シーラカンス発見から70年

2008.4.12

 4年前に、アフリカ、タンザニアのキゴンベ村沖合の海で、シーラカンスが約30匹獲れた。深海ザメの漁で、網にかかったものだが、見たこともない魚に村の人たちは驚いた。
 数年の間に約300匹ほど捕獲されたが、現在は、生態系を守るため、禁漁区となっているそうだ。
 恐竜より前の約4億年前から棲息しているため「生きた化石」と呼ばれているシーラカンス。
 発見されて後、長い間、コモロ諸島だけに棲息していると思われていたが、インドネシア、南アフリカ、そしてタンザニアにも棲息していることがわかった。
 今年は、
シーラカンスが発見されてから70年目にあたる。

 シーラカンスの特徴である、腕のようなひれ(肉鰭・にくき)には、骨も筋肉もあり、自由に動かすことができる。これが進化して、陸上に上がり、爬虫類、両生類などに変化していったと考えられている。
 シーラカンスの肉鰭は6つある。お尻と背中の肉鰭は、前や後ろへ進む、推進力になる。6つの肉鰭はバラバラに動くため、他の魚のように胴体を動かすことなく、自由に動くことができるのである。しかし、エサの少ない深海では、早く動くことはエネルギーの無駄遣いになるため、ふだんの動きはゆっくりしている。
 ただ、エサを捕まえるときだけは素早い。
 これまで不思議に思われていた
シーラカンスの逆立ちは、鼻先にある、わずかな電気も感知する部分で、エサを検知していることがわかったそうだ。
 アフリカ東海岸の沖合で捕獲された、シーラカンスのメスのおなかの中には、30cmくらいの小さなシーラカンスの子供が20匹余り入っていたそうだ。このことから、シーラカンスは卵を産むのではなく、子供を産むこともわかったそうだ。

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