9月〜10月編

  

9月1日(土)
・ゆめちん健闘

 パパは一時帰宅。
 今日はゆめちんが楽しみにしていた学校の水泳大会。
 比較的要領が良く、負けん気の強いゆめちんは
 「水中かけっこ」なるもので、3位になった。
 「賞状は2枚もらえるんだよー」とエビス顔。(25m泳げた子はもう一枚もらえる)
 よかったね、ゆめちん。
 なお、パパは英語に追いまくられた一週間が過ぎ、疲れはてているのであったとさ。


9月2日(日)
・新兵器

 私たち夫婦の間で、このごろずっと「スカートがキツイ」
 「あのズボンもキツくなった」「背あぶらが・・」「腹が・・・」
 と言った会話が、繰り返されてきた。
 このままではいかん!!と思ったのはパパであった。
 買い物にずいぶん時間がかかってるなーと思ったら
 なんと健康機具2種を購入してきた。
 一つはエアロバイクっていうのかなー。要するに室内で自転車こぎするヤツ。
 (もちろん中古で5,000円なり)
 もう一つは、アブスライダー(ローラーに取っ手がついているものを前後にコロコロして
 腹筋背筋をきたえるヤツ。特価2,000円)
 まったく・・・。この人は買っちゃったよ・・・。


9月3日(月)
・約 束

 昨日の続き。せっかくの機具を有効に利用するために?!
 いや二人の健康とすばらしいボディを手に入れるため競争する事になった。
 「3万円争奪 チキチキダイエット大会」である。
 9月〜12月末までの間に、それぞれが公認した体重まで
 きちんとダイエットできた方が3万円をもらえるのであーる。
 さぁどうなるのかな〜。
 あくまでも「目標体重までのダイエット」だから、足がパパより
 太くたってそれはそれで関係ないんだもんねー。


9月4日(火)
・きびしー

 みーちゃんが級友の○君を評して
 「プールではイルカみたいでー、校庭ではチーターみたいでー」
 「えーすごいねー」
 「勉強の時は、ちびまる子の山田君なんだー」
 すごいオチだ・・・。
 水泳大会の続報。
 みーちゃんは、25mクロールで学年8位入賞。
 ただ、オリンピックを目指す彼女にとっては、いまいちらしく、
 電話でパパに、スイミングスクールを週1回から2回にして欲しいと
 頼んでいるのであった。
 ちなもに、みーちゃんは現在、4級(50mを58秒で泳ぐ)です。


9月5日(水)
・有給残1.5日

 てるが昨夜から発熱。とりあえず病院へ・・・。
 有給休暇がぎりぎりのママには、9月はツライ時期なのです。
 そう、有給休暇の切り替えは10月。
 今月をあと残り2日で、やり過ごさなくてはならないのに・・・。
 午前中お休みして、午後はおばーちゃんにお願いした。
 こんな有給消化率のいいママって悪いやつ??
 でも、ほんとパパが出張だと発熱する子供たちなんです。


9月6日(木)
・「だるまちゃん」と「てるちゃん」

 てるぼんが大好きな本があります。
 「だるまちゃんとてんぐちゃん」という本です。
 今どき「だるま」や「てんぐ」なんて・・・と思うかもしれませんが
 なんとこれは子供の本のベスト10内にランクインしているのです。
 作者は加古里子(かこさとし)さん。
 このほかに「だるまちゃんとかみなりちゃん」「だるまちゃんとうさぎちゃん」
 「だるまちゃんととらのこちゃん」というのがあります。
 初版が昭和40年位だったので、かなりのロングセラーです。
 多々ある本から、いつもこればっかり読んでいるてるぼんです。


9月7日(金)
・ウワサの男

 今日は交通当番、いわゆる旗振り当番の日です。
 2人組みでこれをするのですが、本日ペアの方は、名前は存じませんが誰かのパパ。
 背は180cm位、浅黒く、メッツにいった新庄選手をいなか風にした感じ。(ちょっとほめすぎ?)
 子供達は「おはようございまーす」と行き過ぎながら、「あのお父さんかっこいいねー」
 などと噂していました。
 もちろん、そのパパの娘さんが通過したときは、「○ちゃんのパパはやっぱりかっこいい」
 と言われうれしそう・・・。
 来年は、すっきりスリムどころか筋肉をたくわえた精悍なみーちゃんゆめちんパパが
 「かっこいいねー」とウワサされるのかなー。
 ちなみに、失礼ながら新庄さんはタイプではありません・・・誤解のないように ママより。


9月8(土)
・プレッシャー

 パパが帰還。(またしても英語漬けの日々だたようでかなりやつれてました)
 私の妹の家に一泊で遊びに行く。
 妹のところは、昨年マイホーム入居と同時に、赤ちゃんも生まれた。
 大忙しだったが、赤ちゃんにとっては、とても幸せな事だ。
 もちろん庭で遊ぶ事もできるし、なんとウッドデッキでバーベキューも可。
 子供達は広い部屋や庭で遊び、楽しんだ。
 帰路「うちもさー素敵な家がほしいねー」「自分の部屋がほしいなー」
 と子供達は口々に・・・。
 「しあわせは いつも自分の心が決める みつを」


9月9日(日)
 ・大丈夫?

 いつも子供に任せっきりなので、めずらしくランドセルの点検をした。
 これが、あけてびっくり玉手箱。
 まぁ教科書は時間割どおりに入っていたが、靴下がはいっていたり、折り紙が
 入っていたり・・・
 一番ヒドイのは、筆入れ。えんぴつ削ってないわ、チビてるわ 余計な色のボールペン
 ばっか入ってるわ・・・。
 「おくさーん うちの子は大丈夫なんて思ってんじゃないのー?」と、みのもんたの声が
 聞こえた夜ふけであった・・・。


9月10日(月)
・温泉付き

 ようやく出張から戻り、今日からパパの日記が復活です。
 (ママの方が良かった方もいるかもしれませんが・・・)
 で、いきなり暗い話題から・・・
 最近、私の勤務先も雲行きが怪しい限りで、わたし達夫婦のサラリーも減収傾向。
 首都圏への転勤話も冗談では言えない状況でもあり、
 これらを勘案すると、安い土地でママは今の職場に通え、パパは東京に通えるところと
 考え、インターネットで物件探し。
 そうしたら首都機能移転候補地でもある「那須」が浮上。
 この事をママに話すと「温泉が引けたらいいね」と乗り気。
 子供たちも「家が出来るなら引越ししてもいいよ」だって。
 半分冗談で話したつもりが、こうもあっさりくるとは???
 新幹線での遠距離通勤が現実化か!!


