3月〜4月編

  

3月1日(金)
・女性のみ

 ママは育成会の集まりへ。
 育成会とは地区の子供会のこと。
 役員はすべて女性。もちろん今日の集会も女性だけだ。
 育成会でやっている朝の交通当番の名称も
 「交通安全母の会」である。(以前も書いてます)
 当然、育成会の行事は女性ばっかりとなる。
 男性の出番は皆無である。
 私も育児休職中は、行事には数回参加したが、
 その時でも男性は私だけであった。
 このあたりも何とかしなくてはいけないのでは??


3月2日(土)
・やっぱり

 ゆめちんと久々に二人っきりでお風呂に入る。
 そこで、1年生の状態をチェック。
 ゆめちんのクラスでも、人のふでばこや教科書を隠す子がいる。
 実際、ゆめちんも国語の教科書を隠されたもよう。
 ひどい時は、ゴミ箱に捨ててあることもあったとか。
 やる子は特定の子で、決まっているそうだ。
 みーちゃんの時と同じ状況である。
 「やる子は決まっている」ということ。
 それと、その子の名前をパパやママが簡単に言い当てることが出来たということ。
 親の様子を見ていると、結構、その子がどうか推測がつくというのが実証される。
 明日は我が身にならぬよう、注意せねば。


3月3日(日)
・忘れる

 今日はひなまつり。
 そんなことはすっかり忘れていたパパ。
 てるぼんと二人でスーパーへ行った時も
 店内では雛まつりの曲が連ちゃんでかかっていたり、
 女の子だけ「飴つかみ」大会とかやっていたにも
 かかわらず、「まだ、早いんじゃね〜の」ぐらいで
 まったく気づかず、帰宅。
 夕方になって、やっと今日が雛祭りの日であることに気づく。
 子供達からは「宿題の日記に書くんだから!」と強硬に訴えられ
 慌てて、温泉に連れていくパパなのであった。


3月4日(月)
・ジレンマ

 てるぼんとゆめちんが咳をし始めた。
 かなりインフルエンザがはやってきている模様。
 注意せねばなるまい。
 と書いているが、実は、パパはここのところずっと帰りが遅く、
 かろうじて土・日は休めている状態。
 日記は、朝のわずかな時間での子供達との会話や、
 夜にママと話をしたことや、ママの日記から書いたりしているのが現状です。
 そのせいか、話題の中心が育児から離れてきているような感じがしています。
 ゆめちんがママに「パパは学期末だからいそがしいんだよ」と言っていたそうです。
 間違ってはいるが、子供なりにパパがいない理由を考えていたのでしょう。
 育児は今までどおりやりたい。でもできない。そんなジレンマに侵されているパパなんです。


3月5日(火)
・ママ怒る

 ママが朝からゆめちんを怒っている。
 理由は、ゆめちんが嘘をついたこと。
 パパがとりなし、最後はゆめちんが泣きながらママに謝罪したが、
 許したもののママは憤懣やるかたない様子。
 ゆめちんとみーちゃんが学校に出かけたあとも、プンプンしている。
 いつもであれば、パパがビシッとやればママもしかたなく思うのだが
 今日は違っていた。
 たしかに、ゆめちんは最近、何かとごま化すことが多い。
 その都度、パパやママに厳しく叱られていた。
 それを、今回は朝ということもあり、わりと甘くパパが裁定してしまった。
 通勤の車の中でも怒りがおさまらないママ。
 どうしたものか?次女の扱いに加えママの扱い・・・


3月6日(水)
・追いつめる

 みーちゃんまた宿題で泣く。
 3400秒は何分何秒かという問題がとけないのだと。
 ママが算数の教科書を見ると、随分前の方に割り算が書いてあった。
 「習ってるじゃない」とママ
 「習ってない」とみーちゃん。
 そして、一応ママが教え始まったのだが、
 中々できないみーちゃんを言葉で追いつめていくママ。
 そして、結局、みーちゃんは泣いてしまったのだ。
 みーちゃんが1年生の時、パパの2〜3回やってしまったことだが、
 今度はママがやってしまった。
 夫婦で注意はしていたのだが、どうしてもやってしまうのだ。
 反省するママであった。
 結局、桁数の多い割り算はやっていなかったことが、あとで判明するのであった。


3月7日(木)
・厳しい

 今日、パパは会社の飲み会。
 というより分散会。
 育児とはちょっと違うのですが、会社の事を書きます。
 私達夫婦の勤務する会社が、今回、大きな変化をする。
 その結果、ママは勤務地は同じながら、子会社へ出向となった。
 パパはかろうじて現状維持になったが、
 ほとんどの人は、出向や退職再雇用や転勤となってしまうのだ。
 周囲の環境は一層厳しくなってきています。
 給料が減った分を保険などを見直して、補おうと検討していたところで
 今住んでいる社宅費が今の2.5倍になることになり、結局、
 見直しても、実質の収入は減る一方になってしまった。
 家を持つというのもかなり厳しくなってきたなぁ〜


3月8日(金)
・恒例

 ゆめちんの来年度の学童保育入所の許可証がきた。
 てるぼんも幼稚園に入るので、まずはひと安心である。
 ただ、この年度末始には必ず問題が発生する。
 学童保育も幼稚園も、この境目では、数日間全休となる。
 つまり、3月末から4月の第一週までは、どこにも預けられない
 状況になってしまうのだ。
 あわせて、我が家では、みーちゃんが今度4年生となってしまうので
 学童保育は今月末を持って終了となり、春休み中は、ずっと家に
 いることになるのである。
 この間をどう対処するのかが問題なのだ。
 これは毎年やってくる課題。
 我が家では、ママの実家も含め、なんとか対応してきているが、
 そうはならない家庭も多いだろう。
 どうにかならないものだろうか??


