しゅうちゃんの育児日記

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3月1日(月)

・初
  いよいよ育児生活がスタート!
  てるぼんもおとなしく。昼寝もしっかりしてくれて結構余裕で過ごす。
  何せ私は、独身時代から掃除・洗濯・炊事はやっていたし、結婚してからも、
  休みの日には昼食や夕食は結構作っていたのだ。
  掃除・洗濯・炊事に育児と何でもコイ!てな感じかな。
  あ、でも3月はまだ慣らし期間(みーちゃんとゆめちんは3月までは延長保育があり、
  夕方まで家にいない)でした。
  4月からが本番です。


3月2日(火)

・2日目順調

  夕食は料理本を片手に、プラモデルを作る感覚で作っているので結構楽しい。
  これなら十分やっていける。
  矢でも鉄砲でも持ってこい!てな感じです。

・てるぼんのオムツ
  てるぼんのうんちを取り替えるのは結構嫌です。
  赤ん坊と違って離乳が終わった子の物なので、あまり大人と変わらない物を処理するのは、
  まだまだ抵抗がある。
  今までも、おしっこの時は抵抗無く取り替えましたが、うんちともなるとなるべく避け、
  においで分かっても知らないふりをしたり、ママに半強制的に取り替えさせていたのです。
  でもこれからは私が主夫。私がやらねば誰がやる。でもくさいんです・・・


3月3日(水)

・じーばー来る
  おじいちゃんとおばあちゃん(妻の実家がわりと近いのです)が心配して様子を見にくる。
  (でも本当は孫の顔を見たくてきたのであろう)
  てるぼんが遂にたっぷり午睡に成功。このままうまくいけばさらに生活に余裕がうまれる。
  ホームページだってすぐにできちゃうかも。
  ひなまつりの準備も万端。子供たちと楽しく過ごす。

・またうんち
  昨日に引き続き「うんち」ですが。
  てるぼんは一回に大量にするためか、何故か背中まで汚れてしまう。
  その度に、畳にバスタオルを引き、その上に寝かせ、シャツも含めお色直しとなる。
  シャツ等汚れたところを風呂場で洗い、畳についた時は洗剤で拭いた後、塩で殺菌、
  部屋の空気も入れ替える。
  この作業のそりゃもう嫌だこと嫌だこと。
  自分の物だって触った事もないのに、人の物を素手で触るなんて。
  せめておむつからは、はみださないでもらいたいものである。


3月4日(木)

・てるぼん様子が変
  朝食の支度後、朝7時に病院へ順番をとりにいき、とんぼ返りでみーちゃんとゆめちんを
  幼稚園へ、ママを会社へと次々送り、そして目的のH病院へ。
  朝早く順番を取りにきていたので順番は5番目のはずなのに、いつになっても
  なかなか名前を呼ばれない。
  しばらくして看護婦が近づいてきて「小児科ですか?」と問いかけ、てるぼんの顔を見たとたん
  「あら、てるくんじゃないの。きょうはパパときたのね。ママじゃないから分からなかったは」とほざき、
  「すぐ診察室に入ってください」だと。
  ママと来るのが当たり前という事かもしれないが、名前ぐらい呼んだっていいじゃないですか。
  私だって今までも何回かは子供と病院にきたこと位あるのに・・・である。
  でもその後、看護婦は悪いと思ったのか、診察後はスピーディに進み、10時には全て終了。
  ちなみに病名はインフルエンザでした。

・ 今日はママの帰宅が遅かったが、子供たちはおとなしくパパと寝ましたとさ。


3月5日(金)

・母の電話
  母より(私の母親は離れた県にいます)電話有り。
  いまだに息子が育児休職をした事がおもしろくないのか・心配しているのか。
  ぐちる・ぐちる。
  「一年もとらないで早く復帰しろ」「まだ自分で判断できないんだから」等等・・・
  私も遂にきれそうになるが、そこをグッとこらえて、「心配かけるけども、おれは大丈夫だから・・・」
  とがまんした。
  母親からすればいつまでたっても子供は子供ですもんね。

・はみ出し原因解明
  何故てるぼんのうんちがはみでてしまうのかについて研究したところ。
  多分、ちんちんのせいであることが判明した。
  何故なら、上の女の子の時は、そんな頻繁に発生していなかったと記憶している。
  てるぼんは、ほぼ毎日発生している。この違いはちんちんにある。
  本来おむつの中におさまるべきものが、前方を邪魔されることによって
  後ろへ、後ろへと押された結果、はみ出るのである。
  と言う事は、おむつがはずれるまでこの「お色直し」は続くということか。
  おむつメーカーよ、なんとかしてくれい!


3月6日(土)

・インフルエンザ台風上陸!!
  ゆめちんも病院へ。診察の順番が遅かったにも関わらず、前回のミス(3月4日参照)
  帳消しにしようと看護婦が思ったのか、やけに順番が早い。おかげでおお助かり。

・ 午後は、みーちゃんのスイミングスクールへ。
  しばし子供たちから開放され、ヤングジャンプを読む。
  (ホッと一息の時間である)

・ボロが出る
  炊事・洗濯・掃除と結構やれているが、一週間もたつとボロが出てきた。
  それは衣類の整理である。先週まではママが整理していたので、2・3日経過しても
  あまり目立たなかったが、ここにきて整理ケースの中がグチャメチャなのが目立ってきた。
  私は洗濯ものはキチンとたたんで整然とケースに入れているはずなのに、
  しかし後でみてみると前述の通りグチャメチャなのである。
  これはきっと妖怪のしわざにちがいない。絶対そうなのだ。


3月7日(日)大雪

・重大事象発覚!!!
  みーちゃんとゆめちんの定期預金を解約し、普通預金に入れたはずのお金が無い。
  前大蔵大臣(ママ)に尋ねると、不正流用が発覚!
  約半年間の間に全て使ってしまっていたのだ。
  本人の生活費に使ったという自白から捜査を開始したが、自分の物を買った形跡は無く、
  あったから使ったという経済観念のなさが生み出した悲しい事件であった。
  しかし同時にわが家の財政が火の車である事も認識させられた。
  (被告人の言うとおりに生活費を使用すると月8万円も赤字となってしまう)

・判決
  裁判では(これがほんとの家庭裁判所)、被告人の「しかたがなかった」との反省はあるものの、
  ことの重大性を隠蔽しようとした罪は重かったため、「現金・キャッシュカード・通帳はめしあげ、
  向こう一年間こづかいは月1万円とし、通勤は基本的には自転車とする。
  バス等利用する場合は自分のこづかいで対応する。
  趣味の通信販売はご法度とし、どうしてもお金がほしい場合はその都度亭主に頼み込むこと」
  との判決が言い渡され、一件落着した。

  でも、わが家の財政再建のメドはたっていない。
  車の借金はあるし、貯金も昨年の電化製品の故障ラッシュで底をついている。
  どうしよう。悩む日々が続く・・・


3月8日(月)

・生活日記?
  てるぼんのインフルエンザはいまだ回復せず。また病院へ。
  私自身も前日からの問題のせいか腹がいたくなってしまった。
  財政再建策を検討するも起死回生の策は見当たらない。
  地道な節約しかないのである。
  なんか「育児日記」というよりも、このままでは「貧乏家族の生活日記」に
  なりそうである。

・朝食に悩む
  ママの時は前日の残りで朝食のパターンであったが、それに私はいささか不満を
  持っていた。
  朝食は一日の元気の源である。朝食用のメニューがなければと・・・
  しかしいくら考えてもいいアイディアがでない。(卵焼き・しゃけ位)
  パンとも考えたが、私は出来れば朝食はごはんがいい。
  てるぼんもたべられる「やわらか系」の朝食メニューは何かないものか。


3月9日(火)

・質素倹約令発布、主婦おそるべし
  とりあえず食費は月3万に抑え、家庭雑貨もなるべく安いものにすることにする。
  手始めにチラシをみると「10時オープン トイレットペーパー・ティッシュ100円」の文字。
  時計をみるとまだ10時10分。急いでお店に向かい到着したのは10時20分。
  しかし店内に入ると既に主婦がトイレットペーパー・ティッシュを両手に抱え長蛇の列。
  (この人たちは果たして何時にきたのか)
  子供を抱えて私はぼうぜんと立ち尽くすのみ。
  既にトイレットペーパー・ティッシュは無く、主婦パワーに圧倒されあえなく退散と
  あいなった。
  子供をおんぶして並んでいるひともたくさんいた。私にはそんな事はまだ出来ない。
  おんぶして両手にトイレットペーパー・ティッシュを持ち、30分以上も並ぶなんて・・・。
  主婦おそるべし


