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●どのような浮腫みがあるのでしょうか?
むくみは、体の一部だけに起こる局所性浮腫と、全身がむくむ全身性浮腫とに分けられます。
【局所性浮腫】
局所性浮腫では、虫刺され、熱傷、アレルギー等の炎症により、毛細血管の透過性亢進が起こり、血管内から細胞間質への体液の流れの促進や、リンパ管の閉塞などでリンパ液の流れに障害がおき、浮腫みを引き起こします。静脈血のうっ血で、静脈内に血栓ができ、血管を閉塞するようになります。この場合は、静脈圧の上昇になり、血栓では片足にのみ浮腫みを生じます。
【全身性浮腫】
全身性浮腫の場合は、大きく分け心臓、肝臓、腎臓の疾患が影響しています。
◎心性浮腫・・・心臓は右心系(肺循環)、左心系(体循環)
に分かれていて、左心系に障害を受けると、充分な血液量を大動脈へ送れなくなり、肺に水が溜まる状態になります。右心系では、収縮が低下し、大静脈に鬱血を起こし、静脈圧が上昇に伴い水分が組織に染み出して浮腫みが起きます。
このタイプは立位の場合には足に、仰臥位では背中にと、引力の方向に現れ、徐々に全身性になっていきます。
◎肝性浮腫・・・肝機能が低下すると、アルブミン(蛋白質)の合成が低下し、浸透圧に支障を来たし、腹水や浮腫みを起こします。
◎腎性浮腫・・・腎臓は、老廃物を排泄する働きをしていますが、腎系球体の障害によって、体にナトリウムが溜まり、尿量が減り、顔が浮腫みます。また、蛋白尿が出るため、浸透圧に支障を来たし、全身の浮腫みが起こります。
これら以外にも、甲状腺機能低下症による粘液浮腫といわれるものもあります。この場合は、指で押しても痕が残りません。
この様に浮腫みと言っても、様々な症状があり、様々な病気が隠れている可能性がありますので、何日も続いたり、急に体重が増えたり、尿の出が悪い、まぶたの浮腫みが取れないなど、これらの症状が続く場合は、注意が必要です。
では、病的なものでない一般のむくみでは、どのような点に気を付けたら良いのでしょうか。
まず、食事面では、やはり塩分になります。塩分の摂取量が多くなると、体内に水分を貯えてしまい、むくみやすくなりますので、注意が必要です。また、日頃からむくみやすい人は、むくみを気にして水分摂取量を抑えてしまいがちですが、出来るだけ水分を取るように心掛け、排尿させるようにして新陳代謝を良くするようにしてみて下さい。代謝が良くなる事で、むくみも改善されると思います。
冷えや運動不足によっても筋肉が固くなり、静脈血の戻りが悪くなるため、むくみやすくなります。なるべく足元を冷やし過ぎないようにしたり、長時間同じ姿勢でいない様にし、時々動いて筋肉の緊張をほぐし、血行を良くするように気を付けてください。
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