1月〜2月編

  

1月1日(火)
・初悩み
 今度は義父母宅へ。
 盆と正月は、忙しく過ぎ去るのでした。
 さて、もうすぐゆめちんの誕生日。
 そこで、みーちゃんがサンタさんにもらった「あむあむたまご」という機械で
 ゆめちんにマフラーを編んでやることに。
 それが、中々上手く編めない。
 どうしても目がとんでしまい、やり直しの連続。
 その度に、パパがほぐして最初からやりはじめるみーちゃん。
 4度めにして、ようやく長くなってきたが、そこでまたしても目を飛ばしてしまった。
 みーちゃん「パパ、どうにかして助けて」
 パパ「そう言われても、パパには無理だよ」
 みーちゃん「ママなら大丈夫かなぁ」
 パパ「(ちょっと考えてから)大丈夫なんじゃない」
 みーちゃん「ママ、なんとかして」
 ママ「なんとかしたいけどねぇ〜」
 正月早々悩むママなのであった。
 そう、ママは昔、パパの前で「子供の靴下くらい編めるわよ!」とおおみえを切ったものの
 結局、そ〜と網かけの靴下を、押し入れの奥深くにしまった実績があるのであった。
 果たして、みーちゃんのマフラーは完成するのであろうか?? 


1月2日(水)
・同級会

 同級会出席のため、パパは朝早く実家へ戻る。
 同級会は実に20年ぶり。
 みんなふけてしまい、はじめから顔と名前が一致するのは数名であったが、
 やがて、たいそう盛り上がり、12時間も酒宴は続いた。
 私の肝臓はどうなってしまうのだろう。


1月3日(木)
・しられる

 大雪の中、ようやく帰宅。
 家に戻ると、なぜかてるぼんがハイになっている。
 いつになくはしゃいでいるのだ。
 一緒にお風呂に入り、
 パパ「どうしててるぼんは今日そんなにはしゃいでるの?」
 てるぼん「パパがいないとおもしろくないの」
 パパ「さみしかったのかい?」
 てるぼん「うん。」
 パパ「だって、いっぱいいたでしょ」
 てるぼん「パパがいないとダメなの」
 育児休職の1年間は無駄ではなかったと、再認識するパパ。
 てるぼん「お風呂あがったらビーブレード(ベイブレードと言えない)やろうよ」
 パパ「いいよ」
 てるぼん「でもパパ、ビーブレードしられる?」
 最近、てるぼんは「○○しられる?」と聞くことが多い。
 「○○が出来る?」という方言なのだが、
 3歳児の訛りは、おもしろいもんである。


1月4日(金)
・本当は怒ってた

 ママは今日から出勤。
 パパは休んで子供達の面倒を見ることに。
 溜まった洗濯をしながら、みーちゃんの書き初めを見てやる。
  最初の1時間は、わりとやさしく教えていたのだが、
 だんだんと声が大きくなっていくパパ。
 てるぼん「パパ怒ってるの?」
 ゆめちん「みーちゃんおこられちゃったね〜」
 と笑っている横で、
 みーちゃん「怒られているんじゃないよ。教えてもらってるんだよ」と一言。
 さっきまで、半ば怒って教えていた自分を反省するパパでした。  


1月5日(土)
・研究課題

 今日はゆめちんの誕生日。
 結局、みーちゃんのマフラーは間に合わなかった。
 ゆめちんのたっての希望で、家族でカラオケボックスへ行くのであった。
 家に戻るとなぜか子供達がオナラの話で盛り上がる。
 みーちゃん「パパのオナラは、音が大きいし、何回もするんだよ」
 ゆめちん「うん、そしてくさいんだよ」
 みーちゃん「でも、ママのは起きている時は音がしないけど、
         寝ている時は音がするんだよ」
 ゆめちん「ママのは音がしないけどくさいんだよ」
 みーちゃん「でも、一番くさいのはおじいちゃんのだよ」
 ゆめちん「うん、おじいちゃんのが一番くさい」
 パパ「じゃぁ、今度の夏休みの研究でやってみたら」と冗談でいうと
 みーちゃん「そうだね、どんな音でどんなにおいかとか・・・」
 こいつなら本当に研究しかねないとパパは思うのであった。


1月6日(日)
・初詣

 初詣へ。
 車の中でのこと。
 パパ「お祓いもしてもらうから、静かにしてないとダメだよ」
 みーちゃん「何を祓うの」
 パパ「ママが後厄だから、厄を祓ってもらうんだよ」
 みーちゃん「厄って?」
 パパ「疫病神を祓ってもらうんだよ」
 みーちゃん「じゃぁママの貧乏神も祓ってもらわないとね」
 ゆめちん「運無し神も祓わないとダメだよ」
 ママ「何てこというの」
 みーちゃん「でも、どうしてパパは貧乏神のママと結婚したの?」
 パパ「(ただ笑うのみ)」
 ママ「もういい!(怒るママ)」
 でも、そのお祓い後、おみくじを引き、
 人生30数年目にして、はじめて初詣で大吉を引き、
 喜ぶママなのであったとさ。


1月7日(月)
・不思議

 今日からパパも仕事はじめです。
 帰りに子供達を学童保育に迎えにいくと
 5名くらいしかまっていない。
 それを見たママ(ごめんね)と心に思いながら、子供達を連れ帰るのだった。
 帰ってきたみーちゃんに、今日の出席人数を聞くと15名程度だったという。
 ここの学童保育に預けられている子供は、定員を上回る70名。
 でも、今日は15名。
 他の55名の子供達はいったいどうしているのだろうと、ふと考えてしまった。
 学童保育も保育所同様で、共稼ぎまたは日中誰も面倒を見てくれる人がいない
 家庭の子供しか入れない。
 (つまり、これから仕事を探すので、働く前から預かってほしいというのは無理なのです。
  本当はこのあたりの方のところも預かってもらえるといいと思うのですが・・・)
 冬休み中は実家に預けている方もいるだろうが、それにしても預けない人が多いのは
 なぜだろう。
 夏休みでも30〜40人位はいたのだが・・・ちょっと不思議である。
 あまりこれ以上つっこんで書くと、まずいのでこの位にしておきます。
 ただ、不景気の影響も若干あることは付け加えておきます。  


1月8日(火)
・お疲れモード

 今日から新学期スタート。
 またあわただしい日々のスタートであります。
 正月気分の抜けきれない我が家では、
 夕方には、家族全員がへろへろ状態・・・
 今日の日記はご勘弁を・・・