3月10日(水)

・また病院へ
  平日のため、てるぼんはおばあちゃんの家へお願いし、ゆめちんの病状は回復してきていたが、
  念のため病院へつれていく。
  (やっと治ったてるぼんをインフルエンザの蔓延する病院へは連れていけないのだ)
  これで今月病院へは4回目である。
  いつもパパが連れてくるので看護婦も心配していたのだろう。
  しかし父親には聞きづらかったのか、ゆめちんに「お母さんどうしたの。病気なの。」
  と私に聞こえないように聞いていた。(そういう事は聞こえるのが人間の耳の良さである)
  聞かれたゆめちん「ママは会社」。看護婦「そう・・・」(こいつ何か疑っているな)

・パパはクビ
  夕方みーちゃんを幼稚園に迎えにいった後、ママを会社に迎えにいく途中、
  車内で子供たちが次の様な会話をしていた。
  みーちゃん「パパは会社クビになったの」(どきっ!)
  ゆめちん 「ママはクビになってないよ。パパも休んでるだけだよ」(おーーー)
  4才にして何てしっかりした子なのだろう。


3月11日(木)

・インフルエンザの猛威本格化
  遂に唯一元気だったみーちゃんが発熱。この子はアレルギーを持っているため、
  一度風邪をひくと咳が長引き、過去にも肺炎や髄膜炎へと進化して数度入院しているのである。
  これは非常に危険な状態なのである。
  ママには急きょ会社を休んでもらい残った子供の面倒を見てもらい、私はみーちゃんを病院へ
  連れていった。
  しかし、薬を飲んでもみーちゃんの熱は下がらず、咳・鼻水ともにどんどんひどくなっていく。
  かなりやばい。
  たぶん、てるぼんからうつったのであろう。
  でもこれで子供たちも一通り風邪をひいたので、ここを乗り切ればおさまるだろう。
  いやおさまってほしい。


3月12日(金)

・娘のためは自分のため
  依然としてみーちゃんの風邪の症状はひどい。
  でも本人は、時折熱が下がってくると元気になり、さわぎだす。
  私は時折強く注意「いいから寝てなさい!」。
  これは一見子供のためを思って言っているようだが、
  真意は早く自分が楽になりたいから言っているのだと思う。
  今日は私の会社の先輩のお母さんの葬式があり、ママには昨日に引き続き会社を休んでもらって
  子供たちの様子をみていてもらった。

・病人食は大嫌い
  みーちゃんはせき込むと吐いてしまうため、病人食にしなければならないが、
  私は通常の食事はある程度のものは本をみたりして作れる自信があるものの、
  いがいとこういった食事は苦手であり、おかゆすら、おもわず障子を貼ってしまうくらいの状態や、
  いつのまにか「おじや」になっているのである。
  そんな時ママが横で「炊飯器でも出来るんだよ」と自慢げに話しやがった。
  そんな事はしってる。
  炊飯器のボタンのところにも「おかゆ」と書いてあるのはずーと前から知っている
  「でも昔からおかゆは土鍋でつくるもんなのさ」と心の中で思いつつ、
  結局は今日もママが作ったのでした。


3月13日(土)

・ゆめちんのボーイフレンド
  ゆめちんのボーイフレンドのSちゃんがお母さんと妹を連れて遊びにきた。
  この二人の仲は保育園でも有名である。
  この二人を連れ「ウルトラマンガイア&ティガショー」に行くことにした。
  勿論みーちゃんは風邪のため「寝ているように」と十分注意してから出発した。
  車中ではチビカップルの二人からこんな会話が・・・
  Sちゃん「ゆめちんチューしていいよ」
  ゆめちん「じゃぁ、してあげる」「しちゃった!」
  いくら4才同士とはいえ私はちょっと複雑な気持ちがしたのであった。

・はなたれ小僧
  ショーの最中、怪獣が近づいてきた際、めゆちんが大泣き。鼻水もだらだらである。
  拭いてやろうと思ったがティッシュもハンカチも無い。
  そうしたら隣に座っていたみずしらずのお母さんがティッシュをだし、
  ゆめちんの鼻水をふいてくれた。
  ありがたい。
  ティッシュやハンカチは普通 のおかあさん(お母さんで無くても当たり前だとはおもうが・・・)は
  必ず準備しているものであり、子供連れならなおさらだろう。
  鼻を拭かれるわが子を見つつ、「私はまだまだだ」と一人反省するのであった。

・ 帰宅すると、みーちゃんがさわいでいる。折角回復してきたのに・・・
  明日大丈夫だろうか。


3月14日(日)

・入院か?
  今日は疲れがあったのか、寝坊してしまった。
  起きてみるとみーちゃんの様子がおかしい。昨日心配したとおりである。
  鼻・熱・セキがひどい。
  かなりやばい状態である。とりあえず薬はあるので厳しい監視の下で寝かせる。
  入院という事になれば付き添いは私がすることになるだろう。
  以前入院した時は、他の子供の付き添いは母親ばかりであった。
  その時は私は数時間のみ付き添いは経験したが、まわりの親とどう対応したらよいか
  悩んでしまい、「早くママが交代にこないか」と、時計ばかり気にしていたのを記憶している。
  しかし今度はそうはいかない。ほとんど私が付き添はなければならなくなる。
  それはまずい。非常にまずい。
  監視体制の一層の強化をはかることにしよう。


3月15日(月)

・またまた病院
  ゆめちんの薬が無くなったため、病院へまたつれていく。
  病状はかなり回復しているとの事。薬も軽いものに切り替えた。
  それにしても病院は混んでいる。インフルエンザの猛威は衰えていないと実感。

・台風山越す
  みーちゃんも幼稚園はお休みさせ、てるぼんと一緒におばあちゃん家に
  預けていったのだが、てるぼんは元気一杯、みーちゃんもかなり回復してきた。
  これで安心。わが家のインフルエンザ台風は山を越したのだろう。
  これでやっと本来の主夫業の試行期間となり、ホームページ開設に向けた準備が
  出来るのだ。


3月16日(火)

・台風は去っていなかった
 ゆめちんが保育園へ復帰。みーちゃんも順調に回復。
 やっと病院通いから開放されると思っていた夕方、てるぼん発熱。
 インフルエンザ台風はおさまっていなかったのか・・・
 折角今日、ISDNの回線工事が終わったというのに、インターネットデビューがまた遠のいた。

・てるぼん大泣き
 夜中の2時頃、てるぼんが大泣き。
 赤ちゃん時は、1.ミルク。2.オムツ替えで大体おさまったが、この位に育つと
 この対処法ではおさまらない。
 上の子二人が起きないように、抱っこしたりしてなだめるしかないのである。
 夜に起きて面倒を見るのは非常に大変だと思い知らされた夜であった。


3月17日(水)

・また病院
  みーちゃんはまた病院へ。回復してきていると思っていたが、
  気管支炎になっているといわれる。
  そういえば前回入院した時も気管支炎から再度悪化したような気がする。
  (まずい・・・)

・ありがとうおばあちゃん
  てるぼんはおばあちゃん家に預けていったため、病院の帰りに迎えによると
  昼食をごちそうになった。
  その最中てるぼんが寝てしまった。
  みーちゃんも「おばあちゃん家で昼寝をしたい」といいだし、
  急きょ、夕方まで預けることにした。
  久々のフリータイムである。
  従来の私であればパチンコ屋に直行であるが、そこは主夫。
  天気も良いことから、自宅へ戻り、このところ天気が悪く、出来なかった布団干しや、
  部屋のかたずけをし、窓も全開にして掃除、夕食の下ごしらえまでやってしまった。
  何かスキッとした。(おばあちゃんありがとう)

・育児休職の効果
  夕方子供たちを再度迎えに行くと、「夕食を食べていきなさい」といわれる。
  これも親孝行と思い、ママとゆめちんを迎えにいってきた後、夕食をごちそうになった。
  最近、子供たちの具合が悪かったせいもあるが、頻繁に実家に立ち寄ることが多くなり、
  おじいちゃんやおばあちゃんと私の距離がさらに近くなったような気がする。
  これも育児休職をとったおかげかもしれない。