3月9日(土)
・好きな遊び

 幼稚園に資料を提出することになり、てるぼんについて記入していた時のこと
 てるぼんが、やっと男の子のような遊びをするようになってきたので
 ちょっと聞いてみた。
 パパ「てるの好きなものは?」
 てるぼん「仮面ライダーりゅうき」
 パパ「あとは?」
 てるぼん「ハリケンジャー」
 といって、ポーズをとる。
 そこでママ「じゃぁ、好きな遊びは?」
 てるぼん「おままごと!」
 やっぱそういうやつなのであった。


3月10日(日)
参観日
 今日は先日あった、授業参観についてママが書きます。

 学年末の参観日は、みーちゃん、ゆめちん共に「ミニ発表会」のような
 ものだった。
 一年生は、一年間取組んだ中で、得意分野のものを発表させるというもので、
 ゆめちんは、先日入賞を果たした「なわとび」であった。
 三年生は、グループ毎に自由なテーマを選定して行う「劇」の発表だ。
 ゆめちんは、「できるようになった」という満足な気持ち・・・、みーちゃんは
 練習の間、友人とのトラブルがありながらここまでこぎつけたという達成感・・・
 それぞれ思い入れがあり「絶対来てね」とはりきっていた。
 見ているこちらも、「あーがんばったなー、進級するんだなー、早いものだなー」
 と感慨深く参観した。
 ちょっと気になったのは、今回の参観では「演出家」となるべき先生の様子であった。
 もちろん主役は子供達だが、より盛り上がるよう、子供達ががんばった様子などを
 紹介しつつ進行しても良かったんじゃないかなーと感じた。
 厳しい書き方になってしまうが、「はい、次」「はい、次」と事務的に流していたように
 思えたのだ。
 今日、学校の先生程疲れる商売はないとも聞く。本当にこの時代、大変な商売だと思う。
 いつもいつもテニスの「松岡修三さん」のように熱く感動的で無くてもいいけど、せめて
 子供達のちょっとした「晴れ舞台」には、もうちょっとなんかあっても・・・と感じた。

 最後に、ママが、子供達の事を考える時、少し参考にしている本があります。
 五味太郎さんの「大人、は、が、の、問題」という本です。
 よかったら読んで見てください。


3月11日(月)
・みすかされている
 朝、いつものようにバタバタと準備をする我が家。
 大体、アニメ「おじゃるまる」が終わると、テレビを消して出発するのが常。
 今日もいつものように、おじゃるまるが終わりの歌になったので・・・
 ママ「てるぼん、テレビ消して」
 てるぼん「まだ」
 ママ「出発するんだから」
 てるぼん「ママは準備終わったの?」
 ママ「・・・」
 いつも、テレビを消してから、ママの準備が遅れ、待たされるてるぼんの
 反撃であった。


3月12日(火)
・ピピピ?

 目の調子がいまだに悪いゆめちん。
 それでも、だいぶ良くなったので、ゲームボーイは禁止から時間制へ。
 1日20分まで、ということで、キッチンタイマーをセットして
 「ピピピ・・・」となったら終わる約束となった。
 しかし、今日、セットしたはずのキッチンタイマーがいつまでたっても鳴らない。
 ゲームをやり続けるゆめちん。
 ママ「もう終わりでしょう!」
 ゆめちん「タイマーが壊れてるんだよ」
 ママタイマーを見て「ちゃんとセットしないからでしょ」
 ゆめちん「・・・」黙々とゲームを続ける
 ママ「もうやめなさい!」
 ゆめちん「今、闘ってるんだから、ちょっと待って」
 ママ「もう!じゃぁ闘いが終わったら終わりなさい!」
 ゆめちん「はい」
 本当にタイマーのセットを間違ったのか、わざとであったのか・・・ 
 最近のゆめちんの言動に、疑いつつも信じなければ・・・と思い
 苦慮するママである。


3月13日(水)
・ドーナッツ

 最近、家族を振りかえらず状態のパパ。
 今日は職場の飲み会である。
 ゆっくりと飲んでいた時のこと、急に携帯電話がブルブルふるえる。
 メールを見ると「パンかドーナッツ買ってこい」とだけ。
 その後、パパは二次会と進み、へろへろ状態であったが、
 0時近くになり、ミスタードーナッツで立つのもやっとの状態でドーナッツを購入。
 せまる吐き気を抑え、自宅へたどり着いたのであった。
 最近、弱みをつかまれた感のあるパパ。
 ママはいたって強気である。
 どこかで、盛り返しを図らねば・・・と思うパパであった。
 でも、二日酔いの朝のドーナッツでの朝食は結構キツイもんである。


3月14日(木)
・ゲゲゲ

 てるぼんが急な腹痛を起こし、ママが休んで面倒を見ることに。
 最近、てるぼんは「ゲゲゲの鬼太郎」がお好みのようで、
 暇になると、鬼太郎の本を眺めている。
 (ちなみに、てるぼんはねずみ男だそうである。)
 ゆめちんが小さかった時、鬼太郎が好きだったので、
 本やビデオが結構あるのだ。
 そこで、ビデオも真剣に見ている。
 そんなてるぼんが、今日、本人がゲゲゲになってしまったという
 お粗末なお話でありました。


3月15日(金)
・○○もの

 夜のこと・・・
 ママ「洋服を冬物から春物にかえるからね」
 みーちゃん「なにもの?」
 パパ「みーちゃんは、お調子者でしょう」
 ゆめちん「ゆめちんは?」
 パパ「ゆめちんは、小バカ者」
 ゆめちん「じゃぁパパは、おなら者です」
 ゆめちん「じゃぁママは?」
 みーちゃん「おろか者」
 ママ「・・・」
 さて、みなんさんはなにものでしょう?


3月16日(土)
・口うるさい

 みーちゃんが、一人で自転車に乗り、おじいちゃんちへ行くことに。
 実は、みーちゃんは、一人で自転車に乗って、外出するのは初めてのこと。
 学校の宿題で、「昔の様子をおじいちゃん達から聞いてまとめる」というのが出され
 パパが「自転車で行ってくれば」と気軽に言ったから。
 それを聞いたママ「あぶないから、歩いていきな」とか
 自転車で行くのが決まっても「一人では危ないんだから」とか
 出発する直前まであれやこれやとうるさくみーちゃんに言っている。
 パパが「いいかげんにしなよ」といっても、口やかましいママ。
 さすがにみーちゃんも「もう、分かってるよ」
 自分が子供の時のことはさておき、親になるとつい口やかましくなってしまう。
 でも、子供を心配しての口うるささ、それが親なのだろう。
 口うるさくできなくなった時の方が問題なのかなぁ??