1月9日(水)
・カードマスター

 朝から大雪。
 このところ5日おきくらいに雪がどっと降る。
 子供達は通学に歩いていくのはたいへんだなぁと思いつつ
 親は暖かい車で会社へ向かうのであった。
 夜、自分の引き出しの中を整理してみると、
 あるはあるはカードの山。
 会員券やスタンプカードなどが山のように出てくる。
 それも同じ店のものが、4枚もあったりして。
 まるで、子供達が集めてる遊戯王カードのよう。
 ただ、そこで整理したとしてもまだかなりある。
 財布に入れると膨れるし、それに全部は到底入りきらない。
 他の方々はどのようにこれらのカードを整理されているのでしょうか。
 教えていただきたいもんである。
 しかし、通常、これらのカードのたぐいは、大体は奥様が持っているものでしょう。
 もしかすると、男性でこれだけのカードを持っている人は、
 あまりいないのではないでしょうか?
 そう考えたら、なんかうれしくおもえてくる単純なパパです。


1月10日(木)
・またまた第2子

 昨夜、ゆめちんが足首をひねってしまった。
 とはいえ休ませるわけにも行かず、学校へ送っていった。
 ゆめちんとしては、過去のみーちゃんが足を痛めた時のことと比べ
 かなり不満そう。
 (みーちゃんの時はしばらく学校を休んだ)
 パパとしては休ませてあげたかったのだが、
 ママからすると、みーちゃんの一件で経験済みのため、
 「さぼり」は認めないのだという。
 確かにさほど痛んではいないようだし、状況からみて、みーちゃんの時と同じ。
 学校に行っても問題はないのだが、ゆめちん本人からすればお姉ちゃんと同じように
 対処してほしかったにちがいない。
 このあたりを夫婦で会社に行く途中話し合った結果、
 ママが少し会社を早引きして、ゆめちんを迎えに行き、
 ママに甘えさせることにした。
 夕方、家に戻ったゆめちんを見るとちょっと元気な顔になった。
 ここでも、2番めの子への対応の難しさが表れている。
 やっぱ仕事と子育ての両立はかなり厳しいことである。


1月11日(金)
・飲

 今日はパパが新年会。
 来週はママに新年会の予定があるので、
 ゆっくり?飲んでいるのであった。


1月12日(土)
・1対1

 昨夜の夕食時、子供達から
 「パパがいないと静かだね」「パパがいないと寂しいね」などと
 ママが言われたもよう。
 そしてママが「私がいない時は子供達は同じことを言うの?」と聞かれ
 パパ「そんなことないよ」というとちょっと寂しそうにするママであった。
 最近、ママとしては不満が結構あるらしい。
 (子供達のくちごたえがは結構効いているようだ)
 今日ついに子供達に向かって「パパが恐いから言わないんでしょ・・・」と言っていた。
 ママは少し子供たちへの対応に苦慮している感じがする。
 考えるに、ママの方が1対1で子供と接する時間が中々出来ないのも原因かもしれない。
 (パパは割と1対1の場面がある。買い物やお風呂などで・・・)
 ちょっと夫婦で工夫してみよう


1月13日(日)
・親父化

 ようやく、ゆめちんのマフラー完成。
 (ママご苦労様でした)
 今日は1日のんびりしてようということになり
 「家庭温泉」の実施となる。
 (といってもただ、自宅の風呂に温泉のもとを入れ、日中から入るだけ)
 でも、なぜか、こんなことがくだらないことが楽しい子供たち。
 我が家の子供たちは結構、子供らしくないことが好き。
 食べ物でも、みーちゃんは「アイスよりたこ焼きが好き」だし、
 ゆめちんはパン屋に行っても「めんたいこパン食べる」だし、
 てるぼんはオイスターソースが入っている食べ物が大好き。
 どうやらパパの影響が強すぎて、「親父化」してきているようだ。
 てるぼんの訛りもパパの影響である。
 家族で居酒屋にいくと、
 刺し身をつまみにジンジャーエールをのむ子供たちなんです。


1月14日(月)
・なわとび

 てるぼんの誕生日のプレゼントを買ってくる。
 (パパの予定どおり、プラレールのレールを購入)
 昨夜、ママが子供たちと変な約束をしてしまったようだ。
 それは、今日、なわとびの練習を一緒にしようというもの。
 朝食時、みーちゃんやゆめちんからつめよられるママ。
 再三の抵抗もむなしく、一緒になわとびをするはめに。
 外の出てから30分後。様子を見にいくと・・・
 みーちゃん「ママは50回しか飛べないんだよ」
 ママ「体の重さを感じてしまった」
    「子供たちの大変さが分かった」などとかなりやつれていたのであった。
 このことは一昨年からパパは体験していたことである。
 みーちゃんが1年生の時、パパもいいところを見せようと無理して飛んだ。
 その晩から足に力は入らないし、つりそうにもなったことがあった。
 急になわとびをするのは危険なのだ。
 これから1年生に上がるお子さんをおもちのかたは、
 かげでこっそり練習してから、子供と一緒にやりましょうね。


1月15日(火)
・今日の我が家

 ショートネタを何個か・・・
 夕方、みーちゃんを迎えに行った時の事。
 みーちゃん「郵便局の似顔絵コンクールの申込みが明日までなんだよ」
 パパ「じゃ、帰ったら書いたら」
 みーちゃん「うん。パパあとで「みやせいはがき」ちょうだいね」
 パパ「何だ「みやせいはがき」って??」
 みーちゃん「それに似顔絵書くんだよ」
 パパ「それは「官製はがき」っていうんだよ。
 夕食時のこと。
 今日の夕食はハンバーグ。
 いつものように食べはじめると、ゆめちんが右に行ったり、左に行ったりしている。
 パパ「落ち着いて食べなさい!」
 ゆめちん「だって切りずらいんだもん」
 パパ「体じゃなくて、お皿を動かして切りなさい」
 我が家のファンヒーターは今年から新しくなった。
 灯油が無くなると音で知らせてくれる。
 運転時間延長も音で知らせてくれる。
 この音が鳴ると、真っ先にてるぼんが飛んできて、延長ボタンを押すことになっている。
 家のどこにいても、この音が鳴とてるぼんが飛んできて、ボタンを押す。
 この音は「ラブミーテンダー」という曲。
 てるぼんは「ラブミーテンダー少年」と呼ばれている。


