ドイツ VS アイルランド

 注目度:★★☆
 緒戦のサウジアラビア戦で大量8点を獲り勝ち点3を奪い取ったドイツ。対してカメルーン相手に引き分け、勝ち点1のみのアイルランド。アイルランドとしてはここでなんとか勝ち点3を奪って決勝トーナメントへの切符を手にしたいところだ。
 しかし緒戦を見る限りではドイツ優位に思える、がしかし野球でも言われるように大量得点の次の試合は得てして得点が取れないものだったりする。おまけに相手は堅守を誇るアイルランド、あんなに取れたはずの点がなぜ…という展開になり気がつけば自滅、という可能性がないわけではない。とはいうもののFWのクローゼヤンカービアホフを始めとする攻撃陣が形を作った上での得点だったし、この調子はそう簡単に落ちそうにもない。対してアイルランドは中盤からの組み立てが出来ていないし、そうそうミドルシュートに頼ってばかりもいられない。やはりドイツの優位は動かないか。
 とにかくフィジカル対フィジカルのガッツンガッツン対決、あたかもアメリカンフットボールを見るかのようなぶつかり合いが楽しめることは必至。肉体派サッカーの頂点を堪能しましょう。
 というわけで予想は、3-1でドイツ。
 注目選手
 ドイツ:得点王の可能性もあるクローゼ、ヤンカー、バラック、ツィーゲ、カーン
 セネガル:ロビー・キーン、イアン・ハート、ホランド

フランス VS ウルグアイ

 注目度:★★
 今大会一番の大番狂わせが開幕戦で起こると誰が予想しただろう。王者フランスはいきなり剣が峰に立たされた。セネガルとデンマークは既に勝ち点3を取っているわけだから、あとはもう勝つしかない。背水の陣のフランス、これはこれで見応えがありそう。ウルグアイはウルグアイで追い詰められた。こちらも勝つしかないとはいえ、相手がフランス、残るはフランスを破ったセネガル。これは圧倒的に分が悪い。せいぜい悪あがきして大会を盛り上げてくれることを祈る。現実は厳しいが。
 フランスはジダンが出るのか出ないのか。試合レビューにも書いたがジダンが出ようと出まいとフランスの強さは変わらない、少なくともウルグアイが相手なら。しかしこの追い込まれた状況で精神的支柱がいるといないとでは大きな違いが出るだろう。代役のジョルカエフが期待通りの活躍をしていないことも不安材料だ。スタメンはないかもしれないが、もし前半終わっても引き分け、もしくは負けている状況なら使わないわけにはいかない。大体が残りニ勝したところで決勝トーナメントに進めるとも限らないのだ。得失点差がものをいうこともある。ここは点を獲って確実に勝っておきたいところだ。
 ウルグアイは、正直厳しいだろう。特に主役のレコバが監督と上手くいっていない様子でデンマーク戦でも途中交代させられていた。彼自身は一発逆転可能な左足を持っているだけにピッチ上にいさえすれば何かが起こる可能性はあるのだが。良くも悪くもレコバ次第だがフランスが世界に誇るボランチがそうそう仕事をさせるとも思えないしなあ。
 というわけで予想は、3-0でフランス。でなきゃマズイ。
 注目選手
 フランス:今度こそジダン、アンリ、テュラム(困ったときは彼がなんとかしてくれた)
 ウルグアイ:レコバ、ダリオ・シルバ