3月17日(日)
・同じ悩み

 今日、1週間の日記をまとめていた時。
 いつもは夜にやるのですが、今日は、子供達が宿題の日記を書いている時に
 一緒に作業をした。
 その時のこと
 ゆめちん「いつも同じような事しか書かない子がいるんだよ」
 みーちゃん「長く書いてもダメだし。短かすぎてもダメなんだよ」
 ゆめちん「何か楽しいことがないと書けないんだよ」
 みーちゃん「どっかに行くとかね」
 それを聞いていてパパ「そうなんだよ。日記を書くのは難しいんだよ。」
 親子3人で、狭い四畳半の部屋の中、日記を書くのに頭を悩めるのであった。
 え!ということは同じレベルっていうことか?? 
 そういえば、最終チェックは同じくママだし・・・
 とポツンと言ったらゆめちん「パパも小学生と同じじゃん」だって


3月18日(月)
・今度は長女

 最近、「次女は難しい」といった事ばかり書いていたところ、
 その関係で、ゆめちんに少しばかりかまってやることが多くなっていたら、
 今度はみーちゃんがすねはじめやがった。
 「もうすぐ4年生なんだから・・・」といったところで、
 まだまだ幼いみーちゃんは、すねるは文句はいうは・・・
 今度は長女への対応といったところ。
 パパも忙しくなり、かまってやれる時間もかなり少なくなってきている中で、
 どうしたらいいのやら??


3月19日(火)
・行け!ゴットマン

 スカパーTVで「行け!ゴットマン」という番組があるのをご存知でしょうか?
 今夜、たまたま我が家ではこの番組を見ていました。
 すると、この番組を見ていた我が子達からブーイングが・・・
 この番組は、本来3分間の番組を、つないで15分で見せているようで、
 オープニングの歌が終わると「怪獣バロンその1」のタイトル。
 そして戦闘シーンへ。でも、すぐに終わってしまい、また、オープニングの歌
 「怪獣バロンその2」と延々繰り返す。
 その度に子供達からは「歌ばっかりだ!」「歌の方が長い!」
 「まだ闘ってる!」とブーイングがあがる。
 結局「バロンその6」でやっと怪獣を倒したのであった。
 そんな子供達をみている親はもっと面白かったんですけどね。


3月20日(水)
・「免許更新」危うし!?(ママが書く)

 残り少ない有給だが、免許更新は本人の出頭が必要なのでやむなく
 お休み。
 特に違反行為も無く過ごしてきたので「優良」ドライバーのママ。
 なんの心配も無く、更新手続きをすすめていた。
 が、「視力検査」で物言いがついてしまった。
 メガネ着用でも規定の「両眼0.7」がクリアできず、再検査の指示!!!!
 確かに3人目のてるぼんを生んだ後あたりから、髪は細くこしが無くなり、
 歯茎は後退し、視力もぐんと悪くなった。
 そして肌はくすみ、頭も悪くなり、貧乏くさい顔になった。(これは違うね・・・。)
 メガネは、3年前に作っていたものの、これすら合わなくなっていたようだ。
 再検査の列に行くと、くたびれたようなオヤジさんが検査を受けていた。
 その人は、指示されたものがまったく見えず「今日の免許交付は不可」
 と言い渡されていた。
 胸がドキドキしてくる。もしかしたら私も・・・。
 はじめの2こは見えず、「これが見えないとだめなんだよ」とプレッシャーを
 かけられつつ、なんとか片目ずつやっているうちにクリアした。
 人情派の検査官だったおかげか・・・。
 きっと新しいメガネを買い、道路交通法を遵守することを誓います。
 


3月21日(木)
・暖かい

 天気がとてもいいので、公園へ遊びに行くことに。
 本当は遊園地や牧場に行きたかったのであるが、
 本来、この時期は寒いので、公営の場所は、
 4月から開園するのがパターン。
 だから、まだどこも開園していないのだ。
 こんなに暖かいのはめずらしいのである。
 車のタイヤもスタッドレスから交換したが、
 これもいつもよりも1週間は早い。
 どうしてしまったのであろうか?
 地球温暖化なんでしょうかね?


3月22日(金)
・作品集

 今日は終業式。
 みーちゃんとゆめちんが通信簿を持って帰ってきた。
 成績は上々の模様。
 でも、それよりもおもしろかったのは、一緒に持ち帰ってきた
 学校で作った絵や作文。
 親にとってはおもしろい物ばかり。
 (多分、他の人にはあんまりおもしろくないと思うので公開はしません
  おそらく、子供のビデオを他人に見せるようなものだと思うので・・)
 結構、学校での様子や、性格なんかが垣間見えていいもんです。
 やっぱ、こういったものは、子供とじっくり見ないといけませんね。


3月23日(土)
・卒園式(ママが書く)

 今日は、てるぼんの保育園卒園式。
 勝手知ったる場所でもあるので、親子とも特に緊張は無い。
 てるぼんの先生は、今年はじめて卒園生を出すので、感激と寂しさで
 最初の呼名から涙ぐんでいて、思わずつられる保護者の方もあった。
 本来私も、幼稚園の演劇鑑賞「泣いた赤おに」で、ある保護者の方と二人で
 大泣きし、後で幼稚園児から「わー鼻がまっかだよぅ」とかいわれたり、ビデオ
 「走れ!緑のマキバオー」で大泣きしパパに馬鹿にされたり・・・というタイプなので
 こういう場面は弱い。
 しかし、3回めというキャリア。「慣れ」というものは恐ろしく、ぐっとこらえる事が可能だった。
 以前は、ちょっとした事にも心の針が大きく振れ、泣いたり笑ったりしたのに・・・。
 子供の成長と共に、自分の心の有りようを省みた一日であった。


