスCUTEだわ、そしてゲンズブールはイカレテル。
「ペイバック/Payback」('99)(5/29 劇場)
 メル・ギブソン
 リチャード・スターク原作の、非常によくまとまったクライム・アクション。何も考えずに観るには最適。
「セブン/Seven」('95)(5/28 ビデオ)
 デビッド・フィンチャー監督/ブラッド・ピット/モーガンフリーマン。
 すごい、心臓を直接つかまれたようなショックを受けたよ。公開からだいぶ経つのにこの結末を知らずに観ることが出来たことに感謝するわ。うーん、きついっス。
「ブエノスアイレス」(5/23 ビデオ)
 ウォン・カーウァイ監督/レスリー・チャン/トニーレオン
 圧倒的な色彩と映像、音楽はあいかわらずだが、複数のストーリーが交錯する「天使の涙」「恋する惑星」と違い、ひとつの恋のストーリーが進んでいく。別々のスピードと方法で終わりへと進んでいく二人、イグアスの滝は癒しの場なのだろうか。フランク・ザッパの曲が使われているのは知らなかった。
「憎しみ/la HAINE」(5/16ビデオ)
 マシュー・カソヴィッツ監督/ヴァンサン・カッセル
 フランス映画とは相性が悪いからなのか、いまいちわからなかった。モノクロの映像で怒りや憎しみを押さえて表現している。
「トップ・ガン/Top Gun」(5/3ビデオ)
 トム・クルーズ
 いまさらですが見てみました。さすがに音楽がつらい、当時は最高にかっこよかったんだろうけどね。映画自体も合わなかった、やっぱり旬の映画だったのかな。
「ラブ・ジョーンズ/Love Jones」(4/26ビデオ)
 いい恋がしたくなる、大好きな人を抱きしめたくなるそんな映画。音楽とかスタイリッシュな映像とか、こういうのをおしゃれな映画というのかな。ただ、前半は主人公の心の動きが伝わらなくてちょっと退屈だった。
「プラトーン/Platoon」
 オリバー・ストーン監督
 いまさらだけどまだ観ていなかったので。自伝的要素が含まれているという、こんな映画を見せられると、彼がどんな映画を撮ろうと文句は言えないなという気になった。
「トゥリーズ・ラウンジ/Trees Lounge」
 変な顔S・ブシェミの監督・主演作。クロエ・セヴィーニがかぁわいいね。
「レオン/Leon」(4/3ビデオ)
 リュック・ベッソン監督/ジャン・レノ/ナタリー・ポートマン
 カサヴェデスの「グロリア」が下敷きになっているらしい。自分のルールを守ることで生き延びてきた殺し屋が、家族を殺された少女と行動を共にすることになったばかりに悲劇的な結末を迎える。ジャン・レノもいいけど、ゲイリー・オールドマンのキレぶりがかっこよかった。
「ラブ etc./LOVE etc.」
 シャルロット主演。やっぱりシャルロットは現代劇に限る。超かわいい!
「知らなすぎた男/The Man Who Knew Too Little」
 ビル・マーレー出演のスパイ・コメディ映画。おトボケ男ビル・マーレーの本領発揮、「オースティン・パワーズ」がありならこの映画もお薦め。
「ブルース・ブラザース2000/Blues Brothers 2000」
 この映画に難癖つけるのは野暮というもの。愛があればいくらでも楽しむところはあります。ライバル、ルイジアナ・ゲイター・ボーイズのメンバーの豪華さには脱帽。
「プリシラ」
 オーストラリアの砂漠が舞台のドラッグ・クイーン三人組のロード・ムービー。
「カッコーの巣の上で/One Flew over The Cuckoo's Nest」
自由に生きることの難しさ、大切さ。ラストは泣きます。
「サボテン・ブラザース/Three Amigos!」
おバカ映画の傑作。落ち目の映画のヒーロー三人組が、盗賊に狙われた村を救う。
「ラウンド・ミッドナイト/Round Midnight」
 ピアニスト、バド・パウエルの生涯をモデルにしたとも言われるジャズ映画。アメリカでのジャズ不遇の時代にヨーロッパにわたったジャズマンとジャズファンの男の交流。サックス奏者デクスター・ゴードンの演技(地なのか?)はすごい。
「ワンダとダイヤと優しい奴ら/A Fish Called Wanda」
 モンティ関連映画、ケビン・クラインはこんな役をやってるときが一番好きだな。
「バグダッド・カフェ/Bagdad Cafe」
 この映画で使われた「コーリング・ユー」の透明感のある響きは映画とともに一度聞いたら忘れられない。