チョコレート

2008.2.14

 チョコレートをいただいた。
 あられを、ベルギー産のクーベルチュールチョコでくるんだ「想ひそめし」(株式会社小倉山荘)という名のチョコレートである。
 形は、いわゆる「柿の種」型で、チョコレート色、ピンク色、ホワイトのチョコレートでくるまれていて、表面をつやコーティングしていないのは、チョコレートの味を最大限に生かすためなのだとか。
 あられの少しピリッとした辛さと、チョコレートの甘さが絶妙である。

 
恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人しれずこそ想ひそめしか(壬生忠見)

 天徳4年(960年)に、村上天皇の御前で行なわれた歌合わせの時に、壬生忠見が「秘める恋心」を詠んだもので、この歌から「想ひそめし」というネーミングにしたそうだ。ちなみに、「小倉山荘」という屋号も、歌人 藤原定家の別荘の名前だとか。

 
「柿の種」をチョコレートでコーティングしたものには、「マミング」(ファースト製菓株式会社)もある。

 組み合わせの意外性といえば、ROYCE'(ロイズ)のポテトチップチョコレート(株式会社ロイズコンフェクト)。
 ホタテ貝の貝殻のような、厚みのある波形ポテトチップの、片面にチョコレートをかけたもので、塩味とチョコの甘味が合う。


 チョコレートフォンデユが定着してきて、フルーツ、マシュマロ、フランスパン、クッキーなどは、それほど不思議ではなくなってしまったようだが、フルーツとチョコレートの組み合わせの元祖は、やはり、縁日や学園祭などで見かける「チョコバナナ」だろうか? いまだ進化しているようで、デコレーションされた携帯電話のようなものもある。


 他にも調べてみると、韓国海苔をチョコレートでくるんだ板チョコがあった。
 しかし、それで驚くのは早かったようで、斉藤菓子店(気仙沼)には、ソフトいかをホワイトチョコでコーティングしたものや、煮干しをカカオバター70%のビターチョコでコーティングしたものや、干しエビをスイートチョコで絡めた「シーフード(海風土)チョコ」(期間限定)。斉藤菓子店には、他にも、菓子とシーフードを組み合わせたユニークなものがたくさんあった。


「カカオポリフェノール」が健康にもダイエットにもよいということで、カカオ含有量の高いチョコレートがブームになったことがある。何回か食べてみたが、やはり、チョコレートを食べているという気にならなくて、結局、ビターチョコレートに戻ってしまった。
 長年染みこんだ味覚は、性格と同じで、新しいものを取りいれることはあっても、基本はおいそれとは変えられないようだ。



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