1月16日(水)
・顔の傷は勲章さ

 パパは急な腹痛で会社を休む。
 年末からの飲酒が原因であろう。
 てるぼんが保育園から帰ってくると、顔に大きな傷を作ってきた。
 パパ「どうしたの?」
 てるぼん「保育園でやったの」
 パパ「誰にやられたの?」
 てるぼん「S君に」
 パパ「S君にはケガさせなかった?」
 てるぼん「てるだけケガしたの」
 パパ「いたくなかったの?」
 てるぼん「うん」
 あとでママに聞いたが、昼寝の時、友達とふざけてケガをした模様。
 てるぼんとしては、自分が悪いと思い、「痛くない」といったのだろう。
 でも、男の子がケガをすると「わんぱくでいいなぁ」と思い、ケガをさせられた
 子供に逆にケガをさせてないか心配するのに、
 女の子がケガしてくると、ケガをさせられた子供を怒ってしまうのはなぜだろう。


1月17日(木)
・パン1枚

 今日はお弁当の日。
 ゆめちんやみーちゃんの話によると、
 お弁当の日にこんな子がいるという。
 その子のお弁当はいつもパン1枚と水筒に水だけなのだ。
 そこで、クラスの子が、この子におかずをいつも分けてあげているのだという。
 コンビニ弁当を持ってくる子が結構いることは知っていたが、
 (コンビニ弁当はみーちゃんがうらやましがっていた)
 これほどの子は初めて聞いた。
 多分、自分でパンを包んで、水筒に水を汲んで持ってきているのかもしれない。
 そう考えると、悲しい気持ちになってくる。
 楽しいはずのお弁当の時間が、この子にとってはどんな時間になるのだろうか。
 こうなると、コンビニ弁当の方がまだマシだ。
 ちなみに、冷めたマックを食べている子もいるそうです。
 どこかの学校では、お弁当の日でも、希望者には給食を支給するようにしてから
 お弁当の日にコンビニ弁当は消えたそうです。
 子供の頃、自分のお弁当を隠して食べたパパにとっては、
 身につまされることなんです


1月18日(金)
・悲しい時

 テレビで、「悲しい時〜!」と叫んで、紙芝居を見せながら
 悲しい時のことを話すお笑い芸人を見た。
 そこで、子供達が影響を受け
 次々「悲しい時〜!」と叫びながら、悲しい時について叫びだした。
 「悲しい時〜!」
 「かっぱ寿司でイクラが乾いていた時〜!」
 「悲しい時〜!」
 「ママがごはんを作るのが遅い時〜!」
 「悲しい時〜!」
 「なべ物で野菜を多く入れられた時〜!」
 「悲しい時〜!」
 「パパがお集まりでいない時〜!」
 「悲しい時〜!」
 「みーちゃんが食べると言ったカリカリ梅をママがパクッと食べた時〜!」
 「悲しい時〜!」
 「家の戸口でおもらしをしてしまった時〜」
 「悲しい時〜!」
 「かっぱ寿司に抜けた歯を忘れてきた時〜」
 (ゆめちんが、抜けた歯を忘れ、取りにもどったがすでに片づけられていた)


1月19日(土)
・落ち込む

 てるぼんが風邪をひき、病院へ。
 ひどくならない事を祈る。
 そんな時、ウルトラマンコスモスが負けた。
 (もちろんテレビ番組の中でだが)
 本来であれば、放送終了後は、コスモスの変身セットを出してきたり、
 隊員の銃を持ち出したり、コスモスの本を読んだりするのだが、
 今日はやらない。
 背中を丸めて、黙々とベイブレードをまわすのみ。
 パパ「ウルトラマンまけちゃったね」
 てるぼん「・・・」
 パパ「ウルトラマン弱いんじゃない」
 てるぼん「・・・」
 落ち込んでいるようだ。
 風邪だけでも心配なのに、ウルトラマンまで負けさせないでほしい。
 明日のガオレンジャーに期待しよう。


1月20日(日)
・作文

 明日からパパは一週間出張。
 そこで、1日早いが、てるぼんの4歳の誕生日を今日行った。
 話はかわりますが、
 毎週末には小学校で作文の宿題が出る。
 最近、書くことが無くなってきたせいか、
 子供達は、家族のことを書くようになった。
 ゆめちんはまだ1年生なので、たいした内容ではないのだが、
 みーちゃんは3年生。結構するどいことを書いている。
 先週はパパについて。今日はママについて書いていた。
 その内容たるや、とてもとても人にはみせられません。
 せきららに親の様子を書いているんです。
 人にみられたらはずかしい事などを面白く書いている。
 でも、必ず最後の一行に「ママ(パパ)のような大人になりたい」とか
 「尊敬します」とか書いてフォローしてあると、
 中々「書き直せ」とは言えず、逆にうれしくなってしまう親。
 さすが、3年生はたいしたもんだ。 


1月21日(月)
  パパが、本日より一週間お江戸出張で不在のため、ママ代筆
・エール
   パパ不在の夕方、私が台所に立ち夕飯作りをしていると、なぜか
   子供達が代わるがわるやってくる。
   てる「ママーがんばってね、これ、ビーダマあげるね」
   ゆめちん「ママ、大丈夫?疲れない?」と言いながら、ホワイトボードに
        私のトレードマークの「カビゴン」というポケモンの絵を書き、
        「がんばれカビゴン」との書き込みが・・・。
   みーちゃん「ママーなんか目の下にくまができてるよー、大丈夫?」
   誰も「ごはんまだー」とは言えない状況なのか・・・。
   結婚して10年、子供も3人・・・キャリアは十分だが、必ずしも能力が
   ついてくるとは限りません!!!(力説)
   お習字のように、「ママ職○級」とかあったら恐いなぁ。


1月22日(火)
・新 聞

    後片付けをしている私の後ろで、みーちゃんとゆめちんがふたりで
    新聞を広げて相談している。
    「うーんと、8時からさんまさんのTVやってる、あ、でも学校に行こうにしよう」
    ちょっと前までは、時計の見方もちょっとあやしいし、テレビなんて、その度に
    「パパー今テレビ何やってるか見てー」とお願いしていたのに・・・。
    当たり前のようですが、「新聞を見てテレビ番組の選択ができるようになった」
    という事に、成長を感じました・・・。
    (チンパンジーの成長過程記録のようですが・・・あはは)