9月11日(火)
・貯金箱のその後

 夏休みも終わったが、心配していたゆめちんの様子は問題なし。
 先生もかなり気にしているらしく、今日、連絡帳に学校の様子が書いてあった。
 よほど、家庭訪問での対応が効いたらしい。
 でも、先生はやっぱり大変である。
 話はかわって、
 夏休みの宿題で、子供達と作った貯金箱の校内選考会が終わった。
 結果は、みーちゃんもゆめちんも参加賞どまり。
 パパ「なんで参加賞なの?結構いけてると思ってたんだけどな〜」
 みーちゃん「大きすぎたんだよ」
 ゆめちん「先生が今度は小さく作ってきてねって言ってたよ」
 パパ「大きさに制限があるの??」
 ママ「あるんだって、連絡帳に書いてあったよ」
 パパ連絡帳を見る・・・
 「貯金箱の規格は25センチ以内になっています。来年は規格内で頑張らせてください」
 と書いてあった。
 パパ「聞いてねーよー。明け方から夕方までかかって作ったのに・・・」
 教訓「きちんとプリントは最後まで読みましょう。」


9月12日(水)
・けんか

 みーちゃんを学童保育に迎えに行くと、
 先生から「みーちゃんがお父さんにお話があるそうですので、
 時間をとって聞いてくださいね」と意味深な発言。
 そして、夕食後、みーちゃんと話をしてみる。
 内容は男の子と喧嘩をして、他の子も巻き込んでしまったというもの。
 以前、みーちゃんは、別の男の子と喧嘩をして双方怪我をした実績があり、
 前科があるため、厳しく注意を受け「次やったら校長室に行きますよ」と
 言われたそうだ。
 今回の喧嘩の理由は、男の子が掃除をさぼったことが発端で、
 みーちゃんが注意をしても言うことを聞かず、つい切れてみーちゃんが先に
 蹴っ飛ばしたのだという。
 我が家では「理由はどうあれ先に手を出してはいけない」というのが掟なので
 みーちゃんもかなり反省していた。
 (ちなみに前回は、先に男の子が手を出した)
 ただ、みーちゃんとしては、喧嘩の原因について、先生から何も言われなかった
 ことがくやしかったようだった。
 以前も書いたが、今、ここの学童保育は規定数を上回る子供達を預かっているが、
 先生の数は以前のまま。さらにこの先生方は、指導員という形であり、
 いまいち身分保証がしっかりされていない。その上、今の子供達を取り巻く状況を
 考えると、先生達がきちんと子供達を見るというのは不可能と思える。
 今日は、この点も簡単にみーちゃんに教えてあげた。
 ただ、気がかりなのは、今日の喧嘩相手の男の子の方。
 果たしてきちんと親に話が出来たのであろうか・・・


9月13日(木)
・予防接種

 てるぼんがおたふく風邪に。
 幸い熱はあまり高くなっていないが、かなり痛いいらしく、時々大泣き状態。
 我が家では、ゆめちんとママがまだおたふく風邪をやっていない。
 今後、どうなってしまうのだろうか。
 と、伝染病になって思い出したことが
 そうここのところてるぼんを予防接種に連れていっていないではないか。
 慌てて母子手帳を見ると
 3種混合の最後の1回をやっていないではないか。
 紙を見ると「望ましい期間は2歳半まで」もうてるぼんは3歳8ヶ月。
 おたふく風邪が治ったら、早速、連れて行こう。


9月14日(金)
・続・喧嘩

 先日のみーちゃんの喧嘩の件の続編。
 学童保育の先生から、今日、こんな話がママにされた。
 先生「喧嘩をしたのは良くないことなんですが、みーちゃんの行動は
 間違ってはいなかったんです。でも、周囲の子が巻き添えになりましたし、
 最近、子供達同士の揉め事が多いので、みーちゃんはおもしろくないだろうな
 と思いながらも両方を同じに厳しく注意したんです。そうしたら、みーちゃんが
 自分からパパに話すと言ったんです」と言われたのだという。
 早速、みーちゃんに、先生もしかたなかったんだよと教えてあげた。
 やっぱ、先生も大変だということなのだ。
 ただ、今日の先生の話を聞いて、ちょっぴりみーちゃんをえらいと思い、
 優越感に浸るパパなのであった。 


9月15日(土)
・隠せ

 今日はパパとママの結婚記念日。ついに10年目突入だ。(よくもったもんだ)
 子供たちがパパの指導のもと、夕食作りに挑戦。
 お姉ちゃん達だけでも大変なのに「てるも〜」とてるぼんもやってくるから
 もう大変。
 通常の倍の時間で夕食とケーキを作ったのであった。
 ケーキが完成した時に、ちょうどママが買い物から帰ってきた。
 みーちゃん「ママが来たから、ケーキを隠そう」
 ゆめちん「どうして?」
 みーちゃん「びっくりさせるんだよ。お祝いのケーキなんだから」
 ゆめちん「だって、パパはもう見てるよ」
 そう、結婚記念日はパパとママのお祝いなのだ。
 みーちゃんはいつのまにか、パパをおきざりにしていたのであったとさ。


9月16日(日)
・捨てられない

 ママが急に家中を片付けはじめた。
 つられてパパも、子供達のおもちゃの整理をはじめる。
 しかし、これが中々進まない。
 捨てようと出すのだが、出したはしからてるぼんは持っていき、
 みーちゃんは「これとっておいて」といいやがる。
 ママは「いいから捨てなさい」というのだが、
 なにより、パパ本人が、中々捨てられない性分なので、
 出しては見たものの、片づけてみると、さほど減っていないのであった。
 難しいですよね。
 人形なんか絶対捨てられませんよね。のろわれそうですもんね。


