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●月の撮影

 月の写真を撮り始めてから、これまで知らなかった多くのことを学んだ。
 たとえば、「月の出」は毎日、約1時間ずつ遅くなる。つまり、今夜8時に一番高い位置(天頂)で見えた月は、翌日になると、まだ上まで昇りきっていない低い位置にある。時々、昼間に月が見えるのも、そのため。
 知っている人には「当然のこと」だが、その話をすると「へぇ、そうなの」という答えが返ってくるのをみると、案外知らない人も多いようだ。いつの間にか、ムーンフェイスの時計のように、太陽と月は同時に見えないというイメージが植えつけられているのかもしれない。小学校の理科の先生は、これを見て、ひそかに泣いているだろう。
 大きな月を撮ろうと思えば、水平線から出て間もない「月の出」後か、水平線に隠れてしまう「月の入り」前の時間を狙うことだ。
 ただし、月の出始めと入り直前の月は、赤っぽく見える。その後、少しずつ黄色っぽくなり、白っぽくなって上空に至る。天頂から下る月はその逆になる。これは、月の色が変わっているわけではなく、大気層を通して見る位置による、色の見え方による違い。
 都心では、意識して探さなければ、ビルが多くて月を見ることが難しい。自分で撮り始めてわかったことは、月を気にしている人も都心では案外少ないということである。
 たとえば、火星が月に最も接近した2003年の8月27日、カメラを三脚に据えて撮影していると、道行く人ほぼ全員が「何を撮っているのですか」と声を掛けてきた。
「月ですよ。ホラ、今日は月と火星が最も接近する日です」と答えると、空を見上げて
「ああ、月が出てる。あの小さいのが火星ですか。みんなに見せてあげよう」
 と言って、携帯電話を取り出し、写真を撮っていくのである。(火星が写ったかどうかは知らないが)
 月と火星の接近は、テレビのNEWSでもやっていたはずだが、少なくとも私が出会った人たちは皆知らなかったようだ。
 それどころか、月の方を向いている望遠レンズを見ても、きれいな月を意識していなかったようだ。
「ああ、太陽に比べて月というのは、忘れられて存在なのだな」と思った。

moon memo

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