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■under the rose

 薔薇(ばら)と書いて「そうび」、「しょうび」とも読む。
 バラは、中国やチベットなどから、ヨーロッパや中近東などへ、そして北半球の各地に渡ったとされており、その人気ゆえに、観賞用に改良され、花の中でも特に数多くの種類がある。
 品種改良に使われた中には日本原産のバラも3種類あったそうで、
はまなす(英名:Japanese rose バラ科)もその一つ。
 ちなみに、四季咲きのChinese roseと呼ばれる中国名「月季(花)」は、和名を「庚申(コウシン)バラ」という。
 中国では、もともと蔓性で小さな花の野生バラを指して、バラと言っていた。『本草綱目』には薔薇(しょうび)は、蔓が垣根にもたれかかっているという意味の「牆靡」(しょうび)に由来すると書いてあるそうで、その呼び名が日本に伝わったとされている。
 19世紀初頭、フランスの皇后ジョゼフィーヌは、戦争中にも敵国から、またヨーロッパのみならず日本や中国など世界中からバラの原種を取り寄せて、マルメゾン宮殿のローズガーデンに植栽させた。蒐集、改良したバラは、250品種を越えるともいわれている。

「under the rose」という言葉がある。
 直訳すると、「バラの下で」だが、他の意味にも使われている。
 ギリシャ軍が、バラ園で作戦を練って戦いに挑み、ペルシア軍に勝利したところから、ラテン語の「sub rose(バラの下で)」という言葉が「秘密」という意味で使われるようになった。
 古代ローマでは、バラの花の象徴ヴィーナス(ギリシャ神話ではアフロディーテ)は「愛と喜びと美と純潔」の象徴でもあり、 それが花嫁が結婚式にバラの花束を持つ風習にもつながったとされている。
 神話では、キューピッドの射た矢で、母ヴィーナスが恋人と密会してしまったことを知り、キューピッドは責任を感じて、沈黙の神ハルポクラテスに口外しないことを頼んだ代わりにバラを贈ったことから、「他言しない」という意味でバラが用いられるようになったとされる。
 ローマ人は、天井から一輪のバラをつるしたり、宴席の天井にはバラの絵や彫刻が施されて、そこで話したことや出来事は、外に漏らさないという約束事があったそうだ。
 今でも、「under the rose」という言葉は「秘密に。内緒に」という意味で使われている。

皇后ジョゼフィーヌ
ジョゼフィーヌ(1763年 - 1814年)は、ナポレオン・ボナパルト(ナポレオン一世)と、1796年に結婚。1809年に離縁されるが、パリ郊外のマルメゾン宮殿で余生を送り、「皇后」の称号を保持していたそうだ。本名マリー・ジョゼフ・ローズ・タシエル・ド・ラ・パジュリ。

茨城県
バラという名は、トゲのある木の総称である「ウバラ」、トゲのある蔓草の総称「茨(イバラ)」からきたといわれている。 『万葉集』の時代には、「ウバラ」「ウマラ」と呼ばれていた。
『常陸国風土記』(713年)には、黒坂命(くろさかのみこと)が、穴蔵に住む、盗賊の佐伯(さえき)を滅ぼすため、城(き=敵を防ぐための軍事的構造物)に、茨(ウバラ)を使ったという話が載っており、常陸国(現 茨城県)の茨城(うばらき)という地名が、県名の由来といわれている。

★薔薇の別名「買笑花(ばいしょうか)」
前漢の武帝の寵妃、麗娟は「かんばせ(顔)は花の如く、肌は玉の如く、身体はほっそりとして、吐く息は高貴な蘭の如し」といわれるほどの絶世の美女。
武帝が麗娟と散歩をしていた時、美しい薔薇を見て、「佳人が笑ったように美しい」と言ったところ、麗娟が「花は買えますが、人の笑いは買えません」と答えた。武帝は「お金で買えないものはない。笑いだって買える」と言ったので、麗娟は「金百斤で私の笑いを一日お買いください」と言ったという話がある。
そこから薔薇の別名を「買笑花」とも言う。

(2006.6.11)

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