遠くからの目・近くからの目<今回大祭に参加して・・・・>
みなさんは深川とは限らず祭の写真集などを見たことがあるでしょうか?
神輿を担ぐ人の周りに種類の違う半纏がぽつぽつと見守るようにあります。
(同じ半纏のようでも襟の文字が違う場合があります。)
役半纏と呼ばれ、一般の人とは違うものです。
かっこいいなぁ、、皆と少し違うのがかっこよく見えるのです。
祭を楽しむ事の他、楽しませる側、安全を見守る、そういう大切な仕事をしている方が着るもの
そういう役割も有ると知ったのが、青年部会長で豊祭会会長でもある市村兄さんの一言でした。
「半纏から責任も生まれるんだよ」
今回主人は商友会青年部代表そして豊祭会賛助会員として参加しました。
私などはもともとお祭騒ぎが好きなものの、ちゃんとした会などに属して祭りに参加したことはありませんでした。
祭の会というと、なんとなく喧嘩っ早い!恐い!酒飲み!(ごめんなさい!)
そんなイメージがありました。
ところが、近づいて思ったのは、誤解だった(^-^;という事です。
高い安いとかそんなんではなく、仕事をした後の充実した満足感を楽しみたいって事です。
自分たちが楽しく神輿を担ぐためにその他一切の面倒な仕事(担ぐ以外の雑用など)をしていたのに
私達あんまり気がついていなかったのです。m(_ _)m
主人「前棒や横棒を押さえて神輿をコントロールするのは本当に難しいよ、
でも豊祭会の人が結構みてて、ずれたりすると、「こうしたらいいですよ」とかいって
教えてくれてさ、なんかすごく楽しかったよ〜♪参加したぁって感じだったよ」
顔色を見て、体調を探ったり、それだけでなく、担ぎたいのになかなか神輿に触れない人をみつけて
担ぐ場所を空けてあげたり、いろいろなトラブルを避けたり、
会長いわく、「ふらふら歩いてるようでも全体を見てるんだよ・・・わかってくれた?」
(゚ー゚)(。_。)(゚-゚)(。_。)ウンウン もちろんです!
皆を見るために後ろ向きに歩きますよね?
だから、足の爪はもちろん毎回痛めてしまうそうです・・・(>_<)ヽ ナケルゼェ
大祭は約7キロの行程を神輿を担ぎながら進みます。
神輿は豊洲の場合、二尺三寸を50人前後くらいで担いで行きます。
当然交代するにも担ぎ手は必要です。
深川の神輿の花である、もむ・差すには水がかかることもあり、
熟練した担ぎの技術が必要です。
そういったバックアップがある中でのまつりは楽しいだけじゃなく、安心ですよね?
豊祭会は祭を通して知り合った会との交流を通して、
お互いの町会を盛り上げています。
今回私は店の前を、主人と2人前棒を担がせていただきました。とよしさんありがとうです(#^.^#)
「と〜ってもうれしかったですが、気を使わせてしまいましたね」と言うと、
会長はにっこり笑って、言いました。
「自分とこの祭なんだから、参加して楽しんで、喜んでもらう事が一番」
それって私達だけじゃなく、豊洲の祭に参加したみんなにそう言ってるんです!
来年は多分二ノ宮の渡御があるでしょう。
30分ほどですが、それが豊洲の広い道路を渡るとき、ただギャラリーでいるのと
白い半纏で参加するのと。。。。あなたならどちら?