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新嘉坡騒動記;1日目 2000年9月11日(月)
<Departure>
朝からどしゃぶり!
今回は珍しく夕方出発という飛行機なので、のんびりと当日に準備すればOKと思っていたので、朝10時という休日にしては驚異的に早い時間に起きた。カーテンを開けるまでもなく、うるさいくらいの雨音がする。かなりの土砂降りらしい。荷物は最小限にするつもりだが、それでもトランク1個を引きずって、この雨の中、駅まで行くのか。憂鬱なスタートだ。
早めに出て、新宿駅のコインロッカーにトランクを放り込み、まずはファーストフードで軽い昼食を取る。カメラのフィルムを買いに、駅前のディスカウントショップへ。コダックの36枚撮り5本セットを購入し、そのまま店内をふらふら。電子辞書のコーナーに捕まる。小さいなー。便利そうだなー。でも電池って保たないんだろうーなー........16ヶ月も保つの?ほんとに?国語辞典、英和辞典、和英辞典、漢和辞典、電卓、4種類の通貨換算、時計、世界時計。手のひらサイズ。かくして、出発前から諭吉を1枚とばしてしまったのであった。
成田エクスプレスは午後2時12分発車予定。2時にホームで待っていたら、ほどなく同行者K嬢登場。さすがに東京駅再びはやらなかったか。もう一人の同行者である妹が見当たらず、携帯で呼び出す。実は2メートルしか離れてない場所にいたことが判明。揃って列車に乗り込み、4人掛けのシートを3つ占領。指定席だから仕方なかったんだけど、残り1つの席に座った男性(推定30代後半〜40代)にはお気の毒さまでした。隣のボックスの女の子4人連れは旅行英会話の本を取り出してお勉強中。おとなっぽく見えるけど、実は大学生だったりするんだろうなあ。喋り倒している間に空港第2ビル到着。時間が早めだったため、スムーズにチェックインできて、1時間ほどアーケードをぶらつく。すぐに厭きてしまってお茶に走るあたり、歳をとったんでしょうね。
JALの711便。出発予定時刻は午後5時55分、我々はエコノミーの三人掛けに窓側から妹、K、私。妹は準備やら何やらであまり寝ていないらしく、座るなり爆睡している。私の席は通路側の肘あてが一部剥がれてササクレのようになっており、それが腕に擦れて不快であった。特に座席を倒すともろに擦れる。堪りかねてスチュワーデスを呼び、文句を...じゃなくて、バンドエイドをもらう。ガーゼがクッションになるので肘あてがすっかり滑らかになった。きっと機内整備の時に「なんじゃこりゃ」と思ってもらえるであろう。夕食のミールプレートも温まってなくてもんのすごくまずかったし(当然こちらは文句を言った)、今回のフライトは私的にはハズレであった。
シンガポール着予定が午後11時35分だったのだが、離陸までに時間をとられ、更には台風14号のせいで迂回ルートを取らざるを得ず、チャンギ空港着は日付が変わった12日午前0時3分だった。飛行機を降りたところで携帯のスイッチを入れた(すでにこれがNGなんだが)らしい○奈川大学の学生さんグループは「あ、ここ圏外だ」というオオボケをかましてくれていた。衛星通信でないかぎり、普通の携帯電話は圏外だと思うぞ。ここは日本じゃないって知ってるのか?大学のゼミ旅行かなんからしく、団体行動しているのだが、中学生でももうちょっとマシではと思うほど公共のマナーがなってなかった。海外旅行でグローバルな視野を身に付けさせるのも結構だと思うが、最低限のマナーは守らせてほしいと切に願うぞ>神○川大学。深夜の入国審査はさすがにさっさと進み、荷物をピックアップして両替(1s$=62円)をしてツアーバスに乗ってホテルへ向かう。我々を含めても4組しか乗ってなかったが、皆さん最初のホテルで降車。グッドウッドパークホテル滞在組は、どうやら我々だけのようだ。
夜中の1時にチェックイン。ホテルのロビーはお掃除の真っ最中。現地係員の華僑とおぼしきにーちゃんが一生懸命日本語を駆使していろいろ説明してくれるのだが、いまひとつ要領を得ないままでちょっと不安。でもアタリな係員ではあった。夜中の1時に明朝の市内観光オプションに参加できないかなんて無茶をいう客を相手に、真面目に対策を考えてくれたしな。結局、市内観光はおろか、なーんのオプションも申し込まなかったけど。
Goodwood Park Hotelはもともとはドイツ人将校のクラブハウスとして1900年に創業したシンガポールでも老舗のホテル。今年は開業100周年で、記念グッズを作ったり、往復航空券と宿泊券が当たるクジをやってたりする。8軒の美味しいレストランとエステサロンと2つのプールがあり、超高級なブルネイスイートから普通のツインルームまでバラエティある部屋を揃えている。優雅で落ち着いていて、正に”シンガポールの貴婦人”であった。ジュニアスイートに泊まることになっていた我々は、部屋に入るなりその佇まいに魅了され、はしゃいで写真を撮りまくったのであった。元気だなあ。でも、どんなに疲れていても写真を撮りたくなるような部屋だったのだ。100周年記念ワイングラスと蘭を各々にプレゼントされ、蘭はとりあえずバスルームに飾り、グラスは割らないように引きだしにしまいこむ。荷ほどきしてシャワーして、ベッドに潜り込んだのは午前3時近く。明日はマーライオンに会いに行くぞ!
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