ペーパーフィルター

2010.8.21

 一時期、コーヒー用の茶こしのようなものを使ってコーヒーを入れていた。フィルターのゴミが増えるのが嫌だったのと、何度かつかみ損ねて床にこぼしてしまったことがあったからだ。しかし濡れたコーヒーの粉の後処理が、想像以上にやっかいだったので、またペーパーフィルターに戻した。

 いつも、残り5、6枚くらいになったときに、新しいものを買い置きするようにしている。
 先日、新しく買ったフィルターの袋から出して、2重に重なっているところを開こうとしたとき、2mm程度、片側が短くなっていることに気づいた。
 朝起きたばかりの頭で、断裁あるいは、接着するときに失敗したのか? などと思いながら、気にすることなくコーヒーを入れた。
 仕事から帰って、コーヒーを入れようとして思い出した。また短い。
 そこで、ようやく、故意に短くしていることに気がついた。
 仕事柄、断裁が少し狂っていたり、処理が多少おかしいことに気づいたときは、誰か知らない制作者のことを思いながら、人の失敗は自分の仕事に生かそうとチェック項目に加える。
 なので、フィルターも、機械の調子がおかしくて失敗したのかな? くらいで片付けてしまっていたのである。

 しかし、片面の上部がほんの少し短くしてあるだけで、これほど広げやすくなるものだとは思わなかった。
 不器用なので、スーパーのビニール袋や、ゴミ袋など、水分がないと、広げるまでに少しイライラするくらい時間が掛かる。
 ペーパーフィルターは、さすがにそんなことはないが。
 ふと、外袋に何か書いてあったのかもしれないと気づき、見てみたが、使用方法の中にあるイラストがわずかに短くなっているだけで、それだけではハッキリわからない。
 そこで、また、仕事モードになって、「なぜ、こんなに素晴らしいことを、なぜ、もう少し目立つように表面に書かないのか」と残念に思った。
 これでは一度買わないことには、気がつかないではないか。もしかしたら、長い方しか見ていない人もいるかもしれない、と。
 まあ、とにかく、次からは、この片面の上部が約2mm×5cmほど短くなっているフィルターを買うぞ!! と思った。 
 しかし、こだわりなく買っているので、どこの店で買ったか忘れてしまった。ほんの2、3日前だったのだが。


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