しゅうちゃんの育児日記

6月へ      日記目次へ


5月1日(土)

・みーちゃんピンチ
 早朝、みーちゃんが2度にわたり吐く。
 休日だったこともあり、実質的な面倒はママであったが、
 心配と責任感から私も起きていた。
 おかげで、またしても寝不足。
 それにしてもまずい状況である。
 みーちゃんは一度髄膜炎で入院しているが、今回も症状はほぼ同じ。
 再度、みーちゃんは病院へ連れていくことになった。
 今日はママがいるので、ママがつれていった。
 髄膜炎ではなかったが、要注意には変わらなかった。
 夕方、みーちゃんのクラスメイトが連絡帳をもってきてくれた。
 その中には、ちゃんと宿題も入っていたのである。
 食べ物すらのどをとおらないみーちゃんに、宿題。それも連休分として3枚も・・・
 本当にみーちゃんピンチである。

・おばあちゃん「ヨシケイ」になる
 GWということもあり、今晩はおばあちゃんの家で夕食を食べることになっていたが、
 突然、ひいばあちゃんの容体が悪くなったことから、中止となった。
 が、おばあちゃんが我が家へ大荷物をもってやってきた。
 「自分はひいばあちゃんのところにいくから、夕食はともにできないが、」と
 煮物の入った鍋、鍋の材料一式、デザート、
 そして、料理方法まで指示していったのだ。
 わが町には、「ヨシケイ」という献立と材料を運んでくる会社がある。
 まさに、この会社のようなおばあちゃんの行動であった。
 メニューも、子供達の好物ばかりである。
 やっぱり、孫はとってもかわいいんですね。
 さて、その後はといえば、おばあちゃんの指示どおり、ママと義姉が作り、
 おいしくいただきましたとさ。
 でも、なんか材料があまっていた様な気がするが、気にしない、気にしない。


5月2日(日)
・二人旅
 みーちゃんとてるぼんは風邪がひどいため、私とゆめちんが、
 二人で私の実家へ帰省した。
 理由は三つ。
 1.母が入院した 2.みーちゃんの入学祝いのお返しまわり 
 3.実家が新築したのでその引っ越しの手伝い  である。
 実は、私とゆめちんが二人だけで外泊するのは、はじめてのことである。
 内心、私は、日中は、どうにかなるが、夜は無理かもしれないとおもっていた。
 ゆめちんは、日中はおしっこを2回ほどお漏らしをしたが、いたって平気であった。
 夜も、おじいちゃんと風呂に入ったり、比較的元気で、そのまま就寝となった。
 でも、やっぱり、夜中にゆめちんが起きた。
 「泣くのかな?」と思ったら、私の横にくっつき、だっこされるようにして、
 また眠ったのである。
 ゆめちんは、本当は寂しかったのに、パパで我慢したのだろう。
 家では、ママに夜中にくっつくことはあっても、パパには絶対しないのである。
 寂しいゆめちんとはうらはらに、パパはちょっぴりうれしかったのでした。


5月3日(月)
・shall we タンス?
 実家にきて二日目。
 今日は目的の一つである「引っ越し」である。
 ゆめちんは、おじいちゃんに連れられ、
 昨日もいったおばあちゃんのお見舞いへまたいった。
 おじいちゃんの「ソフトクリームを食べよう」の一言につられてのものだった。
 さて、引っ越しであるが、現在の家の隣に新築した(同敷地内)ことから、
 とりあえず大物だけを運ぶことになった。
 「それなら午前中で終わる」と踏んだが甘かった。
 でかいタンスを屋根つたいに8個運ばなければならなかったのである。
 実父は、「足場を作るから大丈夫」といって、ゆめちんといなくなったが、
 その足場は、二階の屋根に、長い材木が二本、ただおいてあるだけで、
 ちょっとさわると動く代物であり、かえって危険であった。
 天気に恵まれたため、屋根のトタンも時間がたつごとに熱くなる。
 その上を裸足で運ばなければならない。
 休日指定の病院をチェックし、保険がおりることも確認した。
 (姉は保険の外交員である)
 作業は困難を極めたが、我々の腰にダメージを残したのみで無事終了した。
 ちなみに、タンス以外では、母の電動ベット、畳3分の2位の大きさのスピーカー2個
 が、腰への負担を倍増させた。

・つかの間の休日
 夜は、引っ越しご苦労様ということで、宴会となった。
 育児休職に入ってから、宴会といっても、子供の世話や
 あとかたづけ、そして、明日の朝のことを考えなければならないが、
 今日は、実家であり、今晩も泊まっていくので、明日の朝のことは考えなくてもよい。
 子供はゆめちんのみで、姉達が面倒をみてくれている。
 つまり、気にせずゆっくりのめるのだ。
 だから、日記もここまでなのだ。
 病気のみーちゃん・てるぼん・ママには悪いとおもいつつ、
 ビールを飲む私であった。


5月4日(火)
・渋滞
 てるぼんが昨夜熱を出していることもあり、いそいで帰宅することにした。
 しかし、ちまたは、GWの帰りであり、高速道路も国道も渋滞。
 そこで私の頭の中のカーナビをフル活用して、帰路に。
 途中までは順調。
 しかし、ここで先をいそいだのが失敗。
 ラジオの道路情報では、もう高速道路の渋滞区間は過ぎていたので、
 途中から高速道路へ入った。
 が、のった途端、大渋滞。
 時間だけが過ぎていく。
 ゆめちんは眠りからさめ、10分おきに「パパ、まだつかないの」
 と私を問い詰める。
 そのたび、飴やらお菓子でだまらせる。
 結局、通常2時間でつくところが倍近くかかってしまった。
 救いは、ゆめちんが「おしっこ」といわなかったことぐらいである。
 
・GAME
 渋滞のおかげで、ゆめちんと約束をさせられてしまった。
 実家に帰った時に、ゲームボーイがあった。
 それでゆめちんは一所懸命遊んでいたのだ。
 私は、小さな子供にはあまりゲームをさせたくないのであるが、
 ママと離れている寂しさをまぎらわすのであればと黙認していた。
 帰り道の渋滞の中。
 前述の状況の中でイライラしていた私に向かって、ゆめちんは
 「ゲーム買ってね」といった。
 おもわず私は「パパのゲームあげるから、静かにしてなさい」と・・・
 帰宅したらすぐにゆめちんは「パパ、早くゲームちょうだい」と
 ニコニコしている。
 みーちゃんにもやらせないゲームをどうしたらいいのだろう。
 ひとまずは、今日は遅いからといってごまかしたが、
 口は災いの元とはこのことである。


5月5日(水)
・ちいさな恋のメロディ
 今日は、ゆめちんのボーイフレンドのS君家族に誘われて、
 とあるゴルフ場の「子供まつり」へ。
 風邪の回復したみーちゃんやてるぼんも一緒である。
 それにしても、この二人は仲がいい。
 プールに入るにも一緒であれば、昼食も隣である。
 食べるおやつやおもちの種類も一緒なのである。
 私なんぞは、今までママと同じものを食べたという経験は、
 コース料理以外では無いと思う。
 たかだか4才の子供同士の事ではあるが、
 ちょっぴり、気持ちが複雑になってしまう。

・ラッキーマン
 S君といっしょで盛り上がるゆめちんとは別に、みーちゃんは
 病み上がりということもあって、大好きなプールにもはいれず、
 さして遊ぶ友達もいない中での「子供まつり」には、かなり不満が
 たまっていた。
 しかし、そんなみーちゃんを神様があわれと思ってか、幸運がおとずれる。
 宝さがしでは、探してもみつからなかったカードを、係の人がみーちゃんにだけ
 くれた。
 金魚すくいでは、最後の客となり、網もなかったので、
 おわんでのすくい放題に。
 そして、極めつけは、帰りによったスーパーでのくじ引き。
 終わりの方だったので、一番いい賞品は2等1個であったが、
 見事的中。
 かわいいくまのぬいぐるみをゲット。
 いつもは、くじ引きなど絶対あたらないみーちゃんが、あてたのだ。
 よろこんだみーちゃんは「ラッキーマン」の歌をうたいながら家に帰りましたとさ。


5月6日(木)
・私の自由時間
 世の中はまだGWをしている人もいるというのに、
 我が家はもう子供を病院へ連れていかねばならない。
 薬が無くなるのと、みーちゃんの咳がなかなかおさまらないためである。
 でも、今日は、ママがいた。
 従って、ママが病院へつれていくことになった。
 ゆめちんは元気なので幼稚園へ。
 一転して午前中は、私の自由時間と化した。
 いや、正確には「はずだった」のである。
 いそいで、掃除・洗濯を済ませ、溜っていた日記・家計簿つけを始めた途端
 電話がなる。さもない用事であった。
 しかし、また電話。
 たびたび私の作業は中断される。
 結局、1時間のうちに都合4件の電話がはいった。
 普段はあまり電話のこない家なのに・・・
 私の予定していた作業はいっこうにすすまず、
 そのうちママ達が帰ってきてしまい、
 自由時間も終了とあいなった。
 ゆめちんも早お迎えとかで、ママと一緒に帰ってきた。
 どうして、こんな時ばっかり電話はくるのだろう。
 なぜ私は、居留守をつかったり、留守電にしておけないのだろう。
 悩みながら、昼食をつくる私であった。


5月7日(金)
・復活

 みーちゃん復活。
 咳はまだあるが元気バリバリなので、久しぶりに学校へ。
 そして、帰宅するなり、友達2名も遊びにきた。
 ママも仕事にいき、ゆめちんも幼稚園へ。
 あとは、まだ風邪がひどいてるぼんの復活を待つだけである。
 生活全体も元どおりになり、私の育児生活も第2段階へ入った。
 そこで、今日、ホームページに「我が家の標準的な1日のスケジュール」というのを
 追加。
 これで、いかに私に自由な時間が無いか理解していただけるだろう。
 ちなみに、現在私の体重は、育児休職前と今とで、8キロほど減っている。
 「もしかして悪い病気ではないのか」との心配もあるが、実際減ったのである。
 このことについては、後日、ネタのない日に書きたいと思う。

・ラジオでドッキリ
 今日、てるぼんの「兜かざり」をかたずけ、以前のとおりミニコンポを戻した。
 途端にてるぼんはミニコンポへ突進。
 ボタンというボタンをさわりはじめた。
 始めは注意していたが、すぐにさわりはじめるので、ほっておいた。
 しばらくすると、「ざーっ」という大きい音。
 私が振り返ると、てるぼんが一目散にミニコンポから離れ、おお泣きをしだした。
 てるぼんがボタンをさわっているうちに、電源をいれてしまい、
 その時ボリュームは最大になっているところで、ラジオが起動、
 前述のように音が出て、その音にてるぼんがびっくりしたのである。
 私は一瞬何がおこったのか分からなかったが、
 すぐにきづき、ボリュームを下げ、電源をOFF
 にして、半ば笑いながらてるぼんをあやしたのであった。
 しかしその時のてるぼんの顔はおもしろかった。
 今までにない恐怖の顔で一気にあとずさりしていったのだ。
 ビデオにでもとっていれば、
 TV番組でさんまちゃんにも受けたとおもうとちょっぴりがっかりもした。
 さて、本人のてるぼんはその後は、二度とミニコンポに触ることはなかった。
 