アルゼンチン VS イングランド

 注目度:★★★
 来た来た来ましたグループリーグ中もっとも注目度が高く、世界中が期待している一戦が。両国の因縁は遡れば古いのだが、とにかくマラドーナの「五人抜き」と「神の手」、そして前回大会のベッカムシメオネの因縁だけでも覚えておいて欲しい。その因縁の二人がまたもやワールドカップのピッチでぶつかり合うなんてまるで任侠映画のようですな。その他にもアルゼンチンの司令塔であるベロンは現在、ベッカムと同じマンチェスター・ユナイテッドで僚友だとか、語るときりがないくらい話題に事欠きません。
 ただ、現実問題、お互いの緒戦を見比べてみるとその差は結構歴然。アルゼンチンのが圧倒的に優位でしょう。特にイングランドのゾーンディフェンスはアルゼンチンの世界最高峰の攻撃的3トップにはとても耐えられないと思います。オルテガのスピードとドリブルはファーディナンドにとっては天敵のような存在ですし、ベロンから繰り出される裏へのパスは出足の遅いGKシーマンでは防げないでしょう。
アルゼンチンはセンターフォワードにバティストゥータクレスポのどちらを起用するのかが注目ですが、この試合に限ってはスピードのあるクレスポを起用することをビエルサ監督にはオススメします(お前は一体何様だ)。
ベッカムオーウェンの調子が本調子ならイングランド側にも楽しみはあるのですが、あまり期待はしないことにしましょう。ベッカムのフリーキックさえ見れればそれでいいです。贅沢は言いません。ファンはファンなりに冷静に分析してます。
 というわけで予想は、3-1でアルゼンチン。個人的には…イングランド頑張れ。
 注目選手
 イングランド:オーウェンの爆発に期待、ベッカムのFKに期待
 アルゼンチン:ベロン、クレスポ、シメオネが今度は退場させられることを期待

イタリア VS クロアチア

 注目度:★★
 個人的には今大会優勝候補筆頭のイタリアと前回フランス大会3位のクロアチアの一戦。こう書くと一見白熱したいい試合になりそうだが、おそらくはイタリアの圧勝(といっても点差がつくわけではない、それがイタリア)になるだろう。理由の一つはクロアチアの選手があまりにも高齢化しすぎているということ。クロアチアはフランス大会で日本とも対戦したので名前に聞き覚えのある方も多いと思うが、なんと11人中7人がフランス大会の時のメンバー。日本をどん底に叩き落し大会得点王を獲ったスーケルも健在、というか彼が未だにボクシッチと共にツートップを張っているということが信じられない。実際、緒戦のメキシコ戦でも体力不足がたたり、後半は完全にメキシコに押されて耐えるだけのサッカーになってしまった。戦術的には四年前同様のカウンターだが、前線までボールを運ぶ力がない。中盤でパスを出すプロシネツキも年齢から来る衰えは隠せない。
 そしてイタリアは守り合戦ならお手の物だ。おまけに体力的にもスピードでもクロアチアの上を行っているのだからクロアチアに勝ち目はないだろう。今大会のイタリアの強さは本物で、嘗ての守り勝ち一辺倒だけでなく攻撃も充実している。日本でも有名なトッティの活躍は言うに及ばずだが、個人的にはビエリは世界でも一、二を争うフォワードではないかと思っている。彼の活躍にも注目して欲しい。ちなみに彼の渾名は「闘牛」。見ればわかります。日本にもファンが多いデルピエロは出番がどうか。トラパットーニ監督はトッティデルピエロを併用するつもりはないらしい。緒戦の出来を見る限りではトッティが優勢か。とはいえ、クロアチアもベテラン揃いということで試合巧者ぶりをある程度は見せてくれるだろう。イタリアが優勝できる器なのかどうかを測るにはちょうどいい試合かもしれない。
 というわけで予想は、1-0でイタリア。「ウノ・ゼロ」の美学。もっと点は取れると思うけどね。
 注目選手
 イタリア:ビエリ、トッティ、ブッフォン
 クロアチア:嘗ての輝きは戻るのかスーケル、ヨシカツの同僚、プロシネツキ