1月23日(水)
・「死んじゃえ」

    このところ、何かにつけ口答えが多くなり、「はい」「ごめんなさい」も、なかなか
    言えない、てる。
    この気持ちが、私の中で蓄積していて、今日ちょっとしたきっかけで爆発してしまった。
    そして思わず「もうそんなに言うこと聞かないなら、てるなんか死んじゃってもいいよ」
    決して言ってはいけない言葉だった。
    てる自身は「怒られている事」が恐くて、この言葉自体のひどさは感じなかったかもしれない。
    言ってしまって、私は「あー・・」自己嫌悪だ。
    そうしたら、みーちゃんが静かな声で「ママ、今の事はてるがとても悪かったけど、死んじゃえって
    いう言葉はいけないと思う」と言ってくれた。
    小学3年に諭される母である。
    普通は、年に関係なく「知ってる人が、それを知らない人に教えてあげればいい」という考えなので
    子供達からの「これは、こうなんだよ」という教えを聞くのは、決して恥では無いと思っている。
    が、この時ばかりは、恥ずかしくて、悲しくて涙が出そうだった。
    私が「みーちゃんありがとう、ママの言葉はいけなかったので、てるに謝るね」と言ったら
    みーちゃんは「よかったーママ怒るかなと思ったんだ。時々ひどいこと言っちゃう事あるよね誰でも・・」


1月24日(木)
・「悲しい音読」

    みーちゃんが今やっている国語の単元は「ちいちゃんのかげおくり」というもの。
    毎日音読することになっている。
    これは、「あまんきみこ」さんの作品である。
    この方の文章はやわらかく、子供達がほのぼのと可愛らしく描かれている。
    ただ、このお話は「戦争」を題材としたもので、むごたらしい表現は直接はあまり無いが、
    幸せな4人家族の命が、戦争で消えてしまうというものだ。
    子供達の様子が無邪気に描かれているので、胸が詰まる。
    いつも茶碗を洗いながら、音読を聞いているのだが、何回聞いても胸が詰まる。
    パパも「戦争について勉強は必要なんだけど・・悲しいお話でいやだー」
    と言っていた。
    読んでいるみーちゃんも「悲しくなるから、読みたくない・・・」
    目をそむけては、いない。が毎日の音読には、つらいので
    みーちゃんには、次の単元の「モチモチの木」読んでもらっている今日このごろだ。


1月25日(金)
・「信じるものは救われるのか」

    小学校から来た「給食だより」を見た。
    一番下の所に「給食では、牛肉やそれに原料とするものは出さないようにしています」
    と書いてあった。
    このところ、私が利用する社員食堂でも、メニューに苦慮していると感じている。
    給食のメニューを考える方も大変でしょうね。
    もちろん、牛肉が無くたって蛋白質はとれる。が、今まで焼肉だしゃぶしゃぶだ、すき焼きだ
    と、いう暮らしをしてきた現代人にとって、寂しいことである。
    それはさておき。
    それなら、今もてはやされている「豚肉」「鳥肉」は大丈夫なのかなー。
    いろいろ心配になってくるけど、お金を得て、お店で買い物して食べ物を得るという方法で
    暮らす私達には、有効な手立ては無いから、「大丈夫、大丈夫」という言葉を信じる以外にない。
    新聞で大手食品メーカーのデタラメが取りざたされている。
    これもここだけかなー・・。
    孔子は、論語の中で「たとえ世の中が汚れきっていようとも、そこから逃げてはいけない。そこで
    生き抜かなくてはならない」というような事を述べているらしい。
    (しゅう先生談)
    また、チェルノブイリ原発事故で汚染された地域のある老人が「人間が汚した土地だろう 人間が逃げて
    どうする」と言っていたと新聞で読んだ。
    そのくらい達観して生きていかなくてはならないのかなー。


1月26日(土)
・「さびしんぼう」

    今日は学童保育の行事「餅つき大会」
    ママは、お手伝いの係なので少し早めに出発しようとした。
    本来子供達は、ゆっくり会場にくればいいのだが、ゆめちんが「ママと行くの」と言い出した。
    朝ご飯もちゃんと食べ終わっていたので、二人で出発とした。
    冬の朝にしては、明るく暖かい。
    ニコニコと、手を繋ぎながら30分程かけて会場まで歩いた。
    「ここが近道なんだよー」とか「ここは犬のフンがあるから気をつけて」とか言いながら
    ゆめちんは、楽しげだった。
    以前歯医者さんからの帰り道、二人で手をつないで歩いていったときも、うれしそうだった。
    パパも言っているように、「1対1」になる時間は大切だ。
    このごろ、また「お腹が少し痛い」とか「眠れないからママの所に行ってもいい?」という発言が
    出てきていた。
    三人の子供達を等しく可愛がっているつもりなのだが・・・。
    ママが至らないのかしら・・・。


1月27日(日)
・「原 因」

     普段から捻挫しやすい私。身長は160cmだが、それなりの体重があり、そして足が小さい方。
     (だいたい22cm位)そして、ボケときているのでそうなのかなー。
     先日、仕事の合間の昼休み、ちょっと買い物・・・と出かけた折、やってしまった・・・。
     左ヒザは、血がタラリンと流れる程、そして右足首捻挫。
     ヒザのすりきずなんて、高校生以来でしょうか。
     感慨にふけっている場合ではない。
     かなり強く「ドン」と転んだらしく、頭も痛くなってくるし、腰も痛い。
     小さい声で言いますが、こんな私が、粋がって7cmもあるヒール(ピンヒールではないが)
     を履いていたのがそもそもの間違いなのでした・・・。


1月28日(月)
・不安

 今日からまたパパが日記当番です。
 またまたゆめちんが精神的不安定さを・・・
 パパは会社を休み、ゆめちんも学校を休ませて
 二人でのんびり過ごしました。
 ただ、今までと違うのは、理由がはっきりしないこと。
 いろいろ本人に聞いても、さしたる問題はなさそうだし、
 ママが学校関係に聞いても、特に変わったことはない。
 最大の情報源であるみーちゃんに聞いても、別になにもないという。
 原因が分からないと対処のしようがない。
 ついには「何て難しい子なんだろう」と夫婦で話し合ったりもした。
 親にも心当たりはないのである。
 でもそこは脳天気な夫婦。
 「悩んでもしかたない」ととりあえず明るく接するしかないと開き直るのであった。
 だけど、心の中では心配なので、ゆめちんの周りのアンテナを高くして
 何とか情報を入手しようともする夫婦であった。


