CMLって何?
満開製作所/船本昇竜氏の提唱による「書式がZMSコンパチの着メロ用MML」です。
もっとも、知らない人にはそもそも「ZMSコンパチの着メロ用MML」と言われても何のことだか
わからないような気がしますが。まぁ、詳しい事は各自でZ-MUSICに関するページで調べていただくとして、
ここでは簡単な書式の説明だけ書いておきましょう。
音符:
An、Bn、Cn、Dn、En、Fn、Gn、Rn(それぞれラ、シ、ド、レ、ミ、ファ、ソ、休符を表わす)。
また、nには音長を表わす数字を代入する。
#,+(シャープ),-(フラット)も指定可能。
音長:
各音符/休符に1、2、4、4.、8、8.、16(それぞれ全音符、2分音符、4分音符、付点4分音符・・・)
が指定可能。
音域:
オクターブ3〜5が指定可能。書式はOn(例えば、O4ならオクターブ4)。省略可能で、
デフォルトはオクターブ4、または以前に指定されたオクターブ。
またその範囲で相対記号<(1つ上のオクターブへ)、>(1つ下のオクターブへ)も使用可。
用例:
c4e8g8<c+4c8r8
(注:表示の都合上一部全角で表記してありますが、実際には半角で打ち込みます。また、大文字でも小文字でも可)
オクターブ4のドを4分音符で、同ミを8分音符、同ソを8分音符で、オクターブを1つあげて
(オクターブ5)ドのシャープを4分音符で、同じくオクターブ5のド(シャープはつきません)
を8分音符、最後に8分休符。
なお、何行かにわたっている場合、基本的には、右上から左下に順に流していきます。
また、携帯/PHS端末は、個々の機種による仕様の違いが大きいため、当HPでは、これを「目安」とし、
CML「準拠」でデータを作っています。(例えば、「テル・ミー・HAPPY!」では32分音符を使っている、など)