3月24日(日)
・のび太くんと一緒

 今日からみーちゃんとゆめちんは、スイミングスクールの短期集中コースへ。
 帰るなり、パパが買ってきたドリルをする。
 (学年のまとめというやつ)
 春休みは宿題が無いので、学童保育の時間の中でやる
 自習の時間にやるために購入してきたもの。
 ゆめちんは、なぜかドリルが大好きで、ニコニコ顔でやっていた。
 それとは対照的にみーちゃんは不満顔であった。
 その後、新学期に備え、机やランドセルの中を整理していた時のこと
 みーちゃんのランドセルの中から、1枚のグチャグチャになったテストが発見された。
 「やばい!」と思うみーちゃん。
 どうやら怒られると思って隠していたようだ。
 ママ「のび太くんと同じだね」
 でも、隠していたテストの点数は65点
 隠すほどの点数ではないのだが・・・


3月25日(月)
・家庭内暴力

 春休みは、上の子二人は必ずお弁当を持っていく。
 そのため、朝、お弁当作りがあるのだが、
 いつのまにか、夫婦で交代で作る決まりになってしまった。
 そして、パパが当番の時は、寝ているパパに向かって
 ママからチョップや平手打ちが飛んでくる。
 それでも寝ていると、蹴られる時もある。
 厳しい朝だ。
 でも、交代で作るお弁当の子供達の評価は、
 依然としてパパの方が高いのであった。


3月26日(火)
・サギ

 てるぼんが今度入る幼稚園の先生が2人辞める。
 この2人の先生が辞めると、上の子の時いた先生は
 皆無となる。
 「○○先生がいるからいいよね」と言っていたママは、
 その○○先生が辞めると聞くや、他のお母さんたちと本気半分冗談半分で
  「詐欺だ!」と言っている。
 確かに、これで若い先生達だけとなるし、上の子たちからの付き合いのある
  先生ではなくなる。
 不安が無いといえば嘘になるだろう。
 そうこう騒いでいるうちに、一通のはがきが。
 「幼稚園入園のご案内」である。
 担任の先生は、今まで保育園でてる担当だった先生の名。
 名前の下には、「保育園から替りました。これからもよろしく」の文字。
 「ホッ」と胸をなで下ろすママであった。


3月27日(水)
・子が子なら

 てるぼんの卒園式の写真が届いた。
 その集合写真の真ん中にてるぼんが写っていた。
 それも両手で顔をギュッとつぶして写ってやがる。
 周りの子は、みんなまじめに写っているのに・・・
 それも真ん中で・・・
 パパ「だめでしょ、ちゃんとして写らないと!」とてるの注意しても
 時すでに遅し。
 すでにこの写真は、卒園児全員に渡されているのである。
 で、「じゃぁママはどこ?」と探すが、どこにも写っていない。
 目を凝らして見ても写っていない。
 しかたなくママに聞くと「ママ先生(園長先生)の後ろ」
 よ〜く見ると、服だけが写ってる。
 先生の真後ろにいて、顔がすっかり隠れていたのだ。
 親は写ってなくて、息子は真ん中で変な顔をして写っている
 卒園写真。この親子って・・・


3月28日(木)
・ドリル

 スイミングの短期コース終了。
 みーちゃんは1級、ゆめちんは6級に合格。
 みーちゃんとゆめちんは、春休みは学童保育へ行っている。
 そこで、自習の時間があるので、二人にドリルを預けている。
 夜、みーちゃんから「今、3年生の勉強しているのはおかしいんだって」
 パパ「復習が大事なんだよ」
 みーちゃん「だって、周りの子は4年生の勉強してるんだよ」
 パパ「基礎ができないのに、先に進んでもだめなんだよ」
 みーちゃん「だって、ドリル簡単なんだよ」
 (そこで、昼間やったドリルの採点)
 パパ「間違ってるでしょ」
 みーちゃん「だって分からないんだもん」
 ゆめちん「みーちゃんは、先生に教えてもらってたんだよ」
 みーちゃん「答えは教えてもらってないよ」
 パパ「どっちにしろわからなかったんでしょ」
 みーちゃん「うん」
 パパ「3年生のドリルでいいでしょ」
 みーちゃん「うん」
 何事基本が大切です。基本のなっていないパパでした。


3月29日(金)
・朝食抜き

 今日から、てるぼんはおばあちゃんちへ。
 保育園も完全に終わって、幼稚園が始まるまでの空白期間なのである。
 そんな朝、いつになく上の子2人が起きてから、動きがにぶい。
 今日は離任式で、登校日なのに・・・
 朝から吠えるママとパパ。
 結局、お灸をすえる意味で、二人の朝食は抜かれることになったのであった。
 (初めての事である。)
 夜、子供達からは反省の弁。
 かなりお腹がすいた様子。
 これからしばらくは効き目があるであろう。
 ちなみに、今夜はママが飲み会で不在なのであった。
 (いつもパパばっかり飲み会だと思われてもまずいので・・・)


3月30日(土)
・また落ち込む

 今日はママの3X歳の誕生日。
 朝から子供達は、プレゼントの作成に打ち込んでいた。
 ようやく、誕生パーティをしようとした時、
 てるぼんだけがゆううつな顔。
 それもそのはず、またウルトラマンコスモスが負けてしまったのである。
 ショックが大きいてる。
 ごちそうもあまり食べなかった。
 頼みますよ。大事な時にコスモスを負けさせないでください。
 かなり落ち込んでしまうんですから・・・


3月31日(日)
・何人兄弟

 前日のショックをひきずりながらも、
 靴を買いにいくと「コスモスじゃないとだめ」と
 4件も店を回らせたてるぼんでした。
 昼食時
 パパ「兄弟が3人いると楽しいよね?」
 みーちゃん「だめだよ、必ず2対1になるんだもん」
 パパ「そこがいいんでしょ。どっちが多数になるかが」
 みーちゃん「4人いればちょうど2対2でしょ」
 ゆめちん「それじゃぁだめだよ」
 パパ「どうして?」
 ゆめちん「ドッチボールするには、6人はいないとね」
 ママ「・・・」
 どんどん兄弟の数が増えていくのであった。