5月8日(土)
・プール騒動

 ゆめちんがプールに行かないといいだした。
 私が「じゃ、やめるの」というと
 ゆめちん「やめる」といった。
 何のことはない。今日は天気がとてもよく。
 外では子供たちが遊ぶ声がするので、ゆめちんも外で遊びたかったのが理由である。
 しかし、ここで私は、簡単にやめるといった娘をこのままにしてはおけないと思い、
 いつもより厳しくゆめちんに対応した。
 みーちゃんであれば、ここであきらめてプールへ行くはずであったが、
 ゆめちんは半ベソをかきながらも「やめる」といいはる。
 プールはゆめちんが自ら行きたいと申し出たものであり、すぐにはやめないことも
 その時確認していた。
 さらに、今回ここで習い事をするということについて、
 キチンと教えておかなければならないとも私は思った。
 一度、ママにゆずり、やさしく話をさせたが、ゆめちんの態度はかわらない。
 そこで、とりあえず、すぐにはやめられないことを本人に確認し、
 今月一杯通ってやめさせることにした。
 さらに、当面、習い事は自分で続けられるとちゃんと約束できるようになるまで
 やらせない事も本人と確認し、プールへいかせた。
 が、これだけ親が子供のことを考え悩んだというのに、
 プールからゆめちんはニコニコして帰ってきた。
 手には犬のワッペンを持っており、自慢げに私に見せる。
 プールでは、上達する度にワッペンがもらえるのだ。
 そのワッペンがもらえたのがうれしくて私に見せたのだった。
 ゆめちん「パパ。ワッペンもらっちゃった。ニコニコ」
 パパ「良かったね。でもプールやめるんでしょ」
 ゆめちん「やめないよ」
 パパ「・・・・・・」
 親として数時間対応に悩んだ事が、たった1枚のワッペンに負けた瞬間であった。
 


5月9日(日)
・忙しい?
 最近忙しくなった。
 それは、私のやることが増えたのである。
 1.金魚の面倒
   みーちゃんがすくってきた例の金魚である。
   2日位は子供たちが餌をやっていたが、ここのところ私がしている。
 2.ロボコンの万歩計
   みーちゃんがおじいちゃんに買ってもらったもの。
   これが、歩くことによってロボコンが友達と出会い、仲間を作っていくという
   単純なおもちゃである。
   これも2日位はみーちゃんが自分で腰につけたり、手で振ったりして遊んで
   いたが、「疲れるからパパやって」ということになり、いまでは、私がひまをみては
   片手でロボコンを振っているのである。
 3.今どきたまごっち
   ゆめちんがおじいちゃんに買ってもらったもの。
   今どき古いといったが、ゆめちんはやりたかったらしく
   (多分、以前みーちゃんがやっていたのを見ていてうらやましかったのだろう)
   一生懸命世話をしているが、幼稚園児には難しく、
   結局、私が「ピロピロ」と呼ばれると面倒をみているのだ。
 以上が増えた作業である。
 やめてもいいものでもあるが、結構私も楽しいのと子供が喜ぶのでやっているのだ。


5月10日(月)

・おもしろくない
 朝、車の中で、ゆめちんが「幼稚園へいきたくない」といいだした。
 車を止め、話をきくと聞くと。
 ゆめちん「おもしろくないんだもの」
 ゆめちん「あそばないっていわれるの」 とのことで、それ以上は何も言わない。
 以前にもかいたが、まだ完全には回復していなかったようだ。
 でも、今日はタイミングよく、幼稚園の後はS君と遊ぶことになっていたので、
 しかたなく幼稚園へはいった。
 (幼稚園へのお迎えはS君のお母さんが行き、
  S君と一緒にS君の家にいくことにしていたため、
 幼稚園へ行かなければ、S君の家にはいけない事になっていたのだ)
 また、今日は、幼稚園の先生の家庭訪問の日だった。
 先生との話では、「幼稚園にくると元気に遊んでいる。」
 ということであったが、一応、注意して様子を見ていてもらうことにした。
 一方、ゆめちんはS君の家で夕食はもちろん
 お風呂まで入れてもらってから帰ってきた。
 帰ってきたゆめちんと少し遊びながら、もう一度、幼稚園について話をした。
 そこで、やっと、「おもしろくない」理由を話し出した。
 簡単に言えば理由は3つだった。
 1.延長保育の子に「延長保育の子以外はあそんでダメ」といわれた。
 2.新しいお友達に「遊ばない」といわれた。
 3.ここ2日間、家庭訪問のため早お迎えになっていたため、外遊びは出来ないし
   大好きな給食も食べられなかった。の3つである。
  ゆめちんは、誰とでも楽しく仲良く遊びたいし、お外遊びが大好きな子である。
  だから、この3つの理由で、自分の思うようにいかないため「おもしろくない」ということに
 なったのだろう。
 風邪ぎみで家でも最近まで外にあまりでられなかったことも要因の一つである。
 ゆめちんの完全復活には時間がまだかかりそうである。
 我が家は厳しい財政状況ではあるが、延長保育も含めママや先生とも相談を
 しながら、考えていきたい。
 まずは、もうちょっとゆめちんと遊んだり、話を聞いたりしてやることにしよう。
 そこで、まずはママに相談しようと添い寝しているママのところにいき、声をかけたら・・・
 ママ「あと何件あるの?」
 パパ「何いってんの」
 ママ「何件あるの?」
 パパ「・・・」
 ママは寝ぼけて仕事をしていると思っていたのです。
 ママも仕事でつかれてます。


5月11日(火)
主夫生活と緊縮財政は健康に良い?
  わずか2カ月半で体重が8キロ減ったことについては以前かいたが、
 その理由について考えてみた。(あくまで悪い病気ではないと仮定して)
 簡単にいえば生活がかわったのである。
 1.食べ物  以前・・・昼食はコンビニ弁当か定食、夜は家では8時頃食べ、
              つきあいで飲むことも多かった。
         現在・・・昼食は、てるぼんと一緒なので、消化の良いもの
              つきあいの飲み会は無くなり、家計の状況からも、
              野菜主体のヘルシーメニューとなった。
              みーちゃんの学校のため6時に夕食を食べ、
              その後は、寝酒以外は口にしない。

 2.運動   以前・・・通勤程度
         現在・・・てるぼんをだっこしておでかけ(12キロのおもりをもっての歩行と同様)
              掃除・洗濯・布団ほし・おもちゃ等かたずけ(1時間程度の有酸素運動である)
              てるぼんのお外遊び
                    ・ぶらんこ(20分程度の足・腰の運動と同様)
                    ・滑り台(私が持ち上げるので、上腕の鍛錬になる)
              毎日の風呂入れ(30分)
                (今までは、毎日ではなかった)

 3.ストレス 以前・・・仕事柄、ストレスのたまる職場だった
         現在・・・少しはあるが、以前に比べれば無いようなもの

 以上から、精神的にも、肉体的にも以前に比べきちんとしてきているためだろう。
 あとは、スポーツを1つくらいやることと、競馬があたればいうことなしでしょう?
 ただし、これ以上急激に減ったら病院にいこうと思っています。
 


5月12日(水)
・ノックダウン
 子供たちも風邪が直ってから、久々に良い天気になった。
 そこで、てるぼんは午前と夕方にお外遊びをし、
 (とはいってもまだハイハイなので、おすわりかだっこ中心)、
 ゆめちんも元気が戻るように、昼寝はさせずにいつもより長く外遊びをさせた。
 みーちゃんは運動会の予行演習というハードな日程の中でも、夕方まで外であそんだ。
 従って、今日は「ノックダウン」状態で眠りについた子供たち。
 このまま風邪もひかずにみんな元気でいてほしいな。

・てるぼんのうんちパート3
 てるぼんのおむつからうんちがはみ出やすいことは以前に2回程かいているが、
 その原因について、新たな原因を発見した。
 それはズボンである。
 はみ出す確率の高いズボンと低いズボンが存在することに気づいた。
 確率の高いズボンとは、
 1.おなかのゴムがきつめ
 2.足の丈がちょっと長い  ものである。
 つまり、ハイハイの達人である彼は、はいずり回っている間に
 ズボンのスソが伸び、足をかくしてしまう。そして、そのままつかまり立ちをすると
 おなかのゴムがきつい分、オムツをさげる力が強まり、
 ちょっとおむつが下にずれる。
 ここでうんちをしていると、やっとオムツのガードで止まっていたものが
 うえに「こんにちは」と顔を出す。
 ここまでならまだ救えるが、
 ここで座ってしまうとアウト。背中が汚物まみれになる。
 これが新たな原因の一つである。
 つまり、オムツメーカーだけの責任ではないことにきずいたのである。
 これからは、この種のズボンにはサスペンダーを着用することにしたい。
 でもサスペンダーにすると、オムツ替えが大変なんだよなあ・・・
 


5月13日(木)

・財政さらに悪化か
 ゆめちんが前々から「やりたい」といっていた「リトミック」の申し込み用紙がきた。
 みーちゃんも幼稚園の時は、プールと体操教室に通っていたので、
 ゆめちんにも何かやりたいことをプールの他に一つだけやってよいことにしていたためである。
 しかし、その料金をみてビックリ。
 月謝は6,000円位かかるのである。
 みーちゃんの体操教室は3,500円であった。
 私もママも、「どうせ幼稚園でやってるやつだから、体操教室とさほど変わらないだろう」
 と思っていたら2,000円以上も高いのである。
 我が家の家計は現在火の車であり、ママにもつらい思いをさせている。
 (元々はこいつに責任があったのだが・・・)
 すでにゆめちんはリトミックにいく気でいる。
 「プールに行かない」とゆめちんがいった時は、
 「自分がどうしてもやりたいものだけやってもよい」と私はいった。
 その時、習い始めたらすぐにはやめないことも教えた。
 一応、ゆめちんに「はじめたらすぐにはやめられないよ」
 「本当にこれでいいの?」と聞くと
 ゆめちん「うん。大丈夫。」
 なおも説得をこころみる。
 パパ「幼稚園の子は2人しかやっていないんだってよ」
 ゆめちん「先生がだんだん増えるよっていってたよ」
 パパ「体操教室の方が、友達もいっぱいやっているよ」
 ゆめちん「だってリトミックにきめたの」
 説得工作も失敗し、最近元気のないゆめちんを思うと
 やっぱり「リトミック」に通わすしかないのであろう。
 我が家の財政難はまた悪化していくのであった。
 


5月14日(金)
・遅刻
 育児休業に入ってから始めて寝坊してしまった。
 それというのも、みーちゃんとてるぼんの寝相が悪いため、
 子供を引きずり戻し布団を直したり、時には足や手が顔面に
 ヒットする中では、私は睡眠がちゃんととれなかった。
 一度は6時に目を覚ましたが「まだ大丈夫」と思って二度寝してしまった。
 なぜか目覚ましもならなかったので、起きたら7時である。
 もうみーちゃんの集団登校には間に合わない。
 しかたなく、車で学校まで送っていったのだ。