9月17日(月)
・遠のく

 てるぼんのおたふく風邪も回復し、保育園へ復帰。
 ゆめちんやママへうつった様子もなく、
 まずは安心。
 ということで、パパはつきあいでしょうがなく酒宴に赴くのであった。
 ああ、またダイエットが遠のいていく・・・


9月18日(火)
・どちて坊や

 このところ、てるぼんが何かにつけ「どうして○○なの?」と
 何でも聞くようになった。
 上の二人の子も同じような時期があったが、
 てるぼんの場合は、より以上にしつこい。
 はじめのうちはちゃんと答えるものの、段々面倒になってくる。
 ママなんかは、車の中で切れた模様・・・
 あまりにしつこいので、
 パパ「てるぼんはどうして、どうしてって聞くの?」
 てるぼん「え〜と?」
 パパ「どうして、てるぼんはえ〜とってするの?」
 てるぼん「ん〜とね?」
 パパ「どうしててるぼんはん〜とっていうの?」
 てるぼん「てるはおじいちゃんだから!」
 意味不明の回答に笑ってしまい、パパの負け。
 しかたなく、また「どうして?」に付き合うのであった。
 (でも、これ以来、どうしての数は減りました)


9月19日(水)
・お姉ちゃん
 最近、下二人の子がつるんでいて、みーちゃんが一人浮いている。
 今日も、遊んだ後の後片付けをみーちゃんが一人でやっていた。
 どうやら、下二人はみーちゃんから注意されたにも関わらず、
 片づけをしないで、違う遊びをしていた。
 すかさず、パパの一撃が下二人に飛び、三人で片づけていた。
 が、親が気づいた時は、こういった対応が出来るが、
 上手くいかないことも結構多い。
 先日も、みーちゃんから言うことをきかない二人が叩かれて泣き、
 逆に親からみーちゃんが怒られることがあった。
 以前、みーちゃんが、私たちに「長女の気持ちは長女にしか分からないんだ」
 と言われた時のことを思い出した。
 やっぱお姉ちゃんはつらいところもあるのだろう。
 親の状況判断が大事です。
 


9月20日(木)
・やれること

 パパはどうしても参加しなくてはいけないパーティに参加。
 そのままホテルに宿泊して、明日、朝一番で家に帰らねば
 ならないのであった。
 最近、特に付き合いが多くなり、育児休職前の状態に近づきつつある。
 でも、先日、ゆめちんが学校へ持って行った宿題の俳句で
 「パパの料理はおいしい」といった内容のものを書いていたり、
 みーちゃんの作文に、パパの家事の様子を書かれたりすると、
 どんなに仕事や付き合いが忙しくなってきても、
 やれることはやろうと思うパパなのでした。


9月21日(金)
・心の中で

 昨日、みーちゃんの苦悩を書きましたが、
 てるぼんは最近絶好調。
 今まで皆無であった歌を歌いまくるは、保育園での出来事を
 自ら話し掛けてくるはで、かなり、調子がよい。
 保育園の先生やお友達ともかなりコミュニケーションが取れてきたようで、
 発育が遅れているのでは?との親の心配も一安心。
 でも、やっぱ、ちょっと遅れている気がするのも
 心のどこかで、てるぼんが歩くのが遅かったのを気にしているせい。
 ん〜まだまだ甘い親なのである。


9月22日(土)
・信号

 ついに、金魚の水槽を大きなものに更改。
 ついでに、コメットという種類の金魚を5匹追加した。
 水槽の場所も、台所から居間へ移動。
 食事をしながら水槽を見ると、なぜかリッチな気分になってしまうのであった。
 子供達にも大好評で、
 てるぼんは、手が届くところに水槽が置かれたため、今日から
 えさ係に任命された。
 ただ、この大きな水槽。掃除の事を考えると、
 その負担の大きさにパパは考え込むのであった。
 話はちょっと変わりますが、ママが最近、急に家事をせっせとやりはじめた。
 部屋の模様替えや片づけ、掃除と気合が入っている。
 なぜ?どうして?と考えたが、原因は不明。
 ただ、会社の体制見直しの話を聞いてから、変わったような気もする。
 ということは、パパは単身赴任で頑張るから、家の事は私で大丈夫よという
 信号を発しているということなのでは・・・ 


9月23日(日)
・35

 今日はパパの35回目の誕生日。
 ママは朝、パパの顔を見るなり
 「もう35だね。四捨五入で40だよ」だと。かなり失礼な奴。
 夕食は子供達で料理を作り、祝っていただきました。
 ただ、出来上がるのを待っていられず、
 ビールを飲んでしまい、料理が出来た時には、かなり酔っていたのでした。
 話はかわって、世界が戦争に向けて動き出しています。
 我が家でも、不慮のことを考えて、
 また、備蓄をはじめようと思っています。
 ただ、災害と違ってどの程度準備しておけばいいのか検討がつきません。
 とりあえず、以前に準備しておいた、備蓄品を見直し、
 補充しておくことにしました。
 この日記をご覧の皆さんも、なにがしかの準備をしておいた方がよろしいかと
 思いますよ。


9月24日(月)
・ピューロ残った

 今日、当県で開催されているある博覧会に行ってきました。
 パパとしてはあまり気乗りがしなかったのですが、
 学校の友達はほとんど行ったそうで、我が家の子供達が話についていけないとの
 訴えもあり、タダ券で行けるということもあって、しぶしぶ行ってきた。
 会場につくと、開場前にもかかわらず長蛇の列。
 多分、ほとんどが折角もらった券だから・・・という感じで、来週で終わってしまうための
 駆け込み状態だった模様。
 その証拠に、数週間前までは、ガラガラでかなり開場は空いていたし、今日は
 くる途中、車のナンバーを見るとほとんど当県ナンバー。
 中に入っても混んでいて、どこも1時間以上は待つよう。
 それでも、我が家はすんなり予定の行動はこなし、予定どおりに帰宅出来た。
 (周りの方々の情報のおかげである)
 久々に並ぶという行動をしたのだが、子供達は初体験。
 かなり疲れたようで、
 みーちゃんは「もう並ぶのは嫌だ」と言っていた。
 そこでパパ、「ディズニーランドはもっと並ぶんだよ」というと、
 それまで、ディズニーランドに行きたがっていたみーちゃんが
 「え〜もっと並ぶの〜、じゃぁディズニーランドは行かない」だと。
 ラッキーな発言だ。
 続けざまにパパ「ピューロランドも並ぶんじゃないの?」
 みーちゃん「キティちゃんに会うためなら何時間でも並ぶよ」だって、
 ディズニーは消えたが、ピューロは残ったのであった。