1月29日(火)
・豆まき

 節分が近づいてきた。
 今日、てるぼんが鬼の面を作ったと話していた時のこと
 パパ「豆まきの時、鬼がきたら泣くんじゃないの?」(ここの保育園の鬼はリアルで本当に恐い)
 てる「4歳は泣かないんだよ」
 パパ「そうだな。泣いてる子を守ってやらないといけないよね」
 てる「うん。てるは鬼に豆投げて、やっつけるんだよ」
 パパ「で、誰を守るの?」
 てる「Jちゃん」(もちろん女の子)
 パパ「強いなぁてるぼんは。」
 てる「ウルトラマンコスモスも強くなったから、てるも4歳になって、強くなったんだよ」
   (先日の放送で、見事コスモスは強く復活し、怪獣を倒したのであった)
 パパ「ところで、ママは怒ると鬼になるんじゃないの?」
 てる「ママは泥棒になるんだよ」
 パパ「なんだ泥棒って」
 てる「泥棒は恐いんだよ」
   (話を聞いていたママは大笑いであった)


1月30日(水)
・能力給

 こどもたちとこづかいの話になる。
 みーちゃん「今、1,500円なんだけど、もっと上がらないの?」
 パパ「そんなに急には上がらないよ」
 みーちゃん「○○ちゃんは、6年生で2,000円なんだって」
 パパ「じゃぁ、みーちゃんは3年生だから1,500円でいいじゃん」
 みーちゃん「なんとか上げてくれない?」
 パパ(ここでひらめく)「学校から賞状をもらってきたら、1枚で100円アップてのはどう?」
 みーちゃん「どんな賞状でもいいの?」
 パパ「校長先生の名前がかいてあるとか、ちゃんとしたやつだけ。がんばり賞みたいのはダメ」
 みーちゃん「どうしようかなぁ??」
 ゆめちん「いいよ。賞状1枚100円ね」
 みーちゃん「ダメだよ。やっぱり学年が上がったらにしようよ」
 パパ「学年が上がるやつだと、急には増えないよ。それでもいいの?」
 みーちゃん「どうしよう???」
 ゆめちん「賞状もらったらがいい」
 みーちゃん「やっぱり、学年が上がったらの方がいい」
 ゆめちんは能力給制度、みーちゃんは年功序列型を選ぶのであった。
 そこでママ「私のこづかいはどうなるの?」
 パパ「完全能力給で、会社での評価に連動してます。」
 ママ「チェッ!」


1月31日(木)
・写真

 学校から入学以降の写真を持ってきてと言われたゆめちん。
 早速、写真を探すが・・・ほとんど無い。
 パパとママで、一所懸命探すが、やっぱり無い。
 ビデオはあるが写真での撮影はほとんど無かった。
 幼稚園までは、園の方で行事ごとに撮ってくれていた分もあったので
 割と枚数はあったのだが、学校ではあまり撮ってくれない。
 だから無いのである。
 しかたなく、七五三の写真(ちょっと大きいもの)などでみつくろい
 ゆめちんに渡し、勘弁してもらった。
 反省しきりのパパであった。
 年々写真を撮るのが少なくなっちゃうんですよね〜


2月1日(金)
・ママ時々パパ

 今日、パパがてるぼんを迎えに行った時のこと。
 てるぼん「てるは、時々パパが迎えにくるし、いつもはママなんだよ」
 パパ「そうだよ。どうかしたの?」
 てるぼん「○○ちゃんは、いつもママがお迎えなんだよ」
 パパ「それは、○○ちゃんのお父さんは、とっても忙しくて、まだ会社で仕事してるんだよ」
 てるぼん「でも、てるは時々パパだよ」
 パパ「パパは結構ヒマなんだよ」
 てるぼん「パパだって仕事してるんだよ」
 子供は子供なりに良く見ているもんです。


2月2日(土)
・失礼します

 ラジオのニュース「痴漢」の話をしていた。
 パパ「57歳にもなって痴漢するなんて、元気な人がいるもんだ」
 ゆめちん「痴漢ってなーに?」
 ママ「電車とかの中で知らない人の体を触っちゃう事だよ」
 みーちゃん「知らない人に体を触られるのは嫌だな」
 ゆめちん「失礼しますって言ってから、ぺろっと触ればいいんだよ」
 みーちゃん「そんな事言ってもダメなんだよ」
 ゆめちん「失礼しますって言ってもだめなのかなぁ」
 そういう問題ではないのだよ、ゆめちんくん。


2月3日(日)
・当たり

 みーちゃんとパパで買物へ。
 突然、スーパー内で豆まき大会が始まった。
 拾いまくるみーちゃん。
 すると拾った豆に赤いシールが貼ってあった。
 場内アナウンス「シールが貼ってある豆をひろった方はカウンターまで」
 みーちゃんがカウンターに行く。
 その後、大きな箱を抱えてみーちゃんが戻ってきた。
 きつねどん兵衛1箱ゲットだぜ。
 得意満面のみーちゃん。
 みーちゃん「パパと買い物にくると結構ついてるね。前に人形が当たった事もあったし」
 パパ「絶対ママの前ではあんまりいうなよ。自慢するなよ」
 みーちゃん「そうだね、ママと来ても全然あたらないもんね」
 どこまでも可哀相なママである。


2月4日(月)
・経験

 狂牛病騒ぎもなんのその。家族揃って、焼肉屋へ。
 そんな時、みーちゃんから
 「いつ頃から、焼肉屋さんにくるようになったんだっけ?」と質問。
 よくよく考えると、昨年の夏頃からだった。
 それから話題は食べ物に・・・
 第一子であるみーちゃんの時は、離乳食も別に作った。
 アイスや刺し身のようなナマ物、コーラなどは多分2歳近くになってから
 食べさせ始めたと思う。
 カーペットの上に落ちた食べ物を食べようとするなら
 「落ちた物は食べちゃダメ」といって取りかえしていた。
 それが、第二子となり、
 第三子のてるぼんになってしまうと、
 離乳食は、みんなと同じ物をつぶすだけだったり、
 もっと早いうちからナマ物も食べさせたし、コーラも飲んでいる。
 落ちた物も、「大丈夫だよ。」といって食べさせる。
 それでも、結構、なんでもないものだ。
 経験とは恐ろしくもあり、強いものである。