・新聞記事に不満
  育児休職といえば、
  おばあちゃんから朝日新聞に載っていた「専業主夫」の記事をみせられた。
  そこには、専業主夫も選択肢の一つというような書き出しで、会社をやめて
  専業主夫をしている人が4人程掲載されていた。
  内2人は小説家や別の仕事を在宅で行いながらの兼業主夫であったが、
  記事を読んで残り2人の内容が気になった。
  読み取りかたにもよると思うが、私が感じたのはこの2人は仕事から逃げたくて
  専業主夫になったように思え、何か強い憤りさえ感じた。
  私はこの2名の方とはまったく違う考えで育児休職をとり、専業主夫をしている。
  決して何かからにげるための手段ではなく、純粋に妻や子供のことを考え、
  そして自分自身の挑戦としてやっているのだ。
  そしてなによりも、専業主夫になったとはいえ、子供から見れば、
  「パパにしかできないこと」と「ママにしかできないこと」があると私は考えている。
  (父子家庭や母子家庭の皆さんには大変失礼で申し訳ありません)
  この考え方からしても、この2人の記事を読んだ限りにおいては
  私はまったくといっていいほどあわない。
  「あなたは恵まれた会社にいるから休職で済むのだ」といわれればそうかもしれないが、
  私は決して逃げてきたのではなく、挑戦のために、人として成長するために
  やっているのである。
  (でも、私の記事のとらえ方が間違っていたらごめんなさい)

・ ちょっと今日は長くなってしまいました。
  あ!そういえば、下ごしらえしたまでした夕食はどうしよう。


3月18日(木)

・インフルエンザ恐るべし
  今日はみーちゃんの幼稚園の卒園式。
  本人の症状は安定しているため出席させることにした。
  帰ってくるとみーちゃんはグッタリ。また熱がでている。
  昼寝からてるぼんが起きてきたがこちらも咳をしている。
  おむつをみれば下痢。熱もでている。(昨日は回復したと思っていたのに)
  ゆめちんも保育園から帰ってきてから念のため熱を計ったらこいつも発熱している。
  おそるべしインフルエンザ。明日にはどうなっているのだろう。


3月19日(金)

・親子三人病院へ
  ゆめちんとてるぼんの二人をはじめて同時に病院へ連れていった。
  まだ、「おんぶ」をする勇気の無いわたしは、一人を片手で抱っこし
  (ちなみにてるぼんは体重約11キロ)、
  一人の手を握って行ったのである。
  これはつらかった。よっぽどおんぶのほうが楽だと感じさせられた。
  「この次はおんぶで来よう」と私は心に誓ったのである。
  ちなみにみーちゃんは、ママに午前中だけ会社を休んでもらって見ていてもらった。
  もし3人いっしょだったら地獄だったであろう。
  きょうは腕が筋肉痛のためこのぐらいで勘弁。


3月20日(土)

・卒園式
  今日はゆめちんの保育園の卒園式。
  ゆめちんも咳はするものの、元気なので出席させることにした。

・台風去る
  てるぼんは昨夜から昼まで熟睡し、元気回復。
  みーちゃんも体を持て余す程に回復。
  良かった良かった。
  これでインフルエンザ台風も通り過ぎただろう。

・台風被害甚大
  前にも延べたが、わが家の家計は火の車であり、間もなく氷山にぶつかる
  タイタニック号のごときである。
  そこに約10回分の医療費支出となった。
  かろうじて、てるぼんの分は市に申請すれば戻ってくるが、残り二人分は帰ってこない。
  日本をここまで背負ってがんばってきたお年寄り達を保護しているように、
  少子化といわれる中で数少ない子供たち、
  明日の日本をしょって立つ子供たちを保護するためにも、医療費を軽減して
  いただけないものか。
  小学校入学まででいいから・・・
  今日は我ながらまじめにいいこと言っていると思うけどなぁ。


3月21日(日)

・怪獣どもの住みか
  子供たちの回復は順調。それとは裏腹に家の中の雑音は大きくなり、
  部屋もちらかり、あちこちで子供を叱るママやパパの声。
  完全に我が家は「怪獣どもの住みか」と化してしまった。
  静かなのはおやつをたべている時のみ、上二人は30分に一回はくだらないことで喧嘩。
  一番下はすぐに何でも口へいれるは、そこらじゅうの戸という戸を開け、
  中の物を引っ張り出す。
  病気の時は早く元気になってほしいと願っていたが、いざ元気になると
  「少しはおとなしくしていてほしい」と思ってしまう。
  こんな状態に長期間いたら私はどうなってしまうのであろうか。
  専業主婦として1年間ここにいたママを尊敬してしまう。


3月22日(月)

・パパあせる
  若干の咳と鼻水を残すだけとなった子供たち。
  明日は幼稚園と保育園へはいけそうである。
  今日は早く子供たちが寝たため、インターネットデビューにむけた準備がやれたが、
  ホームページ作成にてまどってしまった。
  やばい、私に残された時間は少ないのだ。
  なぜなら、みーちゃんは3月一杯で幼稚園は完全に終了し、
  4月6日の入学式までは家にいる。
  ゆめちんは3月29日で保育園が完全に終了するため、4月8日の入園式までは、
  こいつも家にいることになるからである。
  そうなれば私に余裕はほとんどなくなる。
  それまでに何とかしなければ。
  この状況をママに相談したところ「寝ないでするしかないわね」と一言。
  (結構冷たい所もあるのである)

・何げない協力
  専業主夫となって20日あまりが過ぎた。
  あらためて感じた事は、配偶者の家事や育児に対する協力が非常に大切だ
  ということである。
  ママは今まで自分がやってきたことなので、あまりいやがらず、
  (財政難を引き起こした負い目もあるかもしれないが)気がつくと何かしてくれている。
  明日子供が着る服を出していたりといった簡単なことでも、私にとっては非常に
  ありがたかったりするのである。
  果たして2月までの私はどうだったのかと考えさせられる。
  自分では結構手伝っていると思っていたが、そうでなかったのかもしれない。
  こう考える自分をみてちょっとは成長しているなと自画自賛するわたしであった。


3月23日(火)

・ノーマル
  上二人は幼稚園と保育園。
  久々にてるぼんと二人のノーマルな生活に戻った。
  ほっとしたのか、二人でゆっくり昼寝をした。
  さらに、夕食後の食器洗いはママがやるし、風呂は、ゆめちんのたっての願いで
  ママが子供たちと入ることになり、今日は本当に楽をしてしまった。
  ちょうど私のノドが痛み出してきたところだったので、非常にタイムリーな一日であった。
  でも昼寝のしすぎで眠れない・・・明日の朝はちゃんと起きれるのだろうか。


3月24日(水)
3月25日(木)
3月26日(金) 
・ 3日間遂にインフルエンザの魔の手が私におよび、寝込んでしまった。
  よって、日記も書けませんでした。すいません。


3月27日(土)

・育児休職の効果2
  やっと風邪もおさまった。
  今日、私の母から電話がくる。
  母も私が育児休職を取った事にあきらめがついたらしく、あまり休職については
  語らなくなった。
  逆に、今まで電話で話をしてもぶっきらぼうだった会話が、何故かスムーズになった
  ような感じがした。
  これも育児休職のおかげか?