4月 1日(月)
・お嫁さん

 幼稚園、学童保育とも休みのため、子供達は全員おじいちゃんちへ。
 ほんと助かります。
 で、夜、てるぼんとお風呂に入っていた時のこと。
 (4歳児との会話なのでまとまりがありませんが気にせずに)
 パパ「てるぼん。あんまりちんちんいじってばかりいると、とけてなくなっちゃうよ」
 てるぼん「なくなんないよ」
 パパ「なくなって女の子になっちゃうよ」
 てるぼん「なくなって、大きくなったらなんになるの?」
 パパ「お嫁さんになるんじゃないの」
 てるぼん「お嫁さんは、パパがなるんだよ」
 パパ「違うよ、てるぼんが女の子になるんだから、てるぼんがお嫁さんになるの」
 てるぼん「パパだよ。パパはお料理するし、お布団もしくじゃん」
 パパ「いいの。男の子が料理したりしても!」
 てるぼん「小さい子は包丁持っちゃだめなんだよ」
 パパ「そういう意味じゃなくて・・・」
 てるぼん「やっぱり、パパがお嫁さんになるんじゃん」
 パパ「違うって・・・」
 この会話、てるの優勢勝ち


4月 2日(火)
・元気がない

 今日は、みーちゃんとゆめちんがおじいちゃんちにお泊り。
 したがって、今日の我が家は、3人家族。
 しかし、てるぼんの元気がない。
 お姉ちゃん達がいないのが相当ショックのよう。
 夕食も少量であった。
 パパやママがかまってあげても、元気がない。
 いや、元気がないのはてるぼんだけでは無かった。
 パパもママもどうも静かな家の中は落着かない。
 いまいち、調子が悪い。
 うるさく狭い生活になじみ、5人いる空間が一番だからだろう。


4月3日(水)
・時計

 お姉ちゃん達がドリルをやっているのだが、
 その丸つけは、パパとママの仕事である。
 今日、その丸つけをしたのだが、数日分溜まっていたため
 その大変なこと。大変なこと。
 ママは国語の担当なので、比較的楽であるが、
 パパは算数。これが疲れる。
 ゆめちんの方は、引き算が山のようにある。
 でも、問題はみーちゃんの方。
 例えば「今2時45分ですが、1時間20分後は何時何分でしょう」
 「ストップウォッチは今何分何秒ですか」といった問題が
 次々ある。それも、丸つけをしているとき、パパの脇に立っているので、
 答えを見ながら丸をつけるわけにもいかないのだ。
 (親の子供に対する見栄である)
 こんなのを、まとめて20ページくらいやると、相当、頭がクラクラしてくる。
 夢の中でも時計が出てきそうな気分のパパです。


4月4日(木)
・問題

 今日からゆめちんは、学童保育が始まった。
 みーちゃんは、今度4年生なので、学童保育へはもういけない。
 したがって、今日からは、ゆめちん一人での学童保育となる。
 以前も日記に書きましたが、学童保育は、朝8:30分に部屋の鍵が開く。
 パパやママの勤務時間の都合上、8時過ぎに置いていかれるので、
 20分くらい、外で待つことになってしまう。
 あとでゆめちんに聞くと、一緒に3人の子が待っていたようである。
 ここ数日暖かいのでいいのだが、冬のことを考えると・・・
 帰りも学童保育は6時までである。
 朝のことを考えパパが勤務時間をずらしたとすると、
 夕方のお迎えが厳しくなる。
 やはり、このへんはなんとかしてほしい。
 ちょうど、県のある集会に、「育児と仕事について問題提起をしてほしい」と依頼があった。
 いつもなら断るところであったが、やっぱり、いうべきことは言っておかないととと思い
 参加することにした。今までで問題のあったことをちょっとまとめてみようと思う。


4月5日(金)
・・・・

 ママはお泊り。
 パパと3人の子供達ですごす夜であった。
 寝る時になり、子供達が口々に「ママは?」の問い。
 あんまりうるさいので、パパ「ママは死んだの!」
 子供達「そうか・・・」静かに眠りにつく子供達であった。


4月6日(土)
・ 幼稚園入園式
(ママが書く)
 今日はてるぼんの入園式。
 前日抜きさしならぬ集まりに参加したママは、朝の電車で自宅に
 もどった。
 主役のてるぼん、幼稚園の制服に着替えさせようとすると拒否。
 部屋の隅に隠れる。時間は迫る。
 おーっとここで、いきなりママの怒鳴り声・・・。
 てるぼんは一撃で大泣き。
 普通は、なだめすかしの技なんですが・・・いきなりでしたね。
 親はたいして緊張していなくても、子供はめちゃめちゃ緊張しているんですよね〜。
 あ〜あ。


4月7日(日)
・ ゆめちんの習い事見学
(ママが書く)
  新学期、ゆめちんは今までのプールをやめ、新たな習い事にトライする。
  もちろんプールは一通りの泳法をマスターした。
  ちょうどいい区切りだし、みーちゃんとタイプも違うし、興味の向く方向も
  違うので、ここらで方向転換だ。
  ゆめちんは「表現系」で「ひらめき」タイプ。
  楽器、ダンス、図工、の三つの方面で検討中。
  今日は、図工とバレエを見学した。
  ゆめちんは、バレエは柄じゃないらしく、関心薄。
  「絵がおもしろいなぁ」と今日のところは、図工が優勢。
  来週は、楽器の教室を見てきます。
  パパ補足・・・
  バレエを見学した感想をゆめちんに聞くと
  「(前屈運動の格好をしながら)こんなことしかしないからつまんない」
  準備運動しか見ていなかったことが原因であった。


4月8日(月)
・週休二日
 今日から新学期。
 新聞やテレビでは、このところ連日「学校週休二日制」がとりあげられている。
 (実際、うちの子を預けている学童保育にもTV取材がきた)
 「学力の低下」を心配する声や、補習を行うなどが書いてある。
 子供達の意見を見ると「ゆっくり休みたい」とか「遊びたい」というのが多い。
 全体的に「親」と「子」の捉えかたがずれている。とも書いてあった。
 週休二日制とする、本来の目的も書いてあるのだが、
 実際はかすんでしまっているようである。
 土曜日が休みではない親は大変だろう。
 仕方なく、塾や習い事という形で、子供を預けざるをえない方もいる。
 家庭の事情により、やむをえずするしかないと、真剣に悩んでいる親もいます。
 みーちゃんが「土曜日は友達と遊びたいけど、あんまり遊べる子がいないんだよ」
 といわれた。
 習い事とかで、土曜日が埋まっている子が多いということである。
 前述のような方々はしかたないが、
 もしも、「子供と一緒にいたら大変(面倒)だから・・・」と考えている方がいらっしゃったら
 それは、もう一度、子供と話し合ってみてください。と言いたいです。