9月25日(火)
・・・・

 パパは今日も飲み会。
 仕事の延長線とはいえ、若干心が痛みます。
 家に戻ると、子供達は寝ていた。ママも寝ていた。
 育児休職前の職場にいた頃を思い出しました。
 日に日に難しくなっていくもんです。
 仕事と家庭の理想には・・・


9月26日(水)
・花

 今日も時間外勤務で、帰りが遅くなったパパ。
 でも、家につくとまだ子供達は起きていた。
 早く寝せないといけなかったのですが、
 子供達から機関銃のごとく、今日の出来事が話される。
 今朝もずいぶんと話をしてくれた。
 疲れてはいるが、ちゃんと話を聞いておこう。
 話してもらえるうちが花だから。


9月27日(木)
・講演

 今日から3日間、市内のお祭り。
 私たち家族の住む、この地区でもお祭りが行われた。
 パパも今日は早く帰宅したのだった。
 話はちょっと変わりますが、
 今日、とあるところから「ぜひ講演をしてほしい」と頼まれました。
 頼みにきたのは、10年来のお付き合いのある方。
 今まで、テレビと講演をやることだけはかたくなに拒否してきたのですが、
 今回だけはことわり切れず、最初で最後と引き受けてしまいました。
 場所は東京だそうで、観衆は2〜300人程度だとのこと。
 気持ちの小さな私は今から心臓がバクバク状態。
 それに、仕事が順調になればなるほど、家庭への負担を大きくしてしまい
 かなり、元気を失っている私が、たいそうな事を人前でいうなんて・・・
 来週からまた研修もあるし、原稿を整理する暇もない。どうしよう・・・


9月28日(金)
・調整

 今日は出張から早く帰れたパパです。
 保育園から手紙が・・・
 運動会で準備係をやってくれというもの。
 私たち夫婦にとっても、この保育園では最後の運動会。
 出来る限りのご協力はしていきたい。
 が、運動会は来週の土曜日。
 パパは来週の月曜日から再来週の火曜日まで出張中。
 お風呂にてるぼんと一緒に入ると、
 「マット登りができない」とてるぼんが告白。
 「運動会ではみんな応援に行くんだから、頑張って練習すればできるよ」と
 励ますパパ。
 でも、そのパパは運動会当日は出張中。
 なんとかして、時間調整できないものかと時刻表をみながら考えるパパ。
 てるぼんも保育園もパパは運動会にくるもんだと思っている。
 ギリギリまで調整を図ることにしよう。
 このままでは、てるぼんからうそつきにされてしまう。


9月29日(土)
・ちと寂しい

 今日は小学校のバザー。
 家族で参加。
 みーちゃんは、彼氏?と一緒に、模擬店をまわったり、一緒に食べたりと
 家族とは別行動。ちょっと寂しい。
 ゆめちんは、次々にお友達は近寄ってくる。
 ようやく学校でも上手くいってきたようで、こっちは安心。
 ただ、ちょっと残念だったのは、
 今までは、パパに向かって挨拶してくれる保護者の方が多かったのだが、
 今日はママの方が多かった。
 まぁママは役員をしているのだからしかたないのだが、
 少し寂しがるパパなのであった。


9月30日(日)
・ダッセー

 明日からパパは10日間ほど出張です。
 なので、日記はママが書きますが、更新作業はパパしか
 できないので、次回更新はちょっとおくれます。
 今日、買い物から帰ってくると、
 バイクに乗って帰ってきた私をみて、近所の男の子2人が近寄ってきて
 「仮面ライダーみたいだね」と言った。
 「そうかい?」とまんざらでもないパパ。
 うれしくなって家に戻り、
 てるぼんに「パパは仮面ライダーなんだよ」というと
 てるぼんが一言「だっせー!」。
 なにも言えなくなるパパであった。
 とどめはそのあと、ゆめちんがパパの頭を見て
 「パパの頭、モジャモジャで無くなった」と笑いやがる。
 そう、パパは床屋さんへいっていたのだよ。
 なぜに、モジャモジャの時は何も言わず、キチンとした時に言うのであろうか?


10月1日(月)
ここから、しばらくパパ不在でママが執筆
・てるの発言三連発
 このところ行動や話がおもしろくなってきたてるぼん。
 @朝食時に食卓につくのが遅れたママに・・・
  「ママーごはんたべないと小さくなっちゃうよぅ」
 A夕方の空を見て
  「ママーお空がコンニャクの色だー」
 B時々行く焼肉屋を見て
  「あーやぎにぐやさんだー」
  3歳にして東北なまりなのだった・・・親の責任か・・・


10月2日(火)
・パパの不在

 月一ペースでお江戸に出張するパパ。
 子供達もいろいろな思いらしい。
 みーちゃん曰く「パパ、お仕事忙しいんだね、大変だね」
 ゆめちん曰く「パパがいなくてさみしいなぁと思います。みんな思います。きっと
         パパが帰ってくると盛り上がると思います」(作文にて)
 てるぼん曰く「パパ東京でビール飲んでんの??」
 あっはっは・・・・


10月3日(水)
・ホームシック???

