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プレステ、サターンに比べシェアでは伸び悩みを見せる64が本体価格を下げた時期に登場したのが本作「ブラストドーザー」である。制作は「007 ゴールデンアイ」で全米では高い評価を得た英国レア社。
しかしながら、タイトル自体がイマイチだったのか国内での販売本数は今ひとつといった様である。販売本数がイマイチと言いながらも、他のハードでリリースされたマイナータイトルに比べれば、TVスポットなどの影響もあり、ある程度は売れているのだが問題はその後である。
筆者購入価格を見ていただいても、おわかりのように中古・新品共にかなりの数が、店頭にあるようだ。現在では本作よりも古いのに、価格は本作よりも高いという状態が出てきている。特に場所によっては64大量在庫ソフトの殿堂「ワンダープロジェクトJ2」よりも価格が安かったりする。
ならば、本作はクソゲーかというと一概に、いやいや、全くと言っていいほど、そんな要素は無かったりするのである。おそらく洋ゲーテイストというのがこれほど濃くなるとバランス調整がある程度整っていても、低年齢層の多い64市場では、受け入れられなかったのだろう。コンセプトは「破壊」である本作。理由はどうあれ、町を壊す事に意義がある、という本作の趣旨は勧善懲悪作品が全てでは無くなった日本のゲーム市場においても幾分、登場が早すぎた感がある。
作品自体の感想はというと、筆者のように洋ゲーを好む人間には、企画・コンセプトの濃さが斬新なのでとても堪能できた作品である。テイストとしては、確かに後半はキツイのは確かであるが中盤あたりまでならまず、誰もが楽しめる事は間違いないであろう。また、本作は時間内に限られたマシンでいかに、核廃棄物を搭載したトレーラーの通り道をつくるか、というのが任務であり、クセのあるマシン達を乗りこなしながら時間と頭と格闘しながらプレイする作品である。ジャンルで言えば「アクションパズル」的な作品。しかし、パッケージといい宣伝といい、なんか純粋なアクションとされているところが、購入者及びプレイした人々から、難易度の高さを指摘されたのかもしれない。
本作は操作するマシンも数が多く、ロボットタイプからダンプカー、ブルドーザー、普通乗用車にバギーと様々。操作感覚は、ラジコン感覚で画面内の車タイプのマシンを操作しているときちょっとしたノスタルジィを感じさせてくれた。というのも、筆者が幼い頃に買い集めていた外国製のミニカーを彷彿とさせるデザインやら操作感覚が、そんなノスタルジックな気分にさせてくれたのだろう。
今でも、たまにへんてこな自販機やら、スーパーなんかでガムだのが付いて販売されている、あのバッタクサイミニカーである。(実は海外では有名な玩具メーカーの製品)
まぁ、そんなミニカーで遊ぶという感覚に陥った筆者にとっては、¥780円といえば、国産ミニカーの雄、トミカ2台分くらいの手頃な価格だったし、かなりお買い得だった。なんならミニカー遊びのへんてこなジオラマみたいなの(駐車場とか)を買ったらさらに高かっただろうから(笑)、それを考えたら、さらにお買い得。しかし、ミニカーコレクターでもないので、実際は本物のミニカーは、買わないと思うが...
かなり私情的なことも書いているが、私と同じようにミニカーなどで遊んだ経験がある人には、筆者と同じ様な感覚に陥る人もいるのではないだろうか?
別に陥らなくても、企画・コンセプトは抜群だるしセンスも最高な作品。パズルとして考えたら、この程度の難易度は当たり前なのかもしれないので¥1980円以下なら中古・新品関係無しに、64ユーザーはプレイされてはいかがだろうか?ちなみに、女性でも楽しめると思いますが.......これいかに....
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