蛇足の章(笑)

――――― NOT A BIT − ALL OF IT ―――――




 窒息しそうなほどの長いキスがようやく終わった。

「ところで浩之さん」
「ん、なんだ?」
「どうして、あの時、ユニの質問に答えてくれなかったんですか?」
「はいー?」
「どうしてわたしの事愛してるっておっしゃって下さらなかったのですかぁ!」

 ま、まずい。泣くかな………これは…………

「そ、そ、それは、ほら、俺ってシャイだからさあ………」

 マルチがジト目でにらんでる…………うっそ――――!

「うそ!シャイな人が『見とれちゃったんだよ、ユニに』なんて言えますかあ!!」

 あっちゃー、これが………源五郎さんが行ってた事か………

「なんとか言ったらどうなんですか!!」

 もしかして………これから一生…………

「ユニと浮気する気だったんですか!」

 ずっとこのまま…………?





 こうして俺達はやっと人並み?の恋人同士になれた…………はあ――――――(ため息)




 やっぱ源五郎さんに抑制システム入れてもらおう………かな?

(そんなもの、はなっから作るつもりなんか無いよ、諦めるんだねえ。 by源五郎)



第三章に戻る

二次創作 SSに戻る


感想メールはこちらに→eigetsu@diana.dti.ne.jp