3月28日(日)

・会計担当
  社宅の寮会があり、今年度は会計をやることになった。
  寮の役員は三人であり、比較的この中では楽な役割だが、
  やっぱりどんな役員でも面倒なことには
  変わりはないのだ。

・くやしいおもい
  毎週末は、子連れでは買いづらい「大物用品」を買い出しに行くことにしており、
  今日もおむつ等を広告でチェック後、3店舗を回って来た。
  夜、この日記をつける前に、家計簿をつけているが、今日3店舗まわって安くあげたはずが、
  ある店でレジを打ち間違っていることが判明した。
  なぜかとてもくやしい思いがしている。
  ここで普通の主婦であれば明日、店にいって訂正させるところだろうが、
  恥ずかしさと「たかが数百円」という気持ちもあって、店にはいけないだろう。
  こんなわたしは、今度はレジにでる金額をチェックしながら支払いをしたいと思っている。


3月29日(月)

・別れはつらい
  ゆめちんは、今日で保育園が最後となった。
  こういう時に夕方お迎えにいったら、なんか私がさみしいようなせつないような
  気になってきた。
  みーちゃんのときも同じ事はあったわけだが、その時は全てママがしていたこともあり、
  あまりこんな感じにはならなかった。

・作業追加
  明日から、てるぼんにつづき、ゆめちんも一日家にいるようになる。
  当面の課題は昼食をどうしたらいいかであろう。
  てるぼんと二人の時は昼食はてきとうでもよかったが、一人追加されることに伴い、
  「昼食を作る」という作業が追加されることになる。
  前にも書いたが、朝食のメニューにも困っている私に昼食まで・・・


3月30日(火)

・結構楽
  昼食の問題があったものの、ゆめちんが結構てるぼんと遊んだり面倒をみてくれており、
  かえって、てるぼんとの二人の生活よりも楽な感じがした。

・ママの誕生日
  食事もプレゼントも準備をして皆んなでお祝いをした。
  でもこの時、みーちゃんが「ケーキがないのは何故?どうして」と詰め寄る。
  「買い忘れたの」とわたしがいう。
  わが子よ、本当は、このわが家の経済状況のせいなのである。
  こうなってしまった犯人に、「ケーキ」はないのである。


3月31日(水)

・もう一人追加
  みーちゃんも今日で幼稚園が終了。明日からもう一人追加となる。

・パパvsバーバー
  午後から夕方まで停電だったので、ばあちゃん家に一次避難した。
  (停電になるとわが家は、水がつかえなくなるとともに、暖房器具一切も使えなくなるのだ)
  おばあちゃん家にいる時、てるぼんが昼寝から起きるとちょっと泣いた。
  そこで私がそばにいってなだめたが、てるぼんは何か違うものを探し、また泣いた。
  どうやらおばあちゃんをさがしているようだ。
  そこにおばあちゃん登場。ピタッと泣きやみ抱っこをせがんでいる。
  1カ月も面倒みたのに「何故おばあちゃんなのだ」てるぼんよ。


4月1日(木)

・てるぼん下痢
  おむつのせいもあり(以前書いた)背中までうんちまみれになること3回。
  3回目の時には、気がつくのが遅かったため、えらい状況になってしまった。
  畳やおもちゃにまでうんちがついていたのである。
  いそいで着替えをさせ、たたみやおもちゃをキレイにしていた時、
  ふと、てるぼんに視線をやると、顔や手が白いクリームでベタベタになっていた。
  おむつをかえた時に、おむつと一緒にあった「かゆみ止めの軟膏」を口で噛み
  やぶっていたのである。
  いそいでタオルで口の中をふき、手や顔を洗った。
  いまのところ本人に以上はみあたらない。

・初体験
  午前中に社宅の敷地にある砂場や滑り台で遊ぶ。
  実はこれが私とてるぼんの初めてのお外遊びなのであった。
  (いつのまにか土を食べていたてるぼんでしたが、
   軟膏に比べればたいした事ではないので心配はしていない)


4月2日(金)

・いいわけ
  ようやくプロバイダよりサインアップ用のCDが届き、早速契約する。
  しかし、まだホームページは完成していない。
  別にさぼっていたのではない。
  インフルエンザがわるいのだ。
  でも、もうインフルエンザの嵐は収束した。もう言い訳はできない。
  すでに私へは電話で、ママにも「まだメールは出来ないのか」
  「ホームページはいつからか」との問い合わせが相次いでいる。
  こちとら子供3人の面倒を朝から晩までやっているのである。そうあせらずに・・・


4月3日(土)

・てるぼん血ダルマ事件
  第一発見者はゆめちん。
  昼寝から起きたてるぼんは、顔から胸までと両手が真っ赤な血で染まっている。
  (本人はニコニコしていたが)
  どうしたのかとみれば、あごの下の皮がズルむけ、そこから出血している。
  そう、この子はアレルギーが少しあり、肌が弱い。
  数日前からあごの下が赤くなっており、かゆがっていたので軟膏を時々ぬっていたが、
  あまり効き目がなく、ついに我慢しきれず、寝たまま自分でひっかいたため出血したのである。
  ゆめちんが見ている前なので平静をよそおっていたが、内心はバクバクである。
  こんな時に限ってママはいない。みーちゃんのプールへ付き添っていったのだ。
  それもこの非常事態に何故か遅い。早く帰って来いと思いながら時計をみつめている私でした。
  結局、通常より1時間遅れてママ達が帰ってきたので、すぐさま病院へむかわせた。
  (私は夕食の準備があるといいつつ、ちょっと怖かったので、半分むりやりママにいかせたのだ)

・超早起き
  話は変わって、夜中にゆめちんがめずらしくおねしょをした。
  わたしが取り替えたのだが、それから私は眠れなくなり、
  おかげでえらい早起きとなってしまった。
  夜中におきてもまた寝れる技術は私にはない。
  普通のママなら当たり前のことだろうに・・・


4月4日(日)

・魔の日曜日
  昨日の寝不足とバタバタ状況から、今朝は少しゆっくり寝ていようと思っていたら、
  ゆめちんが早く起きやがった。
  そう毎週日曜日は、7時からアニメがあるのだ。
  ゆめちんが「パパ、ビーダマンだからおきよう」
  なぜママでなく私なのだ。
  前にも書いたがこの子は、4才ながらにして、私がママにかわって面倒をみていることを
  一番理解しているのだ。
  従ってこの場合「ママ」ではなく「パパ」なのである。
  しかたなく一緒に起きて、TVをつけた。
  昨日も「クレヨンしんちゃん」のスペシャルで遅かったくせに、
  みーちゃんもてるぼんもまだ寝ているのに、どうしてこいつだけは早起きできるのか。
  不思議である。
  私の寝不足はつづく


4月5日(月)

・必ずする
  天気が良いので、午前中皆で外で遊ぶ。
  あいかわらず「砂や草」を食べようとするてるぼん。
  近所の奥さんから教えられたが子供なら必ずやるのだという。

・作戦成功
  寝不足を解消するため作戦を考え実行。
  てるぼんには昼寝をやや短めにさせ、午前中外で遊んだ上二人は昼寝をさせない。
  私も寝ないで入園や入学の準備をする。
  今日は「ドラえもん」のスペシャルがあったので、早めに夕食を取り、風呂も7時前に入れ、
  布団に入りながらTVを見た。
  8時にドラえもん終了。
  電気を消すとすぐに3人とも就寝。私も就寝。作戦成功、予想どおりの展開であった。
  ママはというと、遅く帰宅。こちらも予想通りであった。


4月6日(火)

・作業追加2
  みーちゃんの入学式。ママが会社を休んで出席。
  (2人の子供がまだ家にいるため私は、こっちの面倒をみる)
  みーちゃんはしばらくの間は給食を食べずに帰宅する。
  そして、私の休職生活に、「お迎え」(当面集団下校のため途中まで迎えに行かなければならない)と
  「更なる早起き」(学校が遠いので朝早くみーちゃんは登校する)が課せられることになる。

・かわいい子には旅
  外を見れば今夜は季節はずれの雪が降っている。
  「明日、みーちゃんを送っていったほうがいいかな」と私。
  「甘いこといってんじゃないの。歩いていかせるの。大丈夫だから。」とママ。
  しかし、その後「明日送っていってね。自転車おいてきたから」とママ。
  それを聞いていたみーちゃん「ママばっかりずるい」。
  明日はかわいい子には旅をさせ。
  自転車をおいてきた(自転車でも飲酒運転は違反です)愛する妻を車で送ってやる
  私です。


4月7日(水)

・初お迎え
  下2人の子供をつれ10分ほど歩き、みーちゃんのお迎えの場所にいったが、
  なかなか予定の時刻になってもこない。
  今日はやけに寒い。
  予定より15分遅れてみーちゃん到着。
  急いで帰ろうとすると今度は雨が降ってきた。
  寒いは濡れるは・・・天気予報では明日はもっと寒いとのこと。
  明日は車で迎えにいくことにしよう。