 月一ペースでのお江戸の出張。そして今回は資格取得のための
 大切な研修。
 プレッシャーもあり、パパもちとツライ様子。
 「35歳の頭脳ではだめだー。いっぱいいっぱいだー」
 と弱気の発言。
 こんな時「がんばってねー風邪ひかないように」とありきたりな事しか
 言えない。
 いくら夫婦でも第三者であるから、試験は代行できない。
 (代行したら、もっとヒドイ事になるだろうけどさ)
 何もできないので、安心して思い切り勉強に取組んでいただくより
 ほかは無いのであーる。


10月4日(木)
・ママの気持ち

 この頃、日が暮れるのも早いし寒くなってきたし、子供達もパパの不在時は
 さびしい様子だ。
 こっちは、パパの分もこなしてるから余裕というものが無いので、
 ひたすら一生懸命すごしてきたが、やっぱつまらないなーと思うようになった。
 パパがしているゲームを一緒にする訳でもなし、2時間ドラマを一緒に見る訳でもなし。
 なんかあると、化粧も落さないで子供とぐーぐー眠ってしまうんだけど
 ちょっとビール飲んでちょっと話す事が、けっこう楽しく大切だなと感じる。
 ママってかわいいなー(だれも言ってくれないんだもん)
 (あの子かわいいね。あのおばあちゃんかわいいよね。とはあるが
 あのおばさんかわいいね。という言葉は無いのだよ・・・パパ談)


10月5日(金)
・パパ帰る

 明日てるぼんの運動会ということで、パパ帰宅。
 本当ならこの三連休で、ぎっちり勉強したいようだったが
 保育園とも今年で最後のお付き合いなのでね。
 金曜といえば、単身赴任のとーちゃん達が帰宅する訳だ。
 電車は大混みで弁当すら売っていないと、帰る途中でメールをくれた。
 「おにぎりをメールで送ってあげたいけどね」と返信した。
 単身赴任ってたいへんだーねー。
 (このメールには怒りが込み上げました パパ談)


10月6日(土)
・てるぼん男だぜ!!!

 お天気に恵まれ、楽しい運動会であった。
 が、てるぼんには大きな心配事があったのだ。
 毎年恒例の運動会のイベント・・・。
 幼児体操指導のS先生(男性)が、オオカミの扮装で子供達と
 お遊戯をするというものだ。
 一番小さい1歳児クラスは当然大泣き、2歳児クラスになると半分は
 笑顔かな・・。3歳児クラスではオオカミに触ったりできるようになるのだが
 (ママに似て)臆病なてるぼんは、かぶりものが大嫌い。
 お姉ちゃん達がお祭りで売っているお面をかぶっただけで大泣きするんだもん。
 いくら「あれはS先生だよ」と言ってもだめ。
 お着替えする様子を側で見ていると、だんだん顔が恐怖に満ちてくる・・と先生が
 お便り帳で知らせてくれた。
 どーなることか楽しみにしていたら、肩はふるえていたものの泣くのは我慢した!!!
 えらいぞ!!!
 終了したら、晴々した面持ちのてるぼんであった。


10月7日(日)
・ツライ別れ

 大事なお勉強のため(決して大井競馬場へ行くためでは無い)パパは
 再びお江戸に旅立つ。
 朝出発の準備をするパパの側で、
 ゆめちん「ねーどうして東京いっちゃうのー」
 パパ「うーんお仕事なんだよ」
 ゆめちん「ゆめの達がキライなのー・・・」
 パパ「ちがうよ・・・」
 辛い別れであった・・・。


10月8日(月)
・仲良し

 ありがたい政策のおかげで、体育の日がらみの三連休でお休み。
 子供達にとって今日はラッキーデー。
 それぞれ保育園からの旧友等と遊ぶことになっている。
 みーちゃんもゆめちんもてるぼん(ママとセット)も、それぞれの友人宅へ・・・。
 学校は違うのだが、タイムラグを感じないでいつも同じ雰囲気で遊んでいる子供達。
 いつまで続くかわからないけど、いつまでも仲良しでいてほしいな・・・と
 切に願うママであーる。


10月9日(火)
・めでたしめでたし

 今日はパパの帰宅日。うれしいんだけど、ちと心配。
 ひとごとだけど、ちと心配。
 もし落ちたらなんと言ったらいいのか・・・。
 「つまづいたっていいじゃないか、人間だもの みつを」
 これではシャレにならないか。
 でも、運が味方してくれるかなぁ。
 少し心配していたら夕方電話が・・・・。
 予想以上の得点で合格したってさー!!
 10日間耐えた甲斐があってよかったのぅ。
 なによりうれしいおみやげを持ってホクホク顔で凱旋したパパであった。


10月10日(水)
・あて

 ひとまず、東京出張もここで一区切り。
 と、思いきや、とある団体での育児休暇取得者として
 パネラーとして参加するのが金曜日に控えているのであった。
 久々ということもあって、
 子供達が機関銃のように話し掛けてくる。
 それにもまして、まってましたと、ママも話が止まらない。
 こっちは、連日の疲労が溜まっているというのに・・・
 でも、この攻撃が結構うれしかったりするもんです。
 だって、ちゃんとあてにされているということなんですから。


10月11日(木)
・お金持ち?

 家に帰るなりみーちゃんが
 「○○ちゃんちは、お金もちなんだよ」という。
 パパ「どうして?」
 みーちゃん「だって、幼稚園に3年間で100万円もかかったんだって、
 だからお金もちなんだよ」といきが荒い。
 そこでパパ「みーちゃんだって同じ位かかっているんだよ」
 みーちゃん「うそだ〜」
 パパ「本当だって」
 みーちゃん「ん〜?だからうちは貧乏なんだね」
 パパ「・・・」
 同じ100万円なのに、なんであっちは金持ちでこっちは貧乏というのだろう。
 ちなみに、みーちゃんは保育園2年間と幼稚園2年間で、大体180万位かかっています。
 (保育園、幼稚園にかかる経費のみの総額)
 やっぱ子供を育てるのにはお金がかかりますね。
 でもこの金額は、私たちと同じような状態で預けている方々と比べれば
 随分安い金額なんですよ。
 これを、私の住む町の公立保育園にもし預けていたとしたら
 270万位になってしまうんですもの・・・


10月12日(金)
・四

 今日は東京で、育児休暇取得者6人のうちの一人として
 パネラーとして参加。
 私以外の5人の方は、やはり乳児をみていた方で、
 うち2人は双子、1人は三つ子であった。
 ただし、期間は3〜4ヶ月程度であった。(ちょちょっと自慢気?)
 なにはともあれ、人前で話すというのは、緊張する。
 (もうこれで最初で最後にしよう)
 今回の6人のうち5人は、一般の方々であり、
 話をしていても違和感はなかった。
 (この辺の意味合いは、ずっと日記を読んでいる方は分かると思いますが)
 「こういう人たちもいっぱいいるんだな」と素直にうれしくなりました。
 (ちゃっかり謝礼もいただいて、こっちもうれしかったです)
 私としては、「家族愛」的なものを話そうと思っていたのですが、
 どこまで話せたかと、帰りの新幹線で反省しきり・・・
 家について、子供達とテレビを見ていると
 東西対抗の番組をやっていた。
 で、ちょっとトイレに行っているうちに、結果が終わっていた。
 パパ「東と西でどっちが勝ったの?」
 みーちゃん「忘れた」
 そう言われるととっても結果が知りたくなり「ゆめちん、どっちが勝ったの?」
 ゆめちん「四の方」
 パパ「四てどっち?」
 ゆめちん「四に一みたいのがついているほう」
 パパ「・・・(ピンポーン)あ!西の方だね」
 ゆめちん「西っていうのかな・・・四の上に一をくっつけた字の方」
 パパ「そう、それは西っていうんだよ」
 クイズのような会話でした。