・夜の街
 今日は、会社の先輩の退職祝いへ行った。
 久々の夜の街に、ちょっと緊張した私だが、酒が入ればなんのことはなかった。
 複数の大人。それも男性との会話は社宅の花見以来1カ月ぶりであり、
 子供も妻も側にいなくて、夜に酒を店で飲むのは3カ月ぶりである。
 あとで考えてみると、私は、前よりも「おしゃべり」になったようにおもえた。
 でも、久しぶりの解放感と孤独感からの開放は気持ちのいいものである。
 毎日のように飲んでいた頃は、さほど楽しいとは思わなかったのに・・・。
 (若い女性のいる飲み屋で飲んでいた時は別だったが・・・)
 やっぱり、これも主夫生活のせいだろう。
 専業主婦の方々にもたまには、一人で友達と遊びにいかせるのもよいことだと
 実感した夜でした。
 でも、夕食は一応準備してから出かけましたので、あしからず。


5月15日(土)

・ただでは寝ない主夫
 今日はいそがしかった。
 朝は6時から社宅敷地の草刈りに始まった、
 ゆめちんが遠足だったので、作業後、朝食をいそいで食べ
 幼稚園へ車で送る。
 みーちゃんは学校へいったが、明日は運動会のため帰りが早いため、
 家事に一段落がついたころに、みーちゃんは帰ってきた。
 宿題をみてやるともう昼食の時間。
 さらに、今日はみーちゃんはプールの日であり、ママが遠足にいったため、
 てるぼんをおばあちゃんにあずけてプールへ。
 「夕食はおばあちゃん家で」ということになったが、
 ここでおじいちゃんにつきあってビールを飲んだのがまずかった。
 昨夜は久々の飲み会で盛り上がり、朝は早くからバタバタしていた私にとって
 このビールはかなり効いた。
 かなり頭がグラグラしながらやっと帰宅。
 でもすぐには横になれないのが主夫である。
 明日はみーちゃんの運動会なのだ。
 米を研ぎ、炊飯器セット。弁当の下ごしらえをフラフラになりながらやる。
 子供たちの風呂入れはママがやってくれたが、てるぼんの着替えとお休み前の
 ミルクは私がやる、そしてやっとてるぼんに添い寝をし眠ったのである。
 酔っ払ったらそのまま寝ていた昔がこいしい。


5月16日(日)
・運動会
 今日はみーちゃんの運動会。
 朝、5時20分に起きると外は雨。
 「中止かもしれない」と思い、弁当作りを見合わせ、6時の花火を待つ。
 6時5分。花火がなった。「今日は運動会をやる」ということだ。
 せっせとおにぎりを作り始める私。
 みーちゃん・ママと次々起きてきた。
 7時。連絡網で電話があり、30分遅れて運動会を行うという。
 やっぱり運動会はやるのだ。
 朝、30分弁当作りを見送らせたのが災いし、慌て始める私。
 朝食を家族に食べさせつつ、自分はおにぎりをほうばりながら
 弁当を急ピッチで作っていく。
 7時25分。やっと朝食も終わり、弁当も完成した時電話がなった。
 「今日は中止で、明日晴れればやります」
 疲れがどっとでる。その私のうしろには山となった洗い物。
 しばらくぼーぜんとしていると、ママが「コーヒーでものんだら」・・・
 イスにすわりコーヒーを飲みながら私は「また明日も5時30分には
 起きないといけないな」とがっかりするのであった。
 外は大雨になっている。
 この雨で何人の親が私と同じ目にあい、ガックリきているのだろう。
 喜んでいるのはスーパーだけである。


5月17日(月)
・帰り道
 みーちゃんの運動会が無事行われた。
 ママも会社を休んで応援にいったが、ゆめちんは幼稚園へ。
 私もゆめちんを送ったあとに、駆けつけた。
 みーちゃんは決して足は早くなく、のんびりしている子なので
 結果は予想通りであった。
 (本人の名誉のため順位は秘密です)
 運動会の帰りは、始めてみーちゃんと一緒に学校から歩いてきた。
 通学路に沿って歩いてきたのである。
 歩きながらみーちゃんはいろいろ説明してくれる。
 「ここが三角公園」「ここが近道」「ここが人形屋さん」・・・
 子供たち同士で勝手に名前をつけているものも一杯あった。
 説明にあわせて複数のエピソードも話してくれた。
 楽しく登下校しているのがよく分かったひとときであった。
 こんどまたみーちゃんと歩きたいと私は思った。
 でも、2キロは結構遠いんだよな〜。
 


5月18日(火)
・意識不明
 いつものように、10時すぎ頃にてるぼんを連れ買い物へ。
 カートへてるぼんを乗せ買い物をしていた時、
 さっきまでカゴへ入れた物をガサゴソといじっていた音がしなくなった。
 ふっとてるぼんを見ると、カートに腰かけたまま首をうしろに倒し
 目をつぶってピクリともしないてるぼんがいた。
 「いったいどうしたんだ」と、途端にあわてる私。
 瞬間的に私は「倒れたのか」と思い、てるぼんを揺さぶってみる。
 しかし反応は無い。
 スーパーの真ん中で一生懸命平常心を保とうとしながらも、内心はあせる私。
 頭の中を店員にすぐ救急車を呼んでもらうか。もう手遅れなのか。とかけめぐる。
 とりあえず、カートを陳列棚の脇へよせ、もう一度体を揺すってみる。
 でも反応がない。
 ますますあせる私。
 息をしているかと耳を近づけたら・・・「スースー」という音がかすかにした。
 そのうちいびきをかきはじめた。
 ただ爆睡していただけだったのだ。
 私は青くなった顔が急に真っ赤になり、急いでレジを済ませ、車へむかった。
 バカバカしいとおもうでしょうが、そのくらい急に爆睡状態にてるぼんは
 入り、私はてっきり何かで意識を失ったと勘違いしたのである。
 店員に救急車を呼んでもらう前にきづいたのだけが救いでした。


5月19日(水)
・大心配
 ハイハイの達人であるてるぼんが、1才4カ月にして
 やっと一人で立った。
 時間にして1秒程度だが、自力で立ったのだ。
 これまで立たせるためにいろいろ努力はしてきた。
 手を掴んで立たせるのはもちろん、つたい歩きができるようにと
 テーブルの配置を替えたり、布団を積んだりした。
 そして、今日やっと立ったのである。
 でもまだ心配だ。
 立ったのはわずかに2回。
 それも1秒程度。
 本や母子手帳を見れば、とっくに歩っている月数である。
 近所の奥様方や育児雑誌等を見れば、
 「個人差があるのであまり心配しないこと」とか
 「そのうち歩くから。歩くと早いよ」とかいわれた。
 中には「これから一生歩くのだから、すぐに歩かなくてもいい」なんて
 いう人もいた。
 でも心配である。
 本当にこの子は歩けるのか。何か異常があるのではないか。といろいろ
 考えると心配だけがつのってくる。
 ママに話をしても前述の奥様達と同意見である。
 本当にてるぼんは大丈夫なのだろうか。
 あと1カ月しても歩かないようなら、一度病院で見てもらう事としたい。
 このページをみている方で同様な体験をした方がいらっしゃったら
 メールでご連絡下さい。
 本当に本当に心配しているんです。


5月20日(木)
・あなたならどうする?
 自分の子供がいじわるを他の子にされているのを目撃したら
 皆さんはどうしますか?
 今日私はその場面に遭遇した。
 いじわるした子も顔見知りの子である。
 いじわるされたのはゆめちん。
 私はただだまって見ていただけでした。
 でも心の中では「このクソガキ」と怒っていました。
 どう対応してよいのか分からなかったのである。
 ゆめちんはその後、一人で遊んでいたが、
 先ほどいじわるされた子とは一切口をきかず、
 その子の事は無視し続けた。
 彼女のせめてもの抵抗だったのだろう。
 子供同士でそうなった時、親はどのように子供たちに
 入っていけばよいのだろう。
 難しい問題である。
 悩みが深すぎるので今日の日記はこれ位で勘弁。
 


5月21日(金)
・今日も深酒
 昨日の問題をまだ引きずっている。
 今日また同じ場面に遭遇した。
 こんどはみーちゃんである。
 でも、怒りだけが心の中で先行して冷静に対処方法が
 考えられなかった。
 夜、ママと真剣に話し合った。
 一応の今後の対処の仕方はママから教わったが、
 怒りだけは中々おさまらない。
 酒を飲みながら、「まだまだ私は人間的に大きくないな」と反省も
 したのである。
 子供の世界に親が介入するには非常に難しい問題である。
 ママからは、「子供同士の事でいちいちおこってんじゃないの!」
 とも叱られた。
 
・ストレッチマン
 こんな時は育児とは全然違う話を書くことにしたい。
 てるぼんと生活するようになり、一緒にテレビを見る事も増えた。
 そんな中で一つのおもしろい番組を発見!!
 毎週楽しみにしている番組がある。
 それは、教育テレビで毎週水曜日の10時15分からやっている
 「ストレッチマン」である。
 これが妙におもしろい。
 ストレッチパワーで怪人をやっつけるというもので、
 ストレッチマンは全身タイツ姿。怪人は学校の先生が変装して登場する。
 昔あった「タケチャンマン」を見て爆笑していた人なら絶対おもしろいはずである。
 ぜひビデオに録画してでも見ていただきたい。
 詳しくはこちらをクリックしてください


5月22日(土)
・遊ぼう
 今日は子供たちが元気になるようにと私もママも
 一生懸命子供たちと遊ぶことにした。
 まずはみーちゃんの自転車の練習に始まったが
 (近所の同い年の子で補助無しの自転車に乗れないのはみーちゃんだけ)
 30分でパパの体力が尽き、休憩。そのまま練習は中止となった。
 (なさけない)
 そこで、「近所の子は誰でも家に呼んでよい」ということにしたところ、
 入れ替わりたちかわり来るはくるは子供たち。
 その度にアイスをだしたり、ゲームを出したり、時には一緒にゲームをした。
 一緒に遊んでみて、ここ3日位悩んでいた事が吹っ飛んだ。
 子供はいつの時代も明るく・元気なのである。
 悪い子やいじわるな子なんて一人もいないんだろうなと感じた。
 (少なくとも私の住む社宅にはいじわるな子はいない、みんな面倒見のよい子ばっかりである)
 多分、みーちゃんやゆめちんにいじわるをした子達も本当は良い子だったのだろう。
 そうしてしまうのは親や周囲の大人なのであろう。
 たまには、自分の子以外の子達とも遊んでみるべきである。
 でも、子供は感がするどいので結構大人を選別して対応しているのでご用心。

・早起き
 みーちゃんが平日はなかなか起きないくせに今日は早起きした。
 パパ「お!今日は早起きだね。エライネ」
 みーちゃん「パパ。ゴーゴーファイブに間に合う?」
 パパ「・・・」
 パパ「今日は土曜日だよ」
 みーちゃん「チェ!」
 (みーちゃんまた布団へ戻る)
 日曜日と間違えただけだったのだ。
 しかし、学校よりゴーゴーファイブなんですかね〜