ブラジル VS 中国

 注目度:★★
 南米予選であれだけ苦労して歴代最弱の噂まで飛び交ったブラジル。しかし蓋を開けてみれば緒戦のトルコには2-1での勝利。先制点を取られたりと問題はあったが終始ブラジルペースだったし、リバウドロナウドを獲るべき人が点を獲って勝ったというのはやはり王国の強さか。最近のトルコは目を見張るほどの強さなのでそれにあそこまできっちり勝ったというのは評価したい。イギリスのブックメーカーでは、イタリアとブラジルが一番人気だそうだ。ボランチでチームを支えたエメルソンがいない、センターバックが弱い、などの問題は抱えているが、グループリーグを抜けるには全く問題なし。むしろ攻撃力は予選当時よりも上がってるし怖い存在になってきている。日本がもしH組2位で通過した場合ブラジルと当たる計算になるが、できれば避けたい相手だ。トルコも嫌だけど。
 中国は、コスタリカ戦をダイジェストで見た限り、何年か前の日本を見るような感じ。つまりある程度形は作れるけどフィニッシュまでいけない、みたいな。特にスピードを活かしてのサイド攻撃というのは嘗ての日本を得意パターンで、それにプレスで勝負、と本当に戦術は似ている。まあ、これがアジアにあったやり方ということなんだろうけど。如何せん熟成期間が足りない。国際経験が少なすぎる。これでは流石にミルディノビッチ監督のボラ・マジックをもってしてもブラジルには手も足も出ないだろう。大量失点覚悟の一戦といえる。運が悪かったということだ。個人的にはミルディノビッチ監督のファンだし、彼の伝説(これまで率いた4カ国全てのチームを決勝トーナメントに連れて行っている)がここで止まってしまうのは忍びないが、あまりにも勝ち目は薄い。あとはホントにマジックを頼るしかないだろう。最終戦のトルコも強豪なだけにキツイ。ま、四年前の日本も結果は三敗だったのだから、ここは一点入れてW杯初得点をブラジルから、という快挙を狙おう。
 というわけで予想は、4-1でブラジル。ボラ・マジックの奇跡を期待。
 注目選手
 ブラジル:復活のロナウド、リバウド、ジュニーニョ
 中国:楊晨、宿茂臻、李鉄

メキシコ VS エクアドル

 注目度:★
 個人的にはこっちの試合より18:00からのコスタリカVSトルコの方を放映してくれよ、って感じですが。中南米VS南米っていう最近のサッカーではあまり観られない試合が観れるかもしれません。どちらもとにかくボールを回したがるし、狭いスペースでの攻防が見もの。個人技対個人技の戦いになると思います。  ここのグループはイタリアが頭一つ抜け出していますので、両者ともここで勝ち点3をなんとしても獲っておきたいところでしょう。
 だがしかし、読めない。エクアドルはイタリア戦でもそれなりに形を作れていたようには見えましたが、あれはイタリアがある程度自由にやらせてくれていたせいとも見れるし、メキシコはクロアチアのロートル開いてだったからこそ後半生きたのかな、という気もします。まあ、あんまり勝敗には拘らず、今では死につつある個人技優先の細かいサッカーを楽しめればいいな、という気はします。どちらも技術的には素晴らしいものを持っているので、「おお!」とか「ああ!」とか言いながら観るには良い試合なのではないでしょうか。特にメキシコのブランコには要注目です。考え付かないようなプレーを平気でします。ボールを足の間で挟んでジャンプしたりね。
 というわけで予想は全然わからんが、2-2で痛み分け。で、メキシコが2位通過ってとこですか。
 注目選手
 メキシコ:曲芸師ブランコ、カバジェロ、出たらエルナンデス
 エクアドル:イタリア戦でなかなか良かったデラクルス、デルガド、アギナガは怪我?

