スロージョギング

2009.6.17

 なんでもスロー流行りの昨今、スローで本当に良かったと思うものがあった。
「スロージョギング」
 福岡大学スポーツ科学部 田中宏暁教授によると、70年代から提唱しているのだそうだ。運動に慣れている人は、わざわざスローにすることはないらしい。
 スロージョギングとは、言葉通り、歩くくらいの速さで行なうジョギング。背筋を伸ばして、顎はやや上げ気味にして、足は蹴るのではなく押すというイメージ。
 ウォーキングと違うところは、消費エネルギー(カロリー)をより多く使うところで、息が上がることもなく、疲れないので、運動嫌いの人にも続けられるところが良い。
 筋肉には、白身魚に象徴される白い筋肉(速筋)と、回遊魚の持つ赤い筋肉(遅筋)がある。スピードのゆっくりなスロージョギングでは遅筋のみを使うため、乳酸値が上がらず、疲労しにくいのである。
 膝を傷めている人以外は、高齢者でも、血圧や尿酸値の高めの人でも大丈夫。
 1日約30分(10分×3回でもOK)程度で、体重、血圧、血糖値、コレステロール、中性脂肪、乳酸値などが下がるのだそうだ。
 なぜ、血圧や血糖値などが下がるかというと、軽い運動をすることで太ももなどの毛細血管が増えるため、血流が良くなり、栄養(糖や脂肪など)が隅々へ行き渡って消費され、老廃物も回収されるため。プロポーションが良くなった、肌がきれいになった、便秘解消や、精神が安定したという人もいるそうだ。
 もうひとつ良いところがある。
 スロージョギングを続けると、前頭前野(前帯状皮質、46野)の体積が増えるらしい。つまり、判断力や決断力、記憶力などが活性化されるのである。
 理由はハッキリと解明されていないそうだが、森之宮病院(大阪)の研究で、スロージョギングでは、ウォーキングでは見られない前頭前野の働きが活発になることがわかった。
 しばらくの間、歩くでもなく、走っているわけでもない人が増えるかもしれない。

参考:「ためしてガッテン」NHK総合 2009.6.10放映

前 頁

  次 頁

バックナンバー

サイトマップ

mail


法令に基づく場合などを除いて、個人情報をご本人の同意を得ることなく第三者に提供したり、開示したりすることは致しません。

copyright(c) SOMETHING ELSE Co.,Ltd. 2012 all right reserved  since2006