5月23日(日)
・動物園
 私の母が先週、急に手術となり、立ち会う事が出来なかったため、
 家族全員で病院へお見舞いにいった。
 術後の経過はよく、母も元気だった。
 でも、我が子達の気持ちは病院には無かった。
 母の入院している病院がある町には、動物園がある。
 子供たちは動物園が気になってしかたがなかったのである。
 1時間程お見舞いしてから動物園へ。
 私は肩にカメラを下げ、首にはビデオ、右手にはゆめちんといった装い。
 いつもの事ながら、私は動物を見にきたのではなく、子供を見にきている
 ようなものである。
 閉園時間もせまっていたため、慌ただしく次から次と動物の前にいき
 シャッターを切り、ビデオをまわす。
 でも子供たちは楽しかったらしく、帰りの車ではグッスリ・・・
 パパもグッタリだったが、何とかホームページの更新だけはしました。


5月24日(月)
・宿題
 みーちゃんの宿題を見てやるのも私の役目である。
 今日も宿題をみてやっていると・・・
 算数の宿題で、足し算であった。
 一生懸命指を折り、計算をしているみーちゃん。
 そこで私が「10をこえたらどうするの?」と聞くと
 みーちゃん「足の指を使えばいーじゃん」と
 イスから降り、畳の上で足の指を折ってみせた。
 とたんに私の頭の中に「ハクション大魔王が計算している姿」が浮かび
 おもわず笑ってしまった。
 そこでみーちゃん「笑わないで!」
 子供の勉強を見てやるのも大変気をつかうものである。


5月25日(火)
・ガンツ先生
 ロボコンに出てくるガンツ先生は、ロボットの活動を番組の最後に採点する。
 当初、冗談のつもりで私がガンツ先生のまねをして子供たちの採点をしていたが、
 それが今ではすっかり寝る前の恒例になってしまった。
 でも、これが結構子供たちには効く。
 どういう感じかというと・・・
 子供の背中に手をあて「ピコピコ・・」と採点中の音マネをし、
 点数をだす。
 そして、なぜその点数になったかを説明する。
 例えば・・・
 「みーちゃん90点。
  帰ってきて宿題をすぐやったのは良かったが、帰りの時間を守らなかったので
  差し引き90点」とやる。
 すると子供たちは、明日は100点をとろうと思うのである。
 そして今日始めて100点がでた。
 ゆめちんはお手伝いをせっせとやり、パパの言うこともきいた。
 つまり、100点がほしいがためにきちんとなったのだ。
 いつまで効き目があるかわからないが、いまのところ効果は絶大。
 ちょっと言うことをきかないときも「それじゃ100点とれないな〜」というと
 途端にいうことを聞く。
 皆さんもおためしになってはいかがかとおもいます。
 でも簡単にはいきませんよ。
 結構採点が難しいのです。
 ガンツ先生は男なのでパパしか出来ませんし、
 採点するためには、子供の1日の様子をつぶさに把握し、なぜこの点数なのか
 をきちんと子供に説明できなければ上手くいかないのです。
 でもこれができると、1日の行動のどこが悪くてどこが良かったのか子供と話を
 出来る良い方法だとおもいます。いかがでしょうか。
 


5月26日(水)
・病院はいいところ
 てるぼんがまたアゴを血ダルマにしていた。
 そこで、また病院へ連れていくこといした。薬がなくなったのだ。
 病院へいくことは結構慣れたが、やっぱり面倒なことではある。
 でも子供のために気合を入れ直して向かった。
 12キロのてるぼんをだっこし病院へ入る。
 いつものようにてるぼんはジッとなどせず、はいずり回ろうとしたり
 人形を投げたりする。
 その度、てるぼんを隣に座らせ、かたづける。
 そして、「病院は嫌だな」と思うのである。
 しばらくして診察室へ。
 そこには「松島ななこ」ばりの綺麗な若い女医さんが座っていた。
 ここのいつもの先生も女医だが、おばちゃんである。
 それが今日は違っていた。
 外界と接触する機会の少なくなった私はもうびっくり。
 診察を終え、会計までのあいだ待合室の壁をみると
 「水曜日は○○先生になりました」と書いてあった。
 病院も結構いいもんだな〜(正確には皮膚科はになる)と帰りの車の中で
 おもいつつ、「皮膚科は水曜日だな」とてるぼんへ話かける私でした。

・ごめんなさい
 今日、ヤフーにも中々登録していただけないので、
 他のサーチエンジンに登録することにした。
 そこで、一括登録というのを思い出し、ある一括登録のできるホームページを
 開き、一括登録を行った。
 しかし、ここで重大なミスをしてしまった。
 いっぱい登録はしたものの、どのサーチエンジンが登録エラーになり、
 どのサーチエンジンに登録されたのか、メモを取っていなかったのである。
 これでは、いちいちもういちど履歴からチェックするしかない。
 そして、チェックを始めたが、登録対象が100もあり、簡単にチェックなどできない
 ことに気がついた。後の祭である。
 この場でお詫びしたい。
 登録後、確認メールをくれたところについては、今後も更新情報は出したいと
 考えていますが、それ以外については、勘弁願うしかない状況です。
 本当のごめんなさい。折角登録していただいたのに。なんてバカな私でしょう・・・


5月27日(木)
・ポリオ
 てるぼんがまだポリオの予防接種2回目をしていなかったので、
 今日行ってきた。
 ポリオは役所がしてくれるものなので、接種時間と場所、日時が決まっている。
 時間は、どこでも午後2時前後であったので、比較的近い公民館を役所の広報で選択した。
 前回、はじめてのてるぼんの予防接種について書いたが、
 比較的楽だったので余裕をもっていたが、それは間違いであった。
 時間の関係からてるぼんは早寝させ、昼食もそこそこにゆめちんをお迎えへいき、
 その足で公民館へ向かった。
 開始時間は午後1時45分と広報にはかいてあった。
 私たちが到着したのは1時40分。すでに駐車場は満杯。
 しばらくまってようやく車を止め、入り口へむかうと、そこは長蛇の列。
 建物の中にすら入れない。
 私の後からもぞくぞくと人がやってくる。
 やっと建物の入れたと思った時、
 ゆめちん「パパ。オシッコ」
 パパ「がまんしなさい」
 ゆめちん「もれちゃう」
 しかたなく列をはずれトイレへ・・・
 戻ってくるとだいぶ順番が抜かされていたが、また列へならぶ。
 今度は進まない。
 「何故だろう?」と思って前をみていると、受付で用紙に書いている人がいる。
 広報にも「用紙へは事前に記入して持ってきて下さい」と書いてあった。
 勿論私は書いて持っていった。
 次の親も書いているし、また次も・・・
 「なぜ家で書いてこないんだー!」と怒り心頭。
 公民館の中は人が一杯だし、雨上がりとあわせてむしむししている。
 てるぼんはまだ歩けないので私にだっこしているが、暑くて動く。
 12キロの物体が私の腕の中で動くのだ。
 右手はゆめちんと手をつないでいるので片手でだっこである。
 そして、やっとの思いで受け付けを済ますと、「2階が接種会場です」といわれ2階へ
 ここも並んでいた。
 結局終わったのは2時40分。丁度1時間かかってしまった。
 ひ弱な私は、腕が痛くてたまらなくなった。
 「もう2度と予防接種には行くまい」とさえ思った。
 でもどうして「ポリオ」だけ役所がするのだろう。
 病院で出来るようになればこんな苦労は私はしないで済んだのである。
 何とかなりませんかね〜


5月28日(金)
・悪者
 今朝は旗当番の日(緑のおばさんのようなもの)のため
 みーちゃんを送り出した後、自転車で担当の交差点へいかねばならなかった。
 そのため、朝起きてからちょっとバタバタしていたのが失敗。
 みーちゃんが忘れ物をした。
 てるぼんを連れ学校へ行き、みーちゃんへそっと渡したはずが、
 先生が気づき、追いかけてきた。
 先生「わざわざありがとうございます」
 パパ「いえ、うちのが忘れたのが悪いのですから」
 先生「小さいお子さんもいるのに大変だったでしょう」
 パパ「いーえ。かえってお邪魔してすみませんでした」
 という会話になった。
 このなんな変哲もない会話が後で誤解を生むことになった。
 先生は家庭訪問でお会いしており、私が育児休職をしている事を聞いて
 ビックリし、「やっぱり愛ですね」といってみたりして、相当感心していた。
 ここからはみーちゃんが先生から言われた話ですが、
 「忘れて来たのは親の責任です」と朝はしかられたが、
 忘れ物が届いた後は「いいお父さんで良かったね」といわれたそうである。
 でいろいろ先生にいわれた事を総合してみると、
 先生は私が先ほどいった「うちのが忘れた」ということを
 うちの子供ではなくママが忘れたと勘違いしたため、
 「ママが持たせるのを忘れたため、みーちゃんが忘れ物をし、それをパパが
  小さい子をつれてわざわざ届けにきた」と思っていたのだ。
 簡単にいうと、悪いのはママでパパはとっても良い人になっていたということである。
 ママを迎えにいった車の中でこのことをきいたママはショッーク。
 育児休職のおかげで私は好印象をえられるようになったのでした。


5月29日(土)
・あきらめ
 再三にわたって日記の中で私の寝不足についてかいてきたが、
 本日をもって寝不足については書かないことにする。
 かといって寝不足が解消されたわけではない。
 ただ、寝不足でもしかたがないと観念したことと、
 結構、今の睡眠でも間に合う体になってしまったからだ。
 平日は、てるぼんと昼寝をしようとしていたが、我が家のスケジュールのほかに
 やることが結構ある。
 それも、てるぼんが寝ている間でないと出来ない事がたくさんあった。
 育児休職に入る前は、「昼寝をしなければ別な何か勉強ができるのでは」とも
 思っていたが、3人子供がいればいろいろやることがある。
 従って、昼寝も出来ないし、勉強もできない。
 これが、主婦の現実と3カ月で実感し、昼寝はあきらめた。
 と同時に、3カ月もこのような生活をしていると体も慣れてしまっていた。
 今日はみーちゃんとゆめちんがプールへママといった間に
 てるぼんと久々に昼寝をしようとしたが眠れない。
 結局起き出して、おもちゃの修理をしていた私。
 そして、夜考え、今回の結論に至ったのであった。
 そういえば、私の母も遅くまで起きて何かしていたのに、
 次の朝は早く起きて朝食を作っていたなぁとおもいだした。