日本 VS ロシア

 注目度:★★★
 ワールドカップで歴史に残る勝ち点1をゲットした日本。しかし喜んではいられない、この試合に勝たなければ(現実的には引き分けでも可能性は残るが)その喜びも意味のないものになってしまう。  さて、展望だが。まず第一の問題はトゥルシエがどのような布陣でロシアに対抗するかである。ベルギー戦では彼本来のテーマである「攻撃」を前面に押し出した布陣、具体的には左に小野、右に市川を貫いて善戦という結果を得た。この決断には拍手を贈りたい。所詮だからといって単純に守りを固めなかったからこそ、あの感動は生まれた。
 さて、対してロシア戦ではどうか。ベルギーとロシア、どちらが強いのかという意見には色々あるだろうが、対日本ということを考えた場合、ロシアの方がやりやすい相手だというのが大方の意見である。それはつまり「噛み合う」ということであり、日本の危険も増えることになるのだが。それを考慮に入れた場合、基本的な布陣は、ベルギー戦と同じ「攻撃的」で行くべきだ。特にベルギー戦で得点されたシーンが、セットプレー、またはその流れからの失点であり、決してゲームの流れの中で中盤、そしてDFラインが崩されての失点でなかったという点も留意した上で、である。ただ一点、考えるとするならばロシアの右サイドカルピンは怖い選手であり、彼を自由にやらせたら日本に勝機はない。それを小野の攻撃力で無力化させるか、服部の守備力で殺すのか、そこだけであろう。予想を言えばスタメンは服部で様子を見て、後半カルピンが疲れてきたら小野もしくはアレックス投入、ということになりそうな気がする。チュニジア戦を見てもロシアは公判明らかにペースが落ちる。ここは前半堅く行く戦術でも文句は言えまい。たとえ、ベルギー戦同様つまらない前半になったとしても。
 気になるのは稲本戸田のボランチ二人のイエローカード。ベルギー戦での活躍を見るまでもなく、この二人は日本の生命線であり、特に稲本は日本で最も期待できる男だ。だが、ロシア戦も中盤が激しくなることは必至だし、そうでなくては日本は守りきれない。いくらチュニジアがベルギーやロシアに劣るとはいえ、ここで一気に二人を欠き、いきなり新しいコンビを使うというのは正直危険だ。特にロシアの核となるモストボイは百戦錬磨の達人で戸田をファウルトラブルに巻き込むことなど容易いことのはずだし、そういう研究もしているかもしれない。しかし、それでもトゥルシエ戸田で行くような気がするが、私は明神を押したい。ディフェンス力が高く、運動量も豊富。特に日本の四人のボランチの中では最もマークが巧い。モストボイに単独マークさせてもいいのではないだろうか。
 ツートップは鈴木柳沢のままで行くだろう。鈴木は日本にとってもトゥルシエにとってもラッキーボーイであり、絶対に外せない。私的には柳沢の調子は今ひとつに見えるが、先日稲本の得点に絡んだこともあり、変える決断をするには微妙。私は西澤の方がデカイDF人に対してはチャンスを作ったり、フィジカルで負けない気がするのでこちらをオススメするが。ロシアの高さを警戒して福西というのも悪くはない選択だと思うけどね。
 ロシアは、チュニジア戦のダイジェストでしかわからないが、戦評を読んでも特に怖い、ということはないようだ。気をつけるべきは高さとカルピンというこれまでの情報に変化はない。しかし、モストボイが復活するとなると話は変わってくるのかもなあ。これが夜の試合でなくて昼の試合だったら、暑さと湿気で決行やられてくれたかもしれないのだが。このチームはやってみなくちゃわからないところが多すぎて…。
 というわけで予想は希望を込めて、2-1で日本。先制、同点、逆転のパターンだったらなおよし。
 注目選手
 日本:またも稲本鈴木の得点コンビ、今日は働いてくれ中田(英)
 ロシア:やっぱり怖いカルピンモストボイのセルタコンビ、ティトフ

