Last modified 12/25/98

ウエスト・サイド・ストーリー


West Side Story


曲解説
皆さんご存知のとおり、この曲はバーンスタインのミュージカルで、初演は1957年8月19日、ワシントンです。 同年の9月26日からはブロードウェイで上演され、空前のロングランとなりました。

このミュージカルはシェークスピアの「ロメオとジュリエット」のテーマを1950年代のマンハッタン、 ウェスト・サイドに移したもので、 敵対する2つのギャング(アメリカンの「ジェッツ」と、プエルトリカンの「シャーク」) の抗争の間に生まれたトニーとマリアの悲恋物語です。

バーンスタインは、シド・ラミンとアーウィン・コスタルにオーケストレーションを任せて、 コンサート用の組曲「シンフォニック・ダンス」を作りました。 この組曲の初演は1961年2月13日、ニューヨーク・フィルハーモニックです。

「シンフォニック・ダンス」は続けて演奏される9つの楽章からなりますが、 必ずしも劇の進行を追っておらず、コンサート用の組曲として効果的に構成されています。

1.プロローグ
2.サムホエア
3.スケルツォ
4.マンボ
5.チャチャ
6.出会いの場
7.クール
8.ランブル
9.フィナーレ

吹奏楽の楽譜ですが、ポルスター編曲の「4つのダンス」が日本ショットから購入可能です。 これは「シンフォニック・ダンス」とは別の編曲ものですから、気をつけてください。
「シンフォニック・ダンス」の編曲ものは、私はやったことがありますので、どこかにあるとは思いますが、 はっきりはわかりません。(調査不足です。すみません。)

オススメ音源
「ウエスト・サイド・ストーリー」よりシンフォニックダンス他 (SRCR 8987)
指揮 レナード・バーンスタイン
演奏 ニューヨークフィルハーモニック、コロンビア交響楽団

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