・昼寝没収
  私の今日の予定では、朝も早かったので、いそいで掃除・洗濯をし、
  お迎えにいき、帰ってくると昼食、
  そして昼寝となるはずだったが、みーちゃんが寝ないと言い張る。
  小学生は寝ないのだと。
  そして、「TVでもみてろ」というと「パパと遊んだほうが楽しいの」だと。
  結局昼寝はできずじまい。
  こんな生活が毎日つづくのか・・・


4月8日(木)

・ゆめちん入園式
  でも、まだみーちゃんとゆめちんは給食が来週からなので、帰りが早いのが一週間続く。

・黄色い旗
  朝、通学指導とやらで交差点で腕章・タスキをし、黄色い旗を持って立った。
  しょうみ20分程度だったが、今日の天気は小雪が舞、風も強いえらく寒い朝だった。
  耳は痛くなるしひどい状態であったが、通学する子供たちはみんな元気そのものであり、
  やっぱり、こどもは風の子なのだ。

・解消したもの、しないもの
  ママが会社を休み、ゆめちんの入園式に午前中参加したため、
  午後はみーちゃんをママに頼み、5日ぶりの昼寝とあいなった。
  予定時刻を1時間程オーバーする昼寝となり、私の睡眠不足は
  一次解消された。
  しかし、わが家の財政難はあいかわらず解消されていない。
  この時期は、交際費や入学準備等結構かかり、さらなる悪化の一途を
  たどっている。
  果たしていつ解消するのか。
  ノストラダムスによれば、7月に大異変がおきるという。
  銀行でもサラ金でもなんぼでも借りまくるか。
  でも異変がなっかたら困るので無茶はしません。


4月9日(金)

・今日からほぼ本格的な育児生活
  「ほぼ」というのは、昨日も書いたが、まだ子供たちの給食が無いため、
  帰宅時間が定まっていないためである。
  ここで、簡単に私の一日を紹介すると・・・(詳しくはこちら
  ・6時起床・みーちゃんに朝食・朝見送り・子供とママに朝食・ママ・ゆめちんを自動車で送る 
  ・帰宅後、掃除・洗濯等・ゆめちんお迎え・一時帰宅後、自動車を乳母車に変え、
  みーちゃんお迎え・昼食・てるぼん・ゆめちん昼寝 ・幼稚園・小学校の「おたより」チェック
  ・夕食準備 ・ママお迎え・夕食・お風呂・子供を寝かせる・家計簿記入
  ・日記作成、(時々ここで飲酒) ・就寝。
  てな具合です。
  まとまった空き時間が午後にいくらかあるだけの生活であります。
  しかし今日は、みーちゃんが友だちの家へ遊びにいったお陰で昼寝ができましたとさ。


4月10日(土)

・はーやくこい
  最近、仕事にいっているわけでもないのに、土・日が待ち遠しい。
  それは、ママが家にいることである。
  別に対して家のことをしなくてもよいのだ。
  いるだけで子供達の動向を注意することが減るので、精神的に私は軽減されるのだ。
  これは、立場が変わってから、はじめてきづいたことの一つである。
  下手に手伝われるより、子供の目の届くところにいてくれて、時々子供と遊んでもらうほうが
  良いとさえ思ってしまった。
  これは、時々家事等を手伝う程度では分からないだろう。
  主夫を経験しないと理解出来ないと思う。


4月11日(日)

・テスト
  みーちゃん、プールでの昇級テスト。
  見事合格。なんでも本人はオリンピックをめざしているんだそうである。
  (とても素質はないと思うが)

・義務
  てるぼんとわたしはお留守番。
  いつのまにか、まちくたびれて二人でTVをつけたまま、午前中にもかかわらず
  寝てしまっていたのである。
  しかし、わたしは、はっと飛び起きた。
  なぜなら、昨日購入した「子供雑誌」の付録を作成する義務があるのだ。
  我が家は子供が3人いるので、このての雑誌を買う場合、3冊購入することになる。
  そして、最近の付録は結構凝っているので、作るのにも時間がかかる。
  いくらプラモデルを好きな私でも、さすがに途中で嫌になってくる。
  でも、作っているその脇で、子供達が「次はどっちの付録をつくるのか」「どんな付録なのか」と
  何回も確認されるので、なかなかやめられない。
  さらに、ときおりてるぼんが近付き、いつのまにか、手に部品を持ってニコニコしている。
  ときには口にさえするのである。
  今朝も作ったばかりの付録の一つをてるぼんがグシャグシャにしてしまい、
  ゆめちんが大泣きした。
  てるぼんが近付かないうちに、上二人の子の分の付録を1つずつ作って
  いかねばならないのである。
  よって、上二人の子が不在で、てるぼんが寝ている「今がチャンス」なのである。
  そして、ようやっとすべての付録が完成した。
  しかし、この付録は、こんな労力のわりには、2・3日でうちすてられ、紙クズと化する。
  そして、いつも二度と買ってやらないぞ、と誓うが本屋で見ると子供が喜ぶだろうと思い、
  また買ってしまうのである。


4月12日(月)

・本格化
  ママが初めて仕事で遅く帰ってきた。
  (今までもおそいことはあったが、それは仕事ではない)
  遂に職場復帰が本格化してきたのだろう。
  これで、私の育児生活もかなり本格化してくるのだろう。

・あさはかな私
  昼食について悩んでいたことについては以前書いたが、
  給食さえ始まれば・・・と思っていたら、
  弁当の日というのもあるらしい。
  弁当なんて、今までおにぎり以外は作ったことがない。
  さらに、夏休みというものにも気づいた。
  「給食さえ始まれば・・・」と思っていた私の考えは簡単に崩れ去ったのである。
  あっ、弁当をつくるということは、朝、もっと早く起きるということか。
  朝は生まれつき弱い私は大丈夫だろうか。金では解決出来ないのだろうか。


4月13日(火)

・ゆめちん元気ない
  保育園で大の仲良しだった「さやちゃん」は引っ越し、
  幼稚園でも保育園時の仲良しの友だちはほとんど、違う組になってしまった。
  さらに、保育園時の仲良しの友だちは、ほぼ全員が延長保育(ぞう組という)であり、
  延長保育していないゆめちんは、ほとんど今までの友達とは遊べない状況になっていた。
  先生も初めて幼稚園に入ってきた子に注目せざるおえず、保育園から持ち上がりの子は、
  結構かまわれないのである。
  また、この時期の子供たちは精神的に不安定な子が多いため、
  いじわるする子やあばれる子も多い。
  (みーちゃんの時にこれらは体験済み)
  こんな時は、パパやママがそばにいて、遊んだり、話をしたり、
  かまってやることが一番である。
  (これもみーちゃんの時の経験による)
  従って、ママは今日、仕事を早めに切り上げて帰ってきたのである。

・役割
  夜、パパには話せなかった事をママにはお話をしていた。
  同じことを私もきいたのにである。
  何か子供への対応について考えさせられ、
  やっぱり、ママの役割・パパの役割はおのおのあるのである。


4月14日(水)

・パパを実感
  私が休んでから、はじめて、みーちゃんの友達Rちゃんが、家に遊びにきた。
  もちろん女の子であり、一人で遊びにきたのだ。
  こんなことは当たり前のことであり、別にびっくりすることではないが、初体験の私は、
  今まで自分の友達が来ることはあっても、子供にくるようになるということは、
  なんか父親になったなと実感できるできごとである。
  さらに、みーちゃんに電話までかかってくるようになった。
  「すごい」、私のときは、電話などせず、
  本人がいようがいまいが直接遊びにいったものである。
  (電話の使い方をしらなかったのかもしれないが・・・)
  ともかく、友達が遊びにくるようになったことはいいことである。
  どんどん友達が遊びにくるような家庭にしたいと思う私であった。


4月15日(木)

・不思議
  今日もみーちゃんの友達Rちゃんが遊びにきた。
  さすがに、二日連続で遊びにきて気になったのか、
  私に「どうしてみーちゃんのお父さんはいつも家にいるの」と聞いてきた。
  私は「1年間会社はお休みして、みーちゃんたちの面倒を見ているんだよ」と
  教えてあげた。
  子供ながらに不思議だったのだろう。

・笑顔
  ゆめちんに元気が少し戻ってきた。
  今までの友達とも少しは遊べるように、朝はなるべく早く幼稚園へ送っていき、
  お迎えも少し遅くしてあげた。
  おかげで、前のように十分とはいえないが、少しは遊べるようになったからである。
  少しホッとした。やっぱりうるさくても、元気一杯でいたもゲラゲラ笑っているゆめちんが
  一番いい。