10月13日(土)
・仲間

 今日は学校もスイミングスクールもお休み。
 ということで、みーちゃんとゆめちんのスイミングでのお友達が
 家に遊びにきた。
 もちろん、その子のお母さんもきた。
 滅多に一緒に遊べない子なので、子供達も楽しそうであった。
 ママ達も結構盛り上がっていた。
 そんな時パパは・・・
 子供達とブロックで遊ぶのであった。
 その日の午前中、金魚達の水槽を掃除すべく、道具を買いに。
 水槽も大きくなると、結構、道具が必要となるようだ。
 そして、また、金魚すくいの金魚のために、投資をするのであった。
 小一時間かけて掃除をしたが、さほど綺麗にならない。
 何か掃除の方法が間違っていたのであろうか。
 今度、ペットショップで聞いてみることにしよう。
 たかが金魚だが、一緒に育児休職一年間を過ごした仲間なのだから。


10月14日(日)
・たまに難しく

 天気もいいので、おにぎりを持って、
 家族と義父で公園へ。
 久々に日の下で思いっきり遊んできました。
 おかげで家族全員へろへろ状態。
 それでも、ママのケツを叩き、日記の更新をせまるパパ。
 遅れ馳せながら、今日、2週間分の更新です。
 だんだんつまらなくなってきてるな〜とお思いの方も多数いらっしゃると思います。
 何しろ書いている本人がつまらなくなってきているな〜と思っているのですから。
 でも、それは、逆にいえば、我が家が落ち着いてきているということなんですけどね。
 話はかわって、
 今日の新聞にも虐待死の記事が載っていました。
 いつものことながら、胸が痛くなります。
 アフガニスタンの状況を映し出す映像の中で、子供を抱っこする映像を見たあとで、
 こういったことを目にすると、「裕福な国なのに・・・なぜ」と思いつつ
 「うちだって、ひとつ間違えば同じような事になったかもしれないな」と
 思ってしまいます。
 お金だけでは心は豊かにはなれないということなのでしょうか。
 「思いやりと助け合い、相手の立場になって一度考えてみる」
 甘いようですが、これが大事なことなんでしょうか。
 「テロと虐待」似ているところがあると思います。
 絶対やってはいけないことなんだけど、どうしてもやってしまう。
 そうなってしまう本当の原因を解決しないとどちらもなくならない。
 けっして力や法律では解決できない問題だと私は思います。


10月15日(月)
・ちーちゃん

 みーちゃんの小学校3年生の教科書で、
 今「ちーちゃんのかげおくり」というお話が載っています。
 みーちゃんが「涙が出るから読んでごらん」というので、
 パパが読んでみる。
 さすがに涙は出なかったが、悲しい話であった。
 内容は、空襲で家族みんなが死んでしまい、
 最後に残ったちーちゃんも死んでしまうお話。
 今の時期にとってもタイムリーなお話と思い、
 「アフガニスタンでは今もちーちゃんみたいな子が大勢いるんだよ」
 と教えてあげるパパなのであった。


10月16日(火)
・お手伝い

 ゆめちんが、小学校でお手伝いを習ってきた。
 小学校で人参の皮剥きや食器洗い、掃除、布団敷きなどを
 ボランティアのお母さんたちに教わるというもの。
 帰ってくるなり、
 「食器洗いさせてね」とゆめちん。
 そういえば、みーちゃんにも同じような時期があった事を思い出す。
 みーちゃんの時は2週間程度で、お手伝いタヌキは終わってしまった。
 さて、ゆめちんはどの位続くのであろうか?
 でも、このお手伝い、長続きさせるためには、本人よりも親の方が大切。
 いつまで、我慢して子供にやらせることが出来るかが、キーポイントだ。


10月17日(水)
・回復

 今日、長いこと調子の悪かった我が家の電話回線がようやく修理された。
 インターネットもバンバン。
 うれしくなって、リンクを大幅に増加しました。
 メールもこれからは自宅で受信して返事が出せるようになりました。
 と、ここまで書いて、私はどこの会社に勤めているのだろうと、
 ふと疑問に思うのであった。
 今日はてるぼんのおばかな話を書いてみます。
 最近、やっと口が達者になってきたてるぼんですが、
 時々意味不明の言葉を言って周囲を笑わせます。
 「心霊写真」を「しんべー写真」忍たまらん太郎じゃないって。
 「七草」を「はなくそ」などなど、歌だってほとんどメチャクチャなんですが、
 本人は平然と歌っているのです。


10月18日(木)
・弁当担当

 今日は小学校の遠足。
 ということで、ママが今回はお弁当を担当したのであった。
 (ここ3回くらいはママが作っている)
 子供達の作ったてるてるぼうずが効いたのか、何とか天気はもった。
 ただ、夜になって
 みーちゃん「やっぱりお弁当はパパが作って」
 パパ「どうして?」
 みーちゃん「おかずが少ないんだよ」
 パパ「ママにはだまっておきなさい。次はパパが作るから」
 ゆめちん「ゆめちんもね」
 パパ「分かった」
 どうやら、これからもお弁当担当からは抜けられないようだ。
 あ。でもこの日記はママも見るんだった。


10月19日(金)
・丸出し

 てるぼんが、最近トイレに行く時、
 茶の間でズボンを降ろしてから、
 トイレに行くようになってしまった。
 おしりを出したまま、ずぼんを引きずってトイレにいくので、
 ちゃんとトイレに行ってからズボンを脱ぐように再三注意したのだが
 なぜか治らない。
 先日ついに、お客さんがきている前でやらかした。
 お客さんの目の前をおしりとちんちんを丸出しで通っていった。
 これはかなりまずい状況。
 早急な改善を必要としている。


