植物が枯れた後、掘り起こしてみると、根が本当に小さな固まりになっていて、これで花を咲かせるのは大変だったろうなと思うことがある。反対に、もうダメかなと思っていたら、新芽が出てくるものあり、そういうものは決まって、根が元気である。
幹や葉が元気なく見えても、根がしっかりしていれば、人間も植物も、滅多なことで枯れることはないのかもしれない、と思う。
枯れてしまわないように、人間も植物も、一生懸命、立っている。水や土や太陽の光、あるいは温かい言葉も、大切な栄養。
しかし、いくら注がれてもダメな時に、ふと、言葉は「話す」ものだけでなく、じっと耳を傾けるものであることに、気づく。
ただ黙ったまま、お互いが心地よく、そこに居ること。それが、人生で最も贅沢なこと。贅沢なものだからこそ、手に入らないのだけれど。
2006.7.27
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