4月16日(金)

・給食開始
  みーちゃんのお迎えも終了し一人で家に帰ってこれるようになった。
  さらに、小学校は給食も始まった。一段落である。
  あとは、ゆめちんの給食が始まれば、昼食の悩みや「おなかすいた」の
  大合唱からは当面開放される。

・井戸端会議
  井戸端会議の重要性について理解をした。
  主婦の皆さんは、ただ雑談をしていないことについて最近分かってきた。
  井戸端会議には2つの大きな意義があるとおもった。

・ 一つは、一種のストレス解消である。
  私も育児休職をしていて最近感じるが、子供の面倒を見て家にいると、
  他の大人の人との会話がほとんど無く、
  数日するとどうしても大人の人間と会話をしたくてしたくてたまらなくなる。
  話す内容などどうでもいいのだ。
  とにかく話をしたくなる。
  電話なんかきたりすると、以前よりも長電話になってしまったり、ママとも
  余計にかたりあったりするようになった。
  そして、ママがつかれていたりした会話ができなかったりすると、
  欲求不満状態になってしまう。
  世のご主人達も疲れているとは思うが、くだらないとおもわず、
  奥様ともっとお話をしよう。

・ 二つは、重要な情報交換の場である。
  新聞やテレビ等ではわからない情報がそこにはある。
  学校・地域生活などでの不文律の決まりごとが、
  この中では口伝えのように広がっている。
  これは分からないとひどいめにあう。
  コミニケーション的な部分が多いが、
  そんな一見くだらない会話のように聞こえる中で、
  結構重要な情報がやりとりされているのである。


4月17日(土)

・授業参観
  ゆめちんの幼稚園の授業参観に出席してきた。
  土曜日だが、あいかわらず父親の参加は少ない。
  (32名の子のうち、父親の参加は私も含め3人)
  参加している父母をみていると、年齢がわたしより高い人が多いと思った
  (晩婚化によるものなのか)
  みーちゃんの時の父母も私より下だったのは数名だったので、ゆめちんの時は
  同世代が多くなるかと思っていたが、まだのようである。
  てるぼんあたりがこの幼稚園では丁度同世代になるのだろう。

・完全復活
  いまいち元気の無かったゆめちんについては以前書いたが、今日は、
  幼稚園の帰りに彼氏のS君と会い、自分の車には目もくれず、S君の車のところまで
  二人でまっしぐら。
  結局、S君のおかあさんに我が家まで車で送ってもらい
  (私は一人で運転して帰ってきました)、
  そのまま、我が家で遊びました。
  ゆめちんも満足そうで、いつもの元気なゆめちんに戻っていました。


4月18日(日)

・魔の日曜日2
  案の定、日曜日だというのに早起きになった。
  ゆめちんがまた私を起こしたのだ(理由はこちら
  眠いまま育成会の廃品回収に参加し、戻ってきたら社宅の花見の準備。
  昼をはさんで社宅の空き地で花見とあいなった。
  途中、さして飲んでもいないのに睡魔がおそい、てるぼんを昼寝させるのを口実に
  退散して私も昼寝。
  起きればもうすでに夕方の5時であった。

・はじめてのお弁当
  明日の朝も早い。
  みーちゃんのお弁当を作らねばならないのだ。
  本人の希望を聞き、それにそったメニューで作ることにした。
  材料は買った。あとはつくるのみ。早起きだけが心配だ。
  「頼むよ」とキティちゃんの目覚ましに頼む私であった。

・努力
  我が家の財政状態も一応今日が1カ月の締め日である。
  家計簿をみると、赤字幅が縮小している。
  「やったー」と思いきや、銀行引き落としが間に合わなかったものが
  多数あることにきづく。
  来月の収支状況をみないと、この先の展望はわからない。
  とりあえず、食費1カ月3万円はクリアした。
  1に努力2に努力3・4が無くて5に努力でがんばるしかない。


4月19日(月)

・パパ、パニクる
  みーちゃんはお弁当の日。
  弁当作成時間がどの位か分からないので5時30分に起きて作った。
  1時間程度で完成。
  しかし、これで終わりではない。通常の朝ごはんを準備しなければならないのだ。
  実は、昨夜はホームページのファイル転送にとまどい、寝たのは1時ごろだった。
  完全に寝不足の上、弁当のことしか頭になかった私は、朝食の支度にパニクってしまった。

・授業参観2
  何とかみーちゃんを送り出し、ゆめちんとママを送っていったが、今日は休む暇などない。
  なぜなら、みーちゃんの授業参観が昼からあるのだ。
  あわただしく、掃除・洗濯を済ませ、銀行での用事をし、てるぼんはおばあちゃんにお願いし、
  小学校に向かった。
  5分遅刻。さらにわが子を見れば教科書を持っていない。
  朝のドタバタで私はランドセルの中を確認せず、送り出していたのだ。
  授業参観後の学級懇談で、先生から「ごらんになって分かるとおり、
  忘れ物をしている子がいます。まだ子供たちは自分ではキチンと準備できないので、
  必ず親が確認してください」といわれた。
  「それは私だ」と心の中で叫ぶ私であった。

・矛盾
  授業参観に参加して2点ほど気になる事があった。
  1つは、ゆめちんの授業参観と同じで、お父さんの出席が非常に少ない。
  (40名のクラスで、私も含め2人だった)
  なのに、PTAの役員の半分が男性であり、会長・副会長にいたっては、
  4人のうち3人が男性である。
  どこか矛盾している気がした。

・ 2つは、参観している親全員ではないが、一部の親の態度である。
  まず、子供に手を振る。(このぐらいならやりたい気持ちも分かるが・・・)
  そのうち顔見知りの親どうしで話をはじめる。ここまでくるとゆるせない。
  授業では、先生がさわいでいる子供に「しずかにしなさい!」と叱っている。
  ではこのコソコソ話をしている親たちはどうなのか。
  子は親の鏡である。まずは親がキチンとすべきところはしなければならないはずだ。
  今回は場の雰囲気を考えガマンして見逃してやったが、次はキチンと注意してやるぞ。
  逆に私が今度は注意されないよう努力しよう。
  「人のふり見て、わがふり直せ」である。


4月20日(火)

・リズム
  今日からゆめちんも給食となり、帰りが少し遅くなった。
  小学校も幼稚園も少しずつ帰りを遅くしていくことによって、子供たちの体を
  ならしていくのだ。
  みーちゃんは、今週から通常の帰宅時間となった。
  ゆめちんは来週から通常のお迎え時間となる。
  ということは、私の育児生活もやっと通常のリズムで過ごすことになる。
  しかし、通常のリズムになったからといってけっして楽になるわけではない。
  昨晩、やっとホームページも開設出来たので、別ページを作って詳しく紹介したいと思うが、
  「私自身の時間」というものが、平日ではほとんど無くなるのである。
  そこにきて、長年続いてきた、私本来の生活のリズムである夜更かし
  (これがなかなか直らない。いくら眠くても夜10時ころからシャキッとしてくる)
  が重なったらどうなるのだろう。

・かわいそうな人
  私以外にも生活のリズムを変えられる奴がいる。
  てるぼんである。本人はきづいていないが(当たり前だが)
  彼の大事な睡眠時間にも大きな影響がでるのである。
  詳しくは、後日ご紹介したい。
  


4月21日(水)

・疲れピーク
  みーちゃんは学校から帰ってくると、すぐ友達と遊びへ
  夕食を食べ終わると起きているのがやっとの状態へ。
  疲れがピークを迎えているのだろう。
  かくいう私も、疲れがでてきた。
  朝はやっと起き、午前中はほとんど意識もうろう状態であった。
  それでも、子供が寝たあと、バーボンを飲み出すと「目がパチッ」としてくるから不思議だ。

・パパvsゆめちん
  私が厳しくなってきているのを知ってか、ゆめちんがなにかと手伝いをする。
  茶わん運びは勿論、てるぼんの面倒もよくみる。
  おかげで、てるぼんはゆめちんにくっついて「ネーネー」と言い始めた。
  私やママにも「パーパー」や「マーマー」といわないのに・・・
  ちょっとくやしくなったわたしは、風呂でてるぼんと二人きりになった時
  何回も「パーパー」と教えた。でも一度も言ってくれない。
  明日も再三再四「パーパー」といわせる努力をしたい。
  でも眠いなあ。