10月20日(土)
・サンタとパソコン

 午後からみーちゃん、ゆめちん、パパチームはスイミングスクール。
 てるぼん、ママチームは、幼稚園へ入園準備品の予約へ。
 スイミングスクールの帰りのこと。
 みーちゃん「パソコンが欲しいな」
 パパ「そんな高いものは買えないよ」
 みーちゃん「え、だってサンタさんに頼むんだよ」
 (みーちゃんはまだサンタを信じている)
 パパ「サンタさんはパソコンは作れないよ」
 みーちゃん「サンタさんは何でも作れるんだよ」
 (まずい・・・)
 パパ「サンタさんは、かなり年をとったおじいさんだから、パソコンは無理なんだよ」
 みーちゃん「だって作るのは、森の妖精と一緒に作るから大丈夫だよ」
 (こいつ、以前パパが言ったことを覚えてやがる)
 パパ「世界中の子にプレゼントを準備しなくちゃいけないから、パソコンは無理だよ」
 みーちゃん「いい子にしてれば、絶対大丈夫なの。」
 パパ「みーちゃんは、あんまりいい子じゃないから、今年はこないかもな」
 みーちゃん「(怒って)絶対くるの」
 クリスマスまでまだ2ヶ月ある。
 それまで、興味が変わって欲しいとせつに願うパパである。


10月21日(日)
・無節操

 金曜日の朝日新聞に私の名前が掲載された。
 先日、参加したパネラーとして参加した集会が、記事になっていたのだ。
 新聞というのは、すごいものだとあらためて感心。
 今まで週刊誌やラジオでも実名で出たことがあったが、
 ほとんど反応は無かったのに、
 新聞に載ったとたん、メールもくるし、顔をあわせれば「見たよ新聞」と
 話しかけられてしまう。
 でも、当の本人は、今日になってその記事を見ているのだから、
 話かけられてもどういう風に載っていたのかすら分からず、
 対応に苦慮するのでありました。
 いやだいやだといいながら、
 頼まれると断りきれない性格が災いして、
 チラチラと出没し、気がつくとテレビ以外は大体、出ていたのでありました。
 無節操なパパなのでした。
 ただ、ここで一言だけ新聞記事の補足です。
 記事では育児休職中、育休ローンを借りてすごしたように書いてありましたが、
 日記をはじめからお読みの方はもう分かっていると思うのですが
 実際は生活費ではなく、車に消えていっているのです。
 (目的違反と思われそうですね)


10月22日(月)
・選択ミス

 てるぼんの風邪がひどくなってきた。
 そこで、夕方、病院へ連れていくことになったのだが・・・
 ママ「病院に行くのと、子供達のお手伝いの面倒を見るのどっちがいい?」
 パパ「どっちでもいいよ」
 ママ「じゃぁてるぼん連れて病院に行ってきて」
 パパ「あいよ」
 (病院は連れていって、待っているだけだからこっちが楽。ラッキーと内心思う)
 しかし、病院につくと、中は大混雑。
 座るところも無い状態。それでも何とかてるぼんと遊びながら、順番を待つ。
 中々順番がこない。てるぼんもだんだん飽きてくる。
 そこで、周りの目も気にせず、ばかな遊びで、何とかてるぼんの興味をひくことに。
 暴れられるよりはましである。
 やっと呼ばれたのは1時間以上経過してから。
 家につくともう8時を過ぎていたのであった。
 パパ「すごく混んでたよ」
 ママ「そんなに混んでいたことなかったよ」
 パパ「選択ミスだった」
 ママ「そんな事ないでしょ。家の中もほ〜ら片付いているし」(笑顔が憎たらしい)
 たまたまなのか、だまされたのかわからず、
 ただなんとなくおもしろくないパパです。


10月23日(火)
・チュウ

 以前に何回も書いたが、てるぼんは保育園の女の子にかなりもてる。
 JちゃんやKちゃんと何回もキスをしているというではないか。
 パパ「てるぼんは、Jちゃんとチュウするんだって?」
 てるぼん「だって、Jちゃんがてるぼんの事を好きっていって、ちゅうもしてくるんだよ」
 パパ「だったら、Jちゃんと結婚したら」
 てるぼん「いやだ!ママと結婚するんだよ!」
 パパ「ママはパパと結婚してるから、ダメなんだよ」
 てるぼん「いいの、ママと結婚するの」
 パパ「Jちゃんと結婚すればいいでしょ」
 てるぼん「保育園で結婚すると先生に怒られるんだから」
 パパ「怒られないよ」
 てるぼん「怒られるの」
 と、最後は意味不明になったものの、
 てるぼんは3歳児の女の子の母性本能をくすぐっているようだ。


10月24日(水)
・スーツ

 「さぁ今日は東京日帰り出張だ」と、気合をいれ
 寒いから冬用のスーツを着ようと洋服ダンスを見たら・・・
 無い!!一着も冬用のスーツが無い。
 先に家を出たママに電話・・・
 パパ「冬用のスーツはどこにあるの?」
 ママ「捨てたよ」
 パパ「・・・全部捨てたの?」
 ママ「擦り切れてたから捨てるっていったでしょ」
 パパ「全部捨てるとは聞いてないよ」
 ママ「捨てるから新しいの早く買いなさいっていったでしょ!」
 パパ「全部捨てるってはいってないでしょ」
 ママ「今、着てるのがあるでしょ」
 パパ「今着てるのは夏用だよ」
 ママ「(電話の向こうでゲラゲラ笑っている)」
 パパ「笑い事じゃないでしょ!!」
 ママ「(ゲラゲラ笑いながら)今さらどうにもならないよ」
 パパ「・・・・」
 ママ「(まだ笑いながら)ごめんね」
 どうしようもないと思いつつ、5分も携帯で押し問答した挙げ句、だまって電話を切る。
 しかたなく、夏物のスーツで出張へ向かうのであった。


