サーキット走行のために(その2:ライセンス取得編)
準備ができたら、いよいよライセンスを取りに行こう。難しいことは何もない(ハズ)。
ここまできたら、もう引き返せないぜ(笑)。
・日程を調べる
私がライセンスを取ったツインリングもてぎでは、大体月に1回程、2輪ロードコースのライセンス講習が行われている。大体、としたのは、通常の講習のほかに、「1day GET MFJライセンス」という、コースライセンスとMFJライセンスが同時に取れるプログラムがあるので、厳密には1回ではないため。
いずれにしても、あまりチャンスは多くないので、注意が必要だ。
●2003年講習会スケジュール
5/3、5/9、5/15 まだまだ空きがあります。詳しくはもてぎのHPで。
・予約する
最近は便利になったもので、大体の予約はWebからできるらしい。が、ここでは敢えて電話での予約をお奨めする。然程たいした理由ではないのだが、「疑問点をついでに聞けるから」だ。大抵のことはWebにあるので、あまり困らないとは思うが、私はサーキットライセンスを取るのは初めてだったのと、いくつか質問があったのとで、電話で予約した(ま、たいした質問ではなかったんだけどね)。
私は屁たれ&自走だったので、雨が降るのはいやだ、ということで、3日くらい前まで天気予報をチェックしつづけ、7割方降らないだろう、と思ったところで予約した(笑)。
●電話での予約はこちら
(0285−64−0200)
予約後、もてぎから入会申込書などが送付されてくる(はず)ので、記入しておこう。
・いざ、出陣
現地まで行く方法は、自走で行く、トランポで行くなどあるが、初めての方は前者の場合が多いだろう。自走で行く場合の問題点は、
などなどである。私もトランポを持っていないので、自走で行ったのだが、やはり上記のような懸念があったので、車を持っている友人に付き添いを頼んだ。付き添いといっても、つなぎや工具を運んでもらった程度で、講習を受けている間は、奥さんや子供ともてぎ内の施設で遊んでいてもらった。こうすれば、最悪自走不可能になっても、自分さえ無事であればバイクを預けて帰ることができるし、万一怪我などしたときにもなんとかなる。
- 自走不可能になるようなトラブル(転倒)は避けなければならない。
- もし1.のような事態になったとき、途方にくれる(笑)
- (ほぼ)丸一日つなぎで過ごさなければならない。
- 工具など、緊急時に必要なものもある程度しか用意できない。
もてぎにはいろいろ遊べるところもあるので、ピクニック気分で来てもらえば大丈夫だ。
●受付時間
10:00〜10:45
●持参物
・運転免許証
・写真3枚(3cm×2.5cm、裏面に名前、電話番号記入)
・銀行口座番号とその通帳の登録印鑑(クレジットカード機能のため)
・血液型の確認(RH±の確認まで)
・入会金、年会費、共済会費(年会費は月割りなので、最高37000円必要)
・MFJライセンス(取得している人)
・学生証のコピー(学生のみ)
・さて、講習だが・・・
実はそれほど仰々しいものではない。サーキットを走るためのあたりまえの知識とマナー、コースイン、ピットインの仕方を座学、実技で学ぶだけ。
実技のときも、無理をせず、自分のペースで走れば大丈夫だ。
実技は15分×4本だったが、最初の2本は慣れる為の走行(先導付)、後の2本は擬似障害で黄旗や赤旗、白旗が登場する。くれぐれも自分が旗の原因にならないように(笑)。
これは笑い事ではなく、結構ある。サーキットでは速度感覚が鈍るため、コーナーの進入でブレーキが遅れ、そのまままっすぐ行ってしまう人がいるのだ。はじめのうちは早すぎるくらい早めにブレーキをかけたほうがいい。
実技に際して、各部(ライト、ミラーなどの保安部品)に飛散防止のテーピングを行う必要がある。講習の場合はサーキットでテープを用意してくれるが、どうせ必要になるものだから自分で持っていこう(ビニールテープ)。ミラーははずさなくとも良いが、はっきり言うと後ろが見えると怖いので(マジ)、はずしたほうがいい。転倒時に折れることもある。
●講習会、ライセンススクール
・時間:11:00〜16:30(講習会1h、ライセンススクール3h)
・講習会でサーキットマナーやスポーツ走行の予約方法の説明
・ライセンススクールでインストラクタによる実技指導
●持参物(ライセンススクール)
・車両(125cc以上、ナンバー付可)
・ヘルメット、グローブ、革ツナギ、ブーツなど走行のための装備一式
・健康保険証
・テーピングようのテープ(もてぎでも用意してくれます)
・ライセンスげっちゅ〜
よっぽど悪さをしなければ(笑)実技に合格、ということで仮ライセンスが発行される。何故、仮なのかというと、もてぎのライセンス(TMRC-S)は、クレジットカード機能もあるため、時間がかかるため。クレジット機能なしのバージョンもあるが、いずれにしても即日ではできないらしく、後日、本ライセンスが送付されてくる。
準備さえ整っていれば、たいしたことではない。費用は講習日(月)にもよるが、最大37,000円になる。が、これさえあれば、あとは30分3,000円でWGPでも使用されるもてぎのロードコースが走れるのだ。