4月22日(木)

みーちゃんダッシュ!
学校から戻るなり、かばんを玄関に投げ捨て、トイレへ一直線。
 「帰り道、どうしてもうんちががまんできなくなり、走ってきたのだ」という。
 「学校でははずかしくてトイレでウンチが出来ないのだ」ともいっていた。
 昔の自分もそうだったことを思い出し、ちょっと笑ってしまった。
 やっぱり親子なんですね。

・ ゆめちんエライ
 お風呂にゆめちんと入っていると、ゆめちんが
 「パパ、疲れてるの」と聞いてきた。
 パパ「どうして?大丈夫だけど疲れてるように見える?」
 ゆめ「つかれてるよ」
    「だからゆめちんはお手伝いしてるんだよ」といった。
 うれしくて、うれしくて・・・・日記には書かずにはいられませんでした。 


4月23日(金)

・ てるぼん初体験
 はしかの予防接種で病院へ。
 ママも三人目ともなると、予定どうり予防接種をしていない。
 (本人は私以外のママも結構同じだと言っていたが・・・)
 従って、今回が注射がはじめてである。
 泣いて騒ぐだろうな・・・と思っていたらこれが泣かなかった。
 あんたはエライ
 でも、これで終わりではないのだよ。
 今までしていなかった分、また来月予防注射がまっているてるぼんであった。

・主夫大忙し
 朝からてるぼんを病院へつれていったため、普段の生活のリズムが狂い、大忙しとなった。
 病院から戻ると既に午前11時。
 流し台をみれば朝食の食器がそのまま。
 布団もおきたまま。
 洗濯機の中には、今朝動いていた洗濯物がある。
 掃除機だってかけていない。
 てるぼんは、おやつを食べなかったせいか、半泣き状態で機嫌が悪い。
 こいつには、昼食もやらないといけない。
 しかし、ゆめちんは今日、早お迎え。
 1時間で全てを終わらせないといけない。
 料理の鉄人状態で全てをこなす。
 ゆめちんをお迎えにいって「ホッ」としたのもつかのま。
 こんな日に限って、みーちゃんが帰ってくるなり、かわるがわるみーちゃんの友達がくる。
 結局、バタバタの一日となってしまった。
 朝の狂いが一日の狂いになったのである。
 でも、変に時間が空くより楽だったような気もするんだよなあ・・・


4月24日(土)

・ママの昼食

 最近、みーちゃんとゆめちんの食欲がすごい。
 昼食にサンドイッチを私と子供たちで作り(結構パパやってるでしょ)、いざ昼食。
 今までであれば、少しあまる位の量であったが、子供たちの食べるスピードは
 いっこうにおとろえない。
 途中、てるぼんは眠くなり、ほとんど昼食は食べずに寝せることにした。
 ママが添い寝でちょっと席をはずし、戻ってきた時には、ママの分も無くなっていた。
 通常でもあますぐらいなのに、てるぼんの分もあったのに、無くなっている。
 すごい食欲である。
 ママが自分の分がないといっている横で、みーちゃんは「まだおなかに余裕があるよ」
 といっている。
 なんと言う食欲なのだろう。
 しかたなく、ママは「次はもっと用意して」と言い残し、パンを買いにいきましたとさ。
 (もちろん自分のこずかいです)

・地域振興券
 巷では賛否両論があった「地域振興券」が、先月、我が家にも届いた。
 そして、今日、はじめて店で使ってみた。
 なぜ今ごろ使っているのかというと、使い道をいろいろ考えているうちに
 なかなか使えずにいたのである。
 結局 地域振興券は通常の日用品の支払いにつかって、そのかわり、振興券見合いの
 現金をとっておこうということにした。
 自分の地域の振興にはならないが、我が家の現在の財政状況からすれば、
 毎年行っていた「夏休みの家族旅行」は中止せざるおえなかったのだから、
 それが行えるとなれば、景気回復の一助にはなるだろうなどと、勝手に考えて
 決定した。
 そして、今日はじめて使ったのだ。
 はじめてなので、ちょっとレジで緊張しながら、手渡したが、無事使えた。
 これから、私の財布の中には、当分の間、わずかな現金と地域振興券と各種割引券で
 いっぱいとなるのである。


4月25日(日)

・魔の日曜日パート3 
 ゆっくり寝ていたかったのに、朝5時30分頃、今回はゆめちんではなく
 てるぼんが起きた。
 しばらく放っていたが、てるぼんは次々と寝ている家族に押し寄せ、
 ひとりずつちょっかいを出している。
 私が「ここをガマンすれば、ママがてるぼんと起きていくだろう。そうすれば寝れる」
 と思ってジッとしていたが、ついにがまん出来ず、私が連れて寝室を後にした。
 勿論、ゆめちんも一緒だ。
 勝ち残ったママは、再び熟睡モードへ
 負けた私は、いつもの魔の日曜日となり、子供を着替え、朝食をつくるのであった。
 たまに、日曜日に寝ていたいと切に願う私であった。
 このことをママにいってみたら、ママは「パパは昼寝出来るでしょ」と・・・
 確かに、土・日はママがいるので昼寝は可能だ。
 しかし、てるぼんが寝ている時で、上の二人の子に邪魔をされない時間がないと、
 このホームページは作れない。
 そう、このホームページは、土・日集中型で更新しているのだ。
 だから、昼寝は出来ないのである。

・ショック
 夜、子供を寝かせている時のこと。
 ゆめちん「パパ、寝ないでね。ママがきたら場所変わってね」
  (我が家では、子供たちの隣はママと決まっており、パパははじに寝る)
 パパ「パパは疲れているから、寝ちゃうかもしれないよ」
 ゆめちん「パパはお仕事してないんだから疲れないでしょ」
 パパ「・・・」(ただ笑うのみ)
 ちょっとショックな出来事でした。

4月26日(月)

・作戦ほぼ成功
  今日からゆめちんのお迎え時間が1時間遅くなった。
  これに伴い、みーちゃんの帰宅時間には、家に誰もいなくなる。
  てるぼんも昼寝の時間を1時間ずらさなければ、一人で寝ていることになる。
  そこで、作戦を立て、実行。
  いつものお買い物時間と昼食時間を30分繰り下げた。
  昼食後は、お迎えの時間までてるぼんと遊び、結果、てるぼんは眠いながらも
  昼寝時間の繰り下げに成功した。
  そして、迎えにいこうとした時、思い出した。
  「みーちゃんに家の鍵を渡すのを忘れていた」
  このままゆめちんを迎えに行けば、みーちゃんは家へ入れなくなる。
  しかたなく、みーちゃんの下校経路を車で逆行。
  途中でみーちゃんを拾って、ゆめちんのお迎えにいった。
  うまくみーちゃんを拾えたので、何とか今日はうまくいった。
  かろうじて作戦は成功したのである。

・てる対策
  昨日に引き続き、今朝、てるぼんは5時30分に起床。
  他の家族にちょっかいをはじめた。
  私にとって、朝の30分の眠りは、昼の3時間にあたる。
  起きるのをガマンしたいところだが、そこは主夫、ちゃんと起きて
  てるぼんの着替えをさせた。
  この2日連続てるぼん早起きの原因は、みーちゃんが朝、中々起きないので、
  早く寝せるようにしたためだと判断し、今日は、みーちゃんだけを先に寝かせ、
  てるぼんとゆめちんは、今までに寝ていた時間に寝せることにした。
  果たしてこの結果はどうなるのか。
  うまくいくことを願いつつ、私は眠るのであった。

4月27日(火)