2月5日(火)
・ムダな涙

 みーちゃんが泣きべそをかきながら算数ドリルをやっていた。
 どうしても3ケタの掛け算が分からないという。
 そこで、ママが計算をしてみると
 みーちゃんが一度消した答えで正解であった。
 ドリルの答えを見て
 ママ「あたってるでしょ」
 みーちゃん「4番めなのに、9番めの答えでたしかめてた・・・」
 そんな事があったことは露しらず、
 パパは会社の人たちとビール飲んでアッハッハ!なのであった。


2月6日(水)
・家事と子供

 今日の出来事ではないが、常日ごろから感じていることを書いてみます。
 それは、家事と子供についてです。
 家事をすると、子供との会話が広がります。
 子供の靴を洗っていると・・・
 「どうやったらここまで汚れるんだい?」
 「○○ちゃんと遊んでいたから」
 洗濯物をたたむと、ズボンに穴が・・・
 「ころんだのかい?」
 「体育の時、おされて転んだの」
 子供の机を片づけていると・・・
 メモ紙が結構でてきます。
 その中には、くだらない事が書いてあるのですが、
 どんな友達と今一番仲がいいかとか、どんな遊びをしているのかとか
 なんとなく分かります。
 家事をしていると、結構、話のネタがあるもんです。
 もし、親子の会話に行き詰まったら、家事をやってみるのもいいかもしれませんよ。


2月7日(木)
・超大作
 子供達が、「映画に連れていけ!」と大騒ぎ。
 今まで我が家では、子供達を映画に連れて行ったことはない。
 パパが映画が嫌いだからというわけではない。
 独身時代は、映画はかなりの数を見たもんである。
 連れて行かない理由はただ一つ「耐えられない」から。
 みーちゃんは大丈夫だとしても、ゆめちんやてるぼんは絶対耐えられない。
 ビデオでさえ耐えられないのだから。
 それでも「連れてけ〜」と騒ぎやがった。
 パパ「すぐビデオになるから、待ってなよ」
 みーちゃん「やだ、みんな見に行ってるんだよ」
 ゆめちん「○○ちゃんも見たんだって」
 パパ「絶対、最後までちゃんと見れないからダメ。てるぼんもいるし」
 てるぼん「てるだって見たいよ。千と千尋と賢者の石」
 そんな大作は無い。が、笑いとともにこの話題から逃げ切ったパパであった。


2月8日(金)
・寂しい

 残業に引き続き、軽く飲みへ行ったパパ。
 帰ると、もう子供達は寝ているのであった。


2月9日(土)
・マイブーム2

 我が家のマイブームであった、「マキバオー」もビデオを全巻見終わり終息。
 続いて「ハクション大魔王」が今のマイブームとなった。
 「ハクション大魔王〜」と歌う子供達。
 てるぼんは「パパは大魔王ね」
 パパ「じゃぁ、てるはなんなの?」
 てるぼん「ツボ」
 学校や保育園で、知っている子がどのくらいいるであろうか。


2月10日(日)
・守る

 ゆめちんのお友達が家に遊びにきた。
 同じアパートに住む子及び幼稚園時代の友人以外では初のケース。
 今まで、お姉ちゃんは結構あり、うらやましがっていたゆめちん。
 とっても楽しそうであった。
 ここのところ、ゆめちんの情緒は安定してきたし、
 そこで、今回の一件はとってもいいことである。
 4月から、おねえちゃんは学童保育は卒業となってしまう。
 早く家に帰ってきてしまうお姉ちゃんも心配だが、
 一人で学童保育にいるゆめちんの方が心配。
 このまま、うまく学校生活を送ってほしいとせつに願う親なのである。
 みーちゃんには、他社ながらココセコムに契約しようかと考えています。
 「自分の体は自分が守る」「自分の子供は自分が守る」しかないと思ってます。
 参考までにココセコムとはここをクリック


2月11日(月)
・料理

 てるぼんが発熱。
 家族でどっかにでかけようと話をしていたが、それも無くなった。
 するといっせいに「作文は何を書けばいいの!」だと。
 宿題の作文「休みの日の出来事」が書けないというのだ。
 考えたあげく「今まで作った事の無い料理をみんなで作ろう」ということに。
 子供達と料理の本を見て、食べたい物をピックアップ。
 その中からパパやママが作ったことの無いものに絞り、
 その材料をチェックして、買い物へ。
 全部で6品をパパ・ママ・みーちゃん・ゆめちんで作りはじめた。
 (てるぼんはお昼ね中)
 完成したのは実に3時間後。
 かなり疲れたが、子供達とはいい時間を過ごせたかな?と思うパパ。
 これで宿題もバッチグーだったのだが、
 ゆめちんの作文のタイトルは「○○ちゃんが遊びにきたよ」であったとさ。 


(パパが残業やお泊りで不在だったので、ママが書いています)
2月12日(火)
・アクシデント
 終業間際のママにアクシデントが・・・。お客様からの苦情である。
 今日はパパ残業。頼みのおばあちゃん達は、出かけている。
 パニックだー。とにかく子供達をなんとかどこかに収容しておかなくては・・・。
 みーちゃんゆめちん組は、同じ学童に預けている友達にお願いし、保育園のてるぼんは
 お迎え場所である幼稚園にお願いした。
 いずれも快く「そういう事もあるよ」という有り難い対応で、本当に助かった。
 ありがとうございました。
 こういった事に、1人で対応しなければいけない方は、本当に毎日緊張の連続だなー。
 もちろん子供自身にも、こういう場合はどう動くのか、だんだんお話しておかなくてはいけないだろう。
 当たり前のように、甘えるつもりは無いけれど、このようにお願いできる方がいた事を
 幸せだとも感じた。
 ちなみに、仕事の方は、自分の知識の無さと対応のまずさにすごーくがっかりし、皆様にお手数を
 かけて一体何をしてたんだーと落ち込んでしまった。はぁぁー。


2月13日(水)
・おんなじ

 昨日のアクシデントで、ちょっと疲れているものの、今夜のママは余裕だ。
 なぜかというと、月曜日にパパや子供達と作ったごちそうが残っていて
 夕飯のおかずを作らなくてすむからだ。
 ママにとってこれほどラッキーな事はない。
 いつもより、ずいぶんと早く食卓の準備が整う。はっはっは。
 「どうだ、今日は早いだろ」とちょっぴり自慢気にしていると、
 てるぼんが一言。
 「ねぇ〜どうして毎日同じおかずなの〜???」 


2月14日(木)
・ときめき感?

