クジャクサボテン

2007.6.3

 数年前に、クジャクサボテンを一鉢分けていた
だいた。
 植物を育てるのが不得意な私の元に来た鉢は、2年目からは屋外に置きっぱなしにされても毎年枯れもせずに、花を咲かせてくれている。
 最初の年の冬は、寒いのは嫌いだろうと考えて室内に入れたが、少しは日に当てないとまずいと思い、休日に出すようにした。そのうち出し入れするのが面倒くさくなって、次の年からは寒くなっても屋外に出しっぱなしになった。
 枯れてしまうかと思ったが大丈夫だった。嬉しくなって、写真を撮り知人に送ったら、「クジャクサボテンは丈夫だから育てやすい」といわれて、そうなのか、と思った。
 しかし、これまでも「育てやすいですよ。水遣りもそれほど気を遣わなくても良いですから」という言葉を必ず確認して買ってきた多くの鉢たちは、二度と花をつけた試しはない。つまり、私にとってはすごいことなのだ。
 基本的に、水遣りをつい忘れてしまうのが育たない原因なので、最近は自重して、鉢植えは買わず、人の育てた物を見ることで楽しむようにしている。
 こう書くと、植物もない家で育ったように思われそうだが、母の名誉のために付け加えておくと、彼女は育てるのがとても上手である。
クジャクサボテン
 クジャクサボテンの良いところは、ゴージャスな花、そしてゴージャスな香りである。花の形から、蘭のようなサボテンという意味の「オーキッドカクタス」という名で呼ばれることもある。
 何回も花を咲かせてくれたクジャクサボテンは、いただいた時に比べると葉がダイエット気味で、花の数も少なくなったようだが、それでも、毎年、良い香りを楽しませてくれる。
 なんと、いじらしい花なのだろう。たぶん、最初に育ててくれた人の育て方が良いため、質も良いのだろう、と思っていた。

 サボテン科に属するクジャクサボテン属の「クジャクサボテン」は、中南米に原種が十数種ある。夜だけ花を咲かせる「月下美人」も同じ種類である。
 よく見かけるのは園芸品種らしく、4〜6月に赤、ピンク、黄色、白い色の花を咲かせるものが多いそうだ。 
 調べていくうちに、暑さには強く寒さには弱いという勝手な思いこみが間違いだったということに気づいた。
 もともと亜熱帯雨林に生育するため「森林性サボテン」とも呼ばれていて、直射日光が当たらない明るくて風通しの良い場所、あるいは半日くらいだけ日の当たる場所が良いそうだ。
 今、置いてある場所はちょうど、その条件に合っている。
 12〜2月の間は気温が6度以上になるようにして、水は月に1〜2回。あるいは5℃以下になっても、日照時間が半日以下になると休眠するだけで枯れることはないらしいので、その場合は水遣りをストップする。
 まったくの偶然だが、私の家のクジャクサボテンは、きっと、冬の間は休眠していたのだろう。
 葉を適当な長さにカットしたり、成株は秋頃に植え替えをすると良いらしいが、自信がない。とりあえず、5〜7月頃に葉を挿すと大きくなるらしいので、今年は、ひとまず、それをやってみよう、と思っている。

前 頁

  次 頁

バックナンバー

サイトマップ

mail

法令に基づく場合などを除いて、個人情報をご本人の同意を得ることなく第三者に提供したり、開示したりすることは致しません。

copyright(c) SOMETHING ELSE Co.,Ltd. 2012 all right reserved  since2006