4カ月(124日間)のまとめ
2000年3月1日に会社へ復帰してから7月2日までの半年間の
会社復帰状況を自分なりにまとめてみました。
この4ヶ月は、簡単に言えば
最初の1ヶ月目は、会社でお客様のような感じ
次の2ヶ月目は、自分の無能さに嘆く
次の3ヶ月目で少し自信は持つものの精神的な疲れはピーク
4ヶ月目でようやく慣れて、会社復帰を実感しました。
育児休職中よりも、この4ヶ月間の方が精神的にきつかった感じがしました。
仕事編
復帰しても仕事が無い、むしろ家庭の事の方が忙しいという状態になった時、精神的にきついと思った。
男女を問わず病気や育児、介護などの理由で休職し「職場復帰」を経験した人であれば、ご理解いただけると思いますが、はじめは早く追いつこう、覚えよう、役立とうとあせるばかりの日々・・・。それを過ぎ、少し仕事に慣れてくると、今度はミスに対する不安と、今までの業務に対しての疑問をぶつけたいと思う気持ちが交錯し、またまた精神的に落ち込む。
で、最後には、「どうしてこんなことも出来ないのか」と自分を責めてしまうのであった。
ただ、育休時代に培った「ゆとりの心」を
思いだしてからは、前向きに考えられるようになり、さらに、少しだけあったプライドも脱ぎ去ってからは順調に業務をこなせるようになってきました。
ようは、周りの目をあまり気にし過ぎず、自己を謙虚に見つめて、
あせらずゆっくりと構えるのが最良の方法であり、近道なのだろう。
家庭編
復帰当初は、家で子供たちをかまう時間が短くなったせいもあり、てるぼんやみーちゃんが精神的に不安定になりましたが、1ヶ月位で、落ち着くことができました。
なぜ、早く家庭の方が落ち着いたかというと、
一言でいえば「おうちが楽しい」ということです。
外で何があっても、「おうちが楽しい」「ホッとする」そんな
オアシス的な家庭があると、緊張もとれて回復も早い。
子供たちも「おうちが楽しい」と言ってくれています。
このように対処できたのも、夫が育児休職をして、
家事や育児をやってきた1年間があったからだと思います。
その他
復帰してから気づいた問題点は多々ありました。
でも、その問題にぶつかるたびに、周りの人達の
理解と協力があって、乗り越えられたと思います。
本当に恵まれた環境に私達夫婦はいるんだなと
しみじみ感じました。
復帰中の年表
3月1日 初出社
3日 会社よりも家が忙しい生活
5日 我が家のメニュー完成
6日 会社で疎外感を感じる
9日 てるぼんが精神的に不安定になる
13日 会社でますますストレス溜まる
17日 各種給与天引き処理の催促来始める
21日 勝手に疎外感が強くなり、寂しくかんじはじめる
4月3日 シートベルトで考えこむ
4日 てるぼんが保育園に慣れてくると同時に
悪行もひどさを増してきた
4月5日 みーちゃん学童保育へ入所
6日 今日からママが3人のお迎えに走りまわる
10日 普通の夫に戻れない体に気づく
12日 小学校近くで強盗事件発生
14日 みーちゃん学童保育で精神的ダメージ
17日 てるぼんの発育遅れも気にならないほどに
19日 今日から長きに渡るPTA等の役員生活がスタート
20日 今年になって4件目の強盗事件発生
学童保育卒業後の心配をはじめる
25日 パパついに寝ぼけ症状まででる
5月8日 yahooJapanの今週のおすすめにのる
12日 やっと仕事に慣れたと思ったらミスをおかしショックおきる
17日 弁当担当に就任
24日 小学校の近くで今度は銀行強盗
危ないったらありゃしない
28日 最初で最後の取材を受ける
29日 ようやく会社復帰の試練から立ち直り始める
6月2日 パソコンクラッシュ
12日 パソコン復活
20日 復帰後初ボーナス
26日 仕事に慣れ、精神的には楽になったが
肉体的には疲れるようになった。
7月2日 復帰生活終了