4月9日(火)
・ついてない

 ゆめちんは、今日から一人で学童保育へ。
 みーちゃんは、学童保育は卒業し、放課後は特設クラブ(合唱)へ。
 昨年好成績だったので、今年は気合が入り、新学期から練習が長い模様。
 まぁ、おかげで、一人で家にいる時間が短くなってよかったんですけどね。
 今日ははた当番(交通安全指導)の日でもあった。
 「今日はパパがやるぞ!」と元気よく出発。
 バイクで颯爽と担当の交差点に到着。
 もう一人の担当の方に挨拶をして、いざ黄色い旗を持って立つ。
 でも、なんかへんな感じ・・・
 もう一度順番表を見うみると、なんと、場所が違うではないか。
 慌てて、バイクに乗り、本来の担当の場所へ・・・
 そして、そのあと、今度は、会社へ向かう途中、おまわりさんに注意される。
 (時間帯によって、歩行者道路になっていたのである)
 今日はついてない。


4月10日(水)
・パンチ

 同じ幼稚園の子が、家に帰ってこう話したという。
 「てるぼんって、すごいんだよ。お友達におでこを叩かれたたら、
  パンチで仕返しして、その子は鼻血だしたんだよ」と・・・
 夜、てるぼんを問い詰めるも「やってない」の一点張り。
 (あとで分かったが、闘いごっこの最中の出来事で、鼻血までは出てないらしい)
 先に手を出さなかった点はいいが、
 パンチはまずいだろう。
 相手の子や親に申し訳ない・・・
 でも、そう思うほかに、ちょっぴり我が子の成長を喜ぶところもある
 バカな親であった。


4月11日(木)
・かゆい

 最近、てるぼんが後頭部をかいていることが多い。
 ママ「頭シラミだよ。病院にいかなきゃ」
 パパ「そんなことないでしょ。」
 ママ「うつるんだよ。早くなおさないと」
 パパ「そういえば、俺も最近後頭部がかゆくなるなぁ」
 ママ「されはうつったのよ。私もかゆいんだから」
 ゆめちん「ゆめちんも、学校で頭がかゆくなるよ」
 みーちゃん「みーちゃんはかゆくないよ」
 てるぼんの両サイドで寝た経験のあるものだけが
 頭のかゆみを訴えていたのである。
 どうやら、週末は病院だ。


4月12日(金)
・犯人は誰だ

 汚い話ですみません。
 今日は、我が家で特にもめている「トイレの汚れ」について書きます。
 たった数回あったことなのに、
 オシッコでトイレの床が濡れていれば「てるぼん」のせい
 うんちが残っていれば「パパ」のせい  となってしまっている。
 でも、最近はこの法則は違っている。
 ゆめちんやみーちゃんだって・・・もしかしたらママも???
 おかげで、発見したものが「誰がやったの?」と騒ぎ
 濡れ衣でパパやてるぼんが怒られることもあるのだ。
 きめつけはよくないよね。
 たとえ汚れに気づいても「そっと」拭いておくだけで
 騒がなければもめないのにねぇ
 人に優しい家族であってほしい。


4月13日(土)
・私はどれ

 テレビや本を見ていると、いろんなキャラクターが出ている。
 すると必ず「○○はみーちゃんで、○○はパパで・・・」と
 子供たちが言いはじめる。そして、次には必ず「パパはどう思う?」と聞かれる。
 例えば、子鬼のトリオであれば
 「アオベェはみーちゃん。アカネはゆめちん。キスケはてるぼん」といった具合に
 いわされる。
 そして、今日も同じように聞かれ
 パパ「みーちゃんはぬりかべ。てるぼんはこなきじじぃ。ゆめちんは????」
 ゆめちん「どうして、いつもゆめちんは中々決まらないの!」
 パパ「ゆめちんは難しいんだよ」
 ゆめちん「早く決めてよ!みーちゃんばっかり早いんだから!」
 パパ「それは、そうだよ。みーちゃんは分かりやすいんだもの」
 ゆめちん「どうして?」
 パパ「だって、みーちゃんは、ぬりかべでしょ、ヤドンでしょ、のんびりしてて
     大きければなんでもいいからねぇ」とまで言って横からするどい視線。
 みーちゃんが睨んでいたのであった。


4月14日(日)
・急に・・・

 今日は叔父のお通夜へ出席するため、
 葬式が明日なので、ゆめちんとみーちゃんは、ママの実家へ
 預け、パパ・ママ・てるぼんの3人がパパの実家へ帰ったのであった。


4月15日(月)
・しびれる〜

 叔父のお葬式に参列。
 お経が始まると同時に、ひざの上に座っていたてるぼんが
 寝はじめた。
 はじめは「まぁ、寝たほうが静かでいいや」くらい思っていたのだが、
 元々、足がしびれやすいパパ。
 段々足がしびれてきた。
 そぉーとひざからてるぼんをよけ、腕で抱えた。
 途端にてるぼんが、いびきをかきはじめる。
 そこで、こんどは、頭を押さえている腕を、ちょっと上向きにして、
 顔の場所をずらす。するとピタッといびきはとまった。
 安心して、腕をもとにもどそうとすると、
 またいびきが始める。
 しかたなく、腕を無理な体制にしたままにすることに・・・
 そしたら今度は、足に血がまわりはじめ、しびれがピークに。
 でも、足をさすろうにも、両手がふさがっているし、動かすことすらできない。
 ママに助けを求めようとしたが、ちょっと離れて座っていたのでそれも無理。
 大勢の人がいる中で、顔をゆがめることもできず、ただじっと耐えるパパであった。


4月16日(火)
・お休み

 叔父の葬儀の疲れから、今日は早々に家族で休みました。


4月17日(水)
・これから

 ゆめちんの習い事がようやく決定。
 ピアノにするという。
 これから、どこで習うか決定しなくてはいけない。
 「お姉ちゃんには負けたくない」というのが強いゆめちんは、
 ここで、お姉ちゃんより得意なものが出来れば、
 もう少し情緒が安定するのではないかと思う。
 学童保育もお姉ちゃんが卒業し、ゆめちんだけだし、
 朝の登校も、ゆめちんは自分のお友達と行けるようになってきたので
 ようやく、お姉ちゃんの呪縛からも少しはずれることができる。
 でも、離れることがいい反面、寂しさというか不安もある模様。
 最近、気のせいかパパにくっつく事が多い気がする。