 今日はバレンタインデー。
 パパには子供達と作った簡単なチョコをあげました。
 そこで、今日は夫婦の事について書いてみます。
 結婚してから10年がたつのですが、余計な費用が捻出できなくなったりしたこともあり、
 誕生日に何か欲しいものを買う程度で、このような類のイベント時に、
 夫としてとか、妻としてという立場で何かを贈りあうということは無くなりました。
 それと、結構私達夫婦は、「朝まで生テレビ」の如く、いろいろと夜遅くまで
 話し合ったりしているのですが、これも、よくよく考えてみると、
 話題の中心は「家族や子供」であって、私達自信の事はあまり話していないような気がします。
 私は、夫婦というのは、10年も経ってしまうと、「何回も行ったおばけ屋敷のオバケ」のような、
 「種の分かりきった手品」のようなもののようになってしまう感じがします。
 な〜んか安心感はあるのだけれど、おもしろくないっていうか・・・
 で、そう思っているんだけど、お互いに「恐い」とか「おもしろい」とか「素晴らしい」とか
 言ってもらえるように技を磨くって訳でもないんですよね。
 しれでも多分、20年位経つと、ある意味割り切れて、またとってもいい夫婦になるんだと思うのですが・・・
 やっぱ、10年目から20年目位の間の時期が、結構夫婦にとって難しい時期なんではないでしょうか?
 ここをうまくすごさないと、20年後以降の子供が大きくなり、子供の話題が無くなった時が
 難しくなっていくのかなぁ。 


2月15日(金)
・疑 惑

  昨日は、一年生のゆめちんの「なわとび大会」であった。
  帰りの車で、みーちゃんとゆめちんが何か言い争っている。
  訳をたずねると、
  みーちゃん「だって、ゆめちんがなわとび大会であやとびが76回跳べたっていうんだもん。
          そんなの怪しい!!」
    ゆめちん 「だって、数えてくれたお友達がそういったもの本当だよ」(若干自信なさそう・・)
  確かに、そんなに熱心には練習はしていなかったが、嘘はいけないと言われているから
  ゆめちんだって虚偽の申告はしないだろうし・・・。
  ママ「それじゃあ、ゆめちんの先生にお便り帳で聞いてみるよ」
  結果、間違いなくゆめちんは、あやとびを76回跳んでいる事が証明された。
  もちろん、みーちゃんはゆめちんに謝罪した事は言うまでもない。
  1年生に飛んだ数で破れた3年生であった。 


2月16日(土)
・結婚

なぜか結婚の話題になる。
みーちゃん「私は結婚して、ママとパパと一緒に住むんだよ」
ゆめちん「ゆめちんは結婚しないで、みんなといる。」
みーちゃん「どうして?結婚してもいいんだよ」」
ゆめちん「だって結婚したら、人がいっぱいになって、
      ごはんもいっぱい必要になっちゃうもん」
てるぼん「てるは〜結婚しない。でもママと結婚する」
 (とってもママ喜ぶ)
そして、寝るときのこと。
てるぼんが「寒い〜」というで、ママが足をはさんで暖めてあげた。
するとてるぼん「ママはてるのぬいぐるみにしてあげるね」だって。
パパはいないけど、とってもうれしいてるの言葉でした。


2月17日(日)
・あっぱれ

 今日は、みーちゃんのスイミング進級テストの日。
 バタフライ50mを泳ぐという。
 前回、泳法違反(ゴールでのタッチが片手であった)で2回も落ちたので、
 昨日、いささか厳しく「今度泳法違反だったら、承知しないからね」と言ってしまった。
 そのせいなのか、競技の中身のせいなのかわからないが、みーちゃんは結構緊張していた様子。
 しかし、結果は思ったより早いタイムでゴール。
 無事合格と相成った。
 ろくに泳げないママとしては、かなりすごい事のように思えた。
 それよりすごいのは、それを一緒に見にいった、おじいちゃん。
 鬼の首でも取ったかのように大喜び。
 孫とは本当にかわいいのであろう。私が子供のころとはおお違いである。
 さて、無事2級となったみーちゃん。
 次は1級を目指すことになるが、1級に合格すると、いよいよ選手コースとなる。
 親は無理だとは思っているが、みーちゃん本人は、マジでオリンピックを目指している。
 大きな夢があるのはいいなぁと、自己反省も含め感慨にふけるのであった。


(今日からパパ復活)
2月18日(月)
・ナイスですね

 みーちゃんが、書道展で入賞。
 たった4時間の練習という付け焼き刃だったのに・・・
 パパとおじいちゃんの指導の上手さか?
 本人もとってもうれしかったもよう。
 すぐにパパが誉めてあげたのだが、
 すかさず、ママがゆめちんのなわとび大会や算数のテストを誉める。
 ナイスプレー。みーちゃんだけを誉めてはまずいと気づくや
 すぐさまのフォロー、そして、パパも「ゆめちんもすごいねぇ」と言ってあげた。
 このあたりが、次女への対応の難しさなのだ。
 しかし、今日のママはタイミングがいい。


2月19日(火)
・変更

 今日、みーちゃんが書道展の「特選」の賞状を持ってきた。
 ゆめちんもなわとび大会の賞状を持ってきた。
 すると、ゆめちんは女子の部3位、総合5位というもの。
 賞状にはちゃんと校長先生の名前が書いてあった。
 以前、おこづかいアップの方法として、年齢で上げるか、賞状で上げるか
 というのを子供達に決めさせていたので、
 賞状を選んだゆめちんは、これで100円アップ決定。
 それを見ていたみーちゃん。「もう一回決め直していい?」
 パパ「いいよ。」
 みーちゃん「じゃぁ、みーちゃんも賞状でアップにする」
 ということで子供達のこづかいは、2人とも賞状でアップすることになったのでありました。
 さて、これから彼女たちのこづかいはどうなっていくのでありましょうか??