・てる対策失敗
  昨日の対策は功をそうせず、てるぼんは5時30分に起床となってしまった。
  ママから「昼間、外で遊ぶようになれば大丈夫。寝てくれるよ」
  の言葉を思い出し、今日は天気がいいので、てるぼんには靴をはかせ
  (まだつかまり立ちしかできないが)
  外で1時間ほど、ブランコや滑り台であそんだ。
  そして、買い物に出かけた、その帰り道。あと少しで家につくという時、
  てるぼんは寝てしまった。
  このままでは、ゆめちんをお迎えにいく時には、
  てるぼんを一人で家においていかねばならなくなる。
  車からおろす時、家に入ってからと、何回も起きるようにこころみたが、全然起きない。
  しかたなく、昼寝をそのままさせ、前述の通りとなってしまった。
  そうして、昼食も食べず寝始めたてるぼんの、お昼寝タイムはいつもより短めとなり、
  (いつもなら寝ているすきに行っている)夕食の準備中は
  てるぼんがあちこちの戸を開け、食器をがちゃがちゃし、
  おもちゃがおもうようにとれず泣きまくる。
  思うように夕食の準備が進まず、ママに今日は早く帰って来てね。
  と電話で頼む私であった。

・足を吸う女
  みーちゃんはいまだに親指を吸っている。
  3日程前、右手の親指をみたら、吸い過ぎて、指の皮がむけそうになっていたので、
  左手の親指を吸うように指示した。
  しかし、今日、その左手の指をみると、こちらも、皮がむけそうになっていた。
  もちろん、右手もまだ治っていない。
  したがって、指がなおるまで、指吸いは禁止とした。
  みーちゃんからは、激しい非難をあびたが、
  これを機会に指吸いをやめればと内心思っていた。
  が、夕食後、テレビをみていたみーちゃんは、
  あぐらをかき、右足を持ち上げ、足の親指を吸っていたのだ。
  これにはあきれるしかなかった。
  やはり、指に何か塗る等しなければ、指吸いはやめないのだろうか。

4月28日(水)

・家庭訪問
  今日はみーちゃんの小学校の先生の家庭訪問があった。
  不慣れな私は、なにを話せばいいのかと、かなり緊張していた。
  (ちなみに先生は30後半の女性)
  でも、ふたをあけてみればあっというまだった。
  私が育児休職していることを先生はしらなかったため、
  事情をしった先生はビックリしたまま、逆に私へ質問をし、
  育児休職の話題だけで、訪問時間はついやされた。
  学校でのみーちゃんの様子や、家庭での様子は少ししか出来なかったのは残念だったが、
  とりあえず、間がもったのでよかった、よかった。
  次は、ゆめちんの幼稚園の先生の家庭訪問がある。
  今度はどうなるのだろう。
  先生と話をしている時に、みーちゃんとゆめちんが話の邪魔をしたり、
  先生にだしたはずのお茶菓子を次々食べていた。
  先生は「おなかがすいているんだからいいわよ」と言っていたが、
  私の再三にわたる注意にもかかわらず、食べるのをやめない。
  先生のてまえ、強くこの場では叱らなかったが、先生が帰った後、二人を正座させ、
  厳重に注意した。
  子供たちも悪いが、躾をおこたっていたと私自身も強く反省した。
  子供たちには、最後にげんこつを与え(普段はあまりやりませんよ)、おやつぬきの罰を与えた。
  でも、子供がこういう行動をしてしまうのは、親の責任なんですよね、やっぱり・・・
  今後、気をつけていくことにしたい。でも、躾って結構むずかしいですよね。

・ゆめちん怒る
  いつも通りゆめちんをお迎えにいくと、幼稚園の様子が変だった。
  ゆめちんもなぜかブスッとしている。
  そのままいつもどうりあいさつを済ませ、車に乗せた。
  するとゆめちん「パパ。お迎え遅いよ」と怒っている。
  パパ「いつもの時間だし、遅くないよ」
  ゆめちん「だって、もう友達誰もいなかったよ。
        皆帰ったから、ゆめちんだけ、ぞう組(延長保育の組)でまってたんだからね」
  パパ「だって、パパ知らないよ。いつも通りだもの」
  ゆめちん「先生が今日は早お迎えだっていってたよ」
  パパ「そんなの聞いてないし、プリントだって書いてないし、
     先生もパパにはなにもいわなかったよ」
  と、逆に私がおこりながら帰ってきた。
  家について、もう一度、今までのプリントを見たら・・・
  「水曜日は早お迎えです」とかいてあった。
  水曜日は1時間早くお迎えにいかなければならなかったのだ。
  ゆめちんは他の子供が帰ってから、1時間も待っていたことになる。
  すべて私が悪かったことに気がついた。
  まずい・・・非常にまずい
  だから幼稚園の様子が変だったのだ。
  本来であれば、私は、幼稚園に行くなり、先生に
  「おくれてすみません」と一言謝らねばならなかったのである。
  それをしらない私は、普通にいつも通り迎えにいって、さも当たり前のように、
  先生とも話をしていたのだ。
  途端にはずかしくなり、とりあえずゆめちんには謝罪した。
  金曜日に幼稚園にいった時には、事情を話、先生にも謝ってこようと思う。

4月29日(木)

・また風邪?
 朝起きると、みーちゃんもゆめちんもノドが痛いと言い出し、てるぼんも鼻をたらしている。
 さらに、てるぼんは、昨夜、3回ほど吐き、ゲリぎみでもある。
 ママもノドが痛いといいだした。
 元気なのは、私だけであった。
 「また風邪か。病院通いがまた始まるのか」と思うと、ちょっとゆううつになってきた。
 
・うどんVSおにぎり
 家族が風邪をひいたので、のどごしのよいものをと、夕食はうどんにすることにした。
 でも、ただの「うどん」では芸がないので、一応「究極のうどん」をめざした。
 早めに「しいたけ」「こんぶ」を水につけ、だしをとった。
 次に、削り子でだしをとる。そして、豚肉投入、ねぎ等の香味野菜も投入され、
 作成時間4時間のだしのきいた「うどん」が誕生した。
 絶対、うまいはずであった。
 が、私は「うどん」だけでは後で自分がおなかが空くと思い、「おにぎり」も数個作ったのが失敗だった。
 「うどん」が完成する直前、ふと私が振り向くと、テーブルの上のおにぎりが1つ無くなっている。
 足元で、てるぼんがおいしそうに「おにぎり」を食べていたのである。
 さらに、食卓へ運ぶなり、みーちゃんもゆめちんも、さらにはママまで、おにぎりを食べ始めた。
 「うどんもたべてよ」と私がいうと、ゆめちんは「だっておにぎりが食べたいんだもの」と・・・
 結局、製作時間10分のおにぎりは全て無くなり、うどんは大量に残ったのでした。
 私の4時間は何だったのでしょうか。
 関口さんと三宅さんの気持ちがちょっぴり分かった気がした。

4月30日(金)
・またまた病院通いの日々
 てるぼんとみーちゃんを連れ病院へ。
 朝1番で順番をとりにいったため、わりと順番は早かった。
 が、小児科の先生が時間になっても現れない。
 そして、診察が始まったのは、定刻から遅れること40分。
 診察が終わった頃には、会計も薬局もかなり混雑していた。
 結局、全てが終わり家に戻ったのは11時30分。
 間もなくお昼だというのに、我が家の中はというと
 洗濯機の中では脱水が終わったままの洗濯物が渦を形成しており、
 寝室では、ぐちゃぐちゃの布団が朝のまま、流し台の中には、朝食の残骸が
 山となっていた。
 ビデオの早送りのように、動き回る私。おなかが空いて泣くてるぼん。
 それを気にせずテレビに夢中のみーちゃん。
 私はボロボロになっていった。
 みんな、H先生が悪いのだ。
 と叫んでも、パン一つでてこないのである。

・寝巻き
 やっと、子供たちを昼寝させた。
 しかし、ここで私はつい「うとうと」としてしまった。
 はっ!と気づけばゆめちんのお迎えの時間であった。
 いそいで、車を飛ばし幼稚園へむかった。
 時計をみれば若干遅れた程度だった「まにあった」とくるまを急いで降り幼稚園の門へ向かうと
 親が一杯門の前で待っていた。
 バスの出発時間が遅れたため、皆バスが出るのを待っていたのだ。
 軽く会釈をして待っていたとき、気がついた。
 私は寝巻きだったのだ。
 でも寝巻きといってもパジャマではない。使い古しのスエットであったのがせめてもの救いであったが、
 ヨレヨレで毛玉もある代物である。
 急に恥ずかしくなり、いそいで子供を迎えにいき、一目散に走り去る私であった。
 車に乗ってから気が付いた。28日の件を先生に謝ってくるのを忘れてきた。

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