5月30日(日)
・久々に貧乏生活について
 我が家の財政危機はけっして回避されていない。
 日記に今まで書かなかったのは、一応この日記は「育児日記」としている
 ので、なるべく男性が育児をしてみて日頃感じたこと等を中心に書こうとして
 いるためである。
 しかし今日は書いてみたい。
 食費を3万円とし、公共料金もエコロジーの名のもとに抑える努力をしてきている。
 が一方で、小学校からは協力金という名で再三集金がくる。
 一応協力金なので「協力者のみ」と文面には書いてあるが、教室で子供たちから
 回収するものなので、いわれるがまま支払っている。
 さらに、教材費としても集金がある。(小学校は義務教育のはずであるのに・・・)
 ゆめちんも「リトミック」はあきらめたが、「体操教室」をやることになった。
 つまり、今までの支出は抑え始めたが、新たな支出が増えていき、
 結局、財政は改善されない。
 ママのボーナスも育児休職明けのため減額されるのであまり期待できない。
 宝くじが3億円になっても、買わない、いや、買えない人は当たらない。
 やはり、地道に支出を抑える努力をしていくしか無い。
 で、今日は食後のデザートに「モモのカンヅメ」を食べた。
 安売りで1缶100円で買ってきた物だ。
 子供やママはおいしそうに食べていた。
 でもその時パパはシロップしか飲んでいなかったことは家族は知らない。
 缶の中には4つしかモモが入っていなかったのである。
 地道に努力する私であった。
 


5月31日(月)
・叱り方
 今日、子供たちがあまりママに近づかない。
 「どうして?」とよくみていると、子供たちはどうもとまどっているようなのだ。
 それは、私自身が今まで考えていた親というのは、
 父親は絶対にしてはならない事をしてしまった場合は、非常に厳しく叱るが
 普段はあまり細かい事までは叱らない。
 母親は、細かい事まで目をくばり、時には事細かく注意する。
 それが躾になっていくものであり、このバランスが大事だと私は考えていた。
 で、今までも我が家では、こんなように対処してきており、
 結構上手く子供たちとやってこれたのである。
 しかし、育児休職後は、ちょっと変化が生じ、子供たちにとまどいを
 与えてしまった。
 叱り方は今も前も変わっていない。
 変わったのは、今まではママが常に家にいて、
 パパはたまにしかいなかったことが逆転したことである。
 つまり、子供たちからすれば、いつも自分達のそばにいるパパは
 どうしようもないことをした時だけ叱られるだけで、
 普段はさほどうるさくない。
 でも、仕事から帰ってきたママは事細かく自分達を注意する。
 そして、甘える時間もあまりないまま寝せられる。
 というイメージになり、ママを敬遠するそぶりをみせたのである。
 いまさら私が母親のようにやれといわれても無理だろうし、
 たとえやったとしても、子供からすれば母親がやるようには受け入れられない
 だろう、ママだって父親のようにやるのは無理がある。
 もう少し、ママに甘える時間を作ってあげたいが、寝せるまでの短い時間を考えると
 それも難しい。
 私たちの前に新たな課題が立ちふさがったのであった。


6月1日(火)
・自然解凍
 今日はあるスーパーの消費税還元の日。
 月に一度思いっきり買い物をしてもよい日(勝手に決めた)だ。
 そこでてるぼんを連れ、普段の買い渋りからくるストレスを
 発散するかのように買いあさってきた。
 (でも無駄な買い物はしてません)
 そして、山のような荷物を車に積みアパートへ戻ってきた。
 すると、外に3人の奥様と子供たちが遊んでいた。
 「いっぱいの荷物をもってこの人たちの横を通りすぎるのは恥ずかしいなぁ」
 と思った私は、ちょっとだけ、てるぼんもその中で遊ばせることにした。
 もうすぐ12時「12時のサイレンがなればみんな家に戻るだろう」
 「戻ってから、荷物を運べばよい」と考えたのだ。
 しかし、いくらたっても家に帰る気配がない。
 今日の気温は高い。車の中はもっと高いだろう。
 だんだん心配になった私は、とりあえずてるぼんだけを連れて
 自分達だけ家に戻った。
 私が戻ったのがきっかけとなったのか、そとでは帰る準備が始まった。
 でもその時、てるぼんが大泣きを始める。
 もっと外で遊びたいというわけだ。
 だっこしても泣きやまず、ジュースをあげてもコップごと投げられた。
 しばらくあやした後、プリンを食べさせやっと泣きやんだ。
 そして、やっと車から荷物を運び、部屋に入れ、冷蔵庫にしまおうとしたら
 案の定、冷凍食品は解凍されていたのだった。
 「どうしてあのときはずかしがらずに運ばなかったのか」と悔やんでももう遅い。
 恥ずかしがり屋の私ならではのことでした。


6月2日(水)
・無理はすまい
 天気がとても良いので、てるぼんを連れ散歩に出かけた。
 日頃の主夫生活では、上半身は結構動かすものの、
 下半身はあまり使わないので、運動も兼ね、ちょっと
 遠出することにした。
 そこで、おばあちゃん家までいって、一休みしてから帰ってこようと考え
 乳母車にてるぼんを乗せ出発。
 途中、私の会社の人と偶然会い少し話をした。
 実は、育児休職に入ってからこの3カ月間。
 私は一度も会社へは顔をだしていない。
 ママのところへは、「たまにあいつも会社にきたら」と声をかけられるようだが、
 ちょっと恥ずかしさもあり、「落ち着いたら」ということにして
 いまだに顔をだしていないのである。
 でも、今日、ちょっと同じ会社の方に会った事で、
 「そろそろ会社に顔を出しにいかないと行けないな」と思った。
 話は戻って、散歩である。
 私のアパートからおばあちゃん家までは、近道で20分程度である。
 天気もすこぶるよいので元気に歩いていった。
 そして、おばあちゃん家についたがいない。誰もいない。
 ここで休憩するはずだったのにいない。
 電話を事前にしていなかった私のせいである。
 しかたなく休憩なしで散歩続行。
 帰り道も同じではつまらないと思い、違う道を通ることにした。
 でも、この道が結構アップ・ダウンあり、工事による迂回ありで、
 30分ほどかかってしまった。
 しかも、途中には休憩する公園もなかったので、アパート近くのコンビニまで
 休憩はなし、さらに、このコンビニにはベンチがないので、私は立ったままで
 てるぼんにジュースを与えただけだった。
 1時間も乳母車を押して歩き、やっと帰ってきたら、てるぼんはブランコをしたい
 と騒ぎ出した。(私のアパートの下には砂場とブランコと滑り台がある)
 「泣かれるよりは」としかたなく、ブランコに乗り、滑り台で遊びと一通りこなした後
 やっと家へ戻った。
 てるぼんはすかさず布団にはって行き、指を吸い寝始める。
 こいつもかなり疲れていたのだ。
 私はというと、すでにゆめちんを迎えにいかなければならない時間である。
 疲れたなどとはいっていられない。
 布団を敷き、てるぼんに無理やりミルクを飲ませ、熟睡状態へ持っていき
 いそいでゆめちんの幼稚園へ向かった。
 「もう無理はすまい」と感じた1日であった。
 


6月3日(木)
・再び予防接種
 今までにてるぼんの予防接種は2回こなしてきた。
 そこで、次は何をすべきかと母子手帳をみた。
 てるぼんは3種混合をまだしていないので、次はこれである。
 そこで問題が生じた。
 実は、みーちゃんもゆめちんもまだ予防接種が全部終わっていなかったのである。
 ママからは、「病院できいてみて」といわれていたので、
 今日、保健所に電話して聞いてみることにした。
 聞いた結果は、「3種混合の第2期はまだ間に合うが
 ゆめちんのBCGは有料となり、6,000円程度かかる」
 というものだった。
 予防接種は結構面倒くさいものなので、聞くところによると
 結構やっていない人も多いと聞く。
 しかし、まさかの時の保険のようなものなので、
 気の小さい私は、「早くやらないと」と勝手にあせっている。
 これからは、きちんと予防接種は行いたいと思うが、
 6,000円と聞き、今の家計を考えると、ちょっととまどっている
 私である。
 小さな子供をお持ちの皆さんも、きちんと決められた時期に
 予防接種をしないと、思わぬ出費につながりますよ。


6月4日(金)
・サンダル
 今日ゆめちんを迎えに行こうと、てるぼんを連れ出発。
 てるぼんがまだ昼食を食べていなかったので、
 行く途中のコンビニでパンを買っていくことにした。
 てるぼんをだっこして買い物を済ませ、車に戻る途中、
 足の親指に激痛が走った。
 サンダルをはいていたため、裸んぼうだった私の親指が
 駐車場の縁石の角にぶつかったのだ。
 昼時のため駐車場はいっぱいである。
 「いたい」と声を出したかったが人の目があるので
 ぐっとがまんした。
 せめて傷口を抑えたかったが、てるぼんをだっこしているので
 それもできない。
 必死に痛みをこらえ車までたどりつき、やっとの思いでてるぼんを
 乗せ、運転席で傷口をみると、皮はめくれ、血がしたたっている。
 一度、家に戻ろうとも思ったが、戻ればゆめちんのお迎えに遅れてしまう。
 とりあえず、唾を付け痛みをこらえながら幼稚園へ向かった。
 冷房を足元に向けて見たが、余計痛みが増し、アクセルからブレーキへの
 移動がつらくなってくる。
 何とか幼稚園についたが、まだ出血している。
 ティッシュで血を吹いて、先生や他の人たちに気づかれないうちに
 痛みをこらえ、いそいでゆめちんをお迎えにいく。
 ようやく、家について、傷口をみたら結構深い。
 消毒をしたが痛みはひかない。
 立っているのさえつらい状態である。
 が、お風呂こそはママに変わってもらったが、食事の準備等は全てやった。
 でも日記を書いている今も痛い。
 骨には異常はないようだが、ふれたりすればもうとてつもなく痛い。
 危険で足元が見えない、子供をだっこしてのサンダル履きはやめましょう。 


6月5日(土)
・さわやか流
 この生活になってから、日中、車にのる機会が増え、
 車を運転しながらラジオを聞くことが楽しみになった。
 毎日、朝は森本さんの番組に始まり、その後は時間によって異なるが、
 武田鉄也さん、永六輔さん、藤本義一さん、の番組だったりする。
 ちょっとエッセイぽいものばかりなので、短時間で楽しく、
 結構ためになったりするものである。
 そんな中でも最近特に気にいっているのが、「米長邦雄の人生さわやか流」である。
 内容は、視聴者の質問を実にさわやかに簡単に切って捨てる番組であり、
 いろいろごちゃごちゃいっているだけの番組が多いなかで、簡単でわかりやすい
 米長さんの話は非常にいい。
 以前いた私の職場では、仕事柄、さまざまな人たちの話を聞く機会が多かった。
 ためになる話もたくさんあったが、中には、考えが偏っていたり、妙にむずかしかったり
 する人もいた。
 その点、米長さんはいい。
 こんな発見が出来たのも、ちょっと違った環境に今私がいるおかげだろう。
 