4月18日(木)
・手を上げられない

 今日は、小学校の参観日。
 パパが出席してきました。
 その授業の中で、みーちゃんが手を上げたり、おろしたりと不可解な行動。
 「何やってんのかなぁ」と不思議に思いつつ、次のゆめちんの授業に
 向かったのでした。
 その後、みーちゃんの不思議な行動の謎が解けた。
 授業の中身は、「家族の行動」というやつで、
 「私が生まれた時、どう思ったか」とか、「私がけがをしたときどう思ったか」とか
 家族の人にインタビューをしてきて、それをノートにまとめ発表するものであった。
 みーちゃんがインタビューした相手はママ。
 たくさんあった質問の中で「私を叱る時はどう思っているのか」が問題でした。
 先生が授業の中で「私を叱る時はどんな気持ちか、手をあげて発言してください」
 と言った。
 みーちゃんは、そっと手を上げたり、おろしたり・・・(これが最初に書いた不可解な行動)
 そう、みーちゃんは先生に当てられては困ってしまうのだ。
 みんなは「○○ちゃんが、良い子になるようにと思って叱っている」とかいい事を発表している。 
 みーちゃんが手にするノートに書かれたこの問いへのママの答えは・・・
 「自分の頭で考えろ。ママは知らないぞ」だったのであった。


4月19日(金)
・弱い

 今日はてるぼんの幼稚園の保育参観へパパが参加。
 保育参観といっても「自己紹介」程度で、メインは役員選出である。
 あらかじめパパはママから「クラス委員はやってもいいよ。でも長はだめよ」
 と言われていたので、
 悩む先生に「うちでやりますよ」と軽く返事をした。
 クラス委員は5名で、一人委員長となる。
 そのうち、5人全てが選出されたが、誰も委員長をやりたがらず、
 じゃんけんで決めることに。
 「最初はグー、じゃんけんぽん!」あいこであった。
 「最初はグー、じゃんけんぽん!」4人がチョキで1人がパー。
 そう、私がパー。一気にクラス委員長就任の瞬間であった。
 付き合いのある幼稚園仲間のお母さんから「みせますね〜、次は会長かなぁ」
 などと笑いながらの声がかかる。
 その後、ママに携帯電話でそっと「じゃんけんで負けました・・・」とだけ
 伝えるパパであった。


4月20日(土)
・泥酔

 今日のこのアパートの花見。(といっても今年の桜はもう散っているが)
 昼間の酒は効くもので、後片付けもせぬまま私はダウンしてしまった。
 その倒れているあいだ、ママはみーちゃんをスイミングに連れていって不在。
 しばらくして、ゆめちんが寝ている私を無理に起こす
 ゆめちん「パパ!大変だよ!」
 パパ「どうしたの」(頭がかなり痛い)
 ゆめちん「てるぼんがうんちなんだって」
 パパ「トイレに行かせれば」と言ってまた眠りにつく。
 ゆめちん「寝ないで!大変なんだから!」
 パパ「大丈夫だって・・・(ほとんど夢うつつ状態)」
 ゆめちん「うんち漏らしたの!」
 パパ「・・・!」飛び起きる。
 パパ「何だって!」
 てるぼんをつかまえ、ずぼんをおろすと、パンツの中はうんちまみれ。
 すぐさまお風呂へ連れていく。
 パパが眠っているあいだに、うんちを漏らしたまま、てるぼんは外で
 友達と遊んでいたのであった。
 それも、一度目に起きなかったため、少し乾燥していたのでした。
 花見の片づけもせず、アパートの皆さんには申し訳ないは、
 てるぼんはこんなことになるは・・・
 酒は飲んでも飲まれるなの一日でした。


4月21日(日)
・スミスリン

 家族全員、頭シラミ感染が濃厚である我が家では、
 今日「スミスリンシャンプー」を購入。
 まずは、元凶であるてるぼんとパパが試しに、使用してみた。
 10日間ぐらいで、治ると書いてあるので、
 本当に頭しらみであれば、これでおさまるのであろう。
 パパとてるぼんがなんともなければ、明日からみーちゃんやゆめちん、
 ママにも投与される予定である。
 でも、このシャンプー結構高いんですよね。
 (80ml入りで2,500円 一人1回10mlで10日間の間に3回使用するので
  我が家の場合、5人全員なので、150ml必要。つまり5,000円かかるのである)


4月22日(月)
・次女と長女

 みーちゃんが、雑誌に付いていた付録を、妹たちに分けていた時のこと。
 ゆめちんとてるぼんが、一つの付録をめぐって争いになった。
 みーちゃん「じゃんけんで決めなよ」でじゃんけんをしたら、ゆめちんの負け。
 途端にゆめちんが泣き出した。
 みーちゃん「じゃんけんで負けたんだからしかたないでしょ」
 ゆめちん「いつも、てるぼんにゆめちんはゆずってるんだからね(涙声)」
 てるぼん「じゃぁ、いっしょにやろ」(調子のいいやつである)
 ゆめちん「絶対うそだ!今までだってそうだもん」
 みーちゃん「じゃぁ、お姉ちゃんがちゃんと見てるから。
        てるぼんが約束守れない時は、ゆめちんにそれあげるから」
 ゆめちん「絶対ダメなの〜(大泣き状態)」
 それを遠くでみていたパパとしては、知らないフリをしていたのであった。
 ゆめちんの本音がちょっと聞こえ、お姉ちゃんもしっかりしてきたもんだ・・・と
 なぜか感心するのであった。
 でも、その後、ちゃんとてるぼんからうばって遊んでいたゆめちんである。


4月23日(火)
・ん

 夕食後のこと。
 みーちゃんが「んのつくものは、体にいいんだよ」
 ママ「へぇ〜」
 みーちゃん「あんずでしょ。りんごでしょ。みかんでしょ。みんな「ん」がつくんだよ」
 ママ「すごいねぇ。よく知ってるね」
 ゆめちん「じゃぁ、おじいちゃんとおばあちゃんも体にいいんだ。「ん」がつくから」 