10月25日(木)
・20位以内

 間もなく、小学校の持久走大会がある。
 毎日、上の子2人は練習でヘトヘトになって帰ってくる。
 先日、励ます意味で、
 「学年で20位以内になったら、好きなものをごちそうしてあげよう」と
 子供達と約束した。
 20位以内に入ると、賞状がもらえるからなのだが、
 この時点では、練習でみーちゃんは30位前後、ゆめちんは20位前後。
 おそらく本番では、20位以内は2人とも無理だろうと内心思っていた。
 すると、今日、聞いてみると、
 みーちゃんは相変わらずであったが、ゆめちんが日に日に順位を上げ
 4位まで上がっているというではないか。
 うれしいことではあるが、内心何が食べたいのか不安にかられるパパ。
 そういえば、以前ゆめちんはさかんに、ちょっと値段の高い回転すし屋に行きたいと
 騒いでいたことがあった。
 そこで、そっと、どこで食べたいのか聞いてみた・・・
 ゆめちん「まだ決まっていない」
 果たして、これからどうなってしまうのであろうか。


10月26日(金)
・ママはなくとも

 ママは今日お泊り。
 久々にママ抜きの夜になった。
 子供達も最近いろいろ手伝ってくれるようになり、
 かなり手がかからなくなってきたので、
 パパ一人でもなんてことはない。
 ママ抜きで、のんびりと布団に入りながら
 子供達とゆっくり話をするのであった。


10月27日(土)
・本拠地

 ママお昼ごろ帰宅。
 夕方、義父母達がアパートにきた。
 そこで、めずらしく、一緒に夕食をともにする。
 (たいがい一緒に食べる時は義父母の家なのである)
 てるぼんにとっては、はじめての事でかなり興奮したようで、
 自分の財産であるおもちゃを次々と披露。
 せまいアパートではあるが、
 自分のホームグラウンドに来たということがかなりうれしかったようだ。
 上の子二人も、いつもよりもはしゃいでいた。
 せまくても、やっぱり自分の家が一番ということをあらためて知る。
 と同時に、やっぱもう少し広い家があれば、
 いつでも気軽に遊びにきてもらえるのになぁと思うのでした。


10月28日(日)
・早い

 午前中は幼稚園のバザーへ。
 午後は、みーちゃんの親友Aちゃんを自宅に招き、
 さらに、あとからゆめちんの男友達のSくんとその妹で
 てるぼんと仲良しKちゃんが遊びにきた。
 6人でせまい我が家で大盛り上がりの子供達。
 そして、そんな中で、Sくんのお父さんとパパは、
 ビールを大量に飲んでいたのであったとさ。
 今日の日記にみーちゃんが書いていた
 「楽しい時間は早く過ぎすぎる」と。
 飲んでいても時間は早く過ぎて、寝るのも早いパパであった。


10月29日(月)
・天才は忘れた頃にやってくる
 パパがゆめちんのランドセルのカバーを直していると
 それを見ていたゆめちんが「パパって天才なんだよね」という。
 パパ「天才じゃないよ。どうして?」
 ゆめちん「パパは何でも直すからだよ」
 パパ「パパだって直せないものもあるよ」
 ゆめちん「いいの、パパは天才なの」
 なぜかここでてるぼんも「いいの、パパは天才なの」という。
 そこで思い出した。
 私が小学校5年生の時のこと。
 隣のクラスの先生が私に血液型を聞いたことがある。
 私「AB型です」
 先生「AB型なの。天才か紙一重っていう型だね。しゅうちゃんは紙一重なんだわ」
 と言われたことがあった。子供ながらに結構、ショックで、今でもハッキリと覚えています。
 こんなことを生徒に言う先生がいますか。
 (紙一重とは、天才と馬鹿が紙一重であり、つまり私は馬鹿にされたのだ)
 でも、今回は天才と言われて、ちょっぴりうれしかったのでした。
 と、ここまで書いたら、久々にゆめちんが夜泣きをしている。
 マラソン練習が続いているので、疲れているのだろう。


10月30日(火)
・配膳

 小学校の給食が話題になった。
 みーちゃんもゆめちんも学校の給食では量が足りないという。
 そこで、みーちゃんは、甘栗5袋とチーズ5個を、他の子にもらって
 飢え?をしのいだそうだ。
 問題はゆめちん。
 1年生の場合、適量を分けるというのが難しいようで、
 今日の給食はラーメンだった模様。
 ゆめちんは、はじめの方にもらったので、量も少ししかなく、
 それも「つゆ」が極端に少なかったので、
 ゆめちんいわく「上の方は濡れてるんだけど、下の方がかわいちゃうんだよ」
 そこで、パパ「じゃぁ、最後の方にもらったら」
 ゆめちん「最後だと、時々一杯分けてもらえるんだけど、時々、もらえなくなるんだよ」
 パパ「その時どうするの」
 ゆめちん「なくなっちゃったら、みんなにすこしづつ分けてもらうんだよ。
       だから、真ん中ぐらいにもらった方がいいのかなぁ」
 子供にとっては、深刻な問題なのであろうか・・・


10月31日(水)
・パーマ屋

 会社でママから「パーマ屋に行くから金をくれ」と請求されたので、
 ハイ!と5,000円を渡すと
 ママ「これっぽっちじゃ、パーマかけられないでしょ」とおどされる。
 パパ「大丈夫だって、安いところにいきゃなんとかなるって」と話しながらその場を逃げるパパ。
 家で子供達との夕食も終わり、後片付けの頃、ママが帰ってきた。
 パーマをかけていない。
 そして、その顔は「ムッ」としている。
 パパ「どうしたんだい。そんな顔して」
 ママ「あの金額ではパーマはかけられないの」
 パパ「前に行ってた安いところあったじゃん」
 ママ「そこはつぶれてなかったんだからね」と怒っている。
 どうやら、パーマ屋がつぶれたことまでパパのせいになっているようだ。
 パパ「俺なんかヘアマニキュアしたりしても3,000円だったよ」
 ママ「あんたは特別なの。私もその床屋さんに切ってほしいのに・・・」
 そう、私は仲良しの床屋さんがいるので安いのだが、その床屋さんは
 若い女性(ママはけっして若いとは??)を切るのは恥ずかしいといって、
 ママの髪は切ってくれないのであった。
 お金が無いのが悪いのか、床屋が悪いのか・・・困ったもんだ。


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