6月6日(日)
・第66回日本ダービー
 今日は私にとって、いや、全競馬ファンにとっては特別な日である。
 第66回日本ダービーの日である。
 これを楽しむべく、今日は朝から炊事・洗濯とてきぱき済ませ、
 午後に仕事を残さないようにがんばっていた。
 しかし、ママが調子が悪いという。
 ママは調子が悪いといいながら、いろいろ家の事をやっていた。
 でも、これが仇となった。
 午後から具合がいっそう悪くなり寝込んでしまったママだが、
 食器洗いは半端、洗濯物もほされていない。
 さらに、今止まった洗濯機の中を見ると、誤って紙おむつまで入っていた。
 もう洗濯機の中は、紙おむつの吸収素材がゲル状にまみれている。
 子供たちも「パパ遊んで」とよってくる。
 本来の予定であれば、午後からは、新聞をじっくり検討し、
 パソコンでシュミレートしながら、2時30分からのTV中継を楽しむ予定であったが、
 思わぬ家事の追加に、子供達の面倒をみるはずのママもダウンしている。
 カリカリきて、寝ているママに「中途半端な事はするな」と怒鳴ってみたが、
 ママだって、中途半端にしようと思ってしたのではない。
 具合が悪くなって出来なくなったのだからしょうがない。
 しかたなく、ママのあとかたづけをし、子供たちと遊んでいるともう3時である。
 いそいで、子供たちにおやつを与え、「外で遊んできな」と追い出す。
 あわてて新聞を見、PATで馬券を購入し、テレビの前へ。
 何とか間に合ったが、発走までの楽しみが奪われたのである。
 「ダービーは特別なのだ」と一人もの思いにふけっていると、
 もう夕食を作る時間である。
 「1日位、一人でのんびりすごしてもいいかな」と考え始めた私であった。
 なお、一応馬券は当たりましたが、あわてて買ったため、儲けも損もしませんでした。


6月7日(月)
・山
 私の育児生活も3カ月が経過し、生活も私のリズムも安定してきた。
 ママも職場に復帰してようやくまともに仕事を与えられるようになり、
 時間外勤務も見られるようになってきた。
 一見この生活も落ち着いたように見えるが、実はこれが夫婦間の新たな
 もめごとにつながり、今日、話し合いを行った。
 原因は、私は、当初の「とまどいながらの生活」から今では「当たり前」の
 ように毎日を過ごせるようになってきたため、以前ママがやっていたことの
 まずかった所に気づき始めるとともに、今のママの家族に対する対応のまずさ
 が気になりはじめていた。
 ママは、私に対して、「以前はほとんど全てを自分にまかせて働いていた夫」
 なのだから、もっと働く自分を理解してほしい。と思っていた。
 つまり、立場が逆転し、双方とまどっている間は、お互いのことを気遣っていたのだが
 双方が慣れ始まった途端、お互いにもっと自分の事を考えてほしいと
 おのおのの欲求が高くなり、今日、双方がぶつかったのである。
 激論は子供が寝静まった後、開始され、長時間に及んだ。
 結局は、双方が思いやりをもって今後は頑張っていくことにしたが、
 今回が育児休職後の最初の山である。
 やはり、今までと違うことをし、私の場合はそれに加えて「ママの領域」に
 踏み込んだのだから、もめ事があってもおかしくない。
 でも、この山を越えた時に、本当の新しい夫婦になるのだろう。
 今日は一応決着はついたが、まだこの山は越えていないだろう。
 これからも、素直に話し合って乗り越えていきたい。


6月8日(火)
・先輩
 今日はてるぼんを連れ、おばあちゃん家へ行く。
 行けば、てるぼんは親善大使と化す。
 てるぼんがいっただけで、おじいちゃんもおばあちゃんも
 ニコニコになるのだ。(これも親孝行です)
 で、おじいちゃんがおでかけしている間におばあちゃんと1時間ほど
 話す時間があった。
 おばあちゃんは自分の教育論に始まり、自分の子育ての失敗談まで
 といろいろ話をしてくれた。
 これは、私が育児休職を取ったことにより、おばあちゃんと同じ土俵に
 上がり、今頑張っている後輩に対し、先輩としていろいろ話をしてくれるのだ
 と感じた。
 前にも「距離が縮まった」と書いたが、
 なんか、やっと息子のように思ってもらえるようになったのかと思い
 うれしくなった日でした。


6月9日(水)
親友

 みーちゃんと同じ幼稚園の子で同じ小学校に入った子はわずかに一人しかいない。
 最近、何かある度に、3才の頃かずっと仲良しで同じ幼稚園だった「Aちゃん」
 のことを「会いたい」と口にするようになった。
 この二人は、どちらかが幼稚園を休むと幼稚園に行っている方まで
 「おなかが痛くなる」ほどの仲良しであった。
 そんな二人も小学校は別々となり、卒園後は一度も会っていない。
 そこで、今日はママを会社へお迎えにいかなくてはならなかったので
 車に子供たちを乗せ、ママを迎えにいった。
 私のアパートから会社までの間にAちゃんの家はある。
 会社からの帰り道。
 ちょっとわき道に入り、Aちゃんの家の前を通ってみた。
 ちょうど家の前でAちゃんが遊んでいた。
 車を止め、みーちゃんに「Aちゃんいたよ」というと
 みーちゃんは涙を流しながら「Aちゃん」と叫んだ。
 私はそれを見て、ビックリするとともに、
 「もっと早くAちゃんに会わせてやればよかったな・・・」と思った。
 しばらく話をしていた二人だが、夏休みのプールの約束をしたらしい。
 私は、今まで、みーちゃんが早く小学校に慣れてほしいと思い、
 新しい友達を早く・たくさん作れるように、家にはいつ誘ってもいいし、
 遊びにいくのもどんどんやっていいと言ってきており、
 実際みーちゃんの努力もあってか、友達もたくさん出来、毎日、家にいるときは
 誰か友達が来るし、家にいない時はどこか友達の家に遊びに行っている
 といった形になり、私も安心していたところで、今回の出来事であった。
 幼くても、親友というのは出来るのだろう。
 みーちゃんは新しい友達と遊ぶのも楽しいが、Aちゃんと遊ぶ事がもっと
 待ち遠しかったのかもしれない。
 それなのに、私の考えは少し浅はかであったのかもしれない。
 夏休みになったらすぐにAちゃんとプールに連れていってあげよう。


6月10日(木)
・ちょっと寂しい
 ゆめちんは幼稚園から帰るなり、S君と公園デートへ。
 前回と同じく今回も夕食をごちそうになり、風呂まで入ってからの
 帰宅となった。
 一方、みーちゃんはというと、帰ってきて宿題をしていると、友達が
 遊びにきた。
 しばらく外で遊んでいると、友達が増えている。
 「ママをお迎えにいくよ」というと、「遊んでるから、パパいってきて」
 子供というのは、ただ家にいても「友達と上手くやっているのかな?」
 と心配するし、家にいなければちょっと寂しくなってしまう。
 親のわがままと知りながら、なぜかそう感じちゃうんですよね〜

・カウンター追加
 昨夜トップページにカウンターとやらを追加してみた。
 そして、さっきのぞいてみると、既に数字が8になっていた。
 いろんな見方はあるにせよ、のぞいてくれる人がいるということは
 今後の更新に向けて気合がはいるものである。
 これからも、もっと見やすくなるように努力していきたいと思います。
 よりよいページにするためにも、皆さんのご意見等をおよせください。 


6月11日(金)
・一難去ってまた一難
 てるぼんがここ数日早寝になっている。
 10時頃から寝始め、1時過ぎに起きる。
 これは非常にまずいことでもる。
 「我が家の一日のスケジュール」でも紹介していたが、
 この時間帯は、買い物や銀行等、用事を済ます時間帯である。
 午後に行けば良いと思うでしょうが、
 このペースでは、てるぼんがおきたら、すぐゆめちんのお迎え、
 帰ってきててるぼんに昼食を与えていると、みーちゃんが帰ってくる
 というパターンになり、とてもとても外出など難しいし、
 特に、銀行や役所関係は時間的にとうてい無理となる。
 いまのところは、買い物はまとめ買いした分でなんとかなっているが、
 予防接種の用紙や医療費関係での役所への用事や、
 社宅の任務が会計担当なので、銀行へも行かなければならない。
 早いこと元の状態に戻したいものだが、
 てるぼんが朝5時30分に起きる現状ではとうてい難しい。
 どうしよう・・・


6月12日(土)
・なぜかおもしろい
 やはり、まだ山は越えていなかった。
 前回に引き続き、今夜もママと激論になった。
 原因は、前回「素直に話合おう」としたら、素直になりすぎて
 双方の神経をさかなでするような言葉が飛び交い、ヒートアップ
 してしまったのだ。
 やっぱり、この3カ月が、上手く行き過ぎていたのかもしれない。
 でも、こういったことを乗り越えてこそだと思う。
 でも、この言い合いの中身を冷静に振り返ってみると、
 これを「第3者が見ていたら結構おもしろかったろうなぁ」と思った。
 具体的な中身はプライバシーの保護のためふせるが、
 イメージ的にいえば、夫が働いていて、妻が専業主婦のご家庭の
 家事や育児に関わるケンカがあったとする。
 それが、我が家の場合、私が専業主夫なのであるから、私の言っていることは
 ほとんど専業主婦の言い分で、ママが夫の言い分となっているのだ。
 ちょっと想像してみてください。
 おもしろいとおもいませんか?


6月13日(日)
・閉じこめられた私
 今日もまたてるぼんは5時30分に起きた。
 再度寝せるようにママも努力したが失敗。
 私が6時に起きるはめになった。
 二人だけの朝食後、汚れたおむつをテラスにあるゴミ箱へ入れ、
 部屋に戻ろうとすると、戸が開かない。
 てるぼんが部屋の内側から鍵をかけてしまったのだ。
 「やばい」と思った時、みーちゃんが起きてきた、
 まだ朝の7時過ぎである。
 うかつに大声は出せない。
 ガラスを叩き、みーちゃんがこっちをみたとき「開けて」と小さな声でいった。
 まだ寝ぼけているみーちゃんはことの状況を理解していない。
 もう一度「開けて」というと、みーちゃんは「きょとん」としている。
 「かぎを開けて」というと、ガラスの向こうのみーちゃんが笑っている。
 「笑わないで開けて!早く!」
 ニコニコしてみーちゃんがちかづき、やっと鍵をあけてくれた。
 そこでみーちゃん「よかったねパパ。みーちゃんがいて」だと。
 ちょっとくやしかったが、でもみーちゃんがいて本当によかった。
 いなければ、大声でさわぐしかなかっただろう。
 今度は注意せねばなるまい。


6月14日(月)
・日記はいいもの
 今日は、ちょっとイラつきかげんのパパでした。
 たぶん、この暑さと、てるぼんの早起き、そして、てるぼんの早寝(午前10時にだぞ)
 により外での用足しがなにもできないからだったのだろう。
 ちょっとしたことで、みーちゃんやゆめちんを叱ってしまった。
 今、日記を書きながらいろいろ反省しているところである。
 同時に日記とは良いものだと感じている。
 日記を書くためには、今日1日の出来事を思い出すことから始めなければならない。
 そして、思い出しているうちに「あの時こうしとけば良かった」とか
 「なぜああいう風になってしまったのだろう」と1日の私の行動を見直すことが
 出来るのだ。
 今まで日記なんて書いた事も無かったが、こうやって書いてみると
 結構楽しいものである。
 でも、今日は子供たちにちょっと言い過ぎたな・・・
 今日を反省し、明日がんばろう。