4月24日(水)
・全財産

 ゆめちんが、お友達と「Mrマリックのショー」に行く事を約束してきた。
 パパ「自分のこづかいで行けるなら行っていいよ」というと、
 ゆめちん「全部あわせると行けるよ」と貯金箱ごと持ってきた。
 が、必要金額に3,000円ちょっと足りない。
 するとゆめちん「ママ、図書券交換して」
 しかたなく、ママは自分のこづかいから2,000円を図書券と交換。
 次にゆめちん「パパ、1円玉と5円玉を、まとめて大きいお金にして」
 以前に、たまって邪魔になっていた小銭を、子供達に分け与えていたものだ。
 かぞえてみると1000円ちょっとあった。
 「邪魔だからあげたのに」と思いつつ、まとめてあげるパパ。
 結局ゆめちんは、有り金全部はたいて、チケット代が間に合ったのであった。
 でも、マリックにそこまでする必要があるのか?と考えるのだが・・・


4月25日(木)
・憲法

 このアパートに住む、子供達には決め事があるということが、今日分かった。
 みーちゃんいわく、
 みんなで遊ぶ時は、@自分勝手に遊びを決めないAわがままは言わない。
 上記の2項が原則とのこと。
 自分でやりたい遊びがあるときは、「○○やる」と一方的に言うのではなく、
 「○○やりたいなぁ」とさりげなく要望するのがコツらしい。
 そして、集まった友達で、多数決により遊びを決めるようだ。
 民主主義の原則を見るようだ!!!(ウソ)
 それで納得。時々「○○ちゃんとは遊びたくない」とみーちゃんが言っていたことが
 あったが、その理由はこれだったのだ。
 子供なりに、憲法があるのである。


4月26日(金)
・ショック

 ショックである。
 ママがまたやってしまったのだ。
 何をやったかというと
 車のバンパーをぶつけてしまったのである。
 ママ「ちょっとこすったの」
 実際見にいくと、バンパーがはずれてぶらさがり状態ではないか。
 ちょっとではない。
 ショックである。明日からゴールデンウィークだというのに・・・


4月27日(土)
・・・・

 とりあえず、バンパーは仮止めをしてもらい、なんとか走行可能になった。
 (連休明けに修理に出す)
 今日は、このあたりのメーデーというやつで、
 それに家族で参加。場所が遊園地であったこともあり、
 そのまま、遊園地で遊んできました。
 でも、バンパーを失ったキズは中々癒えないのである。


4月28日(日)
・あばれ馬車

 パパの実家一同とともに、牧場へ。
 その牧場には馬車があった。
 そして、子供達を馬車に乗せることに。
 一人づつ馬車に乗せてやり、最後にてるぼんを乗せた。
 すると、別のお母さんから
 「あぶないから、もっと内側に乗せた方がいいですよ」と言われた。
 たかが馬車じゃないかと思いつつも、
 一応、助言に従い、4年生の甥っ子をはじっこにして、てるぼんを真ん中にしてあげた。
 いざ出発。ゆっくり進む馬車をのんびりとパパは眺めていた。
 (結局パパは乗らずに、子供達だけ乗せたのである)
 中間点をすぎ、こっちを向いた馬車が急にスピードをあげた。
 下り坂を一気にかけおりてくる。
 地面がガタボコ道なので、馬車は大揺れ状態。
 よくみると、てるぼんが馬車の中で、左右に飛んでいるように見える。
 「パパが一緒に乗ればよかった」と思ってももう遅い。
 のんびりモードが一気にドキドキモードになってしまった。
 それでも、ようやく馬車は無事に戻ってきた。
 てるぼんは楽しかったようだが、こちとらドキドキもんであった。
 最初のお母さんの助言を聞いていなかったら・・・と思うとゾッとした。
 次に乗ったお父さんに「子供は真ん中に置いた方がいいですよ」と
 注意したパパでした。


4月29日(月)
・次は

 ゆめちんが「自転車がガタガタ言うんだよ」というので
 パパが、油をつけてやった。
 パパ「油塗ったから、あとで乗ってみてね。音がしたら教えてね」
 と、遊んでいたゆめちんに言って、家に戻った。
 その後、ママが外を見てみていたら
 ママ「ゆめちんの自転車を○○ちゃんのお父さんが直してるよ」
 チェーンがはずれたのを直してくれていたのである。
 でも、何度直してもすぐにチェーンが外れてしまうのだ。
 結局、なおらずじまい。
 家に戻るなりゆめちん「自転車壊れたから、新しいの買わないとね!」
 パパ「まって、今度はパパが直してみるから」
 ゆめちん「だって、みんなマウンテンバイクなんだよ」
 (ゆめちんの自転車は、近所の女の子のおさがりで、マウンテンバイクではない)
 パパ「・・・」
 車につづき自転車である。
 次は何がくるのかと考え込むパパである。


4月30日(火)
・きゅうり

 毎年、夏休みに植物を育てるのが、小学生の課題である。
 今年、2年生は野菜を育てるため、苗を買って持ってこいということになった。
 パパ「その野菜を作るの?」
 ゆめちん「きゅうりがいい」
 パパ「きゅうりは鉢植えではあんまり大きくならないよ」
 ゆめちん「大丈夫だよ。先生がいい土を買ってきたんだから」
 パパ「じゃぁ、大きくなると大変だよ」
 ゆめちん「いいの、きゅうりで」
 じつは、大変なのはパパやママなのである。
 4年生以上は、交代で学校へいき水をかけるので、いいのだが、
 2年生は、夏休み前に一旦家に持ち帰り、夏休みが終わると、また学校へ
 持っていかなくてはならない。
 それもこの運ぶ役目は、親が担うのだ。
 背丈の低いものであれば、持ち運びも楽だが、きゅうりではちょっとつらい。
 夏休み明けに、どの程度大きくなるかを考えると、やっぱ大変なのである。
 パパのバイクではとうてい運べないだろう。
 まして、実がなっていたらなおさらだ。
 でも、ゆめちんは、きゅうりを変更する気は全然ないのである。


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