チュニジア VS ベルギー

 注目度:★
 うーん、正直見所を語れるほど両者のサッカーに特徴や面白みがあるとはあまり思えない。日本と同組だからこそ注意は払うが、そうでなければ切り捨てゴメンな試合だ。
 ベルギーは日本戦を見る限りそれなりに強い。チュニジアの攻撃陣が余程のスピードを持っていれば別だが、そうでなければ崩すことは出来ないだろう。ロシアとベルギーは守備に関しては強いところも弱いところも殆ど同じ(高さに強くスピードに弱い)なので、ロシア戦で完封され、あまりいいところなかったチュニジアはやはり厳しいか。
 対してベルギーは日本戦で見事なオーバヘッドを決めたウィルモッツを始めとして、なかなかに好調。特に相手国を研究し、穴をついてくる戦術は見事。さすがはワセイジュ監督。チュニジア戦もキッチリと相手を研究してくるに違いない。特に日本戦でも見せたセットプレーは威力抜群。ベルヘイエンバンデルヘイエンの高さは脅威だろう。
 日本がグループリーグを突破するためにはチュニジアには頑張ってもらいたい。勝ってくれとは言わんが、せめて引き分け、最悪でも最少得点差で負けて欲しい。ごめんよチュニジア。
 というわけで予想はこれまた希望を込めて、1-1で痛み分け。無理かな
 注目選手
 チュニジア:セリミ、また何かやらかすかGKのブームニジェル
 ベルギー:ウィルモッツ、顔が怖いベルヘイエン

ポルトガル VS ポーランド

 注目度:★☆
 フランスに続いてまさかまさかの負けを喫したポルトガル。だからアメリカは強いってあれほど言ったのに、人の話を聞かずに油断するから。確かにポルトガルはメンバーだけ見たらかなり凄い。フィーゴルイ・コスタの二人だけでアメリカ選手の年棒を賄っておつりが来るだろう。だが、ことワールドカップという舞台に関してはポルトガルは四大会ぶりの出場、アメリカは四大会連続出場。立場は逆転するのだ。ポルトガルはアメリカに対して優位な意識をもって戦ってはいけなかったのだ。そしてアメリカはワールドカップの怖さを文字通りポルトガルに見せ付けたのである。
 戦術的な面から見れば、ポルトガルの優雅なサッカーに対し、アメリカは自分達の唯一絶対の武器、パワーで立ち向かった。そしてそれが功を奏した。セットプレーからの得点もパワーでこじ開け、ねじ伏せた得点だし、ポルトガル選手の気持ちを殺ぐかのように激しく当たり、「こちとら遊びでやってるんじゃねえ」とばかりに威嚇し続けた。ポルトガルにとっては大誤算だったろう。サッカー後進国であるはずアメリカにまさかこんなに手を焼くとは想像しなかったに違いない。だが、その他のスポーツで世界を席巻するアメリカは伊達じゃない。技術や伝統がないなら対抗する武器を作ってくるのだ。底なしのスタミナ、無類のフィジカル。彼らは遠いアメリカの地で、異次元サッカーを作り上げたのだ。そこには華麗さや優雅さはない。しかしポルトガルはアメリカンサッカーに対していつものサッカーで対抗してしまった。それが全てだ。
 前置きが長くなったが、ポルトガルもまたフランス同様窮地に追い込まれた。ここはもう勝つしかない。ポーランドには通常兵器が通用するはずだし、おそらくそれしかポルトガルには出来ない。順当に行けばポルトガルは勝てるだろう。だが、フィーゴの復調が今ひとつというのも気になるし、なによりアメリカに粉砕された自信が果たして回復しているのかどうかが気になる。もし未だに迷いや気落ちした状態を持ち込んで試合に臨んだなら何が起こるかわからないだろう。
 そうはいっても韓国戦を見る限りポーランドは全然たいしたことないチームだ。32ヶ国中サウジアラビアと並んで最もインパクトのないチームと言ってもよい。オリサデベさえ、キチンと封じ込めてしまえば敵ではないだろう。フェルナンド・コウト率いるディフェンスラインが平静を保っていれば問題はない。ポーランドは厳しいだろう。なんとか3敗しないように必死だろうが、それは難しいか。まあ、どんな結果であれ、ポルトガルの美しいサッカーをしっかりと見せて欲しい。オランダがいないワールドカップではポルトガルのその使命が掛かっているのだから。
 というわけで予想は、3-0でポルトガル。怒りをここで叩きつけろ
 注目選手
 ポルトガル:怪我はどうなんだフィーゴ、チェックに負けるなルイ・コスタ
 ポーランド:オリサデベ、くらいかなあ。W杯が終わったら一番に忘れそうなチームだ


shaka / shaka@diana.dti.ne.jp