Last modified 12/6/98

ガイーヌ


Gayne


吹奏楽
吹奏楽界では割と有名なこの曲、創価学会関西、千葉県柏高校、札幌白石高校など有名どころの団体はほとんどが経験しています。 短い楽章、管主体の楽章が多いため、吹奏楽コンクール向きの曲であるかも知れません。

楽章の組み合わせにも流行があり、最近ではアイシェの孤独、剣の舞、収穫祭などが主流で、かつてのバラの娘達の踊りやレスギンカは聞かなくなりました。

演奏者に求められる技術のレベルも高く、演奏するにも、聞くにもとても興味のもてる曲だと思います。
楽譜は国立楽器からレンタルで出ています。

藤田玄播編林紀人編淀彰編
・アイシェの目覚めと踊り・序奏・導入部
・子守歌・ヌーネの踊り・狩人達を待つ
・バラの乙女達の踊り・バラの乙女達の踊り・ガイーヌとアルメンのデュエット
・剣の舞・剣の舞
・レスギンカ・レスギンカ
・友情の踊り
・アイシェの孤独
・収穫祭
・子守歌
・アイシェの目覚めと踊り
・クルト族の若者達の踊り
ここに挙げた楽譜はすべてレンタル譜なので、費用がかかるという難点があります。 また、金額など詳細なことはわかりませんが、de haskeから出ているヴィル・ヴァン=デル=ベーク編曲のものがあります。 楽章は序奏・愛のデュエット・間奏曲・収穫祭の4つです。
演奏時間は林紀人編で25分程度なので定期演奏会のメイン曲にはうってつけといえます。 近日では見なくなったプログラムを久しぶりに演奏しませんか?

オーケストラ
この曲に関して、全曲を1枚のCDで聞くことはできません。原典版、ボリショイ劇場版、第1組曲など様々な組み合わせで出回っています。
剣の舞だけが世間一般には有名です。この楽章にはまた有名なエピソード、「ハチャトゥリアンは剣の舞を一晩で書き上げた」が付いてまわっています。 彼の天才的な側面が現れたものといえるでしょう。

ロシアの楽団の演奏がスケールが大きくて(音量も大きくて)個人的に好きです。 迫力に関してはほかのどの国の団体にも劣るところはありません。
尚、楽章に関しては膨大な数に昇るため、ここでは割愛させていただきます。

オススメ音源
バレエ音楽「ガイーヌ」全曲(ボリショイ劇場版) VICC-40113,4 (2枚組)
指揮 ジャンスク・カヒッゼ
演奏 モスクワ放送交響楽団
[前のページへ] [トップページへ] [作曲家一覧へ]