6月15日(火)
・銀行
 てるぼんを半強制的に寝せず外の用足しへやっと出かけた。
 最初の役所ではおとなしかったてるぼんも、眠気があるうえに
 思いっきり待たされた銀行では大暴れ。
 だっこしようが立って歩こうが大騒ぎ。
 「でもここであきらめたら折角待ったのが無駄になる」
 と思い、まわりの迷惑も省みず、騒ぐわが子を抱いて、順番を待った。
 そして、やっと私の順番がきて窓口にお金を出すと、
 そこからはえらく対応が早かった。
 すでに、何度かきている銀行ではあるが、子供が騒いでいるのを
 きづかってか、処理が早かったのと併せ、残金等を封筒にいれ、
 もっていきやすくして渡してくれた。
 前回来たときはここまではしてくれなかった。
 窓口の女性の対応も良かった。
 こんな事なら、いつもてるぼんには騒いでほしいものである。
 まわりのお客さんはえらい迷惑でしょうけどね。

・似たもの親子
 今日ちょっと笑える出来事があったので書きます。
 先日ママが青竹踏みを買ってきた。最近体が痛いので踏んでみるのだという。
 その青竹踏みを台所に置いていたのだが、今日掃除をしている時に
 私が足の親指を青竹踏みで強打した。先日ケガをしたところと同じ場所である。
 痛くて涙まででてしまい、思わず青竹をけっとばした。
 おやつの後、みーちゃんが飲み終わったコップを台所へ運んできたとき
 急にころんだ。
 パパ「どうしたの」
 みーちゃん「ここにぶつけたの」
 そこには青竹があった。
 パパ「パパも朝、足の親指をぶつけたんだよ」
 みーちゃん「みーちゃんは足の小指のとこ」
 みーちゃんは泣くのを必死にこらえていた。
 パパも笑うのを必死にこらえていた。
 ゆめちんだけは笑っていたのでした。


6月16日(水)
・一人で風呂いれ
 今日はママが帰りが遅い。
 遅いといっても、残業であればいつもお風呂の時間には間に合うのだが
 今日はとても間に合わない。
 従って、こどもたちの風呂入れは一人で全てしなければならない。
 しかも、今日もとても暑い1日だったので、頭もあらう。
 これが結構しんどい。今までで一番難しい風呂入れとなる。
 いつもは上の子二人とまず一緒に入って、自分が全て洗ってから子供たちを洗う。
 そして、この2人が上がってから、下の子を入れるのである。
 それが、ママがいないとなると、この方法ではいれられない。
 あまり暑くない時は風呂を休んだりもできたが、今日はそうもいかない。
 そこで、一人ずついれることにした。
 (ママがそうやるとよいといっていたのを思い出した)
 なぜ一人ずつかというと、てるぼんを一人にするとおお泣きするし、
 3人まとめていれると、てるぼんはまだ立てないので、だっこで入れるしかない。
 すると、自分はまったく洗えないし、子供たちも洗えない。
 だから、一人ずついれるしかないのである。
 でもこれが結構つかれるし、しんどい。
 最後にいれたてるぼんを上げた後は、私はパンツだけで、
 てるぼんの体を拭き、パジャマを着せ、ミルクを与え、
 飲んでいる間にいそいで上の子の髪を乾かし、
 自分もパジャマに着替える。そして、添い寝へとなるのである。
 「私が遅い時はいつもママはそうしていたのだろうな」と思うと
 私はママを尊敬すらしてしまう。


6月17日(木)
・パパ80点
 みーちゃんの宿題がだんだん難しくなってきている。
 みーちゃんが今日も帰ってきてすぐ、宿題をやり始めた。
 私がそばでカバンの中から連絡文書を取り出し見ていると・・・
 みーちゃん「パパ。100点じゃなかったんだからね」と強い口調でいう。
 パパ「何が、どうしたの」
 みーちゃん「昨日の宿題のこと」
 パパ「えー」といいながら、昨日の宿題を見ると80点となっていた。
 やっぱり1問間違えていた。
 みーちゃん「パパ、ちゃんと見てよね。みーちゃんはずっと100点がいいんだから」
 パパ「ゴメン」と顔が真っ赤になり、照れ笑いする始末。
 前に学校からきた文書に「最近、宿題を間違っている子が目立ちます。
 親がきちんと宿題を見てやって下さい」と書いてあった。
 言い訳をすると、昨日も私はきちんと宿題は見てやったはずであったが、
 てるぼんも起きていたし、ゆめちんにもおやつをやっていたところなので、
 片手間にみざるをえなかった。
 それに、最近の宿題はクロスワードパズルのようなものがあったりして、
 ちょっと考えて見ないと、パッと見て分かる代物では無くなってきていた。
 しかしそれにしても、1年生の問題でパパが80点を取るとは情けない。
 


6月18日(金)
・怪獣立つ
 てるぼんも大分立つのが上手になってきた。
 それと同時に手の届く範囲がひろがり、いたずらもスケールアップ。
 今日もテレビの上に置いてあるリモコンを引っ張り、ケースを開け中の電池を
 取り出しては口に入れたり、戸棚の食器を出したり、ガスコンロのスイッチを
 ひねったりと、危険な行為を次々行う。
 そのたび私が注意したり、てるぼんの手をはたいたりするが、
 「ハイ」と返事をするだけでいっこうにやめない。
 強く叱ったりしても泣かない。
 結構強敵である。
 以前にある奥さんが「立たない方がいいよ。立つと大変だから・・・」といっていたが
 まさにその通りである。
 一瞬たりとも目を離せない状況だ。
 てるぼんはまだ立つだけで歩きはしない。
 1才5カ月を目の前にしてまだ歩かないのはかなり心配だが、
 「この強敵がもっと狂暴になるのか」と思うとちょっと複雑である。


6月19日(土)
・決断
 今日はゆめちんの幼稚園で親子ミニ運動会があり、パパが参加してきた。
 久々にゆめちんとふたりっきりで長い時間を過ごすことができ、大変よかった。
 でも、そこでいろいろ感じることもあった。
 以前ゆめちんについて悩んでいる事を書いたが、やっぱり、ゆめちんは幼稚園で
 保育園時代から一緒の子供たちと遊んでいるのが一番楽しいのである。
 パパは子供のために良かれと思い、ゆめちん自身もパパと一緒にいるのがいいと思って
 現在の生活に至った。
 でも、ゆめちんは1才の時から保育園に預けられ、朝から夕方まで友達と遊んでいた。
 それが、ゆめちんにとっては、「大切な世界」になっていたのだ。
 しかし今回、家庭の事情により、ゆめちんの生活パターンは大きく変わり、
 「大切な世界」から遠ざかってしまうことになった。
 実は、今日のゆめちんの楽しい様子を見て、家に戻ってママに相談をした。
 そして、今日ゆめちんを延長保育に出す事を夫婦で決めたのである。
 「延長保育に出す」というと、周囲の方々の中には、
 「親が家にいるのになぜ子供を延長保育に出すのか」とお叱りの方もいると思う。
 私だって「せっかく育児休職しているのに・・・」という気持ちがある。
 親が子供の面倒を見ることは決して悪いことではなく、逆にとても良いことだと思う。
 それゆえに、今まで延長保育はためらってきたのだ。
 でも、今日のゆめちんの楽しい顔と、家にいてちょっともの足りないような、寂しいような
 ゆめちんの顔を重ね合わせると、やっぱりこの子のためには、
 延長保育で思い切り遊んでくるのがいいのだろうとの結論に至ったのである。
 しかし延長保育といっても、とりあえずは、夏休みのある8月の1カ月だけにすることにした。
 それは、今の時期であれば、幼稚園から帰ってきて昼寝をするともう夕方なので
 遊ぶ時間が短いので、そこは、私がもっと遊んであげたりしてやることでカバーが出来る。
 が、夏休みともなればそうはいかなくなる。
 だから、夏休みの間、仲良しと遊べるように8月だけ延長保育に出すことにしたのだ。
 でも、今後のゆめちんの状況しだいでは、もっと考えなければならないだろう。
 金銭的な厳しさはあるが、子供達が元気で明るく育つ事が一番と考えれば、
 しかたのない事であるし、まして親のメンツだけで子供をしばることなどできない。
 パパはゆめちんの笑顔が大好きなのだから・・・
 


6月20日(日)
・納得
 今日は父の日である。
 私はいつものようにスーパーにいくといつもより家族連れが多い。
 スーパー側もいたる所に「お父さんありがとう」と書いてあった。
 この日ばかりは、お父さんの好きなものをふんぱつして買っていこうという
 ことなのだろう。
 で、私も今晩の夕食を買っていてちょっと考えた。
 今日は父の日であって、まわりの人はお父さんの好きなものを買っている。
 私も私の好きなものを買うことにしたが、私は自分で買うのである。
 それも一人で来ているのだ。
 ちょっと「何か違うぞ」と感じた。
 別の店で一応ケーキも買ったが、ここでも「違う」と思う私。
 家にもどり、ママに「今日は父の日で自分の好きなものを買ってきたけど
 変だよね」ときくと
 ママ「しかたないよ。財布はパパがもっているんだし。いいじゃん好きなもの買ってこれば」
 パパ「ん〜・・・」
 ちょっと納得いかないが、しかたない事なのだろう。
 そういえば、いままで母の日だって今まではママが自分で買っていたのだから同じか。
 複雑な気持ちのまま家にいると今日はママが夕食の準備を始めた。
 「やっぱり父の日なのだ」と横になりながら納得する私でした。


6月21日(月)
・主夫生活はおばあちゃんのおかげ?
 おばあちゃんからお誘いがあり、てるぼんを連れて遊びにいく。
 おかげで、役所への申請や銀行での振り込み、重いものの買い物ができた。
 (おばあちゃん家にいくと、
  「てるぼんはおいていっていいから、用事済ませてきなさい」といわれるのだ)
 そしてかならず昼食をごちそうになって帰ってくる。
 質素倹約を率先して実施している私にとって、週に一度の
 おばあちゃん家の昼食が栄養の源であるといっても過言ではない。
 (家では、てるぼんにはそれなりの昼食を食べさせるが、私はたいしたものは食べていないのだ)
 この生活になってから、近くにおばあちゃんがいるということが
 いかに助かるかを実感している。
 そりゃ、たまには面倒くさかったり、自分の考えとあわないと思う時もあるが、
 主夫生活を続けていく上では、特に重要な位置をしめ、
 本当にありがたいと思っている。 


6月22日(火)
・私ってキレイ?
 みーちゃんのお友達が2人遊びにきた。
 この3人にゆめちんが加わり、4人でお化粧ごっこを始めた。
 始めは、4人でお客さんと店員になり、マスカラをつけたり、
 口紅を塗ったりしていたが、そのうち、かわるがわる
 私のところにきて
 「かわいい?」「きれい?」と聞きにくるようになった。
 おもちゃとはいえ、ふつうの化粧道具とかわらない感じなので、
 髪をキラキラさせ、頭に冠をかぶり、口紅、ネックレスをつけて、
 くるのである。
 私は男兄弟だったので、おままごとすらはずかしさがある。
 それが化粧ごっこである。
 ママにだって結婚してからは、「きれいだね」なんていったことがないのに、
 こどもにいわなければならないのである。
 いくらこどもの遊びだといっても口にするのがはずかしい。
 いちおうちょっぴり照れながら「きれいだね」とはいったが、心中複雑である。
 はやくてるぼんに大きくなってほしい。


