4.いじめパート2

 

     (データ)文部科学省 発表

          http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/17/09/05092704.htm

       平成16年度 いじめ発生率 全国平均1.7件(1000人あたり)
          当県は合計で3件で 1000人あたり0.1件
       

子供の通っている学校の生徒数は概ね700名

つまり、年間1件もないことになる。

でも、

「消しゴムを取られる」

「筆箱の中のエンピツを全部折られた」

「教科書を捨てられる」

「教科書をボロボロにされる」

「机に落書きをされる」

「遊びに混ぜてもらえない」

「ぼうしをドロドロにされる」

「見えるようにこちらを見ながらひそひそ話をする」

「仲間はずれにする」

「体育の授業でグループ運動に混ぜてもらえない」

「遠足で誰も一緒に弁当を食べてくれない」

「修学旅行でグループ行動に混ぜてもらえない」

「上靴を隠される」

「悪口を言われる」

「上履きをわざと踏まれる」

「汚い・臭いといわれる」等々

現実に子供が通っている学校での出来事である。

「それなら先生に言えばいいじゃないか」簡単に言う

先生に言いつけると

ますますいじめはエスカレートする。

ますますシカトされる。

いじめた子に先生が問い詰めても

いじめている子は結構口が達者、いじめられる子は口べた

言い訳が通ってしまう。

いじめる側は集団化する。先生は集団を信じてしまう。

いじめられる側はますます孤立する。

いじめ方は巧妙。

先生が見ている時はわざと仲が良いフリをするが、

先生が見ていないところではいじめている。

いじめはセクハラにも似ている。

いじめられている側は苦しんでいるのに、

いじめている側はそんなに酷いことをしていると思わない。

いじめられる子にも原因があるという。

確かにそれも一理ある。

でも、いじめている子にも原因がある。

いじめている子はさびしい子も多い。

いじめている子の家庭の状況を聞くと、決して良いとは思えない子が多い。

親は本当に自分の子供を見ているのか?

人のせいにしていないか?

うちの子もいじめはあった。

上靴が汚れていませんか?

教科書が汚れていませんか?

授業参観で子供の机の上を見ましたか?

友達と遊んでいるところを見ていますか?

最近、教科書をなくしませんでしたか?

服が汚れていませんか?

子供のおこづかいの状況が分かりますか?

子供の友達の名前が何人言えますか?

今言った子は、本当にあなたの子供の友達ですか?

一緒に帰る子はいますか?

学用品を買ったばかりなのにまた新しいのを買っていませんか?等々

いじめはどんなところにもあります。大人にだって一杯あるのだから。

親も全力で守りましょう。守るためには正確な現状を把握しましょう。

本当に3件なのか?

10000人に1件しかいじめは無いのか?

自分の子はいじめられていないか?

自分の子はいじめていないか?

他の子はいじめられていないか?

うちの子は大丈夫・・・この考えこそが一番あぶない

                                  トップページへ