2月20日(水)
・幼稚園

 てるぼんは今度幼稚園に上がる。
 そこで、先日、ママが一日入園に行き、一応、説明会を聞いてきた。
 すると、来年度から、若干、幼稚園の運営が変わるというのだ。
 保育時間が朝と夕方30分づつ伸びる。園舎も改装する。夕方は時間指定が出来れば
 自宅まで送り届ける。保育費が若干安くなる。といったところ。
 これだけ見ると、親にとってはいいことづくめに思う。
 だが、長年預けてきていて、幼稚園の内情にも少々詳しい私達夫婦にとっては
 ちょっと心配ではある。
 なぜなら、この幼稚園の一番の良さは、家庭的な雰囲気と、わりとアバウトなところ。
 それもこれも、先生方に結構心の余裕があったからに他ならない。
 それが、先生自体の数は増えずに、運営が変わるとなると、
 先生方への負担は増加する。
 さらに、あまりキチンとされてしまうと、アバウトさが無くなり、かえって親には面倒な事も増える
 可能性がある。
 つまり、簡単に書くと「気軽さや気安さ」が無くなってしまうような感じがしているのだ。
 全体的に良くなるというのであれば良いのですけどね・・・


2月21日(木)
・目

 ゆめちんが、「近いところが遠くに見える」と泣いてきた。
 すかさず病院へ。
 結果は「近視ではなく、目の筋肉の発達がちょっと遅れているか、緊張状態にあるか」。
 しばらくゲームはお休みで、2週間、目薬をさして様子を見ることになった。
 新しいゲームソフトを買って、喜んでやっていたのを、見過ごしていた親の責任。
 また、どうしても、ゲームをやっていると静かなので、黙認してしまうところがあった。
 反省するパパとママです。 


2月22日(金)
・とりあえず

 パパは会社の飲み会に参加。
 以前にも書きましたが、今度、私達夫婦の会社が大幅に見直しになる。
 そこで、職場の分散会があったのでした。
 ちなみに、私達夫婦は、給料こそ減るものの、しばしの間は、
 転勤などせずに済み、とりあえず今の生活を続けられるようになりました。


2月23日(土)
・辛い

 てるぼんが急に「みーちゃんはママに甘えるんだよ。みんなのママなのに」と言い出す。
 みーちゃん「てるだって甘えるでしょ」
 てるぼん「てるはパパにときどき甘えるんだよ」
 ゆめちん「みーちゃんはママ。てるはパパ。ゆめちんは誰もいない」
 パパ「・・・」
 夜、風呂に入る時
 パパ「てるぼん、、今日は頭洗うからパパと入るぞ」
 ゆめちん「ゆめちんも入りたい」
 パパ「ダメ。パパと入っちゃうと、みーちゃんが一人で入るようになるから
     ゆめちんはお姉ちゃんと入りな」
 ゆめちん「じゃぁ、いつ一緒に入るの。ゆめちんはパパと入りたいのに」
 パパ「今度、入ろうね」
 辛い会話の多い今日であった。ゆめちんすまん。


2月24日(日)
・あらためて

 今日、パパが買い物に行った時のこと。
 ママの生理用ナプキンをカゴに入れレジへ向かう。
 ちなみに、我が家では、私が休職してからというもの、これぐらいの買い物は当たり前。
 そして、今までは違和感すら感じず、買っていた。
 しかし、今日は違った。
 レジのお姉さんが若い方で、
 POSを通すなり、私の顔をジッ〜とみる。
 そしてけげんそうな顔をしていた。
 男が買っていたことに対して不思議だったのか、それとも私を女だと思ったのか・・・
 冷静に考えてみれば、堂々とナプキンを買う30過ぎの男はあまりいないだろう。
 けげんな顔をするのが当たり前なのかもしれない。
 そりゃそうですよね、ママのいつも使っている商品を、売り場で探して買ってきている
 わけですからね。
 でも、私以外でこういったものを買う夫って本当にいるのでしょうか??


2月25日(月)
・弱み・・・
 「勉強についていけなくなりますよ」
 これは、今日あった教材勧誘の電話である。
 4月から学校が週休2日制になる。
 それをとらえての勧誘だ。
 ダイレクトメールもたくさん送られてくる。
 確かに、週休2日制になると、若干、授業時間が少なくなる。
 でも、冒頭のような勧誘はいかがなものであろうか。
 親の不安をあおっているようにしか聞こえない。
 例えが悪いが「霊感商法」に近いものがある。
 「人の弱みにつけこんで・・・」
 折角出来た時間である。
 子供の自主性を育てる時間であってほしいと願う、私達夫婦です。


2月26日(火)
・寝技攻撃

 雛人形を茶の間の設置したため、今まで茶の間にあった
 エアロバイクを寝室に置くことになった。
 そのため、通常よりも狭い範囲で、家族全員が寝ることに。
 はじめのうちは、「まぁ大丈夫かなぁ」と寝ていたが、
 最近では、大丈夫では無くなってきた。
 特にパパが・・・
 寝ていると、何故か、子供達がパパにだけ寄ってくる。
 ただ擦り寄ってくるだけならいいのだが、
 パパのマクラを狙ってやってくるのだ。
 昨夜は、てるぼんの頭突き攻撃の後、みーちゃんの頭突きと連発され、
 たまらず布団の中へ潜ったら、今度はみーちゃんのヒザ蹴りが炸裂。
 しかたなく、パパはそっと布団を一枚持って、茶の間で寝るのでした。
 最近、寝不足にはなるし、早く雛祭りがおわらないかなぁ〜と
 心から願うパパであった。
 でも、すぐ五月人形を出すんですよね〜。


2月27日(水)
・今だ!

 最近、てるぼんが、何かと言葉の意味をたずねる。
 ところが、今日、ついに返答に困ってしまった。
 ウルトラマンエースの歌の中で
 「今だ!変身!!北斗と南〜」というのを聞いたてるぼん。
 「パパ。今だ!ってどういう意味?」
 パパ「・・・」
 答えられるわけがねーだろ!と心で叫ぶ。
 それでもしつこく「ねぇパパ。今だってどういう意味なの!」
 半分やけになったパパ「今だは今だっていうこと!」
 答えられます?4歳の子に分かるように「今だの意味を・・・」


2月28日(木)
・目覚し

 我が家の目覚し時計が故障。
 その結果、ママの携帯電話が目覚しがわりに。
 何かの曲なのだが、ステップトーンというやつで
 だんだん音が高くなってくる。
 これだけなら別に文句は言わないが、
 鳴る時間が問題。
 本来起きる時間よりもかなり早く設定している。
 それでも起きるならいいのだが、
 いつも結局、音を止めて、また寝てやがるのが問題なのだ。
 それもその携帯の置き場所は、隅のテレビのところに決まっているので、
 パパとママが交代で子供のそばにねている現状では、
 1日交代で、携帯電話の側にパパが寝ることになる。
 もうちょっと寝れるのに、携帯電話の音で起こされるというわけだ。
 さすがに、こそっと時間を直そうとしたのだが、
 画面ロックがかかっていて直せない・・・
 朝からおもしろくない日々のパパなのであった。 


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