6月23日(水)
・自分の職場
 久々に我が社に行く。
 もちろんてるぼんも一緒だ。
 緊張しながら職場へいくと、人があまりいない。
 みんな仕事で外回りにいっているのだ。
 ちょっぴり寂しいような、取り残されたような気がしたが
 とりあえず自分の席を確認した。
 机はあった。パソコンもあったし、外付ハードがついてバージョンアップされていた。
 「お。ちゃんと私の分もやってくれているじゃない」と思ったのもつかの間、
 電話は接続されていないし、よくみるとハードも接続されていない。
 机の上には、資料が積んであった。
 休んでいるのだからしかたないと思い、机があっただけでもよしとしよう。
 残っていた職場の仲間からは暖かく声をかけていただいた。
 本当にありがたい職場である。
 職場に復帰したら、足でまといにならないようにし、できたら少しでも
 恩返しをしたいと思った。
 帰ろうとした時、てるぼんは泣き始めた。
 廊下で鳴き声が響きわたった、
 この声で人が集まってくる。すると、よけいにてるぼんは泣く。
 集まってきた人は、まだまだ珍しい生活をしている私に興味があってか
 話をしたいようだったが、あまりにもてるぼんが泣くので、
 逃げるようにエレベーターにのり退散した。
 久しぶりの会社で、「やっぱり仕事に戻ろうかな」とも考えたが
 とりあえずまだ机はあったので、育児休職は続けることにしよう。
 (時々そっと机だけ確認にこようと心に誓う私でした)


6月24日(木)
・悲劇
 貧乏生活から、また悲劇が発生した。
 昨夜、私が3人の子どもを風呂へ入れ、後にママが入った。
 そして、今朝、風呂掃除をしようとしたとき、風呂の底に黒い物体が
 大小あわせて5個ある。
 その物体をよ〜く見ると、「うんち」であった。
 たぶん、てるぼんを風呂にいれた時にてるぼんがやってしまったのだろう。
 そこで、昨夜のことを考えてみると・・・
 みーちゃんとゆめちんはてるぼんより先に入っていたので被害はない。
 パパはてるぼんと一緒に入っていたので若干の被害はあるが、たいした事ではない。
 そう問題なのは一番最後に入った「ママ」である。
 我が家では、ガス代と水道代を抑えるためにいろいろ検討した結果、
 風呂は毎日新しいお湯に変えることにし、前日の残り湯は洗濯に使う。
 でも、洗濯だけでは残り湯が残るので、残さないように
 毎日、一番最後にお風呂へ入る人は、体をあらったり、頭を洗うお湯も
 お風呂から汲んで使うことにしていた。
 そう、ここがポイントである。
 つまり、ママが昨夜体を洗ったり、頭を洗ったりしたときに使用したお湯は
 てるぼんのうんち入りだったのである。
 てっとりばやい話、ママはうんちを頭からかぶっていたのだ。
 貧乏がゆえの悲劇である。
 誰かの後に風呂に入る際は、浴槽を確認の上、入浴しましょう。


6月25日(金)
・再び日記について
 以前「日記を書くのは良い事だ」と書いたが、
 「自己満足の世界の場合」と書き加えるのを忘れた。
 それは、この日記を書く前に、
 別な紙にいろいろとその日1日の出来事を書いてみた上で、
 ホームページを見てくれる人を考え、この日記に書くことを
 1日の出来事からチョイスして書いているのである。
 すると、あまりにもプライバシーに関わる事は書けないし、
 この生活も4カ月になれば、始めはとまどったり、びっくりしたことも
 自分ではたいした問題にならなくなってきているため、
 「この事を書いてもあまりおもしろくないよな〜」などと考え始まってきた。
 そして、最近は紙に書く日記はいっぱいあるのに、ホームページに書く日記が
 あまりないという状況になってきてしまった。
 例えば、今日の事でいえば、「てるぼんがトイレにたまっている水をさわっていた」とか
 「ゆめちんにき○たまを蹴飛ばされパパが激怒した」とかあるが、
 最近の我が家ではこんな事は日常茶飯事のことなので、あまり書く気にならないのだ。
 日記を公開していくという事は結構大変な事だと感じている私です。


6月26日(土)
・ボーナス
 我が家にもボーナスというものが支給された。
 しかしこれで助かると思ったら大間違い。
 ボーナスといってもパパは育児休職中のため一銭もでない。
 ママは2月まで育児休職だったので本来もらえる額の半分程度しか
 もらえないのだ。
 「この不景気の中ででるだけマシだ」と自分で納得するしかない程度しか
 もらえなかったのである。
 3月からつけている家計簿は既に大赤字である。
 一応家計簿に収入としてボーナス分を記入している時にママが横に座っていた。
 パパ「ボーナスがはいっても厳しいな」
 ママ「・・・」
 パパ「3月まで大丈夫かな・・」
 ママ「・・・」
 パパ「やっぱり、ママのこづかいをボーナス分として増額はできないな」
 ママ(だまってうなずく)
 育児休職をとれるだけでもありがたいし、自分で考えてやっているのだから仕方ないが、
 出来れば金銭的にもなにか補助みたいなのがないのかな〜
 (ちなみに1才までは国から給料の25%程度が支給されるが、これでも少ないですよね)
 (なお、私の場合は1才を越えているので全然もらえません)
 


6月27日(日)
・親友2
 みーちゃんのプールで進級テストがあり、11級に合格した。
 その試験場で偶然、みーちゃんは幼なじみのAちゃん(以前書いた)に会い、
 我が家へ連れてきて遊ぶことになった。
 そりゃみーちゃんは大喜び。
 一緒にお昼ごはんを食べたり、まんじゅうを作ったりと楽しくすごした。
 (ちなみに近所にまんじゅうを作らせてくれるお店があるのです)
 そしてAちゃんのママが夕方迎えにきた時、みーちゃんは靴下のまま後を追おうとした。
 帰ってからみーちゃんと話をした。
 6時間位遊んだのに時がたつのが早く感じたのだという。
 とても楽しかったともいっていた。
 おもいがけずみーちゃんにとっては素晴らしい1日になったのだ。
 「たかが子どもの友達。たった3カ月会わなかっただけじゃないか」と思いがちだが、
 たぶん本人にとっては、何年ぶりかで親友と再会した感じなのだろう。
 今日のみーちゃんを見ていて、私はこんなみーちゃんと同じような体験をしたのは
 いつごろだったろうと考えてみた。
 なかなか思いつかない。
 私だって数年振りに会った友人はいたが、ここまでよろこばなかった気がする。
 年を取るととも失っていく大事なものがあるのかもしれないと
 考えさせられた。
 折角の育児休職の期間である。
 こんな純真さのある子どもともっと向き合って、
 忘れていた大事な物をもっと思い出していきたいと思う。
 子どもに教わることもいっぱいあるな〜


6月28日(月)
・電話
 最近、電話の応対で困っている。
 正確には、みーちゃんやゆめちんのお友達のお母さんから電話があった時
 困るのだ。
 今日も2回ほどあった。
 今回のケースを例にすると・・・
 ○○ちゃんのママ「みーちゃんのお宅ですか」
 パパ「はい、そうです」
 ○○ちゃんのママ「お母さん」いらっしゃいますか」
 パパ「仕事にいってますけど」
 ○○ちゃんのママ「何時頃おもどりになりますか」
 パパ「6時頃だとおもいます」
 ○○ちゃんのママ「ではまたその頃にかけなおします」 ガチャ!
 というものであった。
 そしてあとで電話がかかってきてママが対応すると、
 「○○ちゃんが間違ってみーちゃんの教科書をもっていったので、明日持たせます」
 という内容であった。
 つまり、世間一般では、子どもに関わる事は、おかあさんが対応するということに
 なっているので、おかあさんがいないと話にならない。
 したがって、私が今育児休職をして子どもの世話をしていても、
 電話をかけてくる相手がそうは思っていないので、「おかあさんがいない」となれば
 すぐ電話を切られてしまうのである。
 子どもの友達がおかあさんに送られて遊びにきた時などは、一応
 私が育児休職をとっていることを説明し、理解してもらっているが、
 電話だけでは説明すらできない。
 でも、「ガチャ!」って切られてしまうのも釈然としない。
 どうすればよいのだろう。
 


6月29日(火)
・100人に1人
 今日は3人の子供まとめて予防接種にいってきた。
 勿論、予防接種を怠っていたママも責任を感じ、会社を休んで一緒にいった。
 病院の窓口に予防接種の用紙と母子手帳を出すと・・・
 事務のおねえさん「ずいぶん間があいてますね」
 パパ「私にいわれても、私のせいじゃないから。責任者もきました。」
 事務のおねえさん「(笑い)」
 そんなこんなで予防接種は終了。
 最後のてるぼんが終わった時、
 ママがさらっと先生に「まだ歩かないんです」というと
 先生の表情が変わり「それは問題だな」と一言。
 わたしたちのほんわかムードが一変した。
 そして簡単なチェックシートに記入をして診察してもらうと・・・
 「発達が2カ月遅れているようなので、9月まで歩かない時はもう一度診察に
  きてください」ということであった。
 家に帰ってからも「2カ月おくれている」という言葉が頭から離れず、
 なんとかならないかと気をもんでしまった。
 先生は「1才6カ月を過ぎても歩かない子は100人に1人位だから少ないんだよね」
 ともいった。
 てるぼんはあと20日で1才6カ月になる。
 今までも心配はしていたが、医者に言われると本気で心配になってくる。
 とりあえず私とママの両親には心配をかけるので今回の事は内緒にしておく
 ことにした。


6月30日(水)
・何でもいい
 始めのうちは作るのが楽しくて、料理本を片手に夕食を作っていたが、
 最近になって、メニューを考えるのも面倒になってきている。
 (要因の一つとして、我が家の財政状況が悪いため食材が買えないこともあるが・・・)
 そこで、今朝も子供たちとママに何が食べたいか聞いてみた。
 すると、子供たちは「おにぎり」「そば」、ママは「あっさり系」とのこと。
 昨日聞いた時も子どももママも同じ事をいったので、
 パパ「違うもので食べたいものないの」と再度たずねると
 子どもはだまり、ママは「何でもいい」といった。
 こっちは困ってきいているのに「もっとバリエーションがないのか」と心で叫んだが
 昔は私もママに聞かれると「何でもいい」といっていたのでがまんした。
 よくテレビでおかあさんがお父さんに何が食べたいか聞くシーンがあったりするが、
 お父さんは「何だくだらない」と一蹴してしまう。
 今、まさに逆の立場に私がいるのだ。
 「食べたい」といってくれたものを作る時と、そうでない時の意欲は全然違うし、
 たぶん味も違うだろう。
 世のお父さん達も、もし奥さんにメニューを聞かれたら、いろんなバリエーションで
 答えてやってください。きっとおいしいものが食べられますよ。

      トップページへ