行為障害について



                      (あくまでも参考程度にしてください)

 心理学者でもなんでもない私が、なんと大それた事をテーマに書くのだろうと、
 我ながら分不相応な感じですが、ほとんど、どこかのホームページからの受け売りで書いてみました。
 参考になれば幸いですが、正確なことは専門の方に必ずご確認してください。


 行為障害=CD(conduct disroder)とは何か
 次の診断基準15項目のうち3つがあてはまれば該当するそうです。
  1.他人に対するいじめ,脅迫、威嚇、
  2.取っ組み合いの喧嘩、
  3.凶器を使用して他人に重大な身体的危害を与える、
  4.他人のからだに対して残酷な行為をする、
  5.動物のからだに対して残酷な行為をする、
  6.強盗、
  7.性行為を強いる、
  8.放火、
  9.器物損壊
 10.他人の住居、建造物、自動車の中への侵入、
 11..嘘をつく、人を騙す、
 12.万引き、侵入盗以外の窃盗、偽造、
 13.親の監視にもかかわらず深夜の外出がしばしば、
 14.外泊2回以上、
 15.不登校(13歳未満から)

 ここで疑問
 私自身の中学生時代の行動で当てはめてみると7項目もあてはまる。
 ということは、私も当時、行為障害だったのであろうか?
 多分、単純に当てはまるだけでは専門家は判断しないのだろう。

  原 因
  「これだ」といったはっきりした原因はまだわからないようですが、
  かなり複数の問題が複雑にからみあって起きるようです。
  その一つとして、家族基盤の不安定さもあり、
  その中に、親の養育態度や、親による子どもの虐待も一因としてあるそうで、
  虐待経験のある子どもは、他人に対し攻撃的な行動を取ることもあるそうです。
  さらに、児童虐待は成長期の子どもに与える影響がかなり大きいとも書いてありました。

  主な症状の流れとして一般的に言われているのは、
  ・2歳から学童期   「注意欠陥多動性障害」(ADHD)  1〜10%程度
  ・小児期から青年期 「行為傷害」               5%程度
  ・成人後        「反社会的性格障害」(ASPD)、「境界性人格障害」
  以  降       「性障害」
 と、段々つながっていくケースだそうですが、
 行為障害からはじまる人もいるそうですし、
 または、ある時期から自然に症状がなくなってしまう場合もあるという。
 ということは、私の場合こっちだったのでしょうか?(まだ治っていないふしもある??)

 そこで、最初の
 「注意欠陥多動性障害」(ADHD)(attention deficit hyperactivity disorder) 
 簡単に書くと、注意力がなく、年齢に不相応なほど落ち着きがなく、
 たえず動き回っている児童で、無謀な危険をおかしたり、衝動的で、
 思いきった行動にでやすい児童をさすそうです。
 知的な障害は特にないのに、これらの症状のため学業成績は低下しがちになるそうです。
 比率では、男子に多い(女子の3〜5倍)
 女子に少ないのは、男子の脳の形成過程が女子より複雑で傷つきやすいからだといわれています。
 原因として考えられているのは、まずはケガなどの外的要因があるようです。
 これにテレビやゲーム、親などのさまざまな環境条件が入り混じってひどくなっていくようです。

 とここまで書いたところで、実際にADHDの子を持つ家族のホームページも
 何件か見たり、いろいろと私なりに考えて見たこともあるのですが、
 かなり難しい問題で、まだまだ浅はかな私の頭ではとうてい書ける内容ではありません。
 ただ、感じたのは、巷で言われているような「少年犯罪=行為障害」というのは間違っているのではないか。
 ADHDと行為障害を簡単に結びつけるのもちょっと違和感があるのではないか。と
 調べる前と後では捉えかたが、私の心の中でかなり変わってきているのは事実です。
 わたしなりに考えた感じでは、どんなことでも安易に「行為障害」や「ADHD」だと結論づけようとしているところに
 かなり問題があると思いました。

 最後に
  まだこの件については勉強中なので、今後も本を読んだり、まだまだいろいろ学ぶことにしていますが、
 当面の事として一つだけ書かせてもらいます。
 「行為障害」の原因はたくさんある。ただ、その中の一つの要因(比率としては小さいかもしれない)が家庭にあるということ。
 また、その障害を克服するための一つとしても家庭があるということ。
 そして、何よりも親自身の行動で出きること。
 以上を考えれば、いっそうの家庭というものの重要性と大切さを再認識しました。
 私自身、まだまだ未熟な親ではありますが、一生懸命、楽しい家庭を作っていくことに努力したいと思います。
 いろいろ書きましたが、正確なことは失礼ですが、ご自分でネット上や専門の方にお聞きになってください。
 なお、この件については、さまざまなご意見や私の書いたことに対するご批判もあるとは思いますが、
 このページのことはあくまでも参考として見てください。
 あわせて、「本当はこういうことなんだよ」とか「ここは間違ってるよ」とか情報などございましたら、
 お手数ですがメールで教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。