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●食事について
さて、体脂肪増加の原因は、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回り、その余剰分が体内に溜まってしまうためです。では、なぜそのようなことが起こるのでしょう?食べすぎ(摂取)と、運動不足(消費)の関係から、整理して考えてみます。
過食と偏り・・・
まず、食べ過ぎというと、食事の量が問題だと思われる方が多いのでは無いでしょうか。食事より摂取され、作り出されたエネルギー量は「カロリー」という単位で表されます。糖質とタンパク質1gからは「4キロカロリー」、脂肪1gからは「9キロカロリー」がそれぞれ作られます。
高エネルギーの食品、特に脂肪分の多いものは、糖質、タンパク質に比べ、約2倍のエネルギーになるので、同じ量でも内容によっては、カロリー過剰になり、肥満になりやすくなります。また、糖質の中でも、甘みの強い果物、はちみつ、砂糖、甘いジュース類やアルコール類などは、穀類に比べ吸収が早く、取り過ぎは体脂肪の原因となります。
自分では、量は普通のつもりでも、栄養のバランス次第で、カロリーオーバーになる場合もあるのです。問題は「量より質」というわけです。まずは、栄養のバランスの取れた食生活を心掛けて下さい。
1日きちんと3食・・・
1日3食、出来るだけ決まった時間に規則正しく食事を摂ることが理想です。特に、食事の間隔を5〜6時間くらいずつ取るようにすることで、間食・ドカ食いが防ぎやすくなります。
一日の食事の回数を減らすことは、エネルギーを満たすことは出来ても、食品の種類が減り、ビタミン・ミネラル・食物繊維などの栄養素が不足する原因になります。さらに、食事抜きのダイエットは、体重を減らすことは可能でも、体脂肪を減らすことは難しく、骨や筋肉の量を減らしかねない、リスクの高い方法です。筋肉量が減ると、基礎代謝量が低下し、さらに痩せにくい体質になります。また、体内では、「次にいつ食べられるか分らない」という防衛反応が働き、消化・吸収を高め、体脂肪を蓄えやすくします。
朝食をしっかり・・・
脳はブドウ糖をエネルギー源として働く為、朝食をしっかり摂る事で、脳の細胞が活性化します。朝食は多少多めでも、日中の活動でエネルギーが消費されるので、体脂肪は溜まりにくいのです。
寝る前は食べない・・・
夕食は出来るだけ就寝3時間前くらいまでに済ませるのがベストです。活動と休息を司る自律神経のバランスは、就寝時、休息型の副交感神経の働きが高まり、消化管などの内臓の働きが活発になります。この時に食事を摂ると、栄養が腸から吸収されやすく、同時に脂肪の合成も盛んになります。
仕事などの事情で、どうしても夕食が遅くなってしまう場合は、適当な時間におにぎりなど腹持ちの良いものを軽くつまみ、夕食は時間が遅くなるほど軽くするよう心掛けます。またその際は、主食を減らし、おかず主体にすると良いでしょう。また、基本的には、夜食などは摂らない方が良いのですが、どうしても空腹に耐えられない時は、少量の果物や牛乳、またはところてんなどでつなぐよう、工夫しましょう。
早食い・・・
脳の満腹中枢が働き、満腹になったと信号を送るのに、食事を始めてから約20〜30分掛かると言われています。ですから、それ以前にかき込むように食べるような早食いの習慣の人は、どうしても食べ過ぎになりがちです。
これを防ぐには、出来るだけ食事を良く噛み、ゆっくり食べる習慣に変えることです。ゆっくり食べることにより、腹八分目でも充分な満腹感を得られるようになります。
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