年輪を刻んでいると思っていたら、中から腐っていた。外側ばかりに気を遣っていると、そういうことも起こる。あまりにも体積を増しすぎて、見えなくなっていくのかもしれない。あるいは、何かの重みを背負っているうちに歪んでしまった状態が正常だと思いこんでしまっているのかもしれない。
自分の姿を確認しようとしても、視覚ほど騙されやすいものはない。見えているものを脳が理想通りに形成しなおすからだ。
聴覚は年齢とともに衰える。それでも、近くにいる人の声を聞くことはできる。聴くという気持ちさえ衰えなければ。
言葉は、「話す」ためではなく、「聴く」ために生まれたのかもしれない。
2007.12.8
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